煌めいた彩りは新しい春を運ぶ   作:♡チェケ♡

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「文化祭」それは学生たちのための祭り。これに心躍らせているのは彩だけでなく煌成も!?
どうやら煌成には秘策があるようで……?




※あけましておめでとう今年もよろしく
視点変更久々
タイトルと内容が噛み合わない定期


煌めきすぎた光は彩りを加速させる

ー2ーBー

「では今日から文化祭期間になるわけだけど……。みんな、分かってるよな?」

担任の言葉にクラス全員が頷く。そう。俺たち花咲川学園の生徒にとって文化祭とは、戦いなのである……!

 

ー1ーBー

「皆さんは何も知らないと思いますが、文化祭は祭りなどではないですよ」

突然の担任の言葉に私たちは首を傾げると、驚きの言葉が飛び出た。

「文化祭では街の人達にアンケートが配られます。そしてそのアンケートで1位になったクラスには、学校からのプレゼントがありますからね。頑張りましょう」

途端に騒がしくなるクラス。隣の席の花音ちゃんもワクワクした表情だ。

「プレゼントってなんですかー?」

1人の男子が先生に言うと、これまた驚きの発言が飛び出た。

「去年は購買の千円分の引換券だったかしらねぇ……」

 

……千円!!

地味なようで高校生にとっては普通にいい金額だ。特に購買のお菓子とかを沢山買えるのはでかい。

 

しかし、モデルに加えてアルバイトまでしている彩からすれば少し微妙なものであったのは事実だった。

 

 

ーレッスン休憩中ー

「そーいえば、聞きました?文化祭のプレゼント!」

「ああ…今年はなんだろうな」

高めのテンションで話しかけてみるも、煌成くんはあまり興味がないのか素っ気ない感じだった。

「煌成くんはあまりきにしてないの?」

「いや、全力で取りに行く。今年こそはとる」

 

……気合十分だった。

 

「これはうちのクラスのやつが聞いた話なんだがな」

煌成くんが真剣な顔で話し始める。

「今回のプレゼントは、去年よりもかなり豪華に変わってるらしい」

し、真剣な顔でそんな事言われても反応に困るよ…。

「で、でも私たちのクラスも負けないよ!煌成くん!」

しかし、煌成くんはこれまで見たこともないような不敵な笑みで言った。

「安心しろ。今回の俺らの勝ちは揺るがない」

 

 

そして私たちは、文化祭でありえない光景を見ることになる。

とても高校生の文化祭のレベルではない。それだけはハッキリしていた。

 

 

 

ー文化祭当日ー

学校につくと、パンフレットが配られた。

私はすぐに煌成くんのクラスを確認する。するとそこには「奇跡の復活!2ーBライブ!!!」と書かれていた。

 

…事務所の人に聞いたことがある。煌成くんは中学時代フューチャーなんとかフェスに中学生で初めて出演した化け物だって。

 

「…見てみたい……!」

 

自分のクラスのお化け屋敷の担当時間が終わり、私は花音ちゃんと2人で煌成くんの所へ行くことにした。

しかし、なかなか煌成くんのクラスに入ることができない。

なぜなら、クラスから溢れた人が廊下からも溢れ廊下が埋まってしまっているからである。

「ふぇぇぇ…彩ちゃん…すごい人混みだよぉ……」

「かっ花音ちゃーん!?流されないで〜!!」

人混みにどんどん流されていく花音ちゃんの手を掴み、一緒に流されていると何故かそのまま教室にはいれた。

「ら、ラッキー?なのかな?」

花音ちゃんがオドオドしながら話しかけてくるが、私はそれどころではなかった。

 

教室前方。ギターを掻き鳴らし歌っている煌成くんは、これまでよりもいっそう輝いて見えた。

「あの時より…すごい…」

夏休みに聞いていたギターよりも激しく、心を直接鷲掴みにされたような感覚になる。

横をちらりと見ると花音ちゃんもあっけにとられたような顔で煌成くんを見ている。

 

……こんなに凄かったなんて、思ってもなかった…!

 

 

 

ふと前を見ると、丸山が目に入った。

まっすぐな目でじーっとこっちを見つめている。

そういえば、あいつもいつかこうして歌う時がくるのか。

それならば、俺から一つプレゼントをくれてやろう。

 

歌っていた曲が終わり、次の曲へと移る。

「次は予定を変えて、この曲をやります」

横目で他のメンバーを見ると、こくりと頷いてくれた。

クラスで作った即席バンドなのに、高いレベルで合わせてくれ、オリジナルまでやらせてくれたこいつらには感謝しきれないな。

「聞いてください。【永煌】」

 

歌っている最中に、何度も丸山と目が合った。

まるで、ライブの時にファンと目が合った時のような気分だ。

 

少し昔に浸りながら、煌成は完璧に歌いきった。

この曲は、丸山にとっても大きな影響をもつ曲になることは、誰も思わなかっただろう。

 

 

私たちの文化祭は結果的に煌成くんたちのクラスと1年C組が同率で1位だった。

プレゼントは図書カード3000円分で、みんな喜んでいた。

なにやら煌成くんは苦々しそうな顔で「白鳥にやられた」って言ってたけどういう意味だったんだろう?

私たちのクラス?お化け役が全然怖くないってあまり良くなかったみたい……。

 

 

花音ちゃんがお化け役は、やっぱ失敗だったよなぁ……。




ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……!!!
年末年始の忙しさに頭やられてなんだか気が狂いそうです。それでも私は頑張ります(白目)
次回は、イチャイチャ回と見せかけてシリアス回と見せかけたイチャイチャ回になる予定です。

アンケートをそろそろ締め切ろうと思っています。このままだと千聖さんですかね……?

楽しく読んでいただけたら、よろしければ評価やコメントお願いします!
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!!

彩と煌成の未来のお話

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