ハイスクールD×D ~太陽のカラスと龍と赤龍帝~   作:ソースケ_研究中

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今回は少々長いです。
ではよろしく

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加筆修正

告白の部分を変更
対価の変更


こいつはイッテェぞ・・・・!だって皆の思いと俺の怒り、部長の涙の分も込めた拳だからなぁ!!!!byイッセー

現在、木造が目立つ診断室におり、窓からは竹林が見える。俺は丸い背凭れの無い三脚の椅子に座って、俺を背に机で資料を見ている女性、ひらひらを追加したナース服を左右に赤と青で分けた配色の上に白衣をはおっており、長い銀髪を三つ編みにしている。前髪は真ん中分けにしており、青のに赤十字のナースキャップを着けいる。この薬剤師で弓の名手で大人な雰囲気を漂わせる、この女性は

 

 

 

 

「永琳先生、俺の体はどんな様子でしょうか?俺的には大丈夫と思うんですが?」

 

 

 

 

 

「それは、診察した私が言うことよ。--診察の結果なんだけど体の方は大丈夫そうね。外傷より内の傷がちょっと気になったけど、どれも数日したら完治するわ、だけどねーー。」

 

 

 

 

 

「まだ何かあるんすか?」

 

 

 

 

「これ、貴方ここ最近、何を食べていたの?血糖値が通常より高いから気をつけなさい」

 

 

 

 

「わかりました今後、気を着けます。」

 

 

 

 

資料と言うか俺の診断書を見せて注意する八意永琳さん。最近、アンパンばっかり食べていたのがいけなかった様だ。

頭や体が包帯だらけの俺が今いる所は永遠亭、何故此処に居るかと言うとあの後ことなのだが、姫さん投了宣言をした直前、もの言う前に心配そうに兵藤を見ている彼女に強い言葉をかける事が出来ないまま黙ってしまいそのまま別れて、後は姫さんとも会えずじまいで家に帰る頃には朝でアーシア嬢が俺と一緒に住んでいるアパートに転送された。俺は起きてからは刀舞と共にアーシア嬢に兵藤の所に行くように言うと少し食い下がったが兵藤も心配なことにも変わらないと思い、少々なし崩し的に行って貰った。

言い忘れていたがガムドも後でちゃんと治療してもらって今は元気にしているが安静にした方がいいと言われて養成中だ。

後、気になってガムドのパワーアップについて聞いたのだが、アレが種族としての本来の力でイグニスは封印解き、それを引き出したにすぎないそうだ。なんでもアレのご先祖様がなんか、偉いことをやらかしたせいで封印されたそうなことをイグニスがそう言っていた。あのなりで元々暴龍とか初耳である。

俺の方は治ってると思うのだが、前の実験分と今回使用を含めた神器《セイクリッドギア》の影響が精神以外にあるか少し調べたかったの転送術式を使い此処に来たのだ。

とは言え、完全に読み間違えた。いつも辛辣に扱われている(自業自得)俺が傷付くことで姫さんの精神に影響を与えるとは思いもよらなかったとは言わんが、だが読み違えたのは事実だ。それがこうして今回の結果として出てしまっている以上はな、アレだけ派手にやっておいて、最後はあっけ無かったなと自分でも思う。今回の俺の策は全味方を生存させ、姫さんの精神的負荷を最小限に抑えること、そしてライザーの精神的に折ることを前提に動いていたが、自分の頑丈さを過信して朱乃嬢の心配掛けるし、後で動けなくなるわ、完全に想定が甘すぎた。

というか高威力の爆発を受けてから途中、幾つか意識が飛んでいる所もあるし、このまま姫さんが婚約が成立してたらアーシア嬢が居る限りそのまま残るつもりだが、どうする?この分だとタイマンで奴に勝負を消し掛けるか?と言うかそれやったらは反逆者扱いになるだけで意味は無いし、と考えていると後ろの方から声と共に戸が開く、

 

 

 

「師匠、置き薬の配達を終えました。何か手伝うことはっーーて、悠じゃないどうしたの?」

 

 

 

 

 

「いやどうしたって、診察してもらった所だけど一様患者だぞ、俺」

 

 

 

 

「そう、貴方ならどんなことが遭っても大丈夫じゃないの」

 

 

 

 

そんな身も蓋も無い事を言う、ヨレヨレうさ耳で足元に届きそうなほど長い薄紫色の髪に、紅い瞳を持つ女子高生の制服姿の少女。

鈴仙・優曇華院・イナバだ。

そんな優曇華に笑顔で注意する永琳先生

 

 

 

 

「うどんげ、い・ち・よ・う・患者(笑)なのだからフランクに喋るのはやめなさい」

 

 

 

 

「はい、師匠、い・ち・よ・う・患者★でした。すみません以後気を着けます。」

 

 

 

 

「あんた等もそうだが、俺の知り合いの殆どが何で俺の扱いがぞんざいなんだ?泣くぞ、泣くぞ畜生め」

 

 

 

 

「「それは貴方の態度の問題よ。(それは貴方の態度の問題です。)」」

 

 

 

こいつらもそうだが本当に俺の扱いがぞんざいだな、なんだか目頭が熱くなってきた。

なんだ?ぐぅたらしているのが駄目なのか?仕方がないだろ!!何時も真面目にしていたら馬鹿を見る所にずっと住んでいたんだ。いきなり変えろって言われても無理だ!言い訳はここまでして俺は立ち上がり

 

 

 

「・・・もう帰ります。」

 

 

 

 

「アレ?気分悪くした?それならごめんね」

 

 

 

 

「ちげぇよ、このまま居てもしょうがないだろ?営業妨害になる、だから帰んだよ。うどん」

 

 

 

 

「そんな気遣いしなくていいけど・・・。--後、師匠以外に優曇華って呼ばれたくなっていっても聞かないし、もう諦めてるけど、せめて最後に『げ』は付けてよ!?私はうどん”げ”!!優曇華よ!誰が馴染み深い皆の知っている種類豊富な白くて太い麺類よ!!うどんじゃないっていつも言ってるじゃない!!意外と根の持ってるよね!?!そうだよね?!」

 

 

 

 

「良いじゃないの、うどん、良い響きだわ。バリエーション豊かでもちっとしてて、こしのある性格になれば貴方も少しはてゐに弄られなくなるんじゃないの?」

 

 

 

 

 

「師匠まで?!どんな性格ですか!??それ!?!分かりませんよ!!うどんみたいな性格ってどんなんですか!?!?」

 

 

 

 

 

「あ~。お前アレだよ。臨機応変で物腰豊かで、気持ちのいい性格とかじゃね?」

 

 

 

 

 

「分かりやすくなっちゃたよ!!?というかあからさまに私がそういう性格じゃないって馬鹿にされてるし!!ーーでも、あれ?もちっとの部分は?」

 

 

 

 

 

 

「「落ち着きなさい。(落ち着け。)」」

 

 

 

 

 

「対応が雑!!?二人して酷いです!!」

 

 

 

 

おい、俺が今さっき言った事覚えてるか?鳥頭ならぬウサギ頭か?お前のウサギ頭のスペックは初期のファミコン並みか?少しの衝撃でデータが飛ぶのか?一々ツッコんでいられんわ、まったく、・・・?、良く考えると俺も優曇華も弄られた。この分で行くと次は・・・・・。

 

 

 

 

「ーー何かしら?」

 

 

 

 

