もしも、自分が大好きなアニメの世界にいけたら 作:きのこシチュー
では、どうぞ
「………………ぐっ…………?」
目を開けるはじめ。
(くっそ………何なんだ一体…………後ろから変な匂い嗅がされたら気絶って………ドラマとかしか見たことないわ。しかもその影響なのか少し頭痛いし………)
改めて周囲を確認するはじめ。そのはじめがいる場所は、とあるソファーの上。どこかで見たことがあると首を傾げるはじめ。
(ん?…………どこかで見たことが……………?)
「ようやく目が覚めたようね」
そう考えていると、入り口付近の壁に一人の女の子が寄りかかって、はじめに声をかける。
「…………………………」
「無理矢理連れてきてしまって申し訳ないと思っているわ。でも、こうでもしないと貴方は来てくれないと思ってね」
「…………………………(察し)」
思い出した。この空間の雰囲気、秋葉原にあるUTX学園、そして聞いたことのある声、確か名前は
「綺羅ツバサ………」
「あら、私のこと知ってくれてるのね」
「当たり前です。ラブライブで全国一位の実力を持つ『A-RISE』のリーダー…………」
なるほど。流石全国一位。面構えが違う。とても高校生とは思えない。パッと見大人に見える。
「本当は、他の二人もいるはずだったのだけど、今ファンの子と交流してていなくなってしまったの。もう少しすればくると思うわ」
「………………」
「もしかして、緊張してるの?」
「多少はしますよ…………普通…………」
「ふふっ♪それはそれで嬉しいわ」
「……………………」
いや、人を気絶させた挙げ句無断で他の学校に入れるっていろいろとOUTだし、おまけに人気グループがやっちゃいけないことだと思うんだがな……………
「色々と聞きたいことはあるんですが、単刀直入に聞きます。何故俺をここに連れてきたんですか」
それを聞いた綺羅ツバサは少し口角を上げる。
「そうね、ちゃんとした理由が無かったらあなたをここに招待(拉致)はしないわ」
「…………?」
いや、でしょうね。
「こ存じの通り、私はラブライブで全国一位『A-RISE』のリーダー、綺羅ツバサ」
「それは知ってます」
「そして、今はいないけど、統堂英玲奈、優木あんじゅ、この三人で話した結果」
「はぁ………………?」
(何だ…?俺をエサに何かしようって算段か………?でもそれだったら他の皆を連れ去る(拉致)と思うしな………)
「佐藤 一君。あなたをA-RISEのマネージャーとしてスカウトしたいの」
「………………………………………………………………………はい?」
未だに杖なしで歩けません。辛い。