こんばんは、ダグライダーでございます。
はい、遅れました。どうにも暑さでぐたり、プロットの段階から遅々として進まず、それでも何とかグダグダしながら書き進め、何とか仕上げました。
その間に9代目シンデレラガールが決まったり、乱藤四郎が可愛いパジャマ着たり、りんちゃん探検隊が復刻したり、requiemコラボ始まってボイジャーが新たなフォーリナーとして登場したりと目間狂しいですね。
前回の"刀使ノ指令ダグオン"
まさかまさか……こんなところで、六人目が見付かるなんて僥倖だね!皆には感謝しなくちゃ!
まずは説得だ!
何てボクが盛り上がってる時に、鎌倉では何だか不穏な感じがするね?
どうなるのかな?
─むむむ……まぁ、ギリギリあらすじとして良しとしよう!
━━神奈川県鎌倉・某所
「「く、く……ふははははっ!」」
とある商店街の路地の影、付近の家電量販店の街頭展示品のテレビから流れるニュースを聞き嘲笑を上げる二人の人影。
「死んだな、やっと死んだ」
「そうね、やっと死んだ。ついでに少しは役に立ったわね、ワタシ」
「そうだなわたし。私達の予想通り、ワタシの一度目の死だけでは分からなかったダグオンの連中の戦力も暴いてくれた。単細胞にしては充分な戦果を挙げてくれた」
「ええ、お陰で大分楽が出来たわ。後は……刀使とか言う人間と荒魂とか言う下等生物ね、どう料理する?」
一人にして二人、2人にして1人のジェゲンガ星人が嗤い、嘲り、次なる企みを企てる。
━━東京原宿・青砥館
「どうもお世話になりました、このお礼はいずれ」
青砥館の店先、扉の前でバイクの横に立った青年が、青砥陽司と青砥陽菜に礼を告げ頭を下げる。
「いや、こっちはお前さんを一晩泊めただけだぜ、そこまで畏まることねぇだろ?」
「いえ、一宿一飯の恩は恩ですから。それと地図もありがとうございます」
陽司の言葉に青年は改めて感謝の礼を告げる。
「ホントに大丈夫?よければ途中まで送っていくよ」
「そんな!?こちらはバイクもありますし大丈夫ですよ、お気持ちだけ受け取っておきます」
陽菜が青年に同行を申し出るも、青年自身はバイクがある為、その好意だけ受け取り申し出を断った。
「まぁ、なんだ。また何か困ったらいつでも俺んとこを頼りな、力になるぜ」
「オトンだけじゃ不安だったらあたしの方を頼りなよ」
「おいおい、そりゃないぜ」
父娘のやり取りを微笑ましく眺めながら青年はバイクに跨がる。
「はは、また機会があればそうさせて戴きます。本当にありがとうございました、それでは!」
青年がアクセルを回しバイクが走り出す。青年の去り際を見送る父娘が彼の背中が見えなくなってからポツリと呟く。
「ああは言ってたが、あの兄ちゃん本当に大丈夫なのかねぇ」
「ま、まぁ、地図も描いてあげたし流石にまた迷って家の方までなんてないと思いたいけど……」
不安だ──と父娘の気持ちが1つになったのであった。
━━鎌府女学園・特別研究棟第十六班演習施設
装置の起動により放たれた荒魂を七之里呼吹は意図も容易く切り刻む。
だがその顔はどこか退屈そうであった。
「弱ぇ……これで終わりかよ、こんなのしか居ねえのかよ?」
荒魂のあまりの手応えの無さに、むすっとした不機嫌顔で、装置を操作し管理しているだろう播つぐみに問い掛ける。
「まま、そう怒らないで。残念ながら今は七之里さんが喜びそうな荒魂は居ないんです」
呼吹の文句を左から右へと聞き流し、粛々と作業するつぐみ。その彼女が弱い荒魂しか居ない理由を口にする。
「七之里さんが留守の数日間、ふらりと現れては処理していく方がいて…」
「あン?誰だ、そいつ?……っ!?」
つぐみが語った人物、呼吹がその名を訊ねようとした瞬間、彼女が何かを感じ取る。
──キンッ!
