もしも、自分が大好きなアニメの世界にいけたら 作:きのこシチュー
できるだけ、良い小説を書けるように頑張ります。
何で僕はいつもいじめられるんだろう?
「とっとと財布出しなよはじめ君」
「何で学校にいんだよ気持ち悪りぃ」
「近寄んなよバイ菌が付くだろ汚ねぇ」
・・・・・・
「ただいま・・・」
その一言だけが廊下に響く
「今日も僕、頑張ったな・・・」
階段を上がって、自分の部屋のドアを開ける。
寝る気も無かったが、ベッドに横たわる。そのまま壁に飾ってある、ラブライブのタペストリーを見る。
「僕も・・・みんなみたいな人になりたいな・・・」
一はそのまま眠りにつく
「あのアニメの世界に行ってみたいかね?」
「誰?」
「誰って、神様じゃよ?」
「嘘くさ」
「嘘じゃないわい。本当に神様じゃよ」
「はいはい、神様ね。それじゃ」
走って逃げる
「お、おい待ちなさい君!」
神様(?)は虫の羽を生やして飛んで追いかけてくる
「うわ!気持ち悪っ!!」
「キモくないじゃろ!格好いいじゃろ!」
「た、助けてくれぇぇぇぇぇ!!!!」
「はっ!!」
目が覚める
「な・・・なんだ?あの夢・・・怖すぎだろ・・・って、今何時だ?」
10:16
「・・・シャワー浴びよ」
「ふぅ・・・」
それにしても、あの夢の中で出てきた神様(?)が変なこと言ってたな
アニメの世界に行ってみたいか?って言ってた気がする。
アニメのって、ラブライブのことか?んで、世界に行ってみたいって・・・そりゃ、行ってみたいよな。まぁ、どうせ夢だし、行けないよな。
「馬鹿らし・・・そろそろあがるか」
シャワーを止めて、体を拭いて風呂場からでる。
そのまま部屋に行って着替える。
「あ、明日の弁当の仕込みしないと」
キッチンに行って、仕込みをする。余った食材を使ってちょっとした炒め物を作った。
「母さんにもあげよっかな」
小さい小皿に少しだけ盛り付けて、隣の部屋の仏壇に向かう。
「美味しくできたと思うから・・・よかったら食べてね・・・」
小皿を仏壇に置いて、少し祈ってから離れる。
「頂きます」
「ご馳走様でした。さて、歯磨きして寝るか」
そのまま洗面台に向かって、歯ブラシに歯磨き粉をつけて歯磨きを始める。ふと、謎の違和感があったため鏡を見たら、夢の中で出てきた神様(?)がいた。
「うおっ!!!」
慌てて後ろを見る。しかし、後ろを見ても誰もいなかった。
「君、父親はいないのかね?」
神様(?)が鏡越しに質問してきた。
「いないよ・・・父親なんて・・・」
「どうしてじゃ?」
「知らないよ・・・僕が生まれた後に、急にいなくなったってだけは知ってるけど・・・」
「ふむ、話はだいたい分かった。」
「てか、本当だったのかよ・・・あの夢・・・」
「当たり前じゃ、さて、君はさっきシャワーを浴びていた時にあのアニメの・・・え~と・・・なんじゃったけ?」
「ラブライブのですか?」
「それじゃ!君はそのラブライブのアニメの世界に行きたいと思ったな。」
「・・・思いましたけど・・・それが何か?」
「行きたいんじゃな?」
顔を近づけてくる
「正直・・・行きたいです・・・」
「ふむ、では、ワシはちょっと準備があるからこれで消えるぞ。さらばだ」
「いやいや待てや!神様!結局なんなの!?消えるのも急だし!」
ツッコミをいれても、あの神様は戻ってくることは無かった。
「はぁ、何やるのか知らないけど、変なことしないでよ・・・」
そのまま歯磨きを終わらせ自分の部屋に戻りベッドに横たわる。一は疲れたのか、ぐっすり眠りについた。
初めて書くので、漢字の間違いとかあったらごめんなさい・・・・・