笑顔で返す永琳先生、この人、笑顔なんだが目が笑っていない、やれるならやってみろってか、無理だから無理だからね。此処でこの人に言えるってどんな勇者だよ。それはもう蛮勇だけどね。と思いながら俺は悪寒を感じ冷や汗をかき、唾を飲み込み一息おいて

 

 

 

「いえ、何でもありません」

 

 

 

 

「そう、何でも無いのね」

 

 

 

 

「はい、何でもありません」

 

 

 

「--?」

 

 

 

その俺たちのやり取りに一人で騒いでいた優曇華が復帰し、今の状況ににょろ~んって首をかしげている。

多分、ノリでこの人を弄ったら俺の命が無い、悪乗りして優曇華もやりそうだが犠牲者が増えるだけで結果は同じだろう。

はやり地震、雷、火事、永琳先生だな、後、幽香と咲夜、慧音先生とか霊夢を覚えていたら配点が高いぞ、テストに出るから覚えておきなさい。俺的には姉ちゃんやお嬢の方が怖いがこいつらも安易にやると殺される。

まぁそれは今どうでもいいとして帰ろうか

 

 

 

「まぁ少し気が晴れたし、行くわ」

 

 

 

 

「そう、分かったわ。個人的にはこのまま居て姫様の暇つぶしに付き合って貰いたかったのでけれど・・・。」

 

 

 

 

「そいつは遠慮させてもらう。寄る所があるからな。」

 

 

 

 

「そう、それじゃあ仕方がないわね。優曇華、何時まで首をかしげているの?悠を竹林の外にまで道案内してあげて」

 

 

 

 

「は、はい、」

 

 

 

 

そんなこんなで俺は話を終え、お暇し、帰り道の案内をしてくれている道中、優曇華が落とし穴に落ちたりしたが無事に竹林を抜け、お礼を言ってからにとりのとこへ飛んで現在、

 

 

 

「わお、不思議、装填分ごっそりないわ」

 

 

 

「みたいだな、すまん、補給とメンテを頼めるか?」

 

 

 

 

「うん、いいよ」

 

 

 

ここは以前説明した。にとりの研究室兼工場、中は周りの風景を吹き飛ばすような程の未来的な場所でなんかの機械や俺が使っているアルトとかの機体を収容しているハンガーの様な場所に工作機械やクレーンなど必要な物が殆どある。

そんな家主であるにとりは、イグニスのセットを解除したアルトアイゼンをハンガーに固定してメンテナンスと補給をする為にここに来た。F2Wキャノンも近くの机でバラされている。

俺は三脚の椅子に座ってテーブルに肘をついてボーっとしていると横から

 

 

 

 

「考え事かい?悠君」

 

 

 

「お、リョウトか。別にそんなんじゃねぇよ。」

 

 

 

と工具箱を持って声をかけてく来た濃い群青色で前髪に白いメッシュの入って癖っ毛でツナギを着て下シャツを着た中肉中背の大人しそうな少年、リョウトが声をかけてくる。

コイツは前の異変で此処で住んでいる珍しい神機人で、元はアーマリオンと言って”リオン”と言う機体に他所の部品をひっぱてきてくっ付けた急造機体じみた物が依り代となっている。

彼の質問に言葉を濁しながら視線を動かすと別のハンガーに俺より一回り大きい、大体俺がアルトやダークハウンドを着た時と同じくらいのサイズ、白と青の騎士の風貌を持つ装甲、アルトアイゼンに比べて少し細身、左腕には三門の短銃身の物が付いて、背中には左右に二つ、上に尾翼を加えた合計五つの白い翼を持っており、左右の耳飾りが翼の形で頭は額当ての様な装甲に翡翠の猛禽類のような鋭いカメラアイがある人型の機の傍に武装固定用ハンガーに固定されている主武装と思われる長銃あった。

その機体を見ながら声をかける。

 

 

 

「なぁおい、あのアルトに似ている奴って」

 

 

 

「ん?、あれね。戦術鎧《タクティカル・メイル》”ヴァイスリッター”って言ってね。君の知っての通り元はゲシュペンストの発展機だよ。」

 

 

 

そう言いながらリョウトは言葉を続ける。

 

 

 

 

「この高速機動用戦術鎧《タクティカル・メイル》”ヴァイスリッター”この機体の動力はプラズマジェネレータ。開発で術式による反重力の発生、動力変換とかいろいろ難しくて、さらに小型化でしょ、手間取ったんだけどやっとこさ実装にこぎつけたんだよ、重力制御と慣性質量の負担を軽くする外宇宙航行用推進術式システム、”テスラ・ドライブ”開発の時、永琳さんにすっごくお世話になったんだよね。で、それを使った高機動戦闘で隣にあるエネルギービームと実体弾の撃ち分けの出来るロングバレルの専用ライフル”オクスタンランチャー”を使った遠距離を種目に置いた機体だよ。本当なら悠君はこっちの方が使いやすいと思ったんだけどね。ダークハウンドの状態を見せられちゃあね。やっぱこっちのアルトの方がいいかなってハンガーにそのままになっちゃったんだ。

―――ああ、アルトとヴァイスは元々構図はあっただけど先に後継機である、霊夢さんのとこに居る”ナハト”と魔理沙さんのとこに居る”アーベント”は出来ちゃっているんだけど、まぁ後継機が先に出来ていて後継機ってなんだか自分で言ってておかしい話なんだけどね・・・・。」

 

 

 

「ああ、すまんが高機動用ってのは分かるんだが、戦術鎧《タクティカル・メイル》って?」

 

 

 

 

「とりあえずこっちでつけたコレの総称だよ。呼ぶにしても困るでしょ?」

 

 

 

なんか増えてるがやっと決まったかコレ、呼ぶ時何時もどう呼んでいいかわかんなくてこまったものだと思っていたところだ。これって頭文字取るとTMだよな、今度からこう呼ぶか、何時も鎧とか区別がつかんから困るからな、ホント、これでもう心配する必要がない、というか俺がもっとうまく立ち回っていたらヴァイスリッターの方になっていたのかあの長い銃なら長距離が狙撃が出来そうだが、装甲が薄そうだなコイツ、多分前の戦闘で爆発にコイツの時に巻き込まれていたら確実にお陀仏だったなこれは・・・。

というかアンタ、宇宙に進出する気ですか?時代は宇宙開拓だって言っても流石に宇宙は勘弁してほしいよ。まだ今は青空で十分です。まだ星の海は結構です。

俺は視線を周りに配るとヴァイスの横に立ち並ぶハンガーに同じような青黒い機体が複数あった。似たような見た目でダークハウンドのようなV字のアンテナがついた機体だ。近くにコンテナが置いてあり、腕に取り外し可能の棒状の武器を積んでいる。物や抱えるほどの大きな銃砲から方手持ちの物まである。同じ物が緑と同じ青黒い機体、同じ色だが細部が違いが小型のウイングを付けたタイプまでいた。さらに向こうには明らかに今まで見た機体よりに一体と半分以上大きい青い髭の巨人が居る。こいつは流石に着たら対人相手が難しいだろうと思う。多分この奥にもこれよりデカイタイプが居るんじゃないのだろうか?そんな視線に気づいたにとりが

 

 

 

「気になるかい?悠」

 

 

 

「まぁ、ならないって言えばウソになるが、この似た容姿の機体とこの髭は?」

 

 

 

「まず似たような奴が並んでいるのはヒュッケバインシリーズだよ。」

 

 

 

 

「 凶鳥とはまた物騒な名前だな。どういった性能なんだ?」

 

 

 

