書記ちゃんの恋   作:おたふみ

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書記ちゃんのお弁当作戦

比企谷先輩がお昼に居る場所は小町ちゃんに聞いた。とりあえず今日は一緒にご飯を食べて、それとなく『良かったら、お弁当作ってきます』の流れに…。

シュミレーションは頭の中で沢山してきた。

よし!突撃!パンツァー、フォー!

…私もかなり比企谷先輩に染まってきたなぁ…。

 

「ひ、ひきぎゃや先輩!」

しまった!いきなり噛んだ!

 

「んあ、藤沢?どうした、こんなところに」

 

「比企谷先輩の姿が見えたんで、一緒にご飯を…」

 

「お、俺と?」

 

「はい!」

 

「まぁ、いいか」

 

よし!第一関門突破!

 

「ここ、いい場所ですね。陽当たりもいいし、風も気持ちいい」

 

「だろ?何より、戸塚が見れる」

 

戸塚?ああ、戸塚先輩。中性的で男女問わず人気の先輩。

ん?どこかから『トツハチ、キター!』って聞こえた気がする…。気のせいかな?

 

「戸塚、いいよな」

え?比企谷先輩、そっちなの?

 

「戸塚は本当は女なんじゃないかと思うよ」

 

「ま、まあ、可愛いですよね」

 

どうやら、違うみたい。良かったぁ。

 

「藤沢の弁当、よく出来てるな。自分で作ってるのか?」

 

「はい」

 

「卵焼きなんか、特にうまそうだ」

 

来た!

 

「た、食べてみますか?」

 

「いや、悪いから…」

 

「ぜひ、食べてください」

 

「お、おう…」

 

ふう、危なかった。

ん?これって『あ~ん』のチャンス?が、がんはれ、私!

 

「でも、どうやって受け取ればいいかな?」

 

「ひ、比企谷先輩。あ、あ~ん」

 

「い、いや、さすがにそれは…」

 

もうひと押し!

 

「先輩、早くしてください」

 

「お、おう。あむ」

 

や、やった!

 

「ど、どうですか?」

 

「俺好みの味付けだ。旨いよ」

 

「ありがとうございますっ!」

小町ちゃんに聞いた味付けで作って良かった。ありがとう小町ちゃん♪

 

「せ、先輩はパンなんですね」

 

「まぁな。小町に弁当作ってもらうのも悪いしな」

 

来た!

 

「あ、あの…。良かったら、私がお弁当作りましょうか?」

 

「い、いや、悪いからいいよ」

 

「一つ作るのも、二つ作るのも手間は変わらないんで」

 

「で、でもだな…」

 

「ぜひ作らせてください!」

 

「藤沢って、そんなに押し強かったか?」

 

「あっ、…ごめんなさい」

 

やり過ぎたかな…。

 

「まぁ明日、その…、なんだ…頼んでもいいか?」

 

「え?」

 

先輩、そっぽ向いてるけど、耳が真っ赤だ。

 

「はいっ!明日から早起きして、一生懸命作ります!」

 

「いや、そこまでしなくても…」

 

「いえ、比企谷先輩には美味しいお弁当を食べてほしいので」

 

「お、お手柔らかにお願いします」

 

また一歩、比企谷先輩に近づけた気がする♪

 

 




―――――――――――――――――

自分で書きなかが思うんですが、爆発して欲しいですね(笑)


疲れがピークの時にR18を書いたので、18歳以上で、お暇な方は読んでみてください。
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