もしも、自分が大好きなアニメの世界にいけたら 作:きのこシチュー
バレンタインデー(17)
早く投稿しろ(10)
結果、バレンタインデーの日に投稿したいと思います!
大体は出来ているのですが、3年生のところをどうするか絶賛迷ってしまっています(笑)まぁ、頑張ります!
では、どうぞ!
~1年生教室~
「・・・・・」
やりたいって思ったらやってみる、そうだよね
「じゃあ、次を小泉さん」
「え、あ、はい」
「読んで」
「は、はい!」カタッ
「遠い山から子の一文を示す気持ちは、いっ、いったい何
あっ・・・」
クスクス
「・・・・」
花陽は黙りこむ
「はいそこまで」
「あ、はい・・・」
「じゃあ、続きを佐藤さん」
「はい」
「「・・・・・・・」」
黙りこむ花陽を凜と真姫は見ていた
キーンコーンカーンコーン
~2年生教室~
スースー
「起きろー穂乃果ー」ユサユサ
「んー・・・?」
「お前、何回授業中に寝てんだよ・・・」
「いいじゃんもう授業終わったんだし・・・・」フワァ
「良くはない。どうせ穂乃果の事だ、遅くまで他のスクールアイドルの動画でも見てたんだろ?」
「全く、毎晩遅くまで起きていると体に負荷がかかると言ったでしょう。穂乃果、今日はしっかりと早く寝てください」
「分かったよ海未ちゃん・・・」
「はぁ・・・あ、そういえば俺ちょっと用があるから行くわ」
「行ってらっしゃ~い」
~中庭~
「確かここら辺だったはず・・・おっと、いたいた」スッ
はじめは、中庭に生えている木の下で座っている花陽を隠れながら見る
「だいぶ落ち込んでるな・・・そろそろあの人がくるはず」
まもなくして、真姫が花陽に近づいて行く
「・・・・」
「何してるの?」
「あ、西木野さん・・・」
「あなた、声は綺麗なんだから、あとはちゃんと大きな声
を出す練習すればいいだけでしょ?」
「でも・・・」
「ふぅ、あーああーああー、はい」
「え?あ・・・ぁ-ぁぁ-ぁぁ-」
「もっと大きく!はい立って!」
「は、はい!」
「あーああーああー」
「あーああーああー」
「一緒に」
「「あーああーああー」」
どっちも上手すぎん?
「!」
「ね?気持ちいいでしょ?」
「うん、楽しい・・・!」ニコッ
可愛いすぎる・・・写真撮りたい・・・駄目だ駄目だそれだと
立派な犯罪だわ
「っ・・・はい、もう一回!」
真姫さんの照れ顔も可愛い!
「かーよちーん!」タッタッタ
凜さんが現れる
「西木野さん?どうしてここに?」
「励ましてもらってたんだ」
「わ、私は別に「それより、今日こそ先輩の所に行って、アイドルになりますって言わなきゃ」
「あ、うん・・・」
「そんな急かさない方が良いわ!もう少し自信をつけてからでも「何で西木野さんが凛とかよちんの話に入ってくるの!」っ・・」
「別に!歌うならそっちの方が良いって言っただけ!」
「かよちんはいつも迷ってばかりだから、パッと決めてあげた方がいいの!」
「そう?昨日話した感じだと、そうは思えないけど」
「あの、喧嘩は・・・」
これは、行くか
「えーっと、お話中すいません」
「え!?誰!?」
「あ、すいません、自分は2年生のはじめと言います。」
「噂には聞いてたけど、まさか、本当に男子が入っているなんてね・・・」
「あはは、まぁ、自分の事は置いといて、花陽さんはどう思ってるんですか?」
「え・・・?」
「自分がやりたいって思えば、誰の目も気にせず、やりたいことをやればいい。やらなかったら、あとから絶対後悔しますよ。」
「・・・!」
「穂乃果達は屋上に行ってると思いますよ。それじゃ」
「・・・」
「「・・・・」」
うっ、何か二人から視線が・・・
~屋上~
「ごめんごめん。遅くなった」
「遅いよはじめ君!もう夕方だよ!」
「そうです。練習とはいえ時間を守って下さい!」
「まぁまぁ二人とも・・・」
「海未さんに関しては何も言えないけど、授業中に寝てる穂乃果に言われたくはない!」
「うっ・・・」
「それで、はじめ君は一体何処に行ってたの?」
「あ、それは」
タッタッタ
「あ、来た来た」
「こんにちはー」
「失礼します」
