こんばんわ!こんばんわで良いのかな時間的に?
やー、兎も角投稿です。
この辺の結芽ちゃん、テレビで見たとき必死さが好きでした。
ところで鎌倉決戦破の章は序より長くなりそうで少し戦慄した私。
ついでにマテリアル2に書いた舞衣ちゃんがファイヤーエンの正体に直ぐ気付くに誰もツッコまないと言うある意味の信頼感…さす舞衣。
前回の"刀使ノ指令ダグオン"
あんのぉ~……誰もいねぇんですけど………………。
うぅ…こうなっだらしがだねぇだよ……。
調査隊の娘ッ子さん方が道中荒魂の妨害に合いながらも何とか鎌倉に到着。
一方ゼータさんはダグオンさん方の参謀役の戒将さんに妹さんの事でお話をしとっただよ。
第三者に溜め込んでたモン吐き出せて憑き物が落ちた戒将さん、変身して鎌倉さ、転送装置で向かったんだべ
舞草残党による折神家奇襲作戦。その行動前に折神家前へと到着した調査隊はミルヤ指揮の下、素早く行動に移す。
より多くの敵を撹乱する為、二手に別れる彼女達。
安桜美炎、瀬戸内智恵、七之里呼吹をA班、木寅ミルヤ、六角清香、山城由依をB班として作戦行動に入る。
例の如く、由依が清香相手に過剰なスキンシップを求めたのは言うまでもないだろう。
ともあれ、由依のスマホから情報を得る調査隊。画面の中からは、朱音の演説と共に飛び立つ強襲コンテナの姿。
本丸は彼女達に任せれば良い、自分達は1人でも多くの刀使の目を惹き付けなければならない。
それは言う程簡単な事では無い。親衛隊には及ばずとも、折神本家並びに刀剣類管理局本部の警護にあたるのだから相応に腕の立つ者達が配されているのは間違い無い。
「ここからは各自臨機応変に判断して動く事。それと、くれぐれも深追いはしないように。全員揃って帰投してこそ、初めて作戦成功と言えるのですから」
ミルヤが別れ行く隊員に対し下知を下す。
「そうね。終わったら、またみんなでクレープを食べに行きましょう」
智恵が未来の展望を口にする。
「賛成~!」
「クレープのために……がんばります…」
美炎の清香はその言葉にやる気を増し増しにする。
「では作戦開始です」
ミルヤの号令と共に動き出す調査隊、斯くして此処に反抗作戦の幕は切って落とされた。
そして、強襲コンテナより降り立った6人は──
調査隊の撹乱により正面入り口に警護の刀使は居ない。
S装備を纏い折神本家門前、御前試合があった広場に立ち並ぶ。
そんな中、門を前に感慨深く眺める可奈美に姫和が声を掛ける。
「どうした可奈美?」
「ここで出会ったみんなと、また戻って来たんだなって…」
姫和の質問に答える可奈美の声音は嬉しさを含んでいる。そんな彼女の言葉に姫和もまた感慨を抱いた。
「そうだな。……戻って来られるとは思ってなかった」
姫和がそう思うのも無理からぬ事、元はたった独りで始めた暗殺、それが今や仲間と共に世界の命運を賭け再び因縁の場に立ったのだから、その胸中も一入だろうか。
「感慨に耽るのは早い」
「サーやの言う通りデース!ストームアーマーの稼働時間は予備電池も含めても30分。それまでに大荒魂を討たないと」
「時間は私達の味方じゃないんですね」
感慨に耽る2人に沙耶香が気が早いと諫言し、エレンがS装備の稼働限界までに紫の元に辿り着き、タギツヒメを討つ必要がある事を説明する。
そして舞衣の言う通り、長引けば不利となる以上、こんなところでもたもたしてはいられない。
エレンの指示で、彼女達はS装備に内蔵されたスペクトラムファインダーを切り、敵に己の位置を知られないようにする。
代わりに姫和が持つスペクトラム計、そしてねねが大荒魂の居場所を察知する。
「これは…祭殿の方角、折神家の一番奥。御当主様しか入る事の許されない禁則地」
