刀使ノ指令ダグオン   作:ダグライダー

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 クリクマス寿々花ゲットォオオオオオ!!
こんばんにちわ、ダグライダーです。
 既にガチャは新しいモノに更新されましたが、その前に寿々花をゲットしました。
 勝利の動き可愛い、滅茶苦茶可愛い、超可愛い。


第二十話 出動!ダグビークル。

 

 "前回の刀使ノ指令ダグオン"

 累のマンションに身を寄せる可奈美と姫和、二人は累に恩返しするため家事を受け持つ。

 夜分、累から会わせたい人物の話を振られる二人。

その人物の名はFineMan。

 FineManとの問答に返事を返したその時、襲撃者があら≪沙耶香ちゃんキタ━(゚∀゚)━!≫ ……

 

 ───暫くお待ち下さい──

 

からくも沙耶香を退ける二人の前に正体不明の怪物が現れ襲い掛かる!

 しかし、それを撃退したのはリュウとヨク、二人のダグオンであった。

 


 

 沙耶香が襲撃に現れ、謎の怪物をダグオン達が撃退した翌日、まだ朝陽も昇らぬ早朝、累の車に乗り何処へと向かう可奈美と姫和。

 道中、あの後保護した沙耶香を降ろし、所轄の警察に任せ先に進む。

 

 車中にて姫和は可奈美のとった昨晩の行動について思案していた。己は沙耶香が写シも張らず向かって来た時、最早殺す他に手段を考えなかった事に対し、可奈美は最後まで沙耶香を出来る限り傷付けず、生かす為に無刀取りなどという自らの危険を省みない手段を取った、等々を考えている内に累の車が検問に差し掛かる。

 

 検問より離れた所から車を降りる二人、累は窓から顔を覗かせる。

「合流地点まで送ってあげられなくてごめん」

 「い、いえっ!累さん、お世話になりました」

 「この礼はいずれ」

「気にしないで。大変だろうけど頑張ってね」

 駆け出し去っていく二人を見つめ、累は大人としての己の不甲斐なさに苦虫を噛み潰しながら来た道を戻るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ━━地球衛星軌道

 その日、国際宇宙ステーションに駐留するアストロノーツ達は信じられない物を目撃した。

 

 ISSの倍はあろうかという大きさ、全高はおおよそ30m全幅は翼を含めればISSよりも長い、恐らくは飛行機と見られる機体。全身が黒くまるで一昔前のステルス機のようなソレは彼等など存在すら認識していないかのように地球に降下してゆく。

 

 近くの軍事衛星が防衛機能として迎撃行動を開始したが、装甲は無傷、逆にステルス機らしき宇宙船から反撃を受け、敢えなく撃沈した。

 

 

 

 時同じ頃、ダグベース内にて龍悟が放った衝撃的な事実にダグオン達は困惑していた。

 「つまり何か?俺達伍箇伝の学校を取り仕切ってる折神家はとっくの昔に荒魂の手の内ってことか!?」

 「当主自らが荒魂となっていたとはな……親衛隊へのノロの注入疑惑も最早疑惑にすらならんか」

 「実験どうこうって話のスケールじゃねぇナ、真っ黒じゃねーカヨ…」

 「御当主様が荒魂であったなら、確かに辻褄が合います。スペクトラムファインダーの早期導入量産に加え、S装備の実用化、これら全てが荒魂によって引き起こされたものならば、何かしらの企みがあるはずです」

 「……人に紛れ何を企てているのか、見当が付かんな…」

 各々に意見を交え、自身の心の乱れを整理しようとする彼等、それだけ今まで信じていた存在が覆った衝撃は大きい。

 

 「宇宙人などと言う存在を目にし、最早早々に驚く事など無いと思っていたのだがな……」

戒将が力の篭らない声を挙げる。

 「完全に別の技術として割り切れるこちらと違い、特祭隊の技術には人類の叡知も少なからず影響している……そう思いたいですね」

 宇宙の未知のテクノロジーではなく地球で生まれたのだから人間だけで至る事が出来たのではと考えたい翼沙。

 

