みんなが学校から開放される中、煌成と彩は海へ!?
煌成と彩に新しいチャンスが……?
※オリジナル要素の大波
私は海に行ったことがないです。
ー花咲川学園 体育館ー
「えーっ、今日で学校は終わりですが、皆さんも学生ということでしっかりと勉学の面でも……」
壇上で校長が気持ちよさそうに話しているが、俺はそれどころではなかった。
……すっごく、眠い。
俺たちは今日が終業式なのだが、もはや毎度恒例のごとく校長の話が長い。俺たち2年3年でもキツいのに、これを初めて味わう1年の気持ちなんて考えたくもない。
ふと1年の方を見ると、コックリコックリと体を揺らしている丸山の姿が見える。
あいつ、寝ていやがる……
今日は午後から打ち合わせが入ってるから、叱ってやるとしよう……
自分が表紙となった雑誌が発売されてから、丸山の成長ぶりは凄まじかった。歌、ダンス共に上達していき、これならアイドルとして仕事を取れる日も近くなっているだろう。
だが、少し疲れているようにも感じる。
夏休みは少し休ませてやろうと考えていたが、上司から急に打ち合わせを入れられた。
上司からの打ち合わせってことは、どうせなにか面倒なことをやるのだろう……
そんなことを考えながら、俺はそっとまぶたを閉じた。
ー終業式後 2ーB教室ー
やっとホームルームが終わり、クラス全体が騒がしくなる。すると、クラスの女子から声をかけられた。
「ねえねえ黒峰くん!今日の午後クラスのみんなで遊びに行くんだけど、黒峰くんも来ない?」
「あー、ごめん。今日は用事があるから……」
折角の誘いだが、さすがに打ち合わせをすっぽかすわけにはいかない。するとクラスでよく話す村山がカバンから1つの雑誌を取り出した。
「そーいえば黒峰!この表紙の子可愛くね!?この子結構最近の子らしいんだけどお前見かけたりしない!?」
村山が手に持っていた雑誌は、丸山が表紙になっていた雑誌であった。
「へえ……。この子は見たことがないかな。人気でそうか?」
「そりゃあもう!俺のダチたちもみんな可愛いって言って大盛り上がりよ!」
「それは凄いな。お前が言うならあってるかもな」
「だろー!?」と叫ぶ村山や「村山の事は信じられないよー!」と茶化す女子たちをよそに、これはいいことを聞いたと心の中で村山に感謝する。
「じゃあ俺はもう行くから。みんなまたな」
そう言って教室をでて、俺は事務所へと足を進めた。
ー事務所待合室ー
学校から直行で事務所に向かったため、随分早くついてしまった。打ち合わせが始まる時間まではあと30分もある。
「……喉乾いたな」
ふと思い、自販機に買いに行く。すると、横の通路から上司たちの声が聞こえてきた。
「にしても、本当にいいのか?」
「ああ……。まあ、黒峰くんと丸山くんならいいだろう。2人とも大丈夫さ」
「そうか……。少し不安だがな…」
どうやら声の主は、この後打ち合わせをする人達のようだ。一体、俺達は何をやらされるんだ?
少し不安に思いながらも、俺は水を1本買って待合室へと戻った。
ー30分後ー
待合室で丸山と座っていると、山岸さんが入ってきた。なにやら真剣な表情の山岸さんに、俺は少し身構える。
「早速本題に入らせてもらおう」
……何を…言われるんだ……?
「黒峰くん。君は、旅行するなら山と海。どっち派だい?」
「……は?」
しまった。思わずタメ口が出てしまった。
……山と海?一体どういうことだ?
「あー。深くは考えなくていいよ。ただ、どっちがいいかって話だ」
「それなら……、海ですかね……」
すると山岸さんは満足そうな顔をして頷き、今度は丸山に顔を向けた。
「では丸山くん。君はどっちがいいと思う?」
「海です!」
即答だなオイ。
俺たちの返事を聞いた山岸さんはニヤリと笑い、俺たちに衝撃的なことを告げた。
「君たちにはこれから、2人で海へバカンスに行ってもらう」
「「……えぇぇぇぇぇぇっ!?」」
ー打ち合わせ後ー
実際はロケというような形というのを説明され承諾した俺達は帰路へとついていた。
しかし、雑誌でも大きく取り扱ってくれるようだし、俺も丸山も気合いは十分だ。
「にしても、急な話ですねー。私、今から親に言わないとですよー。煌成くんのご両親はすぐにOKだしちゃう系の家庭ですか?」
「あー、かもしれないな」
「えー?私怒られちゃいそうで怖いですよー!」
そういい空を見上げる丸山に、俺は1つ助言を告げる。
「親にはな。適度に自分の夢を伝えておくべきだと俺は思う。やっぱり親は子供のことを応援してくれる存在だからな。しっかりとビジョンが伝わっていれば親も協力してくれるはずだ」
「そういうものですかねぇ……。まあ、頑張ります!」
「おう」
俺と丸山の家はそう遠くない。しかし途中で分かれ道があるのでそこで別れる。
「じゃあ明日までに事務所に連絡しておけよ」
「はい!それではお疲れ様でした!」
「おう。お疲れ」
ー黒峰家ー
「母さん、父さん。今度こそ、成功させてみせるから。見ててくれよな」
俺はそう言い、父と母の遺影に手を合わせ、目を瞑った。
俺は、今度こそ
かなり遅い投稿ペース……。プライベートが…。
という言い訳とともにシリアスな雰囲気を織り交ぜていっています。一応しっかりと内容は考えておりますので謎な展開とかにはならない予定です。煌成の夢が一体なんなのかは、是非予想してみてください。
少し短くなっておりますが、何話かに繋げていくので、是非とも楽しみに待っていてください。次回は彩の登場回数も増えます。
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彩と煌成の未来のお話
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