本当になんでも許せる人に向けてのみさはぐ。   作:裕々物語

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注意
・話が進んでいくとDV表現があります
・僕はハロハピ箱推しですが美咲ちゃんが特に大好きです。大好きなキャラほどヒモにしたくなる性です生まれてすいません。
・救いはあるかもしれません
・更新頻度遅めです。気分。
・始終暗いです。
それらを踏まえた上でどうぞ( ˆᴗˆ )


元クマとコロッケ

『世界を笑顔に!』がモットーの異色バンド、『ハロー、ハッピーワールド!』

そんなバンドも一炊の夢、高校時代だからできた無茶であった。卒業して二年後の今、かつての彼女に思いを馳せる。

 

リーダーの弦巻こころ、彼女は海外に飛び立った。二年ほど付き合ったがために寂しくもある。別れを切り出したのはあたしだ。こころは作って張りつけたような笑顔で、別れを受け入れてくれた。あの時、この話をするのをやめれていればよかったとさえ思う。こころのあんな顔、見たことも無い。見たくないとさえ思える。別れ話なんて、言わなければ一緒にいれたのか……?

……いや、それこそ夢物語だ。こころは世界を笑顔にするため、あたしに呪いを残して海外へと飛んだ。請け負っている案件は全て大成功、そんな弦巻財閥の一人娘、あたしはその隣に立ちたかった。そんなあたしは、今はどうだろう。胸を張ってこころの隣に立てるか……?

 

ハッキリ言って無理だ。今のあたしは大学生だが勉強への意欲はない。かえって惰眠を貪り、暴食の限りを尽くしていた。挙句の果てには、かつてのクラスメイトや他のバンドメンバーと夜遊びしては金をたかる。それでも生きていけるんだから仕方ないらと開き直っている。こころが見たらどう思うだろうか?幻滅するだろうか。それとも慈愛を向けて救おうとするか?そう考えつつもかつての知人を手にかける。それでも、この寂しさは埋まることは無い。たかった金を使って、駅前で遊び倒す。宵越しの金を持たないとはこの事か、なんて一人嘲笑う。

 

ふと、橙色の髪の子とすれ違った。相手もこっちを見るなり大袈裟に驚く。

「あれっ、みーくん!?」

「……?は、はぐみ!?どうしてここに!?」

「どーしたもこーしたもないよ、近くに住んでるんだもん!」

「そ、そうなんだ……」

元ハロハピメンバーの北沢はぐみ、北沢精肉店の長女。運動神経抜群のちょっと抜けた同い歳。おそらく、誰よりも乙女であると思う。卒業後は調理師専門学校に通っているらしい。学校も駅前に近く、今では一人暮らしだ。

「それよりそれより、みーくんは何してるの?大学に行くー!とか言ってなかった?」

出会って早々痛いところを突いてくる。単位は辛うじて取れてはいる。が、本当に必要最低限である。

「あ〜……、行ってるよ、ダラダラとね……」

「ふ〜ん?」

視線が痛い……!

「そ、そうだはぐみ!明日ここらでする事あるんだけど、ホテル泊まりたくないからさ……。今日だけ泊めてくれない?」

「おっけー!……あっ、部屋汚いかも!」

「大丈夫、寝られればそれでいいから」

「寝れるだけの広さはあると思うよ!じゃあ行こっか!」

 

かくかくしかじかで宿ゲット。

かつてのバンドメンバーに言うのは心苦しいが、上手く行けば遊び賃も手に入るかな……?




初投稿がこんなものでいいんですかねって葛藤した末に出すことを決意しました。誤字脱字や誤用等あると思いますが、脳内補完して読んでいただいた上でご報告いただければ幸いです〜。
稚拙な文章ではありますが、最後まで読んでいただけた方に大きな感謝を!最後までメンタル的にキツイとか見るに堪えない!って人でも頑張って読んでください((
いつかハッピーな物も書きたいな〜!
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