金属同士が打ち合う音が館内に響く、それは御刀同士が交わり火花を散らした音。
「わったしー」
「ちっ……てめぇか」
呼吹の持つ二振りの小太刀、その1つが襲撃者──燕結芽の御刀にっかり青江のを防ぐ。
「ちぇー。受け止められるなんて思わなかったなー。せっかくのふい打ちだったのに、つまんないよー」
防がれた事に不満を顕にし頬を膨らませる結芽、その退屈で退屈で仕方がないと言わんばかりの口から更に不満を溢す。
「ここの荒魂も弱くてひまつぶしにもならないしー」
「やっぱり、そんなこったろうと思ったぜ。てめぇ人様の
お兄ちゃんも居ないしと言う僅かに溢した微かな声は呼吹の怒気を孕んだ不平に打ち消された。
「え?え?どういこと?この子、誰?」
いきなり現れ、呼吹と打ち合った結芽に対し、何一つ状況を理解出来ていない美炎が狼狽える。
「燕結芽。局長サマの親衛隊……四天王の残りの1人だよ」
「えっ!?このちっちゃい子が……」
「親衛隊ですか!?」
呼吹が告げた結芽の正体に美炎と清香は大いに驚いた。
「ふぅーん?ふぅーん?ふぅーん?」
当の結芽は清香にじろじろと視線を向けている。
「な、なんですか?わたしになにか……」
自分達に襲い掛かった親衛隊、その最後の1人が自分を見ている。その事に恐怖し声を縮こませ身をすくませる清香、そこへ呼吹が割って入る。
「結芽、てめぇさっきも、アタシじゃなくて清香のヤツを狙っただろ?」
「え?え?わたしですか…?」
「バレちゃった?だってこのおねーさん平城の六角清香だよね?聞いたよ、強いって!」
結芽の先程の不意打ちの目的、それは清香であったのだ。幼子の様に瞳を輝かせてはしゃぐ結芽は笑う。
「真希おねーさん達相手に、1人で戦ったんでしょ!」
「あン?………そういう事かよ、だったらお前らで好きにヤってろ」
「ええっ!?」
しかし呼吹は結芽の目的を知ると、途端にやる気が失せ、清香の前から離れる。
これには清香も驚嘆し美炎も見かねて結芽を止めようとする。
「ちょっ!呼吹さん!?待って結芽さん!親衛隊は、もう私たちに手は出さないって……。それに私たち、あの事はまだ誰にも………」
「かんけーないよ、そんなの。だって私はそのおねーさんと戦いただけだもん」
伊豆での事を出してこの場を納めて貰おうとする美炎、必死に言葉を尽くそうとするが結芽はそれに取り合わない。
「いやだから、ダメだって!いくら親衛隊でもそんなことさせるワケには……」
「あ、そ。じゃあおねーさん達さ、みんなで遊んでよ!私が相手してあげる」
その言葉を皮切りに結芽はその場にいる美炎、呼吹、清香へと飛び掛かる。
やむなく応戦する3人、しかし、結芽の剣戟は速く鋭く、何より強い。
あっさりと美炎と呼吹をかわし2人を斬り捨て、清香へと切迫する。対して清香は受け身でこそあれ、結芽の剣閃を見事流している。
「ふぅん…千鳥のおねーさん程じゃないけど、やっぱり強いんだね」
とは言え、動揺する清香と比べ余裕の表情で御刀を振る結芽、彼女はニヤリと笑い告げる。
「決めた」
「えっ……な、何をですか?」
「もう少し楽しませてくれるよね?おねーさん!」
完全に清香のみに相手を絞った結芽、まさしく新しい玩具を前に喜ぶ子供の顔である。
「だからね、弱い人たちは邪魔だからどいて!」
「どかないよ!」
「ウゼぇ…」
それ故に愚かにも再び邪魔をせんと向かって来た弱者に対して不愉快だと言わんが如く唾棄する。
「ふたりとも邪魔だって言ってるのに…、おとなしくお休みしててよね!」
立ち塞がる藁の盾を振り払うべくにっかり青江を振り切らんとする結芽。しかし、そうはさせまじと蚊帳の外にいたつぐみが一計を案じる。
