宇宙人の名前募集してみようかなぁ、そう考える今日この頃です。
名前だけじゃなくて能力とかも一緒だとなお嬉しいけど、そもそもノッてくれるか不安なんで、まぁ、もしよかったら記憶の片隅にでも留め置いて下さい。
それまでは私も無い智恵…失礼、無い知恵を絞ってがんばります!V( *´∀`)V
前回の"刀使ノ指令ダグオン"
過去の回想話をすると言ったね?でも特務隊の台詞を入れるとは言ってない!ババン!
さぁて、取り敢えずは撃鉄くんの身体測定しなきゃ、彼の体格に合わせてダグテクターを調整しなきゃならないし。
霧の濃い夢の中で剣戟が響く。
それは衛藤可奈美と藤原美奈都の親子の時間。
そんな中、刃を振るのを一旦止め美奈都は少し照れ臭そうに可奈美に訊く。
「…あのさ、お母さんだった頃の私ってどんなだった?」
態度としては悪魔で一応、参考として聞いておこうと言わんばかりの声で指で鼻の頭を掻きながら可奈美に訊ねる。
「あ…全然変わらないよ!そのまま!」
可奈美が嬉しそうに美奈都に語る。そのままと言うのはつまり、こうして夢で交わす事と同じという事だ。
一般的な親子像からはかけ離れているかもしれないが、可奈美にとってはこの夢での会瀬含め喜ばしき事なのだろう。
「やっぱりね!よし来なさい!」
どうやら美奈都としても未来の己は自分らしいやり方を貫いていたらしく、安心したのか改めて可奈美に打ってくる様に右手から左手に変え千鳥を構える。
「あ…その持ち変えるやつ、お母さんもやってた。クセ?何か意味あるの?」
美奈都がやった一連の動作に生前の母と重なる事もあり訊ねる可奈美、しかし美奈都は何とも歯切れ悪く述べる。
「ん?ああこれ?まぁ場合によってはね。でも真似しない方が良いよ」
恐らくは可奈美がまだ成長途中の未発達な身体故の忠告なのだろう、しかし可奈美は意外そうな顔こそすれ特に返事は返さなかった。
早朝、朝露煌めく舞草の神社本殿前にて可奈美、姫和、舞衣、沙耶香、エレン、薫の6人が長船の刀使達と稽古を交わしていた。
個々の実力から集団戦の実力までを見定める為のモノだ。
「荒魂との戦いはチームプレイだ!攻撃手、遊撃手、指揮手の動きをよく見ろ」
指導する長船側の刀使の1人が全体に言い聞かせる様に声を張る。
沙耶香や姫和は相手となる刀使と互角に渡り合っている。が、やはり飛び抜けているのは可奈美だろうか……長船側の刀使も相応の実力者であるにも関わらず、全て綺麗にかわし相手の動きを"視"ている。
「それまで!」
と、そこで終了の合図が挙がり、皆、臨戦態勢を解く。
「無念…」
薫がやや悔しそうに溢す。戦績は個々では勝ち星が多いが集団となると敗けが込むと言った所か。
舞衣は石畳にペタリと座り込んでいる。
「一人一人はまずまずだが、集団はダメダメだな」
稽古を付ける長船側の刀使のリーダー各、"米村孝子"がそう総括すると舞衣と刃を交えていた刀使"小川聡美"が彼女に手を差し伸べながら批評を述べる。
「指揮する貴女がオドオドしてたらチームは機能しないわ。折角明眼が使えるんだから自信を持って」
「はい…」
聡美が言う、舞衣が持つ『明眼』とは刀使が持つ特異な才である。明眼を持つものは視覚を変質させる事により、肉眼で望遠、暗視、熱探知等が出来るのだ。
もう1つ『透覚』という知覚能力もあるが割愛させてもらう。
兎も角く、明眼という視覚に優れた才を持つ舞衣は指揮官として不足無い才覚の持ち主である。
それから鍛練は夕暮れ迄続いた、薫などは早々に疲れはて縁側に大の字に寝転がる。
可奈美達は休憩を採りながら長船の刀使達の鍛練の様子を見つめる。
そこへ現れるリチャード・フリードマン。
S装備を見ながら嘗ての大災厄の際、ああいった装備が在れば、2人の母親の様に亡くなる刀使は居なかったのではないかと、彼は語る、写シや迅移が在れど刀使は只の少女に過ぎないと。
そして隠世からの恩恵があれば刀使達を救うことのみならず、その恩恵で世界が一変するのだと……それ故、アメリカの様に他人の庭に押し入ってでもその技術に肖りたい存在は多いのだと、彼は遠くを見るように語る。
だが折神紫はそれを、何故こうも容易く公開するのかと研究の過程で考える様になった彼は、こう結論付けた。
効率的にノロを回収出来る様なシステムを造り上げたのは彼女──紫の中のタギツヒメにとって茶を沸かす程度には片手間な事でしかないのだと。