スペクトラム計の指す方角を見た沙耶香が目的の場所を告げる。
「じゃあ大荒魂が居るのは……」
「みぃ~~~つけた!!」
可奈美の声を遮るように後ろから掛かる無邪気な声、その方向に皆が振り向けば、大門の屋根に月夜を背に立つ
彼女は左手で傘を作り6人を選り好みする様に見渡す。
「えーと…」
視線が沙耶香、舞衣、薫、エレン、姫和、可奈美と巡って正しく姫和とエレンの間に居る可奈美を捉えると瞬時にニッカリ青江を引抜き、可奈美に肉薄。仲間達から引き剥がす。
「決ーめたっ!」
そのまま
祭殿へと続く屋敷の玄関口まで縺れる2人、可奈美がそこで改めて相対した結芽を認識する。
「親衛隊の…!」
「あっはははは!」
結芽は青江の鎬で左手を軽く叩きながら満面笑みを浮かべ喜びを顕にする。
「いいねぇ。相手がおねーさんなら私はきっと」
自分の審眼が正しく強敵を捉えていた事に目端を細めつつ意味深に口にする結芽。
最初に立ち塞がった壁は親衛隊きっての天才剣士と言う事実に反逆者側は結芽と共に奥に消えた可奈美を追う。
月下光琳、降り頻る。最中、殿奥で写シの光と共に激しき剣閃、御刀同士がぶつかり合う音が木霊す。
一手一合刃が交わる如に散る火花、S装備を纏う可奈美を相手に過不足なく肉薄する結芽の何と凄まじき剣舞か。
手前刀使であったとしてもその動きは並みの者では着いてはいけまい。
「やっぱりだ…。あの時そうでないかと思った」
互角に勝負を交わす最中、結芽の脳裏に過るのは御前試合の際の一瞬の攻防。
あの時既に彼女は可奈美の腕に目を付けていたのだ。
「おねーさんはきっと、誰よりも強い」
強者と立ち合える事に喜びを写すその顔は喜色満面、そのまま接近しては刃を交え、間合いが開けば即座に縮める、三段突きを易々とやってのける結芽相手にこれまた容易くいなす可奈美の実力たるや、最早2人は規格外だ。
「だから、おねーさんを倒せば私は!」
対する可奈美も目前の強者を前に気を引締めながらもその顔は笑みを浮かべている。
(強い…これが天然理心流の極地!私も!)
美濃関で可奈美を知る者が見れば誰もが思うだろう、彼女の悪い癖が顔を覗かせた。
斯くして何合交えただろうか、可奈美と結芽の間合いが大きく開く。
「まだだよ…」
結芽がひっそりと呟く、そんな彼女の何処か生き急ぐ様な剣に可奈美は楽しみつつも僅かな違和感を憶える。
(この子…何か急いでる?)
僅かに背筋が下がりながらも正眼の結芽、その顔は笑みにまみれてはいるが汗が幾つも顔を伝う。
「楽しいね…」
「…うん!」
そう溢す彼女の顔色を窺うこと叶ったならばその切迫を圧し殺した蒼白さに度肝を抜かれたかもしれない。
だがそんな事は可奈美には解らないし関係無い。己と相手の間の間合いから覗く彼女の笑みに、可奈美も頷き返す。
そんな可奈美に荒い息で呼吸をしながら結芽が口を開こうとしたその瞬間。
「とっ、そこへ…横槍ー!」
「ダイナミーック!」
結芽の華奢な身体に組み付くエレンと祢々切丸を振りかぶりエレンごと結芽を吹き飛ばす薫。
呆ける可奈美を姫和が俵抱きで連れ去る。
「行くぞ可奈美!」
「姫和ちゃん!?まだあの子と決着が…」
着いていないと口走ろうとする可奈美の意思を無視して前に進む姫和と舞衣、沙耶香。
一方でエレンに組み付かれ吹き飛ばされている結芽は大きく腕を振るって柄頭で彼女を殴打し振りほどく。
「このっ……!」
屋内から弾き出され、月光に照される中庭にて最大の楽しみを邪魔してくれた2人の下手人を前に癇癪気味に怒りを顕す結芽。
「もう少しだったのに!何で余計な真似するの!?」
しかしてその下手人の1人、薫がそんな結芽の態度に覆いに満足とでも言う様に口端を吊り上げ宣う。
「その顔を見られただけで残った甲斐がある」
