「希が白馬へ誘ってくれるの。」
「うん、海未ちゃんも一緒に行くよね。」
「ええ、でも信州へ行くにはどうやって行くの。」
「新宿から特急に乗って。」
「なるほど。」
この日、海未は希と凜と一緒に長野県の白馬へ旅行する話をしていた。
「へぇ、春の白馬か。」
「いいやん、信州も素敵やん。」
「私は前から白馬へ登山してみたいのよ。」
「そうやね、春の信州も楽しそうやしね。」
次の日、海未と穂乃果と希と凜は7時30分発松本行「あずさ3号」に乗って白馬へ旅に出ることにした。
穂乃果と海未達が乗った特急「あずさ3号」はデラックス車両で座席もゆったりして乗り心地はいい席だ、グリーン車にの座席には3列配置になっており、普通車も座席の幅と間隔が広がって、これまでの車両よりゆったりと黒げるようになりました。
「海未ちゃん、信州への山登りは楽しいにゃー。」
「うちも、楽しみ。」
「山登りは楽しいにゃー。」
「ホントに。」
「今日はいい天気で良かったですね。」
「うん。」
L特急あずさとは、長野県に流れる梓川から名付けられたのです
ガタンガタンガタンガタン ファーン
「ねぇ見て見て、八ヶ岳よ。」
「本当にゃー。」
あずさは、鉄橋渡って、山を越えて、松本まで入って行きます
「あっ、うち、トイレに行ってくるね。」
希は、トイレに行ってると事件が起きた。
終着 松本 10時24分着
「あれ、希は。」
「そういえば、長いトイレにゃー。」
「ねぇ、ちょっと、人が死んでるよ。」
「えっ、何々。」
と、穂乃果は悲鳴を上げた。
キャーッ!
松本駅で起きた「あずさ3号」の殺人事件は鉄道公安隊に伝えられた。
「えっ、あずさ3号で殺し、ちょっと待て、被害者は岡本敏夫、ええ勤務先、大道鉄工、大道鉄工株式会社、はい、営業第2、第2係長、はい、了解しました、すぐ手配します。」
と、高杉は電話を切った。
「身元の確認だ。」
「わかりました、高山。」
「はい。」
と言って南は、高山と一緒に大道鉄工へ向かった。
「公安さん、本当に岡本が殺されたんですか、本当に。」
「ええ、間違いありません。」
「なんて事だ、大事な時に。」
「大事な時にって言いますと。」
「彼が窓口になって、海山商事との間に大型商談にまとまりかけているんです。」
「三代商社の人ですか。」
「ええ。」
と、杉本部長は言った。
「あのー、失礼ですが大型商談って言うのはどういう事なんですか。」
「新型パイプの受け入れなんです、内はパイプ部門の多くて、新工事縮小と人員補充に決定したかけきたんです、
ところが、受け入れが決定したと報告があったと。」
「そうですか、お仕事中にどうもありがとうございました。」
「ああ、いえいえ。」
そう言って、南と高山は特捜班に戻ってきた。
「何、先週から券を買っていた。」
「ええ。」
「そうか、我々も捜査してみます。」
そして、高山達は付近を聞き込みを行なったが手掛かりは見つからなかった。
「今、長野県警の小野刑事の話によるとな、新宿発の特急「あずさ3号」に乗ることが出来る。」
「本当か。」
「ああ、新宿から「あずさ」は乗れる、京都からは新幹線で2時間もかからない、ところが途中乗車の手があったんだ。」
「途中乗車?!。」
「ああ、京都から塩尻、松本、東京の人は東京経由と考えられるが、名古屋で中央本線だとずーっと近いって事がよくわかる、時刻表からすると京都を6時57分発の「こだま400号」で名古屋へ向かう、名古屋着は7時57分に着く、名古屋からは8時発の中央本線の特急「しなの3号」に乗ると塩尻に着くのは10時01分、「あずさ3号」には十分乗れる。」
「なるほど、犯人は塩尻で殺害したって事ですね。」
「そうだ。」
「南主任、京都についてはどうしますか。」
と、小泉は言う。
「今、高山と小海が当たってるところだ。」
「そうか。」
一方、高山と小海は京都へ旅行していた男と思われる1人を発見した。
「あのー、すいません、鉄道公安隊の高山と言います。」
「同じく小海です。」
2人は手帳を見せて、話しかけた。
「ああ、何かあったんですか。」
「実は、長野県警から特急「あずさ3号」で殺人事件がありましてね。」
「それで、その男の人を捜していたんです。」
