テンペストの鬼殺業   作:とあるスライム好き

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感想に書いておいたのですが一応ここにも

「リムル様いつ出てくんだ⁉」

と思っている人もいるでしょう。
リムル様が登場するのはもう少し先です。
そのあまりの万能さ故に登場させるとすぐに話が終わっちゃうんですよ。
追記 リメイク版を投稿しました。是非ご閲覧ください。


第十七話 久しぶりの・・・

「ぷはー。う~~んいい空気。やっぱり吸うなら本物に限るわね!」

 

そう言って空間の歪みから出てきたのはラミリスだった。

炭治郎達にばれてしまえばかなりまずい状況になってしまうためヴェルドラの造った異空間の中に隠れていたのだ。

 

「申し訳ございませぬ。ラミリス様。あの少年達にばれると厄介なもので・・・」

 

「いいっていいって。そんなことより、ハクロウの勘って凄いわね!あの時ハクロウが「ラミリス様、ワシらの匂いや音、姿を人間に近づける事は出来ますかな?」なんて言ってなかったらばれちゃってたもんね」

 

ラミリスが、あまり似ていないハクロウの声真似をしながら感心した。

 

「ワシも今しがた我妻少年からそのことを聞いて肝が冷えましたわい」

・・・

 

 

 

ハクロウは善逸が目覚める少し前に、ただ姿を人間に偽装しようとしていたラミリスに、気配で自分達が人間ではないと見抜くことができる人間がいるかもしれない、と具申しており、それに従ったラミリスが幻覚魔法でヴェルドラ達の匂いなどを人間のものに変えていたのだ。

これは完全に勘だったのだが、その慎重さがハクロウ達を救ったのだ。

 

 

 

・・・

「クアーハッハッハ。ハクロウ、お主の勘もなかなか鋭いではないか。まあ、軽口はこのぐらいにするか。ハクロウ。貴様も感じるか?」

 

「無論でございまする。ヴェルドラ様」

 

今までの軽い雰囲気とはうって変わった声の調子でヴェルドラが話しかけそれにハクロウが応えた。

 

「え?なんの話?」

 

しかしそんな空気をブチ壊す様にラミリスがアホ丸出しの質問をしたものだからヴェルドラ達は漫画のように「がくっ」となってしまい

 

「バカモーン!この街に来た時から何やら気持ち悪い気配が漂っているであろうが!」

 

「いやいやいやいや。アタシは師匠やハクロウみたいにバカみたく強くないんだから、わかるわけないでしょーが!」

 

などと口論が始まってしまった。

どちらも軽いじゃれあいのつもりではあるようだが、あまりさわぐのも迷惑な為

 

「まあまあヴェルドラ様もラミリス様も落ち着いて下され」

 

とハクロウが仲裁に入った。

 

「むう。じゃあ師匠。ちゃんとアタシが理解できるように説明してよ」

 

「良かろう!この街に入る少し前からその気配を我は感じてはおったのだ。だが、あちらも気配を隠しているうえに人が多くハッキリとは分かっていなかったのだが、この街に来てようやく確信変わったわ。この街にも我らに襲い掛かってきたあの魔人()とにた気配の者がいるようなのだ。しかもあやつより遥かに格上の存在が、だ。無論、我にとっては取るに足らない者共である事に変わりはないがな!クアーハッハッハ」

 

「ええ!何よそれ!そんなんじゃアタシ達の旅行が楽しめないじゃん!」

 

「安心せい、ラミリスよ。明日までにはそいつは倒しておく」

 

「そっか!師匠が行くんだったら確かに安心だね!」

 

ラミリスは理解し安心した、がこれにハクロウは

 

「ヴェルドラ様⁉この街で戦闘を、するおつもりですか⁉」

 

と返した。

今のヴェルドラの発言では今日中にこの街で戦闘が起きるという事を示しているのだから当然だ。

 

「むう。やはりだめか?」

 

「ダメも何も、この世界でトラブルを起こさないでほしいのですじゃ‼」

 

もともとハクロウはヴェルドラとラミリスの監視役としてアゲーラと共にリムルにより連れてこられた。

ハクロウとしてはその任を少しでも全うしなければならない。

この街にくることは許容範囲だったが、この街での戦闘行為は断じて承認出来るものではないのだ。

そう考えていたハクロウだったが次のヴェルドラの発言によってその心を揺るがせることとなった。

その言葉とは・・・

 

「しかしハクロウよ。リムルならば確かにトラブルを起こすのは避けろ、と言うであろう。だが同時に 人の命を救え、とも言うのではないか?」

 

といったものだった。

 

 

 

 

 

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