テンペストの鬼殺業   作:とあるスライム好き

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追記 リメイク版を投稿しました。是非ご閲覧ください。


第四話 いざ出発!

転移で俺たちはまずハクロウのもとに向かった。

 ハクロウがいたのはテンペストの訓練所だった。別にハクロウが訓練していた訳ではない。

 

「ほっほっほっほ。どうしたゴブタ。もっと切りかかってこんか!」

 

 と既にボッロボッロになって倒れているゴブタに向かって鬼のようなセリフをはいていた。いやまあ事実、妖鬼(オニ)だけど・・・

まあちょっと可哀想だし助け舟を出してやるか。

 

「よう、ゴブタ元気でやってるか?」

 

「あっ!!!リッリムル様じゃないすっか!元気な訳ないじゃないすっか。あのじじい、何とかしてくれないとこのままじゃオイラが死んじゃうっすよ!」

 

 とさっきまでの元気の無さを感じさせずにムクッと立ち上がり俺たちの下にかけっ寄った。元気じゃないと言う割にはまだまだ元気そうだ。

 こういうのを見ると流石にミリムの修行を乗り越えただけはあると思って関心するな。

 

「何を言うか!ちゃんとお主がついてこれるように訓練しておる!それはそうと何か御用ですかな?リムル様」

 

「ああ。実は最近の疲れをいやすために異世界に旅行をしに行こうと思ってな。で、行き先が過去の日本になったからアゲ-ラとお前をヴェルドラ達の監視として連れて行こうと思ったんだが大丈夫か?」

 

そういうとハクロウは少し考えたのち俺に跪いて言った。

 

「リムル様のご命令とあらばその任、ありがたく受けさせていただきましょう」

 

こういうのを見ると源さん達も武将達にこんな風にされていたんだろうな、と思うよ。

 

「しかし、行き先が過去となりますとリムル様が元居た世界に影響がいくのではないでしょうかのう。」

 

 おおさすがはハクロウ。まあ普通は心配するよね。ヴェルドラ達は全く気付かなかったけどな。

だが!俺にはシエル先生という最強の相棒がいるのだ。

 

「ああ。それに関しては問題ない。俺が『虚空之神(アザトース)』で平行世界(パラレルワールド)を創ってその世界に行こうと思っていたからな」

 

「なるほど。それならば影響も、ありますまいな。」

 

さてハクロウはこれでいいな。次はアゲ-ラの所にいくか。

 

「よし!納得してくれたみたいだしさっさとアゲ-ラをひろいにいくぞ」

 

そう言いながら俺達はテンペストの最高裁判所にむけ転移した。

 

 忘れがちだがアゲ-ラの主、カレラはテンペストの司法府最高裁判所長官の役職についている。となれば当然アゲ-ラもその近くにいるということだ。

 

「わっ我が君!!!なぜこんな所に⁉」

 

とんだ直後にカレラに声をかけられた。

 

「おっ。カレラじゃないか。丁度良かった。実はアゲ-ラ少し、かりたいんだが大丈夫か?」

 

「わしをですか?」

 

「もちろんだ!我が君!アゲ-ラなんぞでよかったらどんどん連れていってくれ!」

 

 おいおいアゲ-ラが(なんぞ、ですか・・・)という顔でいるぞ。でもなんだか慣れた感じがするのが恐ろしい。

まあそれはおいといて。

 

「良かった。ありがとうな。カレラ」

 

「ッ⁉ 我が君!勿体無いお言葉!」

 

カレラの言葉を聞いた後アゲ-ラの方に向きながら俺はアゲーラに言う。

 

「さあアゲ-ラ君ちょっと来てくれたまえ」

 

「うっ!そういう感じでワシを呼ぶということは何かありますな。」

 

するどいな。

 今回はアゲ-ラを日本に連れていってやりたい気持ちもあるが前に述べたとうり主目的はあくまでもヴェルドラ達の監視。

つまりは厄介ごとなのだ。

 

「まあまあ。とりあえず来てくれよ。」

 

 ここで異世界旅行について話すつもりはない。下手をすればカレラまで連れていくことになりかねないからな。

 と、まあこんな感じでアゲ-ラも転移で連れていった。転移先に選んだのは迷宮地下100階層だ。

選んだ理由は特にない。

ただ、なんとなく頭に浮かんだからである。

 

「それで一体何の御用なのですかな?お館様。先ほどからヴェルドラ様方もいらっしゃたので何かその関連の用事ですか?」

 

「クア-ハッハッハそのとうりである。お主もなかなか感が鋭いではないか。」

 

「お前は黙ってろ!だが、まあ大方当たりだ。実は最近の仕事に対する休暇として過去の日本に旅行しようと考えたんだ。で、こいつらも連れていくことになったんだけど、監視役が必要だなと思って日本にゆかりがあるお前とハクロウを連れて行こうという事になったんだ。」

 

「なるほど・・・そういう事でござりましたか。」

 

「どうだ。受けてくれるか?」

 

「もちろんでございます。お館様。」

 

「じゃあ俺の時空間転移でとぶか。シエル、地球の平行世界(パラレルワールド)の作成を頼む。」

 

と転移の準備を始めようとしていた時にさっきまでほとんど喋っていなかったヴェルドラとラミリスが口を開いた。

 

「まあ待てリムルよ。せっかくの異世界訪問なのだから、異世界への門(ディファレントゲ-ト)を使ってデ-タをとった方がよかろう。」

 

「うんうんアタシとしてもそっちのほうがいいと思うな。丁度この階層にアタシたちが前に使ったのが残ってるし!」

 

なるほど確かに意外といい案かもしれないな。

 ディファレントゲ-トのデ-タはまだまだ少ない。ここでデ-タをとっておくのもいいように思える。それに確かに近くにあるしな。

《マスター。パラレルワールド作成完了致しました。》

 

「そうだな確かにそっちでいったほうがいいかもな。よし、異世界への門(ディファレントゲ-ト)で行こう!」

 

 そう言いながら俺は異世界への門(ディファレントゲ-ト)に近づいていき発動のために魔素を入れていった。

暴発しないように慎重に。しかしこの直後いきなり魔素が増えたのだ。

 

「なっ!!!」

 

そう一言発して俺は異世界に飛ばされた・・・

 

 

 

 

 




次回から本格的に冒険させます。裁判所のあたりについては、よく知らないので、おかしいところがあったらすいません。

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