そんな薫と背を併せるかの如く立ち並ぶエレンがいつになく真剣な顔で宣言する。
「傷付いた舞草の仲間達…、あなたには大きな貸しがあります」
長船に居る2人にとって舞草の仲間は同時に同じ学舎の仲間であり、先輩であり、後輩。であればその壊滅に携わった結芽に辛酸を味あわせる事が出来たのは僥倖であろう。
が、しかし、大事な一戦を妨げられた結芽の方にはそんな事は知った事では無い。
「そんなの弱いのが悪いだけでしょ!知ってるよおねーさん達二人、弱いからここに置いてかれたんだ。千鳥のおねーさんと違って二人がかりでないと私を抑えられないって事だよね!」
暴言極まりない言い様だが事実、結芽に勝てる目があるのは可奈美だけなので長船の2人は苦笑する他無い。
まぁ、暴言を吐きつつも敵対者をおねーさんと呼ぶ分可愛げがあるので荒魂や宇宙人に比べたら幾ばかマシだろう。
「そうだな。ま、ムカつくけど」
「事態を冷静に把握し、最良の判断を執れる指揮者が居る事が頼もしいデス!」
そう、彼女達が此処に残ったのは私情ではなく隊の指揮官たる舞衣の判断。無論、結芽に対し思うところは2人とてあるが、今この場に残ったのは合理的な判断の結果だ。
「いいよ!すぐに片付けて追いかけるんだから!」
祢々切丸を振り上げ攻め来る薫と越前康継を振りかぶり跳び掛かるエレンの攻撃をやや右後ろに大きく跳んで避けながら結芽は叫ぶ。
波紋を描いた砂の庭に大きな直線状の跡が残る。
「チッ!一拍遅れたか」
薫が口惜しそうに溢す。
「少しは楽しませてあげるのでご安心くださーい」
エレンが煽る口調で結芽を見据える。
「時間…無いのに……!」
右手で顔を被いながら苛立ちを立ち上らせる結芽、指の間から覗く瞳がその様を語る。
一切の明かりの無い屋敷を進む複数の淡い橙色の閃光。
それはエレンと薫を欠いた反逆者達。S装備の無機質な足音が響く最中、突如として舞衣が立ち止まる。
「どうしたの?」
そんな彼女の異変にいち早く声を掛ける可奈美、舞衣は絞り出す様に呟く。
「私達には…時間が無いから」
それは懺悔に聞こえなくも無い声音、訥々と語り出す舞衣。
「私達の最大戦力は間違い無く可奈美ちゃんと姫和ちゃん。この二人だけでも大荒魂の元に届けないといけない……。私達の誰でもあの子を一人で抑えるのは難しい。二人でもどうか…だからあの場での最善はツーマンセルに長けた薫ちゃんにエレンちゃんだと判断して…」
只でさえ暗い廊下、立ち止まり俯く舞衣の顔はS装備のバイザーに隠れ覗く事は出来ない。
時間が無いと言いつつも立ち止まってしまったのは後悔から来る若さ故か……。
そんな舞衣を見て、自らの頬を、両の手で叩く可奈美、思いの外小気味良い音が鳴る。
「痛っ~…ごめん!もう大丈夫だから!熱くなって大事なこと忘れないから!」
その行動の意図は自戒、ついつい出てしまった欲求に対し使命を忘れた愚かさへの制裁。
赤く腫れた頬のまま舞衣に微笑む可奈美。
「舞衣ちゃんが居てくれて良かった!」
そんなやり取りに姫和も笑みを浮かべニヒルに笑う。
「私も。舞衣に従う」
沙耶香はと言うと問うまでもなく舞衣を慕っている。これがただ妄執に駆られ道具として沙耶香を見た雪那との違いか…。
皆の空気が弛緩したその瞬間、狙い打ったかの様に大量の蝶の荒魂が廊下を埋め尽くさんばかりの数が4人に迫る。
そして荒魂の大群と共に現れたのは──
「姫和ちゃん!この荒魂…」
「ああ、こんな事が出来るのは……親衛隊第三席、皐月夜見……」
新たなる敵を前に姫和は苦虫を噛み潰す。
「いきなさい。あの方の為に……」
迫り来る夜見、その左腕からはいまだ大量の荒魂が噴出している。
「くそ!囲まれている…」
気付けば八方塞がり、万事休すかと焦る姫和を前に舞衣が明眼を開く。
