でも、なんだか彩の様子が変で……?
※オリジナル設定注意
視点変更あり
8月。俺たちは夏休みの間ずっとレッスンに励んできた。
来る日も来る日もレッスンレッスン。毎日頑張ってきたおかげで全員がどんどんレベルアップしている。
初ライブが終わってから『アイドル』になったという自覚が強くなったためか、どんどんみんな輝いていっている。
だからこそ、ハプニングもあった。
ー8月2日ー
「ううっ…」
音合わせ中、突然若宮が倒れた。
「若宮!」
急いで駆け寄ると顔が青く、少し苦しそうだ。
「脱水症状か。白鷺、氷つくってきて!大和は水!丸山こっちきて手伝ってくれ!氷川は水沼さん呼んできて!」
矢継ぎ早に指示を出し、すぐに若宮の首筋や脇を冷やす。あまり重症ではないだろうけど心配だ。若宮のおでこに自分のおでこをあてる。
…問題はないな。
この後少し休んだら若宮は元気になった。夏はやはり怖い。
ー8月8日ー
「ふげえっ!」
ダンスのレッスン中に突然変な声と共に氷川が倒れた。なんだかデジャヴだが急いで駆け寄るとどうやら足を捻ったみたいだ。
「ちょっと靴下を脱いでみろ」
……腫れてきてんな。触った感じ折れてはないけどこりゃ痛そうだ。
「今から氷作ってくるからちょっと座ってろ。白鷺、練習続けといて」
「はい」
天才氷川も足くじくんだな…夏って怖い…怖い?
「明日は休みでーす」
練習が終わりストレッチをしてる時に煌成くんが言った。
「明日ですか?何かありましたっけ?」
千聖ちゃんの質問に煌成くんはニヤリと笑う。
「明日は…祭りだろ?」
ドヤ顔煌成くんの言葉に日菜ちゃんが反応する。
「あー!そういえば明日だったねー!楽しみー!」
「日本の伝統…。ブシドーです!」
そのまま盛り上がっているが、私は最近それどころじゃない。
…煌成くんと、全然話せていない。
最近ハプニングが多いから煌成くんも忙しいし他のみんなと仲良くなっていくのも嬉しい。でも、なんか複雑だ。スキンシップも増えてるし。……羨ましいとか思ってはないけど。
1年前はもっと私に構ってくれたのになー、なんてたまに考えてしまう。去年は一緒に海に行ったな……。
なんて思い出にふけっていると、煌成くんに声をかけられた。
「どうした丸山?珍しく難しい顔して」
「ふぇぇっ!?め、珍しくはないです!…少し考え事を」
「へぇ…明日は雪かな?」
「えっ!?煌成さん?明日は雪なんですか!?」
「違いますよイヴさん。珍しいことが起きそうってことっすよ」
「なるほど!ブシドーですね!」
…こういう会話の数も、昔はもっと多かった。
なんか私。面倒くさい女の子みたいになっちゃってるな…
「もー!煌成くんひどいよ!」
いつも通りを装うその顔の裏に、とても悲しい顔が隠れていることは彩自身も気づいていなかった。
些細な変化。自分でも気づかないような。それでも、煌成は気づいていた。
後編へ続く
読んで頂きありがとうございます。
今回は少し短く切らせて頂きました。皆さんはこれくらいの方がいいですか?それとも前回くらいがいいですか?良ければコメントで言っていただけると助かります。後編は遂に夏祭りへ!恋の急展開も待ったナシ!?…かもしれない、です。
今投票して頂いてるアンケートでそれぞれのお話の内容をTwitterで少しだけ上げる予定でいます@DkojiUrcFxNgSL6で調べればでると思うので、良ければフォローお願いします。
ただいまアンケートの取り方をかえました。目次に入って頂き1話を読むと1番下にポピパのアンケートとなっております。2話はアフグロ。3話はパスパレ。4話はロゼリア。5話はハロハピとなってますので、是非ともアンケートに協力してください。
それでは、次の投稿でお会いしましょう
彩と煌成の未来のお話
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ほしい
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結構です