舞草が相手取ろうとする者は最早普通の荒魂などでは無く、神の様な存在なんじゃないかと。
フリードマンの語るそれは間違いではないのだろう。荒魂の名の由来は荒ぶる神から来ているのだから。
里の入口近くに停車する車の前で、真庭紗南と折神朱音が会話を交わす。
「それでは長船での解析が終わり次第、報告に向かいます」
どうやらエレンが夜見から奪ったアンプルを学園の研究機関に移送するようだ。
だが彼女達は気付かなかった、車に積まれたアンプルの中のノロが蠢き、瞳を開いた事を………。
「見つけたぞ、朱音…!」
鎌倉の本部、局長の執務室で折神紫が妖しく嗤う。
それは秘匿されていた舞草の場所が暴かれたという事。折神朱音の存在が紫に明確となった事を意味する。
━━静岡県某所・ダグベース
「済まない。聞き間違いか?今、何と言った?」
≪えー、もう、ちゃんと聞いてなかったのかい?君達がこの間連れてきた田中撃鉄くんだけどね、協力者になって貰う事にしたから≫
昨夜の大災厄の話から1日と経たず、学校終わりに再び呼び出されたダグオンの若者達はアルファより耳を疑う内容を告げられた。
「マジかぁ、あの筋肉が服着て歩いてるヤローを協力者とか正気の沙汰かよ…信じらンネ」
「一体全体、どういう理屈でその解答に行き着いたのか、実体があればその頭の中を調べてみたいですね」
≪あれ!?翼沙くん目茶苦茶怒ってる?!≫
珍しく、翼沙がとてもいい笑顔を浮かべながら毒づく。普段温厚な彼がここまでになるのは珍しい。
「怒るだなんてとんでもない。ただ、僕達に何一つ相談も無く、勝手に話を進めているのはどうかと思っただけですよ?」
≪あ、やめて笑顔でどす黒いオーラ出さないで!ごめん!マジごめん!≫
「あはは!やだなぁ、オーラなんて非科学的なモノ出せるわけないですよ」
アルファの謝罪に終始ニコニコした笑顔で圧をかける翼沙であった。
「ゴホン!…渡邊、そこまでにしておけ。話が一向に進まない」
「……はい」
戒将が間に入り、翼沙を嗜めて話の続きをアルファに促す。
「貴様が突飛な事を言うのには不本意だが慣れた。が、奴を此方側に引き入れる理由が解せん。そこを説明して貰うぞ」
≪それは……≫
撃鉄を引き入れる理由の説明を求む戒将、口にはしないが他の4人も同様の気持ちである。
5人の視線の圧に、アルファはさてどう説明したものかと言葉に詰まる。何せ理由は至極単純、名前にゲキが入ってる上に、今いる5人に負けず劣らずの身体能力の持ち主で、他に候補を探すのが面倒くさいから、撃鉄を6人目に決めたと言うのが本音であるが、そんな事を言おうものなら顰蹙を買う恐れがあるので中々うまく言い出せない。
≪あー、ほら、撃鉄くんスゴいパワーだし、ヘタに記憶消してもまたどっかで関わってきそうだし……えぇっと……調査隊とも顔見知りだし…だから…その…口裏合わせとかやってくれそうじゃない?≫
最後の理由が苦しいが何とか答えを絞り出したアルファ、撃鉄のパワー云々は本音なので強ちでっち上げとは言いずらいちゃんとした理由になったんじゃないかと、心の中でホッと息を吐く。
「な~んか歯切れ悪いナァ、エェ?」
「確かにパワーはすげえけど、ぶっちゃけ演技力とかは期待出来ねーよ」
「……正直、記憶の有無に関係なく首を突っ込んで来る類いの人種だろう…アレは…」
しかし、ダグオンの若者達からの反応は芳しく無い。
≪もぉぉおおお!ぼくが協力者にするったらするんだい!!なんと言われても意見は変えないよ!!≫
只でさえ子供染みた性格のアルファ、皆の反応が自分の望むモノでなかった為、癇癪を起こし、発言が更に幼稚になる。
「ふむん。この際、あの男を仲間に迎え入れる事には目を瞑ろう。それで、当の本人の意思はどうなのだ?」
見かねた戒将が再び話の音頭を取る。撃鉄自身の意思はどうなのかとアルファに問うて、彼ないしは彼女の機嫌を諌める。
≪むぅ?……それは問題ナッシング!本人は割と乗り気だよ!≫
「あー……マジでか…」 「またむさ苦しくなるのカ…」
「まだ納得したとは言い切れませんが……決まった以上は仕方ありません。その撃鉄氏には強く言い含めましょう」
「……決まり事には異は唱えん、他に話が無いようなら俺はこれで失礼する…」
焔也と申一郎がげんなりとした顔になり、翼沙はまだアルファの強硬に承服しかねてか眼鏡がキラリと光る。