「私ん所で開発している指向性の力場って言うか、サイコキネシスっていうか、そう言う力を発生させる装置を搭載している奴と重力崩壊により出来る。ブラックホールとか言うのを動力として使っている奴とか、少し前に仕入れた動力機関で金属に膨大なエネルギーを内包した物を使っている奴とかで、サイコキネシスの方の原理は力の変換増幅よる物で、まぁ力なら何でも良いんじゃないんだけど、例に挙げる霊力、妖力、が挙げられるかな?魔力とか他の方の同調率が全然だめでね。基本その力を増幅して感覚を周りに察知とかバリアとかを張ったり、物を動かす力に変える超能力ってのを再現できないかって思って作った術式システムで名前は”T-LINKシステム”っ言うんだよ。次に原動力になる両方とも危なかったけどブラックホールの現象を動力として利用した動力”ブラックホールエンジン”って言ってこれね、ちょいとスキマの妖怪賢者に頼んで太平洋上で実験したんだけど失敗して海水とか周囲の物が丸ごと消失したよ。あんときは度肝を抜いたね。後は大分前に見つけた隕石から削り出した物なんだけど、いや~見つけた時にはびっくりしたよ、というかこの幻想卿に隕石が落ちてくるなんて思いもしなかったから、そんで解析したら、なんとそれ自体からエネルギーを発生している物だものだから使えないかなって思ってね。制御術式の構築とか本当に出来んのって思ったけど、意外や意外、かなり不安定だけど出来ちゃったもんはしょうがないってね。

 削り出して使えるのは米粒大に六つぐらいが限界だったけど鉱石の名前込みで”トロニウム・エンジン”って言うの、まぁ作ったは良いが搭載している物が危険で此処じゃあ使えなくってハンガーの肥やしになってるんだけど・・・。」

 

 

 

 

「まぁまぁしょうがないよ。」

 

 

 

気が少し沈みそうな彼女を声をかけるリョウト。

次の奴に視線を向けて俺は声を掛ける。

 

 

 

「で、次は?」

 

 

 

「え、ああ、この特機、つまり特殊人型機動鎧の戦術鎧《タクティカル・メイル》で名前は”ソウルゲイン”だよ。大型だけど、腕とか脚は本来のサイズの鎧に腕や足を延長している感じだね。乗れる人が限られるけど、装甲回復機能を持ち、感情によりその力を発揮するタイプで、動力は生体エネルギーだけど、致死量程ではないから大丈夫だよ。格闘戦で腕から光弾に回転を乗せたロケットパンチ、肘のエネルギーブレードがコレの搭載武装なの。とりあえず作ったんだけど誰にも使えないからここに置きっぱなしなんだよねコイツも・・・。」

 

 

 

「格闘ね。そんな感じの見た目だなコイツは、これでそうじゃないって言われる方がビックリするがな」

 

 

 

 

そう言いう説明しているにとりの表情は喜んだり落ち込んだり、表情がコロコロ変わる彼女を見ていた。

言っていることが一部物騒極まりないがまるで子供のように話す彼女を見て少し微笑ましいとも思える。

彼女はやはりこう言った物が好きなのだと言う事がわかる。

 

 

 

 

「まだまだあるけど見ていくかい?」

 

 

 

 

「別にいいよ。それよりアルトの方は?」

 

 

 

 

「喋っている間にメンテと補給は終わったよ。後、アンタに頼まれていた物どうする?間に合わせれなかった私が言うのもなんだけど持って帰る?」

 

 

 

 

「ああ、一様、貰っておくよ。すぐに装填できるようにしてあるんだろ?」

 

 

 

「まぁね装填に数時間掛かる程だけど、なんにしてもホントにすまないね」

 

 

 

そう言いながら俺にアルト、銃弾のアクセサリーを渡し、俺はそれを受け取りながら

 

 

 

「良いって、時間が無かったのに無理言ったんだから気にしてないでくれ」

 

 

 

「そうかい?」

 

 

俺は立ち上がり出口に向かいながら

 

 

 

「ああ、じゃあメンテありがとな」

 

 

 

「壊れたらいつでもきな、直してやるから」

 

 

 

 

「うん。君には色々と技術とか提供して貰って助かっているからね。お礼なんていらないよ。」

 

 

 

「おおそうか?まぁわかったよ。」

 

 

俺は言いながらその場をあとにする。そして少し歩きたいので少し離れた場所に術式を使って転送。後、自分の力に関して考えながらアパートの前玄関に着くころにはもう日が暮れて夜になっていた。俺は玄関の右に設置している郵便受けに何か入っているの気づき、手を突っ込んでみるとなんか豪華そうな手紙が入っていた昔の赤い蝋?封をされている。俺は家の中に入りカッターで開けると魔方陣の描いたカードと俺名義のパスポート、手紙が入っていた。それに目を通し驚いたのは、コレを書いたのが魔王様、つまり姫さんの兄貴で内容は至極簡単、丁寧な分で書かれているが略すと結婚に異論があるなら乗り込んで奪うかぶっ潰せと言うことだ。俺はその内容を見て頬が上がる。向こうから直々に言ってくるとは、思いもしなかったがいや、余ほど妹思いな兄なのだろうと思う。俺もライザーにアーシアを預けるくらいなら兵藤の方がまだマシだ。アレならまだ彼女を大事にするからな、にしても装備が無駄にならなくて済んだなこれで、俺は俺の中の奴を呼ぶ

 

 

 

ーーイグニス。

 

 

 

『なんだ?』

 

 

 

 

ーーちょっと話がある。

 

 

 

 

 

あれから時間が立ち、所変わってここは冥界、夜空に満面の星空輝き、そこには立派な豪邸が立っていた四方何百坪と言って良い程の大規模な敷地に建てられたおり、そこの門には二人の兵士が立っていて片方の兵士が気が緩んだのか欠伸をしたのでもう片方が注意する。

 

 

「おい、何、欠伸してんだ。幾ら暇だからって気を抜くなよ。」

 

 

 

「す、すまん。気を着ける」

 

 

 

「これで何度目だ?幾ら暇だからってここが有数の貴族悪魔がいるんだぞ、それに今日はここで党首様の御子息でらせられるライザー・フェニックス様の御婚礼が決まったことに対しての祝いの席だ。何者が此処に攻めてくるか分かったものではないのだからな」

 

 

 

「う~ん、だけど大丈夫じゃないか?今回の会場に入らっしゃる方々は実力者ばかりで、相手しようものなら返り討ちにあうのが関の山じゃないのか?」

 

 

 

「馬鹿!!だからと言って俺たちが気を抜いていいわけないだろうが!!」

 

 

 

そう言って詰め寄る。そんな対応に困り

 

 

「すまん。流石にそれは無いよな悪かった許してくれ」

 

 

 

「何でそうお前は軽いんだ!!お前は何時もそうだ。いい加減な態度にばかりーー。」

 

 

 

そう言って何時もの説教を始めそうになった時、妙な音が音がして彼らの頭上を通り巨大な門に何かが当たって瞬間、その場が光に包まれ、轟音と爆風、破片をまき散らしながら爆発した。

 

 

 

 

「「うぶぁ!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!!!!!!!!!!」」

 

 

 

 

その爆風に吹っ飛ばされ近くに居た兵士たちは仰向けに倒れる。少し門から離れていた為起こった爆風に吹き飛ばされただけで両者無事の様だ。

倒れた片方の兵士がゆっくり体を起こし、飛んできた方を見る。

 

 

 

「いったい何が・・・・。」

 

 

 

 

