いやぁ、展開は頭に有るし、プロットは書き出してるんですが、いざ始めると…ああでもない、こうでもない…と何度も書き直してまして。
遅れてしまいました。
一昨日息抜きに天華百剣って(謎の動詞)いたんですが、石がソコソコ貯まったので回したら。典廐割が来てくれました。いやぁ、ピックアップの御剣が来たのは久しぶりでテンション上がりましたね。
え?関係ない?……はい、スミマセンデシタ
ではどうぞ
"前回の刀使ノ指令ダグオン"
ダグベースでの話し合いを経て、異星人達との戦いへの覚悟を決めた焔也、戒将、翼沙、龍悟の4人。
そんな彼等にブレイブ星人はダグビークルの存在を明かす。そこへ、新たな犯罪宇宙人の接近を報せる警報が鳴る。
申一郎を欠いたまま、出撃するダグオン。
その頃、申一郎は自らの心の内で葛藤をしながら、日常を過ごす。そんな彼の元にもダグコマンダーが敵の襲来を報せる。
悩む申一郎、しかし、4人の想いを知り彼も又、決意する。
走れ、アーマーシン!仲間達の下へ急げ!!
時は、敵襲来の報せを受けたダグベース内へと針を戻す。
「何事だ!?」
<どうやら、新たな犯罪宇宙人が地球へ来たのだろう>
「何ですって!?」
「まだ全員揃ってねえぞ……」
「…だが、放置は出来まい。行くぞ…!」
「「「「トライダグオン!」」」」
<転送装置へ急げ、敵の現在地付近へ転送する>
「ダグビークルは使えないのですか?」
<先にも言ったが、今の君達ではビークルの真の力は引き出せないだろう。それ故の転送だ>
「使えないのならば仕方ない、急ぐぞ!」
「「応!」」 「はい!」
カイが先陣を切り、3人が続いて転送される。
果して、光に包まれた彼等が次に目にしたのは、碧い海。
ギロザバス星人が上陸した地は沖縄、西表島。
彼に与えらた目的は、人間以外の脅威が存在するか否か。結果として、該当対象は一部を除き、無し。
その一部、嘗て荒魂であったモノ…ノロが彼の足下に散らばる。
彼にとってはあまりに容易い相手であった。━次はあの島か……といった面持ちで歩き出す。
「ンウノンア、イコクヤハ……」
そう溢すギロザバス星人。もう1つの目的……個人的な興味も含んだ、トラルク円盤人を倒した謎の存在。既に自分の事を感知した筈、ならば後は現れるのを待つだけだ。最早、調査など二の次、頭にあるのは未知の存在との闘争のみ。実に凶悪な思考は彼もまた犯罪者たる証左。
ダグオン達を待つ為、ゆったりと歩みながら、周囲を手当たり次第に切り刻み進む。
「ホィイイイルゥキイイイックッ!」
蒼い閃光が走る。ギロザバス星人は鎌の如き腕を交差して防ぐ。
閃光の正体はターボカイ、脚の側面に付いたタイヤが激しく回転する。
「ゾタビワチマカタキ!」
「ぬぅ…!?」
「カイっ!?」
「……出来る…」
「離れて下さい!カイ!…クリスタルブゥゥメラァン!!」
ファイヤーエンとシャドーリュウが戦慄し、ウイングヨクが牽制の為、ブーメランを投げる。
「ナクャシコ…!?」
「済まない、助かった」
「見た所、あの昆虫の様な異星人の武器は両腕の鎌と口元の鋏だけのようです。距離を取って戦いましょう!」
「おっしゃあ!」
「…承知した」
ヨクの分析により中、遠距離からの攻撃に切り替えるダグオン達、しかしギロザバス星人はそれを物ともしない。
「ワイナハトコタシイタドイテノコ!」
「全然効いてねぇ?!」
「パワーが足りないんです!」
「ではどうする!?」
「…俺達では奴は倒せない……!?」
遠距離技を用いた攻撃では倒せないと焦る4人、だが迂闊に近付けば、ギロザバス星人の餌食となる。
「ゾクイラカラチコバラナカノイナコ!」
そう叫び、両腕を大きく振りかぶるギロザバス星人、その両腕から真空の刃が飛び出る。
