もしも、自分が大好きなアニメの世界にいけたら   作:きのこシチュー

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はい、どーも。きのこシチューです。
皆さん、外出先自粛していますか?社会人の方はこのご時世中、仕事お疲れ様です。
私と同じ学生の皆様はどのような生活を送っていますか?私はまさかの学校から追加課題が家に届いて絶望しています(笑)流石に今回の追加課題は終わる気がしないな・・・

では、どうぞ


取材 4

 

「でも、確かにここまで撮った分だけ見ると、ちょっとね」

 

「だらけているというか、遊んでいるというか」

 

「えぇ!」

 

「まぁでも、スクールアイドルの活動の本番は練習やろ」

 

「そうね」髪クルクル

 

「よぉーし!じゃあ皆!気合い入れていこう!」

 

こうやって誰かが「気合い入れよう!」って言うとテンション上がるよな・・・でも俺にそういうのは中学までしかない・・・

______________________________________

 

『よっしゃ皆!優勝目指して頑張ろう!』

 

『『『『『『『『『『おう!』』』』』』』』』』

 

『ほら!はじめも!』

 

ある人がはじめの名前を言う

 

『あ!ごめん!ごめん!』タッ

 

はじめが混ざると他の人が腕を組み始める

 

『俺らは行きたい高校がそれぞれ違う!だから最後まで全力でやるぞ!まずは一勝!行くぞ!』

 

『『『『『『『『『『おう!』』』』』』』』』』

 

そういうと各々ポジションに着く

 

『はじめ!』

 

ある人に呼ばれる

 

『何?』

 

『ありがとうな!サッカーやってくれて!』

 

__________________________________________

 

「・・・・・」

 

「はじめ君?」

 

希がはじめに話しかける

 

「あ、はい!」

 

「皆練習に行ってもうたよ?」

 

「ふぁ!?早いな!」

 

「まぁ、皆着替えとかあると思うし、ゆっくり行こうや」

 

「そ、そうですね」

 

「あ、あとはじめ君」

 

「はい?」

 

「マネージャーの仕事のついでに撮影の方の協力もお願いできひん?」

 

「もちろん!やります!」

 

「ありがとうなー♪ほな、行こか♪」

 

「はい!」

 

って、ん!?待て待て、自然な流れなんだけど、希さんと一緒に歩くってやばくね!?しかも初だし!普通にヤバいよね!?

 

「はじめ君?顔赤いで?どうしたん?」

 

「イエッ!マリモ!」

 

「マリモ?」

 

「す、すいません!噛みました!何もありません!」

 

「?」

 

て、てんぱってオンドゥル語が出てしまった・・・

 

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~屋上~

 

「ワン!トゥー!スリー!フォー!ファイブ!シックス!セブン!エイト!」

 

海未さんがコールをしながら練習の指揮をする

 

「花陽ちょっと遅いです!」

 

「はい!」

 

「凜はちょっと早いです!」

 

「ちゃんとやりなさいよ~!」

 

にこさんが動きながら話す

 

「にこ先輩!昨日言った所のステップ、まだ間違ってますよ!」

 

「わ、分かってるわよ!」

 

「真姫!もっと大きく動く!」

 

「はい!」

 

「穂乃果!疲れてきた?」

 

「まだまだ!」

 

「ことり!今の動き忘れずに!」

 

「うん!」

 

「ラストー!」

 

海未さんがそう言うと、穂乃果達が一斉にポーズをとる。

 

「かれこれ一時間。ぶっ通しでダンスを続けてやっと休憩。全員息が上がっているが、文句を言う者はいない。」

 

「は、はじめ君~!水~!」ドサッ

 

穂乃果が寝っころがってはじめに言う

 

「はいよー!ちょっとすいません先輩」タッ

 

はじめが希にそう言うと、はじめは穂乃果に水を届けに行く。

 

「はい水」

 

「ありがとー!んぐっ、んぐっ・・・ぷはっ!美味しいー!」

 

「皆さんの分の水もありますよ!」

 

「ありがとうございます・・・先輩・・・///」

 

「・・・///」

 

ちょっと待って、花陽さんから先輩って言われるのあかんわ。しかも、練習で息が上がってるから、なんか危ない。うん。色々やばい。うん。

 

そう考えていると

 

「そしてマネージャーのはじめ君。男子とはいえマネージャー。しっかりと仕事をしている。」

 

「すいません。自分を撮る意味あります?」

 

「あるでー♪」

 

「えぇ・・・・」

 

誰得だよ・・・

 




まさか、洗濯物にムカデが降臨してるとは・・・あー、怖かった・・・・

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