今回、ダグオン側にあるキャラクターが登場します。
彼は元々のモデルのインパクトが強いので割りと元のキャラクターままな感じになっちゃいましたね……。
私の執筆スタイルは、スマホで今作を書きながらテレビを観たり、本を読んだり、ゲームしたりです。ペルソナ5ロイヤル、楽しいです。
執筆だけに集中しない訳ではありませんが、何かしながらの方がアイディアが纏まるので…お許し下さい。
では、どうぞ!
第七話 カチコミ!?謎の風来坊!
"前回迄の刀使ノ指令ダグオン"
沖縄に現れた犯罪宇宙人"ギロザバス星人"、鋭い鎌が近付くものを容赦なく斬り裂く。
4人は、遠方から攻撃するも効果は見られ無い。
斬撃を飛ばし、ダグオンを追い詰める星人。
あわや、此までかと思われたその時、アーマーシンが
降って来た!
起死回生、猛攻を掛けるダグオン!ギロザバス星人は爆炎の露へと消え、5人は再び集い地球を守る事を誓う。
そして、始まる。運命の御前試合まで後……
━━静岡県 某所ダグベース
「いやぁ、今日も何事もなく平和だなあ!」
ダグベースのメインオーダールームに、焔也の気の抜けた声が響く。
「貴様!面倒ごとになるから、刀使との接触は控えろとあれだけ言ったであろう!」
「まぁまぁ。幸い変身していて、暗がりで彼女達も疲弊していましたし、声も多少変えてますから、正体がバレる事は無いでしょう」
戒将が怒鳴り、翼沙がそれを諫める。
「ホントだよ……、オレだって可愛コちゃんが居ても自重したってのに…」
「…当たり前だろう」
申一郎が愚痴り、龍悟が呆れる。
前回のギロザバス星人との戦い以降、彼等5人、何や間やと親交を深め、地球侵略にくる宇宙犯罪者達を何度か撃退している。
その際、決め事としたのは、刀使との不用意な接触は避けるべし。特別祭司機動隊や警察と事を構える事を禁ず。異星人や荒魂を倒したら即座に人目の着かぬ所に去る。正体を秘匿する事の4つ。
焔也が叱りを受けているのは、前日に出現した犯罪宇宙人撃退の際、荒魂に苦戦する綾小路の刀使を助けた事に起因する。
戒将の説教は続く。
「大体貴様、あの後観光をするなどと……ふざけているのか!!」
「しょうがねえじゃん、京都観て回りたかったんだし…」
「…この際、観光についてはとやかく言った所で仕方ないだろう…問題はその後だろう?」
龍悟が、焔也の起こした事件について口を出す。
そう、焔也はあの後、京都観光に繰り出し、其処で観光客であろう人物と喧嘩になったのだ……。
「ありゃあ、スゴかったな色んな意味で……」
「あんな人、今時存在するんですね……」
申一郎と翼沙が思い出したかのように苦笑する。
「やべっ!?そろそろ時間じゃねえか!お説教はまた今度なっ!」
「なにっ?!…待て焔也!」
オーダールーム内の時計を見上げ慌てる焔也、戒将が引き留めようとするも、そそくさと退室してしまう。
「全く、困った男だ!」
「まあ、良いんでないの。最近はウチュウジンも積極的じゃねえし」
「……荒魂相手ならば、余程の事でも無い限り苦戦はしまい」
「僕達もそれぞれの学校に戻りましょう」
こうして、残った4人もダグベースを立ち去る。
━━岐阜県 美濃関学院門前
良く晴れた朝の空気の中、活気に満ち溢れた声が溢れる。白い制服に赤いスカート、腰に各々御刀を提げ学び舎へと向かう少女達。
同じ様に学び舎を目指す少年達。
美濃関学院の生徒である事を示す衣服に包まれた男女。その中に在って一際目立つ男が1人……。
