もしも、自分が大好きなアニメの世界にいけたら 作:きのこシチュー
兄帰宅
「ただいまー!そして君に、見せたい物がある」(何処ぞの大佐風)
「何?」
兄がスマホを見せる
「う、嘘だぁぁぁぁぁ!」
はい、まさかの兄が彼方ちゃんを当てやがりました。
では、どうぞ
「アイドル研究部?」
「そう、すでにこの学校にはアイドル研究部というアイドルに関する部が存在します」
「まぁ、部員は一人やけど」
「え?でも、この前は部活には五人以上って」
「設立するときは五人必要やけど、あとは何人になってもいい決まりやから」
「生徒の数か限られているなか、いたずらに部を増やすことはしたくないんです。アイドル研究部がある以上、あなたたちの申請を受ける訳にはいきません」
「そんな・・・」
「これで話は終わり「になりたくなければ、アイドル研究部とちゃんと話をつけてくることやな」
「希!」
「二つの部が一つになるなら、問題はないやろ?部室に行ってみれば?」
~廊下~
穂乃果達がアイドル研究部がある所に行ってみると、そこにはにこさんがいた。
「あっ・・・」
「えっ・・・・」
「あーー!」
「じゃあ、あなたが・・・あなたがアイドル研究部の部長!?」
「・・・・」
あ、そういえばこのあと・・・よし・・・
「花陽さん、俺ちょっとこの場離れます」
「え?あ、はぁ・・・」
そういうとはじめはその場を離れる
「・・・どうしたんだろ?」
「うぁぁぁう!」
にこは腕を振り、穂乃果達を驚かせるとすぐに部室へ入る
「部長さん!開けて下さい!部長さん!」ドンドン
穂乃果は扉を叩くのをやめ、ドアノブを引っ張る
「開かないー!」
「外から行くにゃー!」
そういうと凜は外に向かう
「はぁーー!・・・にゃ?」
凜はアイドル研究部の部室がある窓の所に移動しようとしたら、すでにはじめが窓の近くに隠れていた
ガララ
にこが窓の開けて外に出る
「はい、待って下さい」ガシッ
左手でにこを捕まえる
「ぐっ・・・」ビュッ
「おっと、前と同じようにはいきませんよ!」
にこはビンタを食らわせようとするが、はじめはそのビンタを避けた
「んで、ほい」ビチッ
「あうっ!」
はじめはにこにデコピンを食らわせる
「これでよし!」
~部室~
「・・・・」ムスッ
「えーっと、ごめんなさい・・・」
「ふん!」
やべぇ・・・やり過ぎたかな・・・これ、打ち解けていけるか?
「A-RISEのポスター!」
「あっちは福岡のスクールアイドルね」
「校内にこんな所があったなんて・・・」
「勝手に見ないでくれる?」
あ、俺はもう嫌われましたね。はい。
「こ・・・ここ・・・これは・・・伝説のアイドル伝説DVD全巻BOX!?持ってる人に初めて会いました!」
あ、これは、花陽さんのアイドルオタク魂に火をつけたな
「そ、そう」
「すごいです!」
「ま、まぁね」
「へぇー。そんなにすごいんだ」
「知らないんですか!伝説のアイドル伝説とは、各プロダクションや事務所、学校などが限定生産を条件に歩みより、古今東西の素晴らしいと思われるアイドルを集めたDVDBOXで、その希少性から伝説の伝説の伝説、略して伝伝伝と呼ばれる、アイドル好きなら誰でも知ってるDVDBOXです!」
やっべ・・・頭がこんがらがってきた・・・