「"明眼"…左前方!一気に突っ込んで!」
即座に指示に従い、指定の場所に突き進む。襖を蹴破り、最奥へのルートを確保、そのまま駆ける。
だが舞衣は立ち止まり、夜見の前に立ち塞がった。
「舞衣ちゃん!?」
「今度はこれが最善なの!行って!」
「でも!」
親友を残し進む事を躊躇う可奈美、しかし、そこへ沙耶香が踵を返し舞衣の前に出る。
「大丈夫!舞衣は私が守る!」
夜見の荒魂の勢いが激しさを増す。此処にこれ以上留まれば手遅れになる、ならば2人で進む他無い。
「二人とも早く来てね…先に行って待ってるから!」
残る2人の姿に後ろ髪を引かれつつも先へと進む可奈美達。
周りを荒魂に囲まれながら背中合せで互いにカバーし合う舞衣と沙耶香、沙耶香は恐る恐る舞衣に訊ねる。
「舞衣…怒ってる?」
「うん。言うこと聞いてくれない子に怒ってる」
怒っていると言いつつもその声音は優しさが含まれている。
「だから罰として新作のクッキー、全部食べて貰うから」
「…!任せて」
遂に2人となった反逆者達は進む。奇しくもあの御前試合の時と同じ、始まりの2人が折神紫の元へと急ぐ。
上へと登って行く可奈美と姫和、その手前、祭殿へと続く山奥の門構えに待ち構える影2つ。
「ご機嫌よう。伊豆以来ですわね」
親衛隊第二席此花寿々花が不相応なくらい気さくに声を掛けてくる。
「必ず来ると思っていたよ」
親衛隊第一席獅童真希が確信を持って告げる。
「さぁ、続きだ」
真希の瞳が紅に染まる。
「斬るか斬られるかですわ」
次いで寿々花の瞳も紅く光を発する。
「その目は!」
「この禍々しさ…やはりノロを!半ば荒魂と化してまで折神紫を守ると言うのか!」
既に判っていた事だが改めて彼女達が身体内にノロを飼っているのを見て姫和は叫ぶ。
「力無き正義は無力。力でなければ守れないものもある」
「そして力でこそもたらされる幸福だってあると言うものですわ」
「その力を与えてくれるのであれば、神でも鬼でもボクは一向に構わん!」
共に御刀を抜き、写シを張る真希と寿々花。
此処より先、大荒魂の元へと向かうには彼女達を倒すより他に手段は無い。
奇しくも伊豆での戦いの続きがこの場で再び行われようとしていた。
再びの御前試合が行われた庭園広場、長船コンビが最狂の神童を相手に立ち回る。
薫が祢々切丸を振るい結芽を大きく引き離し、エレンが薫をカバーする様に細かく攻める。
とは言え、一対二であっても劣勢には変わらない。
間合いが大きく開かれ、結芽が攻めるより早く、薫が独楽のように回転し祢々切丸をぶん投げる。
「何これ?!」
姿勢を低く余裕を持って祢々切丸をかわす結芽、自らの御刀を手放す薫の意図に今一つ理解が及ばない。
そこへ飛んでいく祢々切丸を透過迷彩よろしく姿を消していたねねが尻尾の口でキャッチ、薫に投げ返す。
そして薫はエレンの康継の峰に足を掛けそのままエレンが持ち上げる。
「3・2・1…」
カウントダウンと共に御刀に力を込めるエレンそして、
「「せーのっ!」」
2人が同時に息を合わせる。エレンが康継で薫を飛ばす。
「嘘!?」
流石の結芽とてこれには目を見開いて驚く。
「ホント」
そのまま飛んで行き祢々切丸に手を伸ばし、空中で祢々切丸を掴む薫、そのまま縦に大振り一閃する。
「きえーっ!」
風車の如く回転し結芽に斬り込む、先程のインパクトに硬直していた結芽の写シを遂に剥がした。
体勢を整え、祢々切丸を構える薫の横に再びエレンが立ち並ぶ。
「あまり俺たちを」
「嘗めないで欲しいデース」
己に劣る者達の手で地に臥した、結芽にとっては屈辱的だろう悔しげに噛み締める。
「この…」
その彼女の口元に流れる一筋の赤い液体、そして彼女の憤怒に呼応する様に瞳が紅に染まる。
「このーっ!!」
