さぁ、放課後。
部室には、雪ノ下先輩、由比ヶ浜先輩、会長に、…私の八幡さん♪
…言ってみたかっただけです。爆発させないでください。
「悪いな、こんなことに部室使わせてもらって」
「私も無関係ではないから、かまわないわ」
「ヒッキー、私たちを頼ってくれて嬉しいよ」
「私は何があったのか知りたいです」
一人興味本位がいました。
しばらくして、相模先輩と…、相模先輩の友達かな?文実の時に見たことある人が二人と…。何故か葉山先輩。
「なんで葉山が来たんだよ」
「いやぁ、相模さんにどうしてもって言われて」
「だって、葉山君は屋上に居たじゃん」
「まずは、相模。沙和子…。藤沢に謝れ」
「なんで謝らなきゃいけないの!」
「俺と付き合ってるってだけで否定したからだ」
「だって…」
「相模さん、それはいけないな。謝ろうか」
「う、うん。ごめんなさい」
葉山先輩に言われたから謝るんですか。
「沙和子もいいか?」
「はい」
八幡さんがそれでいいなら。
「それでだ、お前は一つ勘違いをしている」
「な、なによ」
「朝のあの場で相模を沙和子…藤沢が論破したら、お前はどうなる?」
相模先輩が驚いた顔をする。でも、すぐに戻った。
「論破なんてされないもん」
「はぁぁぁ。そうか」
相模先輩はわかってない。
「八幡さんにお聞きします」
「ん?」
「相模先輩を罵詈雑言で泣かせたのは本当ですか?」
「間違いない」
「ほ、ほら…。だからウチは…」
「相模先輩にお聞きします。何故、屋上に居たんですか?」
「そ、それは…」
「順を追って話すと、文実委員長が行方不明になり、葉山先輩達と雪ノ下先輩達が時間稼ぎをした。先に終わった葉山先輩が屋上で八幡さんと相模先輩を見つけた。八幡さんが相模先輩を泣かせた。葉山先輩が相模先輩をステージに連れてきた。間違いないですか?」
みなさん、頷く。よろしい。
「相模先輩、良かったですね。格好いい葉山先輩に気にかけてもらって悲劇のヒロインになれて」
「な、何がいいたいのよ」
まだわかってない。
「相模先輩はそのまま戻ったら、ただ進行を遅延させたダメ委員長なんですよ。私だって屋上に居たら文句のひとつもいいますよ」
「うっ!そ、それは…」
やっとわかったみたい…。それと
「葉山先輩!そんなことも説明出来ないんですか?」
「や、そ、それは…」
「沙和子、そのへんにしとけ」
むぅ、言い足りない。
「わかったか?朝の人が多い下駄箱前だったら、どうなったことか…」
俯く相模先輩。
「まぁ、過ぎたことだから、俺にはどうでもいいんたがな。ウワサもほぼ消えてるし」
八幡さんは甘いなぁ。
「相模さん、比企谷君がもう言及しないと言ってるのだから。ただ、もう高校三年生なのだから、もう少し大人の対応をしましょう」
「さがみんも、もうヒッキーのこと悪く言わないでね」
「まぁ、なんだ、高校生活もあと少しだから、楽しくやろうぜ」
うぅ、八幡さんのキラースマイル!ほら、相模先輩一行が赤くなってますよ。
「わ、わかった。比企谷、ごめんなさい」
「おう。もう気にするな」
八幡さんは罪作りです。雪ノ下先輩や由比ヶ浜先輩も八幡さんの笑顔にやられてるじゃないですか。
会長…『絶対、振り向かせる』とか小声で言わないでください。
「じゃあ、ウチらは帰るね」
「おう」
「そうだ!比企谷が海老名さんに告白したってウワサは…」
あのウワサ…。どうなんだろう。聞きたい。
「うっ!相模、人の色恋に口出しすると痛い目を見るぞ」
「そ、そうだね。じゃあね」
「じゃあ、俺も行くよ」
なんか葉山先輩の顔、引きつってる。
「ふぅ。付き合わせて悪かったな」
「いいえ、大丈夫よ。紅茶、淹れるわね」
「せんぱ~い、そのウワサ聞いたことあるんですけど、どうなんですか?」
会長ナイス!
あれ?なんか奉仕部の方々の顔が曇りましたね…。
「まぁ、あれだ。一色も人の色恋に口出しすると大変だからやめておけ」
「そ、そうよ、一色さん」
「う、うん、そうだよいろはちゃん」
気になる…。私以外に告白したなんて…。
私!気になります!
…あ、また八幡さんの影響が