「そうですか。」
彼の名前は菱川飛雄馬、6日の日に旅行へ行っていたことが分かった。
「どちらへ旅行に行かれたかわかりますか。」
「ええ、6日に北陸へ旅行へ行っていました。」
「そうですか、あのー北陸から特急に乗り名古屋から新幹線で帰京しませんでしたか。」
「いいや、私は京都からは東海道新幹線に乗りますけど。」
「そうですか、じゃあ金沢から京都へ。」
「はい、京都へは天橋立へも行きましたよ。」
「そうですか。」
「後、岡本さんとは親友でしたか。」
「ええ、高校と大学はね。」
「そうですか。」
「事件の日には、金沢へ行っていました。」
「そうですか、証明できますか。」
「それなら、写真もありますから。」
長谷川は証拠の旅行の写真を借りて確認してもらった。
「やはり、来ていましたね。」
「鉄壁のアリバイですね。」
と、桜井は言った。
菱川飛雄馬のアリバイ捜査については、石川県警の協力を追えることにした。
1日目 午前6時半 東京出発 午前7時38分 上越新幹線「あさひ1号」に乗車
長岡から9時04分発特急「かがやき2号」に乗車 金沢に一泊
2日目 金沢出発 七尾線に乗車で輪島へ向い 輪島へ一泊
3日目 輪島-金沢-京都と特急に乗り、京都で1泊
4日目 京都から天橋立へ、午前10時発特急「あさしお3号」に乗車。新幹線で帰京。
石川県警では、金沢と輪島のホテルに当たってくれた、その結果、間違いなく長谷川は金沢のホテルにチェック・インし、出発していた。次の日には輪島の旅館に泊まっていたことが確認された。
京都府警にも長谷川の足取りを調べて貰った、間違いなく京都市内のホテルに泊まっていることが確認された。
「アリバイ成立ですか。」
と、南が言った。
「はい、確認した結果、金沢と輪島と京都へ旅してたのは確かだな。」
「これで、犯人じゃないって事だな。」
そこへ、札沼がやって来た。
「ああ、その人は帰りの新幹線に乗ってたわ。」
「そうか、間違いない。」
高山は言う。
「ええ、確かですよ。」
「札沼、ありがとう。」
「ええ。」
「とにかく、京都へ行ってみようか。」
「ええ。」
次の日、南と高山と小海は新幹線午前8時発博多行「ひかり3号」に乗って京都へ向かった。
「こっちだ。」
「はい。」
南と高山と小海はタクシーに乗り、渉成園へ。
「渉成園へ向かってくれ。」
「はい。」
渉成園へ到着した。
「主任、徒歩で10分で行けれますね。」
「はい。」
「とにかく、聞き込みをしてみましょう。」
「はい。」
そこには、和尚さんが掃除をしていた。
「すいません、この日と来ていませんでした。」
「ああ、この人なら来ていましたよ。」
「いつ頃ですか。」
「午後の3時ごろやったかな。」
「そうですか。」
「やっぱり、アリバイありか。」
「そうですね。」
そして、特捜班に戻ってきた南たちは高杉に報告した。
「そうか、やはり長谷川はシロだったか。」
「ええ、犯人は奴だと思うのですが。」
「本当に、途中乗車は可能でしょうか。」
「待てよ、途中乗車。」
「わかったぞ、このトリックが。」
「本当か、南主任。」
「そうか、犯人は長谷川で京都から朝の「ひかり」に乗って名古屋から8時発の特急「しなの3号」に乗る、塩尻着は10時01分、特急「あずさ3号」が塩尻に到着し、岡本さんを殺害した、そして松本から11時03分発特急「しなの8号」に乗り名古屋へ着くのは13時12分、名古屋で新幹線「ひかり134号」に乗り帰郷した。」
「なるほど、帰京時間を利用して犯行を計画したんだね。」
「その通りだよ、高山、小泉。」
「よし、さっそく長谷川を逮捕しよう。」
「ええ。」
そこへ、一本の通報が入った。
「何、長谷川が姿をくらました。」
と、桜井は言った。
「よし、追うぞ。」
「はい。」
長谷川が逃亡してると、名古屋公安から連絡を受けました。
「何だって。」
「よし、追うぞ。」
そして特捜班は長谷川を追い詰めた。
「そこまでだ、長谷川!!。」
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劇中の列車のダイヤは平成元年のダイヤを使用しています
ご了承ください。