もしも、自分が大好きなアニメの世界にいけたら 作:きのこシチュー
では、どうぞ
~ゲームセンター~
※はじめ視点
「そんで?誰がリーダーになるか決まったん?」
「ううん。全然差が開かなくてまだ決まってないんだよ」
まぁ。うん。知ってたからほとんどなんもしなかったんだけどね。大人しくクレーンゲームやってて正解だった。あんまりストーリーに関わらずに、皆の好感度も上がった(?)と思うし!
「でも、これじゃあ決まらないにゃ~」
「はじめ君。他に何か別の方法はある?」
「えぇ!う~ん・・・」
え~っと、この後ってどうなるんだっけ?あれ?何か思い出せなくなってきた・・・?
「こうなったら・・・・」
「何かあるんですか?にこ先輩?」
「行くわよ!」
「何処にですか?」
「いいから!行くわよ!」
「「「「「「「?」」」」」」」
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~秋葉原~
「歌と踊りで決着がつかない以上、最後はオーラで決めるわ!」
「オーラ?」
「そう!アイドルとして一番必要と言っても過言ではないものよ!歌も下手、ダンスも今一、でも何故か人を惹き付けるアイドルがいる!それはすなわちオーラ!人を惹き付けている何かがあるのよ!」
「わ、分かります!何故か放っておけないんです!」
あれか、花陽さんが「ダレカタスケテー!」って言ったら「チョットマッテテー!」って言うやつか。
「でも、そんな物どうやって競うのですか?」
「フフフ、これよ」ピラッ
にこが一枚の紙を出す
「オーラがあれば、黙ってても人は寄ってくる。一時間で一番チラシを配れた人が、一番オーラがあるということよ」
「今回はちょっと強引なような・・・」
「でも!面白いからやろうよ!」
「今度こそ、チラシ配りは前から得意中の得意。このにこスマイルで・・・」
「先輩。本性出てますよ。」
「な、ななな、何のことよ?」
「めっちゃ動揺してますよ・・・」
「い、いいから!さぁ!始めるわよ!」
※数時間後
~部室~
「はぁ、結局皆おんなじだー」
「そうですね。ダンスの点数が悪い花陽は歌が良くて、カラオケの点数が悪いことりはチラシ配りの点数が良く」
「結局、皆同じってことなんだね♪」
「にこ先輩も流石です!皆より全然練習してないのに同じ点数なんて♪」
「あ・・・あぁ・・・当たり前でしょ・・・」
めっちゃ落ち込んでますやん・・・
「でも、どうするの?これじゃあ決まらないわよ?」
「う、うん・・・でも、やっぱりリーダーは上級生の方が・・・」
「仕方ないわね「凜もそう思うにゃ~」「私はそもそもやる気無いし」・・・あんた達ぶれないわね・・・」
「じゃあ、いいんじゃないかな?無くても」
「「「「「「えぇ!」」」」」」
そらそうなるよね。
「無くても!?」
「うん。リーダー無しでも、全然平気だと思うよ。皆それで練習してきて、歌ってきたんだし」
「しかし・・・」
「そうよ!リーダー無しなんてそんなグループ聞いたことないわ!」
「大体、センターはどうするの?」
「それなんだけど、私考えてたんだ。皆で歌うのはどうかな?」
「皆?」
「家で、動画とか見ながら思ったんだ。なんかね、皆で順番に歌えたら素敵だなって!そんな曲、作れないかなって」
「順番に?」
「そう!無理かな?」
「まぁ、歌は作れないことはありませんが・・・」
「そういう曲。ないこともないわね。」
「ダンスは、そういうの無理かな?」
「ううん。今のメンバーなら出来るよ!」
「じゃあ!それがいいよ!皆が歌って、皆がセンター!」
「名言だな」
「私、賛成♪」
「好きにすれば」カミクルクル
「凜もソロで歌うんだ!」
「わ、私も!?」
「やるのは大変そうてすけどね。」
「・・・仕方ないわね・・・ただし、私のパートはかっこ良くしなさいよ」
「了解しました♪」
「よぉーーし!そうと決まったら!早速練習始めよう!」
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「じゃあ!始めよう!」
♪これからのSomeday♪
~生徒会室~
「・・・何を言ったの?」
「ウチは思ったことを素直に言っただけや。誰がさんと違ぅて」
「・・・・・・」
「もう、認めるしかないんやない?エリチが力を貸して上げれば、あの子らはもっと「なら希が力を貸して上げれば」・・・・・・・ウチやない・・・」スッ
カードを引く
「カードも言ってるの。あの子達に必要なのは、エリチや」
「駄目よ・・・・・・」
♪これからのSomeday♪終
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次の日
~部室~
バンッ!
ドアが開く
「た、助けて!」
「どうしたんですか?花陽さん?」
「じゃなくて、大変!大変です!!!」
何か知らない間にお気に入りが140越えてた・・・皆様本当にありがとうございます!気が向いたらでいいので、評価と感想をよろしくお願いします!