「そんなことはさせません!そうです!……荒魂を解放すれば!……えい、シャッターオープン」
些か気が抜ける掛け声だが、つぐみの取った行動により研究棟の搬入口が開放される。
同時に、装置から解放された荒魂達が溢れ返る。
「七之里さん、お友達を連れて今のうちに逃げて下さい!」
「はぁ?何やってんだ!バカかテメェ!そんなことしてねぇで、さっさと人を呼びに行けばいいだろがっ!!」
「あっ。…………そういえばそうでした、思わずテンパッてしまって」
彼女にしては割りと珍しい事に、思いの外動揺していたらしい。とは言え、降って沸いた好機に美炎は呼吹に声を掛ける。
「呼吹さん!こうなったら荒魂を蹴散らしてから、播さんと一緒に逃げるよ。とにかく被害が広がらないようにしないと!」
「当たり前だ!楽しい玩具を前にして大人しく退散出来るワケねぇだろうが!」
とは言え荒魂、それが大量に現れた為、周囲の被害を気にしつつも外へと逃げる美炎。呼吹は当然の様に沸いた荒魂達を見て笑みを浮かべる。彼女からすれば人を相手にするより喜ばしいのだから、その機嫌もひとしおだろう。
「くくっ……さあ、狩りの時間だ!アイシテルぜ、アタシの荒魂ちゃん達!!」
「いや、そうじゃなくて………ああもう!どうしてこうなるのさ!!」
呼吹の見当違いなはしゃぎっぷりに美炎は頭をかきむしりたくなる思いに晒される。
「何だ?……妙に騒がしな」
一方で、ダグベースより鎌倉の本部へ戻って来た燕戒将、一度管理局から宛がわれた部屋に戻り休息と仮眠をとったのであったが、鎌府の校舎がある方向が騒がしい。
快復して早々、彼は結芽を探しているのだが、本部司令統括室にも居なければ、普段彼女が入り浸っている局長室や他の部屋にも居ない。
さて、後自分が顔を出していないのはどこであったか等と思案していると先程の騒ぎ。
「可能性はあるか……」
万一、妹が問題を起こしている様であれば、止めねばなるまいと、帰還した序でに綾小路から持ち寄った竹刀を片手に鎌府の方へと足を向け駆け出した。
「安桜さん!荒魂の退治、あらかた終わりました。残りは数匹だけです」
渦中である鎌府の研究棟では、美炎達が荒魂を片付け、退路を切り開く。
「わかったよ清香、播さんこっち!早く!」
「あ、はい!七之里さんもこちらへ」
残るは数匹程度となり頃合いと見て清香と美炎はつぐみを連れ逃げようとするが、呼吹は逃げるどころか未だ荒魂との戯れに興じている。
「はぁ!?まだ終わってねぇだろうが!!」
やはりと言うべきか、彼女にとっては逃げる事より荒魂を倒す事の方が優先な為不満を叫ぶ。
「いいですから、一緒に逃げて下さい!」
「気に入らない、せっかく楽しめそうだったのに……何で?」
つぐみも流石に呼吹を安じてか逃走を促す。
それを燕結芽は無言で見詰め、相手の行動に不満を覚え苛立ちが顕になる。そこへ横合いから荒魂が割って入るが苦もなく斬り捨てる。
「邪魔」
「うそ……その子A+なのに一瞬で、親衛隊ってそこまで強いの…」
A+であれ何であれ、結芽からすれば、精々が羽虫が目の前を飛んでいて鬱陶しいから叩き落としただけだ。
つぐみは驚いた様だが、結芽にとっては何でもない事に過ぎない。
「チッ…」
その光景には呼吹も舌打ちと共に流石にマズイと苦悶する。
「駄目だよ!逃がすわけないでしょ!見ててよ私の方が強いって教えてあげるからっ!!」
外へと逃げていく彼女達を視線に捉えながら、狂喜を含む結芽、彼女にあるのは己が最強である事の証明それだけである。
「む、あれは……。木寅!」
戒将が鎌府の研究棟の騒ぎを聞きつけ、件の場所へ駆けていると、見覚えのある顔が長船の制服を着た生徒と連れ立って走っているのを見掛け声をかける。
