幻想秘封倶楽部   作:Uさんの部屋

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プロローグ
第1話 数十年の未来


21XX年。いつしか幻想郷は外の世界から存在が消えていたように伝説となった。しかし、ある本がきっかけで幻想郷の歴史は現実世界と交わろうとしていた………

スキマ空間内………

U)なんか最近、時空の裂け目が多いな………歴史が変わる恐れの目は潰しておけと言われたが………アイツの言う事は信用出来ないからなあああ!?

Uは気がつけば時空の裂け目に落っこちていた。

そしてそのまま地面に激突しUの意識はそこで真っ黒に落ちた………

U)う………うーん………

Uは数時間経ち目を覚ました。

U)僕は確かスキマから落っこちてそれで………

??)あっ!起きた?早速聞きたい事があるんだけど!

U)うーん………何だよもー………ってお前誰だよ!?

そこには黒髪の帽子を被ったUと同じくらいの(見た目)歳の少女がいた。

??)えー?私の事知らないなんて世間知らずもいい所よ。

???)蓮子、人をからかうのはよくないわよ!

U)ん………?八雲紫………?

蓮子)え!?貴方も八雲紫知ってるの!?

U)まあ、対立関係だし………

???)もしかして………!

紫似の少女は何かの本を取り出し、Uと照らし合わせた。Uの絵が描れていた………

???)貴方………U………ですよね?

U)え………まあ、うん。

蓮子)夢じゃなかったー!

蓮子はUに抱きついた。

U)うあっ………そもそもお前等誰なんだ………

蓮子)私は蓮子、宇佐見蓮子よ。

メリー)私はマエリベリー・ハーン。長いからメリーって呼んで。

U)蓮子にメリーね………てかここ何処なんだ?

蓮子)ここ?ここは京都、今の日本の首都よ。

U)待てよ………日本って確か東京が首都じゃなかったか?

メリー)色々とあったのよ………というか、それは知ってたのね。

U)まあね。てかなんだその本は?

メリー)あーこれ?たまたま見つけたの。それから幻想郷に関わる事を蓮子と共に探してるの。

U)見せて。………本当にアイツらの事が書いてある………ん?稗田………阿求………?小鈴ちゃんが言ってた奴だったかな………?

蓮子)知ってるの!?

U)会った事はないけどね。

蓮子)でも本当に幻想郷の能力者達に会えるとは思わなかったー!

メリー)もう、はしゃぎすぎよ蓮子。

蓮子)良いじゃない!始めて他の能力者達に会えたんだから!

U)ん?他の能力者………?

蓮子)あー、私達ね不思議な力があるの。私は星を見ただけで今の時刻と場所が分かるの。

メリー)私は境界の裂け目を感じ取れるの。貴方のもそこから見つけたわ。

U)マジかよ………

宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン。この2人の少女は果たして何者なのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
蓮子とメリーの2人の事に頭が混乱するU。そして2人は幻想郷の謎を更に探る為に幻想郷関連のUを秘封倶楽部に誘う。
次回「新生秘封倶楽部結成」

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