彼女の名前は林 由紀恵、南が林に出会ったのは昨年の6月頃だった、この日南は香川と警乗の任務に当たっていた、寝台特急「出雲1号」に乗って出雲まで警乗の日でした。
「やっと出雲に来たな。」
「とりあえず、警戒に当たろう。」
「はい。」
「終着の浜田に着いたら浜田公安室に待機しよう。」
「了解。」
林の夫の名前は林 裕次郎、彼の父親は資産家の息子である。
「ここが、出雲大社だよ。」
「ここで、幸せを気付くのね。」
「よし、俺達は出雲の神様に願いを祈ろう。」
「そうね。」
2人はお参りし、出雲名物「出雲そば」を食べた後、山陰本線に乗り山口県の小郡に向かった。
「あれ、裕次郎さん、裕次郎さん。」
と、林は夫を起こそうとしたが倒れてしまった。
キャーッ!
と、林は悲鳴を上げた。
そこへ乗客と車掌がやって来た。
「どうしたんですか、お客様。」
そして、事件は起きた。
「はい浜田公安室、えっ、何っ!、男性の死体、場所は特急「おき3号」の車内、了解そちらに向かいます。」
と、電話を切った。
「香川、特急「おき3号」で男性の死体だ。」
「えっ、死体だって。」
南と香川は11時44分に特急「おき3号」の到着を待っていた、現場には島根県警の刑事と鑑識が到着していた。
現場は鉄道オタクたちや見送りの人がいっぱい集まっていた。
「被害者は林 裕次郎さん35歳、東京在住。」
「東京から来たのか。」
南は、すぐに東京公安に連絡し身元の確認をしてもらうよう指示した。
「被害者はさはり毒殺ですか。」
「ええ、恐らく青酸カリと思われます。」
「なるほど。」
一方、高山と桜井は被害者の林 裕次郎の身元を調べてくれた。
「資産家の父は3年前に死亡、現在は母親と妹と暮らしています。」
「そうか。」
「恐らく、犯人はその時の資金の調達を来た人じゃないかな。」
「ああ、考えられるな。」
そして、浜田公安に高山と小海が到着した。
「何か、分った。」
「被害者の瓶入りの日本酒に青酸カリが混入していました。」
「青酸系の毒か。」
「もしかしたら、金銭トラブルによる恨みではないか。」
「考えられますね。」
後の警察の捜査で被害者の裕次郎には父の仲間の借金によるトラブルによる犯行だった。犯人は既に警視庁に逮捕された。もう1人の仲間は小郡で新幹線に乗ろうとしてる男を発見した。
「すいません、鉄道公安の物ですが。」
「何っ!。」
「待ちなさい!。」
と、桜井は言った。
「おい、もう逃げられないぜ。」
そして、高山は手錠をかけた。
劇中の列車の時刻は昭和63年から平成元年のダイヤを使用しています