龍悟は話が無いのならと早々に帰宅の準備を取る。
≪あぁ?!待って待って!例の剣の事だけど、調査隊が東京の赤羽に向かったんだよね、まぁ、道中荒魂に遭遇してまだ目的地には着いて無いみたいだけど≫
と言って5人を引き止める。
「赤羽かぁ、赤羽刀に縁があるちゃある所だな…」
「ふむ、その剣だが我々は未だ仔細を知らない。良い機会だ、どんな武器かご教授願いたい」
焔也が赤羽の地へ染々思いを馳せているところ、戒将が以前から気になっていたアルファの言う『剣』の事を詳しく知ろうと訊ねる。
≪あ!じゃあちょうど良いから撃鉄くんにも一緒に聞いて貰おうか!≫
「一理あるな、役に立つか否かは置いておいても、ある程度情報は共有しておくべきだろう」
アルファの提案に戒将が同意を示せば、他4人も異論は無い。
暫しの後、オーダールームに新たな人間が入室する。
「おぉ!ここがダグオンの基地、その中心部か!」
≪やぁ、良く来たね撃鉄くん。歓迎するよ≫
撃鉄が意気揚々とお上りさんの様な事を言って辺りを見る。
「マジで話通ってんのか…」
焔也はそれを見て更にげんなりする。
「おおっ!?鳳焔也ぁア!ワシはお主の事を見直したぞぉ!!」
(煩い…) (静かに喋れ) (これは前途多難ですかね…) (…度し難い…)
撃鉄が大楊に声を挙げ焔也の背中をバシバシと叩く、他4人がそれを煩わしそうに横目に見ている。
「話は聞いておる、今日からはワシも仲間じゃ!」
「正直勘弁してほしいんだが…」
≪じゃあ皆揃ったし、ボクが落とした剣。剣星人型、人造武装勇者"剣聖ライアン"について説明するよ≫
6人の若者がオーダールームに揃い、遂に語られるダグオンの新たな戦力、ライアン誕生の経緯、そしてアルファの過失。
そもそもの起こりは、ダグオンを任命して間もない頃、ダグビークルの製作も一段落したアルファは唐突に思い至った。"そうだ!必殺武器作らなきゃ"と…。
現状、どういう理由かエデンの宇宙人達は即座に大挙して来ない、どころか、最初に現れたトラルク円盤人を除けば精々厄介な相手はまだ5人の心がバラバラだった時に出現したギロザバス星人だけ、後は散発的に現れては全てダグオン達により惨滅せしめている。
であれば好機ではないか!?彼等はまだ融合合体が出来るかどうかと言う微妙なライン、万が一を考えても強力な武器は在った方がいい。
それからのアルファの行動は早かった。
ブレイブ星人の居た世界の地球で活動していたダグオン達の戦歴を参照し、剣星人ライアンの存在を知る。
その時、もう1つ別の存在も認知したが、優先したのはライアンであった。
彼の…延いては剣星人のパーソナルデータを元に彼そっくりの外格を創り上げ(その際、協力者である他管理者から色々文句など言われたが)、各ダグオン、各形態に対応出来る様、調整を施す。
しかし、只の武器では意味がない。それでは不足の事態に対応出来ない。ならばオリジナル同様に人格を持たせよう。
そうして出来たモノが人造武装勇者の名を冠したライアンである。
剣聖という称号も彼が剣星人では無く、創られた存在であるからと言うモノ。
さぁこれで取り敢えずの準備は出来た、後は人格の基礎となる、他世界の勇者で言う所の超AIだけだ。
しかし、1から構築していては"もしもの時"に間に合わ無い。
そして思い付く、『そうだ!!この世界の時間軸の何処かから何か良さそうな魂を幾つか掛け合わせて代わりにしよう!!』と…、そうして過去の時代を覗き込んだその僅かな瞬間、ポロッと落としたのである。
≪とまぁ、そういう訳なんだよ!?だからほらボクの過失ではあるけれど、一概にボクだけが悪いワケじゃないんだからいいよね?≫
「「「「「……………」」」」」
≪ん?あれ?もしもーし?≫
全てを話終え、自分にばかり非が有るのでは無いと言い張るアルファ、これに5人は黙りこむ。そして──
「アホか!?なお悪いわ!!」
「一概どころか全て貴様の非しかないだろう!」
「……いやマジか?!本当にマジか!オマエバカだろ?いやバカだな!」
「色々、僕達の事を思ってくれていた事には感謝しましょう。しかし、それはそれとして、やはり一度貴方の頭を診た方がいいですね」
「……成る程な、それで赤羽刀と似た状況などとほざいた訳だ……」
5人が捲し立てる様にアルファに対し率直な意見を述べる。結果はご覧の通りだ。