そう言いながら向けた目線にはゆっくりと歩いてくる長身の男が一人、髪は黒の中途半端にボサボサな少し長めショートで、目は少し釣り眼気味、すっととうった鼻立ちで口は堅く結んでいる。首には薄い生地の緑のマフラーを巻いており、黒いスーツで上着は前を開けてる。だが、彼が身に着けていたのはそれだけでは無かった。右肩に深緑の短筒を肩に担いでおり、そこから硝煙が立ち上っている。さらに同じ物が右肩にぶら下がっている。左肩には下げている黒く長い銃があり、銃身下部にスライドする部分が付いている物だった。腰のベルトには黒い鉄のリンゴのような物が複数ぶら下がっている。後ろに何かまだ大きな物が固定されている此方からでは見えない、此方に近づきながら男は筒をもう使い終わったと言わんばかりに放り捨て黒い銃を構え、兵士に銃口を突き付け、聞く。

 

 

 

「ここが会場で間違いないか?」

 

 

 

 

「貴様、こ・・・んなこと・・・をして・・・・ただで済むと思って・・・・いるのか」

 

 

 

 

「そんなこと分かっているっての。負ければ賊軍、勝てば官軍の大勝負だ。冗談でこんなことするかよ」

 

 

 

 

「いった、何・・・をいって・・・・。」

 

 

 

そうしていると別の方向から轟音が響く、男は視線を上げ、煙の上がっている方向を見るそれを見てから納得が言ったのか

 

 

 

「会場はここで間違いないようだな、なら通らせてもらうぞ、っとその前にアンタには夢の世界に旅立って貰わないとな」

 

 

 

そう言って引き金を引き、兵士の頭に強い衝撃を受けて意識が途絶えた。

 

 

 

っとそう言う俺は現在、会場に向けて進撃中、持っているのは今さっき使ったM72 LAW、つまり携帯式対戦車ロケット弾である。コレは一様、学生がこんなの買うなんて出来ないので何時ものにとり製である。去年の春頃、第一回目の贈り物をした際に良いのかも知れないと思って送ったのが世界兵器大全集、世界各国の武器を事細かく書いた本を送って数日後メールが来たのだ。

どんな武器が好きだとその時長々と電話して語ってしまった。次の週コレ一式が送られてきのだ。その時は唖然としてしまったのは言うまでも無いだが今はこいつを送ってくれたにとりには感謝したいほどだが、こんな状況を作ってしまっている俺もどうかと思う。

そんで今さっき、兵士の頭に撃った銃はスパス12というショットガンに類するものだ。後、アップル・グレネードと言う手榴弾をベルトに数個付けている。腰の後ろの大型のポーチバックにいろいろと入っている。今回の装備の全ロケット弾、手榴弾等は火薬が少なめで銃は全部ゴムスタンを使用している為、今さっきに兵士も気絶しているだけである。俺はさぁ祭りの始まりと行きますか。

 

適当に庭から窓を割って中に侵入、表で誰かが派手やってくれているおかげで潜り込み易かった。多分十中八九、兵藤だろうアイツは俺にもアレを送ってきていたのだから向こうにだって来ていた筈だ。と言うかこのままアイツが泣き寝入りって構図が浮かばかったけなのだが、俺は曲がり道に行きあたり壁に隠れて少し顔を出すと兵士共が忙しなく走り回っている。武装は安そうな鎧に槍と腰に剣を持っている。オイオイ前時代的だな。幾ら悪魔だからって今の時代、銃とか近代兵器の一つくらい持たせておけよ。流石に可哀想だぞ、そう思いながら行ってしまったので出て行き、周囲を警戒しながら進む。

向こうから爆音が近付いてきて、兵士の数の多くなり角に差し掛かった時に後ろから

 

 

 

「貴様、何者だ!!」

 

 

 

見事に見つかった、振り返ると三人の兵士が居て此方に向かって走ってきている。

 

 

 

 

「しくった、この!!」

 

 

 

スパスを構え銃口を向け発砲、発砲音を唸らせ、硝煙をまき散らしながらゴムスタン弾を吐きだす。

一発は驚愕していた隙に一人の兵士の眉間に直撃、気絶し、倒れる。それを見た他の兵士は

 

 

 

「銃か!!だが撃った直後には撃てんだろ、一気に間合いにはいーーっが!!?!ごっ!!?!ぎっ?!?!」

 

 

 

「いつの時代の事を言ってんだお前は・・・。」

 

 

 

リロードしながら三発を胸と顎、眉間に当て、気絶させる。呆れたもの言いで俺は銃身の下部をスライドさせるようにポンプアクションを行い、唖然としている最後の兵士の鼻柱に当てることで気絶させる。

呆れた表情で俺は角を曲がると

 

 

 

 

 

 

「ーーあ。」

 

 

 

 

 

 

今の声を聞きつけて来たのか通路に居るじゃないか兵士がいっぱい、それも埋め尽くすほどに。

俺は溜息を吐きながらポンプアクションで次弾をリロードさせ、構える。

 

 

 

 

「良いぞ来い。だがな、ただで済むと思うなよ。」

 

 

 

 

「「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」」」」」」

 

 

 

それが号令となり兵士共が此方に突っ込んできた。

 

 

そして場所が変わり会場内他の貴族たちが居るの中、ライザーが演説最中に兵藤が乱入、そこで姿が変わった赤龍帝の籠手《ブーステッド・ギア》を掲げ、叫ぶ。

 

 

 

「俺は駒王学園、オカルト研究部の兵藤一誠!!内のリアス・グレモリー様の処女は俺の物だ!!!!!!!!!」

 

 

 

瞬間、扉の方が爆発した。爆風と爆煙、壁の破片や扉が吹き飛び近くに転がる。頬を染めていたリアスやオカルト研究部の面々は、すぐにその演出では無い爆発を見て誰がやったのか分かった。というかこんなことをするのは奴しかいない

 

 

 

 

「え、これって・・・・。」

 

 

 

 

爆風に吹っ飛ばされそうな所を堪えながら兵藤が声を漏らす、向こうに居る朱乃、木場、小猫は分かっているがソーナは目を丸くしている。

 

 

 

 

 

 

「あらあら、まあまあ」

 

 

 

 

「ここは流石って言っとくべきかな」

 

 

 

 

「・・・やり過ぎです。」

 

 

 

 

「いったい何なの?!」

 

 

 

 

そして爆煙の中から出てくる人影に視線が向けられ、声が

 

 

 

「何が処女だよ。アホかてめぇは?、もっとマシな言い方出来なかったのか?せめて自重して此処は”俺の物だ”だけで区切ろうぜ。そこまで言っちまったらただの変態だろうが」

 

 

 

 

 

 

「うるせぇ!!俺の決め台詞に文句付けんじゃねぇ!!ーー悠!!」

 

 

 

 

爆煙が纏わりつかせながら悠然と歩いてくる。シガレットチョコを銜えた悠がそこに居た。悠は肩に担いでいた最後の手持ちの武器であるM72 LAWを放り捨てる。兵藤はそれを見て

 

 

 

「派手にやってたのはお前かよ!というか妖怪が近代兵器使うってどうよ!?つかそんなのどうやって仕入れたんだよ!!明らかに銃刀法違反以前の問題だろうがそれ!?」

 

 

 

「うっせぇなぁ、今さら何聞いてんだお前は?」

 

 

 

本当に今さらである。そんの二人に苛立つライザーが叫ぶ

 

 

 

「きっさまらぁぁぁぁ!!取り押さえろぉ!!」

 