「此処がぁ、美濃関学院か……良しっ!」
「頼もぉおおおおう!!」
「ここにぃ、鳳焔也と言う男が居ると訊いたぁ!ワシと勝負しろぉお!!」
大声を出して立ちはだかる人物、時代錯誤な黒い長学ランにバンカラ下駄、頭につばが少し割れた学帽、口許に何らかの植物の葉が着いた茎……所謂、昭和の番長が其処には居た。
「何…?」 「誰?」 「今どきあんな格好……」 「…ダサっ」
突如現れた人物に周囲はどよめく、そんな事等お構い無しに男は怒鳴る。
「誰じゃい!?今、ワシをださいとほざいたのは!!格好いいじゃろうがっ!」
どうやら、自分の格好を馬鹿にされたのが気に障ったらしい。
と其所へ……。
「退いたどいたぁああ!」
「のわぁ!何事じゃい!!」
男の横を焔也が駆け抜ける、焔也は彼を気にも留めない。
「待てぇえいいぃ!逢いたかったぞ、鳳焔也ぁあ!!」
「あん?誰だ?」
焔也を引き留め、憤慨する男。しかし、肝心の本人には覚えが無いようだ。
「んなっ!?ワシを忘れただとぉ!ええぃ、耳の穴かっぽじって良く聴けい!ワシの名は田中 撃鉄、最強を目指す流離いの漢じゃけぃ!!」
「あっそ、じゃ、急いでっから」
男……撃鉄が名乗りを挙げるも、焔也は取り合わない。
「貴様ぁ!京都での事、忘れたとは言わさんぞぉ!」
そう、焔也が京都観光の際に騒ぎを起こし、喧嘩した相手こそこの田中撃鉄である。
「あー…、ああ!あの時のオッさん!?何してんの?」
「オッサンではなああああい!ワシはピチピチの18歳じゃあああ!貴様にリベンジしに来たに決まっておるだろうぉおおお!!」
更に叫ぶ撃鉄、耳を塞ぐ周りの生徒達。
校門前に人集りが出来てゆく。
と、騒ぎを聞き付けた美濃関の教員がやってくる。
「こらぁあ!そこ、何騒いでるの!?」
やって来たのは美濃関学院刀匠科教員、田中妙子。
妙子は嘗て美濃関の刀使であり、刀使を引退した後、刀匠の道に興味を持ち、教員となった人物である。
「先生…」 「何だか喧嘩みたいです」 「鳳先輩と誰かが……」
周りの生徒達が経緯を説明する。
「また鳳?いい加減にしなさいって…あれほど……ハァ」
疲れた溜め息を溢し、生徒の波に割って入る妙子。
「うん?センコーが来たようじゃが、関係ない。始めるとしようかのう!」
「良いワケ無いでしょ、この愚弟!」
妙子が人混みを掻き分け、撃鉄の後頭部を叩きつける。
「「「「「ええぇぇぇぇぇえ!?」」」」」
明かされた衝撃の事実に絶叫が木霊する。
果たして、妙子と撃鉄の関係は?
本当に姉弟なのか?
続く
次回予告(BGM:輝け!ダグオン)
安桜美炎です。もうすぐ、折神家主催の伍箇伝合同、御前試合の選抜代表決定戦!
わたしも頑張らなくっちゃ!
でも何だか鳳先輩がまた騒ぎを起こしたみたい!?
しかも、相手の人は先生の弟さんみたい!?
うえぇ!?一体どうなってんの!?
次回、"刀使ノ指令ダグオン"!
驚愕?姉と弟、それと代表選抜戦!
なんか、代表戦がオマケみたいになってるぅうう!?
じ、次回も……"トライ?ダグオン!?"
ナニコレ?
如何でしたでしょうか?
今回からとじみこ、とじとものキャラクターも次回予告に参戦です。
ところで、とじみこの次回予告に流れたBGMの名前判ります?
私、サントラ持って無いんですよね。
判る方が居ましたら、もしお手数でなければご教授下さい。
では、また次回でお会いしましょう。