 

 「結局よォ?どうすんだヨ?」

申一郎がこれらの事実を踏まえた上で皆に問う。

 「……俺の目的は変わらん、荒魂であろうと宇宙人であろうと…平穏を脅かす存在とは刃を交える…それだけだ」

 龍悟は既に答えを出しているようだ。

 

 「俺もさ、紫様……折神紫が荒魂ってのは驚いたぜ?ただまぁ、やっぱやること変わんねーわ。刀使の連中が少しでも傷付かずに済むんならその大荒魂とだってやってやるさ」

 焔也も彼なりの答えを返す。

 

 「そうですね、紫様の姿をした大荒魂がこの世界を破滅に追いやる存在なら僕らが戦いましょう」

翼沙もまた己の目的を定める。

 

 「っても、例の反逆者ちゃん達がダメだった時に助太刀するくらいが良いと思うぜ?何せ大多数の刀使は真実を知らねぇワケだし、信じられないだろうし」

 「……最悪の場合の切り札と言う訳か…フッ」

申一郎の提案に笑って答える龍悟、そんな中先程から黙ったきりの戒将が口を開く。

 

 「皆、今から言う事は俺の我儘かもしれん。だがどうか聞いて欲しい。親衛隊第四席……我が妹、燕結芽をこの基地に連れてきたい!」

 「おおう?!ナンだよいきなり?」

 「妹さんですか?親衛隊となるとノロの……」

 「皆が戦う決意をしているのは理解している。だが下手をすれば親衛隊は確実に敵に回してしまう……そうなる前にどうにかあの子を此処に……此処の医療施設に連れてきたいのだ!」

 戒将が悲痛な面持ちで言葉を紡ぐ。

 「妹さん、どっか悪いのか?」

 「胸……心臓に関わる病らしい、現在の医療では完治は出来ないとも言われた……」

 「それが本当なら、ノロの力で命を繋いでいる事になりますが……根本的な解決にはなりませんね。恐らくですが時折、苦しむような事があるのでは?」

 「ある……のだろう。俺の前では見せないが、まず間違いない」

 翼沙の問いに対し、戒将が知る限りの結芽の状態を挙げていく。

 「確かに、この基地、牽いては異星…それも別世界の物ならば可能性はあります「ならばっ!?」ですが、サンプルとなる情報がなければ治療のしようがありません」

 翼沙が非情とも取れる発言をする。

 

 「サンプルだと……?結芽のような病状を他にどうにか探せと……無茶だ、時間が足りない…」

戒将が悲痛に顔を歪める。最早、手段を絶たれた──そう思った時、空気など読まずに姿なき阿呆が現れた。

 ≪喚ばれてなくてもジャジャジャジャーン!≫

 「「(空気読めよッ!!)」」

焔也と申一郎が心の中ですかさずツッコむ。構わず話を始める管理者ことアルファ、その内容は先程の折神紫大荒魂事件よりもある意味衝撃的であった。

 ≪サンプルあるよ?≫

 「なんですって?」

アルファの発言に思わず知能指数が下がった形で訊ねる翼沙。

 ≪だから、結芽ちゃんの病気でしょ?あるんだなーこれが≫

 「それは一体どう言う事だッ!?説明して貰うぞ!」

 ≪怖い怖い怖い!落ち着いて今説め──≫

姿があれば詰め寄らんばかりの形相の戒将に怯えるアルファ、彼ないし彼女かもしれない存在が説明をしようと次の言葉を紡ごうとしたその時、基地内にけたましい警報が鳴り響く。

 

 

 「ッ…!こんな時に何事だ!?」

<ダグオンの諸君、緊急事態だモニターを見てくれ>

 ブレイブ星人が顕れ、オーダールームのモニターに映像を写す、そこには巨大なステルス爆撃機のような飛行物体が映し出されている。

 ≪ゲェ!?あれはヘカント星人の武装輸送機ぃ!≫

 「こんな時に敵かよ!」 「コレ(アルファ)とは別の意味で空気読まねーナァ!?」 「……それで管理者、貴様はヤツを知っているようだが?」 「確かに!先のサンプルの事も気になりますが、まずは敵の情報の詳細を」