 

 

そう言った瞬間、俺たちを取り囲むように兵士どもが出てくる。兵藤が驚くが悠は落ち着いている。

向こうが此方をライザーの命で取り押さえようとするが阻まれる。

一つは氷の斬撃で、もう一つは鋭い打撃で、最後は荒々しい雷撃を浴びせ兵士共を地に叩きのめしてしまった。その攻撃を行った張本人である木場、小猫、朱乃の順に言う

 

 

 

「此処は僕たちにまかせて」

 

 

 

「・・・悠先輩、煙草?いえ、それチョコですね貰っていいですか?」

 

 

 

「あらあら、派手なご登場ですわね。ですが少々遅いですよ。お二人とも」

 

 

 

「木場、小猫ちゃん、朱乃さん・・・!」

 

 

 

「御苦労さん、相変わらずだな、ほれ嬢ちゃん、助けてくれた礼だ。」

 

 

胸ポケットからシガレットチョコのケース出して小猫の譲ちゃんに一本渡す。それを手にとって巻いてある包みを開けポリポリと食べてしまう。

周りが騒いでいるが、それを沈める声が一つ

 

 

「私の用意した余興です。」

 

 

その声を発したのは姫さんと同じ赤髪の黒と灰色に少し簡易の装飾を施してる鎧、見た目兵士の奴に毛が生えた様な物に感じるかもしれないが見る人が見ればそれは禍々しくもありながら気品のある鎧を身に纏った男性であった。

が傍にはあのメイドも控えていると言うことは・・・。

兵藤は、その者が分からず声を漏らすが、姫さんは知っているようで驚愕声を出す。

 

 

「誰?」

 

 

 

 

「お兄様!?!」

 

 

 

そこから何処からか声が聞こえその男性の名前を言う

 

 

 

「サ、サーゼクス・ルシファー様!?!」

 

 

 

魔王さんか、つまり俺達を此処にひっぱりだしてアレをコッチに寄こした張本人か、だがどういうつもりだ?主催したのは考えるまでも無く両家と考えるのが妥当と言った所だ。つまり魔王さんはこの婚礼に意義があるが表だって事を運ばせることが出来ないと言うことか?妹思いなの所は共感できるが一体どうするつもりなんだ?

そう思っている俺は魔王さんの声に耳を傾ける。

 

 

 

「サーゼクス様、余興とはいかがーー。」

 

 

 

ライザーの言葉を制すように手を上げ、魔王さんは疑問に答える。

 

 

 

「ライザー君、レーディングゲーム、興味深く拝見させてもらったよ。しかしながらゲーム経験も無く戦力も半数も満たない妹相手ではいささか・・・・。」

 

 

 

「あの、戦いにご不満でも?」

 

 

 

魔王さん、ちょっと待てそれで押し通る気か?今回はその戦力や経験の差を承知でこっちは勝負を受けたことになるんだから流石に無理があるのではと思うの俺だけだろうが、だがコレを言ってしまうと不利になるので言わない、と言うかライザー気づけよ。本当に鳥頭なのかお前は?

内心罵倒しながら言葉に耳を傾ける。

 

 

 

「いやいや、私が言葉をさし挟めば、レーディングゲームその物が存在意味を失ってしまう。

  ――まして、今回は事情が事情だ。旧家の顔が立たないだろ?」

 

 

 

 

「――!!」

 

 

 

ああ、そう攻めんの流石、旧家の、古いだけが取り柄でだけにプライドの塊だね。

自分の面子ばっかし考えているから取れるチャンスさえ、取り逃がしちまうんだよ。

口が出せずに苛立つライザーを気にせず、魔王さんは続ける。

 

 

 

「可愛妹のせっかくの婚約パーティ、派手な趣向も欲しい物だ。ーーそこの少年、君の有するドラゴンの力、この目で見たいと思ってね。グレイフィアに少々だんどってもらったんだよ。」

 

 

 

「なるほどつまりは・・・。」

 

 

 

 

「ドラゴン対フェニックス、伝説の力を宿した物同士で会場を盛り上げる。と言うのはどうかな?」

 

 

 

 

「その話、俺にも一枚かませてくれないか?」

 

 

 

もう少しで話が着こうとした瞬間、声が響き、俺に視線が集まる俺がそこに待ったをかけたからだ。

 

 

 

「ーー?君は妹の雇っている傭兵の」

 

 

 

 

「会えて光栄です。魔王さま、すみませんがその盛り上げ役に俺も参加させてもらえませんかね?」

 

 

 

此処に呼んでおいて、居たのか的な言われよう。それはどうかと思うんだがまぁ良いか。

参加すると言うの俺に対してライザーが眉を顰めて此方を見て

 

 

「貴様、どういうとつもりだ?その前に貴様はここでは不法入国であるのを分かっているのか?」

 

 

 

「いや、なにこのしがない鴉めにもその配役を頂戴いただこうと思ってね。大丈夫だろ?たかが鴉だ。フェニックスのアンタが恐れるほどでもないだろう?それにコイツもまだ龍の力に振り回されている状態だ。ハンデとしても出させてくれよ?」

 

 

 

そう言いながらいやらしい笑みを浮かべながら手帳型の許可証を開いて見せびらかした後に言葉を続ける。

 

 

 

「後、不法入国の件は大丈夫だ。ウチのスポンサーは色々と根回しが良いんでね。ほら、特別処置でパスポートみたいなものもバッチリだ。――さあ、どうよ高貴なフェニックス家の御子息様?」

 

 

 

「悠、お前、すっげぇ馬鹿してんだろ」

 

 

 

身を震わせながら俺に聞く兵藤、俺は当たり前のように言う。

 

 

 

「当たり前だろう。」

 

 

 

「てんめぇ!!」

 

 

 

と胸ぐらを掴んでくる兵藤を気にせず、視線をライザーに戻して

 

 

 

 

「で、どうすんだ?」

 

 

 

 

「ふん!!貴様が言った通り、力も扱いきれないそこのだけ小僧では物足りなかったしな、それにあの時の借りも返したかった所だ!!良いだろう貴様も一緒に相手してやろう!!」

 

 

 

その言葉に俺は笑みを浮かべる。

こんな見え見えの挑発に乗るとはな、無駄にプライドの高いのと俺に対して情報源が少ないから、コイツなら乗ってくると思ったよ、俺も倒しきれなかったし、兵藤も自分に手も足も出なかった事もあるから大丈夫だろうと思っていんだろうが、その油断が命取りだってことを教えてやろうじゃないか。

魔王さんも俺の笑みを見て少し笑みを見せてから言う

 

 

 

「ライザー君の合意も得た所だし彼の参加も認めるとして、さぁ彼らには会場に向かって貰おうか」

 

 

そう言うと俺たちの三人の足元に魔方陣が展開され、光に包まれ視界が晴れた頃には周りが石造の四方をチェスの駒の像があるアリーナに立っていた。

アナウンスで魔王様の声が響く、

 

 

『ドラゴン使い君それと、鴉君』

 

 

 

「は、はい」

 

 

「--?」

 

 

 

『この私と上級貴族の方々に今一度その力を見て貰えないかね。』

 

 

 

「「はい」」

 

 

 

 

 

姫さんが心配そうに俺たちを見ている中、目の前にいるライザーが高らかに両手を上げ、背中から炎の翼を広げながら

 

 

 

「このライザー、身を固める前の最後の炎をお見せしましょう」

 

 

 

 

その言葉を聞き魔王さんは次に進める。

 

 