「貴方は…燕戒将さん、お久し振りです。最後に会ったのは1年の頃以来でしたか?申し訳ありませんが、今急いでいますので…積もる話はまたの機会に…」
「君達が向かう場所には俺も用がある。共に行こう、構わないか?」
綾小路の制服を着た見覚えのある顔、木寅ミルヤ。共に居るであろう長船の生徒は瀬戸内智恵だ。
「…っ!?いえ、しかし……それは……」
ミルヤが一瞬躊躇する、智恵も会話にこそ割り込まないが、戒将の名……燕の姓を聞き、僅かに警戒をする。
彼女達からすれば親衛隊所属の刀使第四席燕結芽の兄、直接は関わっていないとは言え、味方とは言い難い。が、戒将からすればそれは善意から出た言葉である。
そうこう迷っている内に騒ぎの音が近しくなる。
流石にこれ以上、一所に留まる訳にはいかない為、智恵が痺れを切らしミルヤに提案する。
「ミルヤさん、迷っている時間は無いわ。この際、彼も一緒に来てもらいましょう」
「助かる。君は……」
「長船女学園の瀬戸内智恵です。詳しい話は後で、今はとにかく急ぎましょう」
「了解した」
こうして3人は連れ立って騒ぎの中核へと向かって行く。
研究棟から外へと出て、つぐみと途中別れ逃げる3人、中庭付近で止まり一度息を整えると清香はつぐみを安じる。
美炎はそれに対し、結芽の狙いは清香のいる此方なのでつぐみは無事だろうと確信を持って答える。
その返答に清香は何故己が狙われなければならないのかと悲嘆に暮れる。
「どうしてなんでしょうか。……わたし何もしてないのに」
「同族嫌悪ってヤツじゃねえの?お前ら二人とも『神童』って呼ばれてたんだし」
呼吹の推測にそんな昔の話を蒸し返されてもと、若干涙目になる清香、見かねた美炎が話題を変える意味も込め、現状の解決策を口にする。
「でもさ、これだけ騒ぎが大きくなれば高津学長も手を回してくれるよね!」
──伊豆の時みたいにさ。等と希望的な意見を出すも呼吹が即座に否定した。
「無理じゃね?て言うか、あの燕結芽がウチの学長の言う事なんざ聞くかっての。少なくともウチの学長はアタシの……アタシらの事なんざ──」
「うん。高津のおばちゃんが大切にしてるのは沙耶香ちゃんだけ、おねーさん達の事なんて替えの利くパーツくらいにしか思ってないんもんね」
呼吹の吐いた科白を引き継ぐ様に結芽が言葉を被せる。
3人はその言葉の真意よりも、追い付かれてしまった事に緊張を走らせる。
「二人ともまだ写シいける?」
「「……」」
美炎の言葉に無言で頷く清香と呼吹、3人は再び結芽と相対し御刀を構える。
「燕さんは強いよ…。正直、三人でかかっても勝てるか分かんないけど……やろう!」
「あははははは!うん、そうこなくちゃ!」
三度向かって来る3人を前に結芽は再び狂喜乱舞する。
先程と違い、屋外での3対1の構図で大きく動いて何とか凌ぐ様に立ち回る、だというのに結芽の顔は焦るどころか、より深く笑みを浮かべてこの状況を楽しんでいる。
「おねーさん達おもしろいよ!『アレ』を使う程じゃないけど、少しだけ本気になってあげてもいいかも!」
何と、彼女はまだ先があると言う。最早、息も絶え絶え余裕が無い3人からすれば絶望的な状況である。
それでも尚、震える身体にムチを打ち身構える美炎達、しかしそこに救済の手がのびる。
「そこまでだ」
「「「「!?」」」」
突如として現れた竹刀が結芽のにっかり青江の鍔付近の峰を抑え、結芽の次の動きを阻害する。
一瞬誰が己の楽しみを害したのか、怒りと共に顔を声の方に向けば、その主は血の繋がった実の兄。
それを認識した瞬間、結芽は僅かにたじろぐ、そして結芽と相対していた3人は自分達と結芽の間に現れた男子生徒に困惑を顕にする。