「っ…ぐあああっ!」「なっ!?こいつ!?」「待って下さい接近戦は危険です!」「…こんな芸当も出来るとは…手強い」
追い詰められるダグオン達、ふとカイが呟く。
「せめて、遠距離からの攻撃と耐久力に特化した者が居れば…」
「んなこと言ったって!?」
「…無い物ねだりをしても使用がない」
「鎧塚さんが来るのを信じましょう。彼も心に熱いモノは持っているのだから」
「…フッ…」
「そうだな!何だかんだであの時あいつも戦ったんだもんな」
「であれば、今は自分達に出来ることをするより他に在るまい」
申一郎が来ると云う僅な希望に一縷の望を賭け、ギロザバス星人と向き合う……その時。
「ちょぉおおおと、待ったアアア!!」
空から声と共に何かが降ってくる、その正体は、待ちに待ったアーマーシンその人である。
「アーマーシン、只今参上!…ってか?」
どこかおちゃらけた様に言うシン。
「シン!」
「馬鹿者め…」
「来てくれたんですね!」
「……全く、待たせてくれる…」
どこか嬉しそうに、4人それぞれの反応を示す。
「へへっ、待たせちまったミテェだな?こっからはオレ様のターンってヤツだ!」
シンが吼える。ギロザバス星人は5人目の存在に驚くも、喜色に躰を奮わす。
「イコ!」
「いくゼェ!ハンドミサイィィイル!」
シンの両腕の装甲からミサイルが発射される。
「ノモナンコ!」
ギロザバス星人は難なく切り落とす。
「まだまだぁアアア!全弾発射ァア!!」
「ニナッ!?アアアゴグ!!」
矢継ぎ早に放たれる銃弾やミサイルに遂に躰を砕かれ、鎌を折られ、顎の鋏は欠け、膝を衝くギロザバス星人。
「今です!」
「一斉攻撃だ!」
「「「応!!」」」
ヨクとカイが言い、エン、シン、リュウが応じ、各々の攻撃をする。
「ガトコナンコナカバァアアアア!?」
悲鳴を叫び爆発する、ギロザバス星人。
彼等は再び、心を一つとしたのであった。
「そういゃあ、どうやって此処に来たんだ?」
暫くして、元の姿に戻った5人、焔也が申一郎に問い質す。
「あ?……あー、管理者のヤロウがさ、いきなり声を掛けてきやがったんだよ。ー場所が遠いから今回はボクが特別に送ってあげるネ♪ーーーってな」
「あの人?も謎ですね」
「だが今回は助かった」
「…ああ」
「…あー、何だ、つうワケで……これからもヨロシク頼むわ!!」
「このぉ、調子いいことこきやがって!」
ワハハハと笑い声が木霊する。こうして想いを1つに絆を深めたダグオン達であった。
━━特別刀剣類管理局本部、折神紫の執務室
夜の暗闇に染まった外に、視線を向けて立つ女性が1人……彼女こそ全ての刀使の頂点、約20年前に起きた大災厄を沈めた英雄、折神紫その人である。
「……どうやら、妙な連中が騒いでいるな………」
まるで、其処にもう1人居るかの様に溢す紫。
彼女の瞳が妖しく揺らめく。
そうして、また、夜は更けていく。様々な思惑を載せて……。
続く
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
ヨッ!ダグオンのアーマーシン、鎧塚申一郎サマだ!
へへっ、今回は妙なトコ見せちまったな…。
オレ達がダグオンになって数日、最近は侵略者どもも大人しい、お蔭で大抵は荒魂相手の戦いばかり。
そんな時、折神家主催の御前試合を行う為、伍箇伝各校で代表選抜試合が始まる。
ンンッ?何か美濃関におかしなヤロウがいるぜ?
オイオイ、大丈夫かぁ?
次回"刀使ノ指令ダグオン"
カチコミ!?謎の風来坊!
次回も、"トライダグオン"っ
如何でしたでしょう?
次回より本格的にとじみこ本編(とじとももあるよ)になります。
しかし、執筆中に本作以外のアイディアが出るわ出るわ。困りモノです。
とじみこ本編に進む前に一度、現時点での設定集なんかも上げたいと思います。
ではまた