 

 

『さて君達、勝利の対価は何が良いかな?』

 

 

 

その言葉にざわめきが起こる。兵藤は下級悪魔、それでどころか俺は転生しそこなって悪魔ですらないないため、反論の声が出るが魔王さんは

 

 

 

『下級だろあろうと悪魔でなかろうと彼は妹の下僕。そしてもう一人の彼だって雇っているなら対価を払う必要がある。此方から願い出た以上、それ相応の対価を彼らには受け取る権利がある。何を希望する?爵位かい?それとも絶世の美女かい?さぁ何でも言ってみたまえ』

 

 

 

「部長、いえ、リアス・グレモリー様を返してください」

 

 

 

『君は?』

 

 

 

「別に良いです。姫さんにそこんとこ叶えて貰うんで・・・。」

 

 

 

『私に?』

 

 

 

「ええ、まぁ広いアパートでも家でもいいから新しい住居がほしいですね。このままあの部屋だとプライバシーもあったもんじゃないしな」

 

 

 

「ーーーえ?それってどういう事だ?」

 

 

 

そう言う兵藤を無視して姫さんの返事を聞く

 

 

 

 

『わ、わかったわだけど・・・それは』

 

 

 

「叶うとか叶わないとか、どうでもいいんで、とりあえず出来ますか?出来ませんか?」

 

 

 

『出来るわ』

 

 

 

「ほんじゃそれが俺の対価だ。」

 

 

 

『ふむ、決まったようだね。では、はじめて貰おうか』

 

 

 

そう言うった瞬間、俺の両腕か光り、太陽龍王の剛角《ソーラー・ステーク》が展開される。兵藤は少し此方に目線を向け、

言う

 

 

「いろいろ聞きたいことがあるから後で聞くからな、悠、だけど今は!!」

 

 

 

「言われなくても分かってるよ。」

 

 

 

兵藤は構えながら

 

 

「部長!十秒でけりをつけます!!」

 

 

 

その言葉に反論を上げる金髪ツインロールが声を上げる

 

 

 

『十秒でけりをつけるですって!!正気で言ってるのかしら?』

 

 

 

 

「なら俺はその減らず口を五秒で止めてやる。二度と開かぬようにな!」

 

 

 

「言い合いしている暇があったらさっさと始めるぞ、ようやく勝負手が此方に回ってきたんだ。

 ーー今度は確実に貴様の精神を撃ち貫く!」

 

 

飛翔するライザー、走り出す兵藤、俺はその場に立ったまま目を閉じる。

兵藤の声が聞こえる。

 

 

「部長、 昇格《プロモーション》することを許可願います!!」

 

 

 

 

『え、ええ、許可するわ!!』

 

 

 

 

兵藤は叫ぶ

 

 

 

「昇格《プロモーション》!!女王《クイーン》!!」

 

 

 

突っ込む兵藤の声が聞こえる。

そして頭の中にイグニスの声が聞こえる。

 

 

『本当にいいんだな?』

 

 

 

ーーああ、契約をする。

 

 

 

『再度内容を確認するが良いか?我、イグニスは貴公との契約に基づき、我が貴公に力を授ける代わりに対価を要求する。今までは全契約者の意向の元に力を貸してきたが、これからは本当に我と貴公との契約だ。心得て貰おう。』

 

 

 

ーー口上は良い、対価は?

 

 

 

『貴公のこれからの人生と言った所だ。これから我とこの先に歩むにつれ、いろんな出来事が起こるだろう。貴公を世界の守護者とし、貴公がその命に背かぬ限り貴公を相棒として力を貸す事を誓う。だが、その命に背く時は契約不履行により、我は貴公の命を食らう。・・・・・今からでも引き返すことが出来るがどうする。主殿?』

 

 

 

ーーこんな所で行く道引いてられっか!!俺は突き進む!!戦乱に巻き込まれようがなんだろうが関係あるか!!覚悟なんて出来てんだよ!!あの馬鹿やってケジメつける為に言った時からな!!

 

 

 

思い出す。合宿に行く前の出来事、あの時、紅魔館に美鈴に会いに言った事を

俺達は紅魔館の門の前で壁を背に座っていた。向こうは顔をコッチに向けてくれない

 

 

 

「な、何しに来たんですか?」

 

 

 

心なしか彼女は落ち着かない様子な様だ。俺は立ち上がり彼女の方に向いて

 

 

 

「酒の席で言った様に結婚を前提に交際を申し込む。よろしくお願いします。あの時も言った通り男に二言はねぇ」

 

 

 

「――――えぇっ!?」

 

 

 

 

 

 

そう言って謝る俺に素っ頓狂な声を出して此方を向く美鈴、一瞬驚いた風な表情をして少してから少し残念そうな表情に変わり、それから少し笑みを作り

 

 

 

「丁重にお断りさせていただきます。」

 

 

 

「・・・・・・。」

 

 

 

 

その言葉に落ちお込んだ俺を見ながら彼女は言葉を続ける。

 

 

 

「――――別に貴方の事が嫌いなわけじゃありません。貴方と一緒に居る時はドタバタして色々ありますけど楽しいですし、貴方には好意を持っていると言っていいでしょう。」

 

 

 

 

そして何もしゃべらず聞く俺に彼女は一息を置いて真剣な眼差しで再び言葉を続ける

 

 

 

 

「――――ですが、それはあんな事を言われた私の気持ち汲んで言ってるんでしょう?それなら丁重にお断りさせていただきます。私と一緒に居る事が言った事に対しての責任を感じて言っているなら、そんな愛情の無いのは嫌です。」

 

 

 

 

それを聞いて呆れたような表情に変わり、彼女は言う

 

 

 

「それに聞きましたよ。今雇い主のお家騒動で色々大変なことになっていうる事、貴方はこんな事を気にしている暇があるんですか?」

 

 

 

彼女は続ける。

 

 

「いい加減もういいでしょう。これ以上問答を言うつもりはありません。これから私もそれなりアプローチはしますし、それで悠が私に恋愛感情の様な物が芽生えるのであれば、貴方も私のそれなりの対応をしてください。

―――――はい!!分かったら返事!!」

 

 

 

 

「は、はい!!?」

 

 

 

 

いつの間にか叱られていた様な雰囲気になってしまっている事に疑問に思う夕焼けに照らされている俺。

そんな目線の先に居る美鈴は顔は夕日に照らされて赤かった事だけは追記して置く、そしてそんな彼女は

 

 

 

 

「すぐに帰ってさっさと勝つ算段でも付けてください。後、それなりに暇を見つけてそっちにいきますので以上です。」

 

 

 

 

 

「今日のメイちゃんってすごく男前なんだけど・・・・でもありがとうコレで勝負に気兼ねなく集中できそうだ。」

 

 

 

 

その言葉に笑みをこぼしながら悠は礼を言うが、その言葉に夕陽に照らされている所為か赤く見ていたが余計に赤く見えるのはどうしてだろうか?そんな美鈴あさっての方向に指を指して

 

 

 

「分かったさっさと帰ってくだい!!go home!!」

 

 

 

と言って臨戦態勢を取る。多分これ以上問答は無用、さっさと帰れと言わんばかりに威嚇する。

そんなやり取りがあった。最初の時、少し沈んでいた表情が綺麗な笑顔に変わった時。アーシア嬢のあの時の笑顔を思い刺出す。その時俺は思ったんだこんな笑顔を守りたいと、こんな楽しそうな笑顔をだけど、それは彼女だけではない姫さんや皆にもそんな笑顔でいて欲しい、俺の守れる範囲はちっぽけだろうがでもやる理由も約束も出来た。だから俺は想いはようやく完全に決まったよ。

世界の守護者ぁ?やってやるよその過程で、俺は俺の家族、友、これから出来る大切な友、それを手の届く範囲は全て守るれるならなんだってやってやる。それが俺の覚悟だ。大事な物を取りこぼさねぇ様にしっかり抱えて生きて行ってやる。そしてこれが俺にとって本当の意味で億万長者か、文無しになるか大勝負。イグニス、だから俺はお前と契約するぞ!