次いで戒将に遅れてミルヤと智恵が現れる。
「彼の言う通り、それ以上は看過出来ません」
ミルヤが結芽に向かい美炎達を庇うように前に出る。
「……だぁれー?」
内心兄の存在に怯えが出つつも、ミルヤ達の登場に表面状は不機嫌を装いミルヤと智恵に誰何を問う。
「うん、その子達のお姉ちゃんズ、かな…」
「そういう事です」
智恵の答えにミルヤが追従する、そしてそんな2人の登場に美炎が安堵の声を洩らす。
「ちぃ姉…!ミルヤさん!」
ミルヤが美炎達と結芽の状況からそれとなく経緯を把握する。
「なるほど、まさか伊豆の続きですか……。我が校の学長からは止められていますが、親衛隊が手を出して来るのであるならば、私達も相手をさせて頂きます」
結芽を抑える戒将の表情を注意しながら年長者2人が庇うようにして構える。
その行為の何かが結芽の癪に触ったのか、突如としてやる気を失う。
「……何それ、おねーさん達群れすぎ。……うん。知ってるよ、知ってる。弱いから群れるんだ。…………はぁ、つまんなくなっちゃった…。弱い人たちを倒しても私は……つまんない帰る」
戒将が口を開き叱責を飛ばすよりも早く、御刀を納め踵を返す結芽。
「…………あの子は…。君達、妹が失礼をした。この借りは何れ何らかの形で誠意を持って返そう。済まない」
調査隊の面々に頭を深く下げる戒将、そのまま頭を上げると、彼女達からの言葉を聞かずに結芽の後を追うように去っていった。
「「「………」」」
美炎、清香、呼吹の3人は暫く沈黙し燕兄妹が見えなくなってから息を吐く。
「た、助かった~」
まず美炎が安堵して身体の力が抜ける。
「どうなることかと思いました…」
清香も集中を霧散させ安心したのかへたりこむ。
「……」
呼吹だけは何処か釈然としない表情だ。
そこへ智恵が近付いて声を笑みを浮かべて声を掛ける。
「ありがとう呼吹ちゃん。美炎ちゃんと清香ちゃんを守ってくれて」
「は?そんなんじゃねーっての!」
智恵の言い分に照れ臭いのか悪態を吐く呼吹、しかし智恵は気にしない。
「そう?それでもお姉ちゃん嬉しいわ。ともかくみんな無事だったんだもの」
「…チッ……」
「無事と言うには満身創痍な気がしますが、大事に至らずに済んだのは僥倖です(燕戒将……刀使と違い迅移を使えないとは言え、あの時あの速さ…誰よりも先に動いていた、恐るべき技術です。世が世なら正に疾風の如き疾駆、彼は果たして我々の敵に……いえ、これ以上は考えても詮なき事)」
ミルヤは調査隊のメンバーを心配ししかし、目立った被害が無いのを見かね、去っていった戒将に思いを馳せる。とは言え此方から進んで関わる訳でも無いので思考を切り替える。
「とにかく、一刻も早くここを離れましょう。その上で皆さんに話したい事もありますので」
こうして、刀剣類管理局にて起こった珍事は一応の終息をみたのであった。
続く
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
どうもどうも、何やら興味深い所にお招ばれしてしまいましたね。うん?いきなり現れてお前は誰かって?
これは失敬!私、姓は渡邊、名はエミリー、あ!ハーフじゃないですよ、両親の趣味です。悪しからず。
え?そんな事より予告しろ?
せっかちですねぇ、ま、良いでしょう。
次回、"刀使ノ指令ダグオン"
舞草への道中、潜水艦にて。赤羽刀、新たな手掛かり。
おや、今までで一番長いタイトルですね、ところで翼沙はどうしてるんですかねぇ…?
次回も少し時間が掛かりますが御容赦の程を……。
夏生まれが暑さに強いワケでは無いのです……、エアコン掃除せねば…。
それではまた次回