因みに、撃鉄は話の内容を何とか頭に理解させようと捻っている。
≪ぐすん…≫
「んで、どうするよ?」
「手掛かりがはっきりとしているならば、それに従うより他あるまい」
「ま、理由はアレだけど、貰えるモンは貰っとこうゼ」
「うーん、不安要素が無い訳ではありませんが、刀剣類管理局に回収されるのは避けたいですし、僕としても賛成です」
「…道中、邪魔が入らないとも限らないが……確かに俺達全員で当たれと言うのも分かる…」
アルファの啜り泣きを尻目に5人が結論を出す。
「よう判らんが、つまりは智恵さん達の行くところにワシらが探す剣があるんじゃな?なら迷う事無かろう!!」
撃鉄も彼なりに事情を呑み込んだようだ。ちゃっかり自分もダグオンメンバーに含めているが。
「方針は決まった。では然る後、準備が整い次第、目的地に向かうぞ。今の内に必要な物があれば用意しておけ」
決まった方針に戒将が指示を出し、解散となった。
撃鉄含め、若者達が次々とオーダールームを後にする。最後に焔也が退室しようとする時、アルファから声が掛かる。
≪焔也くん!≫
「あん?何だよ?」
≪キミ、あの時言ったね、"復讐するなとは言わない"って、意外だったなあ、正義の味方目指してるキミが復讐って行為を肯定するなんて。まぁ、ひよよんの場合は使命感もある…て言うかそっちが大きいだろうけど≫
アルファのふとした疑問、振られた焔也は一瞬、呆けた顔になるも、何を下らない事を聞くんだと言う顔になる。
「そりゃ、俺だって復讐自体は悪い事だって解ってるけどよ、それを燻らせてる奴に言っても聞く耳を持つかは別だろ?言って止まんならそれに越したことはねぇけど、そうじゃなけりゃ意味なんて無い。だからまぁ、そいつが本当に復讐するてんなら俺は体張って止める。それだけだ」
≪キミ、それは大分屁理屈じゃない?だって復讐は否定しないけど、その行為は止めるって…矛盾もいいとこだよ≫
「まぁな、今回は折神紫が大荒魂ってんだから止める事はしねぇけど、もし復讐する相手も人間だったら止めなきゃダメだろ?どんな理由でも人殺しは悪だ。殺す方も殺される方にとっても、どっちも未来が失くなる。殺す方はやり直す機会を貰えっかもしれない。けど、悪名は付いて回る、だから事を起こす前に止められたら止める。殺される方も…相応の理由があるかも知れねぇ、けどそれはきちんと法が裁くべき事だ」
アルファが言う、焔也のソレは矛盾してる屁理屈だと、しかし焔也は言う、理由があっても人は簡単に死んで良いものでは無いと。
≪でも法で裁けない人だっているよ?≫
「あ、あー……それは考えて無かった。まぁでも、それはそういう事得意な奴が何とかすんだろ?俺は俺に出来る事を精一杯やるだけだ。だから宇宙人の犯罪者も倒す以外の方法があればそれに越したことは無いだろうけど、倒すしかないんだろ?」
≪……ふふっ、アハハハハハハハハ!そうかキミはそういうタイプかぁ。流石、毎朝ヒーロー番組視てたり、ダグオンになって以降決めポーズ考えるだけの事はあるね♪≫
焔也の理屈を割り切った屁理屈にアルファは声を挙げて笑う。
「なぁっ?!てめえ何でそれ知ってる!?」
対する焔也はアルファから日課やポーズの事をバラされて途端に狼狽えた。
≪ヒヒッ…ゴメンゴメン、うん、でも分かったありがとう。それじゃ行って良いよ≫
「覚えてろ!」
≪あ、そうだ!撃鉄くんに伝えといて、キミはまだ見習い期間の見習い隊員だから渡したデバイスには通信と転送機能しか無いって≫
「ああ?おう。伝えとく」
そうして改めて退室する焔也、後には無人となったオーダールームのみとなった。
続く
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
ええい、あらすじを盗られた!
む?コホン、失礼。
我はシータである。さて次回だが≪うふふ( *´艸`)我だってチョーウケるシーちゃん普段一人称私じゃん≫
ゼータ貴様ぁっ!!
──暫しお待ち下さい──
ええい?!尺がもう無い!次回"刀使ノ指令ダグオン"
追跡!赤羽刀の真実!に次回も"トライダグオン"!
毎回毎回、覚えてろ貴様らぁぁあああ!!
さあていよいよ、いよいよ…ライアン登場まで秒読み?秒読みとなりました。
撃鉄も一応、ダグオンにメンバー入りです。
スルガ辺りの話の後にまたマテリアル上げる予定です。
ではまた次回