 

 

 

『了承を確認、これで契約は結ばれた。これから頼むぞ”ユウ”、我を失望させるな。』

 

 

 

 

ーーお前、今、俺の名前を・・・。

 

 

 

『契約が結ばれたことで真に主と認めた以上、我はその者を名で呼ぶ事しているのだ。我自身にその名を刻む為にな。では行くぞ赤龍帝の小僧共が力を解放したようだ。』

 

 

その声に目を開け、強い力が感じる方を見ると兵藤が飛びあがっており、

 

 

 

 

「輝きやがれ!!オーバーブースト!!」

 

 

 

《Welsh Dragon OverBooster!!》

 

 

そうして翡翠に光り輝く宝玉の着いた左腕の籠手から中心に体に赤い鎧が次々と付けられて行き、背の首筋の部分に長い尾が付いており、両肩甲骨部分には、大きくは無いがブースターのような突起物が付いている。まるでその鎧は簡易的に龍の頭部を模したような造形で頭部の翡翠の眼光が輝く

 

 

 

「これが龍帝の力!!禁手《バランスブレイカー》!!赤龍帝の鎧《ブーステッド・ギア・スケイルメイル》だ!!」

 

 

 

それを俺の目を通して見ていたイグニスが

 

 

『小僧共に後れを取るな!!我らもやるぞ!!』

 

 

 

「そんなこと言われなくても分かっている!!」

 

 

そして太陽龍王の剛角《ソーラー・ステーク》の手の甲のモニターが光り輝く

 

 

 

《Sunshine Dragon!power of Overcharger!!》

 

 

 

 

「禁手《バランスブレイカー》、太陽龍王の鎧《ソーラー・ステーク・スケイルメイル》・・・・・」

 

 

 

さらにイグニスの声が響く

 

 

 

『我、その堅き体と速さでどんな障害をも突破し、その爪で眼前の敵を撃ち貫く鋼鉄の孤狼なり・・・!!』

 

 

 

山吹色の光が強くなり、両腕を中心に嘗ての形を取り戻す。重量で脚が石の地面が僅かに沈み、皹を広がらせる。重厚なフォルムに白と赤を基調した鎧、全体的見て両肩両足が明らかに大きく独特なシルエットとなっている。

脚は太くその機体の全ての重量を受け止め何ら事象の無い様な動きを見せる。両肩にはまるで巨大なコンテナを背負っているような外見で、背部そんな超重量の機体を押し出すように加速させる為の複数あるブースターとバーニア、左腕には銃器を部分的に纏めたような腕、そこに突き出るように三本の銃口が付いている。

そして右腕にはこの鎧の特徴と言うべきリボルバー機構を使った形成炸薬式の杭打ち機、頭部には三本の突起物、前に突き出す赤く鋭利な角、両サイドにはブレード状のアンテナが付いている。

頭部の翡翠の両眼が光り輝く

 

 

 

「《Alt Eisen!!(アルトアイゼン!!)》」

 

 

 

それを見てライザーを含めた観戦者も驚き、リアスが驚きに声を上げる。

 

 

 

「バランスブレイカー、禁じ手って事!!それも二人同時に!!」

 

 

 

「ーーぐっ!!」

 

 

 

それもそうだ二人同時のに神器《セイクリッドギア》の禁手《バランスブレイカー》行うなどライザー自身思ってみなかっただろう両者のその力は未知数、動揺しても上が無いだろう。

そして飛びだした兵藤はから声が響く

 

 

《Ⅹ!!》

 

 

「うぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおぉおぉぉおぉおお!!!!!!」

 

 

 

互いの両拳を打ち付けると少し間を開けそこからハンドボール大の赤い魔力球を生成し、殴りつけ、剛速球で撃ち出すが、それを寸前の所でライザーに避けられる。そうして流れ弾となった魔力弾は巨大な塔に直撃し、石の粉塵をまき散らしながら跡形も無く破壊する。それからかなりの威力があることが推測できる。そして兵藤はそれを囮し、ライザーの眼前まで接近振りかぶって殴ろうとするが身を傾け、それも避けるが拳の通った拳圧を浴びただけで思った以上に距離が開き、兵藤は勢いを止められず姿勢を崩し、そのまま別の塔に背中から激突する頃には九をカウントする声が響き渡る。兵藤は思った以上に力が出る為か慣れない力に振り回されている。

ライザーはそんな兵藤に対し

 

 

 

「なんだこの力とはやぉ!!?ぼぁあ!!??!?ーー」

 

 

 

ライザーが言おうとしたが上から今の禁手化状態の兵藤以上の速度で何かが全身に尋常ではない衝撃を与える。体は腹に何かが刺さっているのか逃げ出すことが出来ない、そして別の塔に向けてそのままの加速で激突した。瞬間、石の塔を砕き、轟音と破砕音を唸らせ、煙を巻き上げる。ぶつかってゆっくりと起き上がる兵藤はライザーが居ないことに気づき、

 

 

「あれ?何処行ったアイツ?」

 

 

と思っていると暫くすると向かいの塔が破壊され、煙で見えなかったがその煙を突っ切るように逆さになって、まるでかち上げられて吹っ飛ばされたように出てくるライザー、そのまま空中で姿勢を立て直し、煙が晴れ行く中、重そうな足音を響かせながら瓦礫の中から出てくる。俺は

 

 

 

「うっ!くっ!・・・・どんだけ速度が出てんだよ今まで比じゃないぞ、フルスロットルでふかしたら突然、目の前にアイツの腹が見えたと思ったらヒートホーンを使う暇すらなく、刺してそのまま激突するとは・・・。早くこいつに慣れんとな。」

 

 

 

 

全体的にパワーアップされたアルトの長所がさらに強化されたようだが、短所も強化されたようだ。兵藤が突っかかって行ってる最中に体を上昇させ、ライザーが避けた所に飛びこもうとしてフルスロットルでブーストをふかしたら、一瞬のうちに間合いを詰めてしまっていたようだ。それも飛びこむつもりだった為か両腕は肘から折るように構えていたのでそのまま頭についているヒートホーンを火を入れていない状態で突き刺してしまったようだ。つまり感覚を元のアルトで考えていた所為か、全然反応することが出来なかったのだ。

奴は俺達に怒りの向け、今のでライザーはこけにされ、怒りの表情で言い放ちながら炎の翼から出た炎がその大きさと熱量を怒りと共に増量させ、先に兵藤に向かう

 

 

 

「貴様もそこの小僧と同じか!!貴様らは本当に不愉快な糞餓鬼共だ!!今の貴様らはただの化け物だ糞餓鬼共!!火の鳥と鳳凰、不死鳥、フェニックスと称えられた我が一族の業火!!その身で受け燃え尽きろ!!」

 

 

 

それを迎え撃つように魔力を収束した拳を打ち付け、 

 

 

《Ⅷ!!》

 

 

「てめぇのそんなちんけな炎で俺が焼かれるわけねぇだろうが!!」

 