「・・・・」
あらら、やっぱり花陽さんが腕捕まれてるのは変わらないのね・・・
~数分後~
「つまり、メンバーになるってこと?」
「はい!かよちんはずっとずっと前からアイドルやってみたいと思ってたんです!」
「そんな事はどうでもよくて!この子は結構歌唱力があるんです!」
「どうでもいいってどう言うこと!」
「言葉通りの意味よ」
「わ、私はまだ・・・なんていうか・・・」
「もぉっ!いつまで迷ってるの!絶対やった方がいいの!」
「それには賛成。やってみたい気持ちがあるならやってみた方がいいわ」
「で、でも」
「さっきも言ったでしょ。声出すなんて簡単。あなたなら出来るわ!」
「凜は知ってるよ!かよちんがずっとずっとアイドルになりたいって思ってた事!」ジッ
「凛ちゃん・・・西木野さん・・・」
「頑張って!凛がずっと付いててあげるから」
「私も少しは応援してあげるって言ったでしょ」
「えっと・・・私・・・小泉・・・」
スッ
凛さんと真姫さんが二人で花陽さんの背中を押す
「っ・・・」
花陽は改めて決意する
「私、小泉花陽と言います!一年生で、背も小さくて、声も小さくて、人見知りで、得意なものも何もないです。でも、アイドルの思いは誰にも負けないつもりです!だから、μ'sのメンバーにしてください!」
「こちらこそ」スッ
穂乃果が手を差し出す
「よろしく!」ニコッ
「・・・・・・グスッ」スッ
花陽さんが穂乃果の手を繋ぐ
「かよちん、偉いよ~」グスッ
「何泣いてるのよ」
「だって・・・てっ、西木野さんも泣いてる?」
「だ、誰が、泣いて何か無いわよ!」
「それで、二人は?」
「「え?」」
「二人はどうするの?」
「「え?どうするって、えぇ!?」」
「まだまだメンバーは、募集中ですよ!」
「・・・!」
ん?俺はここにいて意味があったのかな?
~次の日の朝~
「はぁ~朝練って毎日こんなに早く起きなきゃいけないの~」
「当然でしょ」
タッタッタ
「「ん?」」
「よっと!」タッ
「「!」」
「おはようございます!凛さん、真姫さん!」
「「え?」」
「え?」
「あの、ひとつ良いですか?」
「はい?」
「何で、私達の名前を知ってるんですか?」
「あ、えーっと・・・」
ヤバい・・・なんて答えよう・・・
「いやー、あなた方二人が花陽さんと話している時に、ちょっと自分も話を聞いてたんです。」
「・・・・」
「じゃあ、何でかよちんの名前を知ってるんですか?」
「うっ・・・」
うん、これは・・・
「それは、自分を捕まえられたら話します!」ダッ
そういうとはじめは階段を走り始めた
「あ!待つにゃ!」ダッ
凛さんのにゃ、いただきました!
「はぁ、先輩も星空さんも元気よすぎでしょ・・・」
ダダダダダダ
「はっ!」ザッ
「は、速いにゃ~」
「フゥッフゥッ かっ・・・勝った・・・」
さ、流石陸上部に入ると決めていただけのことはある・・・
「って、あれ?あそこにいるのは・・・?」
「あ!かーよちーん!」
花陽さんが凛さんの声に気付き、振り向く
「おはよう!」
「あ、あれ!?眼鏡は!?」
「コンタクトにしてみたの、変・・・かな・・・?」
「ううん!全然可愛いよ!すっごく!」
「可愛い過ぎる・・・」
「へぇ、いいじゃない」
「あ、西木野さんと・・・えーっと・・・」
「あ、はじめでいいですよ。」
「はじめ先輩・・・で、いいですか?」
「はい!」
「・・・・」
「ねぇ、眼鏡取ったついでに・・・名前で読んでよ」
「「え?」」
「私も、名前で呼ぶから・・・花陽、凛・・・!」
「「!」」
「真姫ちゃん!」
「真姫ちゃ~ん!真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃ~ん!」スリスリ
「うるさい!」
全員可愛い過ぎか!
「・・・・」ジッ
「・・・ん?」
「・・・・っ///」サッ
え!?俺、嫌われた!?
ちょっと長すぎたな・・・しかも自分の妄想入り過ぎかな・・・?
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