吹き荒れる橙の風、その勢いに思わず顔を覆う2人。
「弱いくせに!お前もだ!出てくるな!荒魂の力は使わないっ!」
吹き荒れる暴風の最中で青江の柄頭で側頭部を思い切り叩く結芽。
その気迫が項をそうしたのか風は収まり瞳は元の色へと戻る。しかし、その形相は目の前の2人への怒りに満ち溢れている。
再び写シを張り直しエレンと薫相手に戦闘を再開する結芽。
奇策すら弄する2人を相手に先程以上の素早い迅移で翻弄、大振りが隙となる薫を斬り、動揺したエレンを彼女の金剛身ごと叩き斬る。
瞬く間の内に倒された2人、起き上がる気配は無い。
「時間取らせて…こんなのに……私が……!」
ニッカリ青江を振り被り倒れ臥した薫達に怒りのまま止めを刺さんとする結芽、そこに小さな存在が彼女達を守ろうと立ち塞がる。
「…ねね……!」
小さな躰で目一杯手を広げ必死に庇うねねを前に御刀を振り下ろす結芽。
「どいつもこいつも…邪魔ばかり!」
しかし刃先はねねを斬る事無く目前で止める。ねねはその殺気に気絶して主達と同じ様に倒れる。
それを見届ける事無く病に痛む身体を引摺り結芽は前へと進む。
「行かないと…時間…もう無いのに……私はもっともっと戦わなきゃ…」
砂地に足を捕られ転ぶ、胸の内に込み上げたモノが咳となって口を突く。手を離せば砂地には鮮血の痕が手形となって残る。
「行かなきゃ…早く」
何かに突き動かされるかの様に再び立ち上がり、弱々しい足取りで御刀を引摺りながら祭殿へ向かう結芽、結局彼女は止めを刺さなかった。
━━その頃、美炎達Aチームは
囮役として見事撹乱を果たす彼女達、しかし次から次へと矢継ぎ早に現れる警護の刀使達に呼吹はどこかげんなりとした表情だ。
「あ~あ、かったりぃーな」
「どしたの?いつもなら暴れた後、スッキリした顔してるのに随分テンション低くない?」
そんな呼吹のあまりのテンションの低さに美炎が思わず訊ねると心外だと目端を吊り上げ呼吹は自明を語る。
「アタシは別に戦闘狂じゃねぇよ。ただ荒魂ちゃん達と戯れるのが好きなだけだ。人間相手にやり合ったって面白くないっての。だいたい…殺さない様に気絶させるとか面倒くせーんだよ、バッサリ斬って良いんじゃねぇか?」
割合物騒な事を宣う呼吹に智恵が少々語気を強めに嗜める。
「ダメよ。人殺しは絶対に駄目」
「分かってるっつーの。あ~あかったりーな」
「ほらほらもっと気合い入れて護衛を引き付けましょう」
「頑張るぞ!おー!」
「おー、ガンバレガンバレ。」
「呼吹ちゃんも頑張るのよ?やれば出来る子なんだから頑張って」
「だから念を押すんじゃねーっての…ハァ、気が進まねぇけど、やるとするか」
智恵が諭し美炎が盛り上げ、呼吹が仕方ないといった形で襲い来る刀使達を迎え撃つ。
まだまだ長い夜は始まったばかりだ。
続く
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
いよッス!鎧塚申一郎だぜ。
遂に始まりやがったな反抗作戦ってヤツがよ!
そんな中、2手に別れた調査隊のカワイコチャン。うんん?ナーんか面白い娘が面白い事やってんじゃネーの、木寅ちゃんにゃ悪いがオレ的にはあの嬢チャンの意見には賛成だね!
次回"刀使ノ指令ダグオン"
鎌倉決戦?山城由依のガールズハント!
いやぁ、綾小路にこんなおもしれー女が居たなんてな!一度茶でも一緒にドウダい?
そう言えば巷では天華百剣、Twitterで黒田チャレンジなるモノが流行っているとか……へし切長谷部のハイレグを他の巫剣にもと言うのは…ふふ……中々、フフッ。
え?天華百剣ユーザー以外には関係無いだろ?
ええ、まぁそうなんですけどね。面白くなってつい……。
話は変わりますけどウルトラマンZ面白いですね!ジャグジャグ~