 

 口々に言う若者達にアルファは答える。

≪ボクが持つ数少ないエデン囚人の情報でね、あの宇宙輸送機に乗ってるのは惑星蹂躙巨人と呼ばれるヘカント星人の物なんだ、ヘカント星人は監獄を取りまとめる、言うなれば幹部。そんなヤツがこんな早くに来るなんて!≫

 想定外だよ──と叫ぶ管理者アルファ、声だけではあるがその焦りは本物だ。

 「ようは滅茶苦茶強いのが攻めて来たんだな!?なら、どうにかとっとと倒して、先輩の為にもさっきの話の続き聞かせて貰うぜ」

 <待て、あの巨大輸送船は改造され武装が取り着けられている。ダグテクターを纏っただけでは勝てない>

 勇んで飛び出そうとする焔也をブレイブ星人が止める。

 「ならどうすんだよ?!」

 「策はあるのか?」

 「まぁ確かにデケェ……何時もみたくはムリっぽいな」

 <ダグビークルを使え>

 「ダグビークル…ですが僕達では動かす事しか出来ないと」

 ≪ビークルモードだけでも戦える武装は十分あるよ!それにヘカント星人の囚人はけっこう血の気の多い単細胞みたいだから、場所さえ何とかなれば≫

 「……ビークルでも勝てる可能性はあるか…」

<ではダグオン諸君、出撃だ!>

ブレイブ星人が指令を出す。

 

 

 ダグベースが鳴動する。胸部が足下まで開きレールを作り出す。

 肩に着いた信号が赤から青に替わる。

 ゲートから順にターボライナー、ウイングライナー、1つ路線を空けてアーマーライナーと発進していく。レールの先は海となっており、ライナービークルが突入する。

 

静岡県の人気の無い海上近辺の波が揺らめく、海中からライナービークル達が飛び出し、備え付けられたブースターで空を駆ける。

 

 ダグベースのある近くの滝つぼが円を描くが如く割れる。水のカーテンを突き破り現れたのは、発射台に備えられたシャドージェット。スラスターが点火しジェットが空に飛び立つ。

 

 山間道のトンネル内にて車の通りが少ない車線の壁面が突如せり出す。上から見る事が出来れば扇状に開いたそれは発進ゲート。

 そこから飛び出るのはパトカーを型どったライドビークル、ファイヤーストラトス。

 サイレンを鳴らし、前を行く車を追い抜く、そうして現在起動している全てのビークルが発進した。

 

 

 

 

 

 ダグビークルが発進した後、ダグベースではアルファとブレイブ星人が会話を繰り広げる。

 ≪行っちゃったね、勝てるかな?≫

 <我々に今出来るのは信じる事のみだ>

 ≪そうだね、もしかしたら5人の内誰かがアレを発動するかもしれないし≫

 <…融合合体……最早、誰が出来てもおかしくはないのだが、果たして>

 ≪そこはまぁ、なるようになるさ≫

 

 続く

 


 

 次回予告(BGM:輝け!ダグオン)

 諸君、私はブレイブ星人だ。

 

 突如地球に現れたヘカント星人の武装輸送宇宙船。

人類の奮闘も虚しく、有効打を打てず次々と犠牲が出てくる最中、遂に我等が勇者達が輸送船と対峙する。

 各ダグビークルの武装を使い、敵の輸送船を破壊するも、爆炎の中より現れ出でた影は…。

 

 次回"刀使ノ指令ダグオン"

 強襲!ギガンタース!

 次回も共に"トライダグオン"!

 




 どうも、前書きにてテンションがおかしくなったダグライダーです。可愛いからしょうがないネ。

さて、前回の前書きにて発言した衛藤家兄について果たして何人があの意味に気付いたやら……。
 次は天華百剣の毛利イベントとクリクマスガチャ回さないと……。
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