 

 

ライザーの炎と兵藤の魔力がぶつかり合い互いに打ち消し合い眩い光に包まれる。そこで拮抗していたと思われた力はその場の落ちてくるい者を敗者として石の床に叩きつける。それは

 

 

 

 

「あ!!なぁ・・・・・!鎧がなかったら、コレがアイツの力だってのか・・・・。」

 

 

 

《Ⅶ!!》

 

 

 

「--!」

 

 

それは赤い鎧を纏った兵藤だった。さらに鳴り響く音声、だが兵藤はそれよりも気にしなければならない物があった。

それは上空にいる。巨大な業火を掲げている者を

 

 

 

「怖いか?俺が怖いか?お前は赤龍帝の籠手《ブーステッド・ギア》が無ければただの屑だ!!」

 

 

 

「そうか、だが貴様はどうなのだ?」

 

 

 

「--!?」

 

 

その炎を投擲しようとしたが乱入者に阻まれその炎は四散する。右腕のステークを胸の中央に叩きこみ。ブーストを吹かせ、押し込むようにそのまま床を砕きながら叩きつけ、飛び上がり距離を取る。それを炎を撒き散らし再生させながら立ち上がりライザーが聞く

 

 

 

「それはどうゆう事だ!!貴様!!」

 

 

 

「簡単なことだ。お前はただ女を自分に媚びへつらう者だと勘違いしていないか?お前のハーレムだか何だか知らんが、アホかお前は?ただ気にいったのだけでだとか、需要だとかで自分の傍に囲っているお前なんぞに良くそれでついてくるな?そいつらは余程のお前の言う屑か、才能だけの坊っちゃん駄目悪魔が心配なお人好しだな、ましてや奴らがお前を好いているのなら、一方的な好意だけで可哀想だ。だってお前には、独占欲と征服欲ばかりでそんな物がないのだからな。」

 

 

「きっさま・・・!!言わせておけば!!」

 

 

 

「本当の事を突かれて怒ったか?だがその程度でしか考えていない奴が誰かを屑呼ばわりするなんて言語道断だ!恥を知れ!!」

 

 

 

「こぉんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

 

ライザーは激怒により発生させた業火を此方に放つが上昇して回避し、兵藤を呼ぶ

 

 

 

「兵藤!!行くぞ!!そちらに合わせる!派手にやれ!!」

 

 

 

既に立ち上がっていた兵藤は駆けだしながら背中の翼から魔力を放出してさらに加速をかける。

 

 

《Ⅵ!!》

 

 

「言われなくったてやってやるさ!!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 

怒り任せに出したライザー自身の業火が目暗ましとなり、盛大に脇腹を抉り込む様にアッパーを撃ちこむ普段なら聞かない所だが、その時だけは口から吐血し、ライザーの顔が苦痛の歪み、上空に吹き飛ばされる。

 

 

「ごはっ!!一体ーー」

 

 

 

「そっちへ送るぞ」

 

 

待ち構えていた。悠がステークに構えて居て、打ち上げられたライザーの背中に撃ちこむ。そのまま兵藤が居る場所に落とされ、

 

 

 

「オラァ!!行っけぇ!!」

 

 

《Ⅴ!!》

 

 

掛け声とともに回し蹴りを落ちた来たライザーの顔に叩きこみ、吹く飛ばす。その後兵藤は後方に飛び上がる。そのまま真っ直ぐ吹き飛ばされるライザー、そんな彼を追い抜き、重力をその全身に受けながら各部バランサーを駆使し急速に反転、重音を響かせ着地するが、勢いがまだおさまらず石の床をそのまま抉り、滑りながらなんとか踏みしめ止まり、右肘を折り畳む様に構え、ライザーを待ち構えている鋼鉄の孤狼

 

 

 

「ーーっく!!追いついた!・・・ステーク、撃ち抜く!」

 

 

 

床を背にした状態で飛ばされていた為、そのままブースターを吹かせ、下から勝ち上げるように左肩から体当たりし、強引に立たせ、背中にステークを叩きこむ、ライザーの腹からステークの切っ先が飛び出る。

 

 

「くうう、やりたい放題やりおって・・・・!!」

 

 

 

「何だ?苦痛を感じるのか?フェニックスである貴様が、」

 

 

 

「ふざけるな、貴様等が何か小細工したんだろうが・・・!」

 

 

 

「そう、か!!」

 

 

と言葉に合わせて次の瞬間、機体に凶悪な加速力が加わり押し出すように目標に向かって上昇してく、その先には極大の魔力弾を生成した兵藤が拳を構え、

 

 

 

「待っていたぜ!!食らえぇ!!」

 

 

 

《Ⅳ!!》

 

 

殴り飛ばした。剛速球でライザーと俺に飛来し、寸前の所で雷管を叩き、炸裂させ、同時に腕を前に突き出し、加速力とステークの衝撃を加算された速度でライザーを撃ち出し、魔力球にブチ当てる。同程度の力が拮抗しその場に留まり。瞬間、大爆破、解放された魔力球がライザーの体を分解していくが、流石に不死鳥、分解してくところから炎を撒き散らしながら再生していく、俺はその魔力を備えつけのコーティングで緩和しながら魔力による破壊をものともせず、間合いを詰めた所で逆噴射させ、強引に勢いを殺し少し上昇。

 

 

 

「がはっ!!?」

 

 

 

「まだ、終わって無いぞ、なぁライザー悪魔って十字架や聖水が弱点だと言うが伝承では銀の武器とか弾丸も有効だと聞いたのだがな、試してみるか?」

 

 

 

「--!!?」

 

 

 

ライザーは今さっきの攻撃ですぐに動けない状態でも、俺が言っていることは分かるそうだ。こいつは元々、此方のカードを増やす為ににとりに頼んでいたのだが間に合わなかった代物だ。俺の両肩のハッチが弾かれるように上下に開き、中には縦二列に細かい黒いハッチが並んでいる。さらに俺は言葉を続ける。

 

 

 

「ーー別に装填したら、中身まで取り込ませるのは破壊力を上げるためだ。今回のは穢れが出ないように火薬関係の生成にも拘っていてな、これだけの聖水で清められた銀製のベアリング弾!ただで済むと思うなよ!!」

 

 

 

そう言った途端に中の成形炸薬が炸裂し、清められた銀の雨がライザーに降り注いだ。

一発一発がライザーの皮膚を抉り、清め、再生した部位を破壊していきながら彼に・・・。

 

 

 

 

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?!?!!」

 

 

 

 

激痛を与えていく、映像で見ている者たちには最上級にえげつない光景に見えるだろう。そのままベアリング弾を受けながら石の床に叩きつけられる。兵藤は先に降り立ち、俺も重力に引かれながら落ち、重量と重力加速に伴う爆音にも近い着地音を響かせながら石の床を砕き煙を巻き上げる。よろよろとライザーは立ち上がりながら疑問に思う。今の連撃は兵藤の一撃さえ凌いでいればあそこまで繋げることが出来なかっただが、それを可能にした物を奴は持っているそう思っていると兵藤が

 

 

 

「効いてるみたいだな、ライザー」

 

 

 

「貴様!最初の一発目に俺に何をした!?」

 

 

 

「その種は、こいつだよ。」

 

 

そう言いながら兵藤は手に鎖越しに握った物を見せる。それは

 

 

「十字架だと!!」

 

 

「そうだ、こいつは内のシスターが大事に箱にしまって持ち歩いているのを少し借りて来たのさ、流石のアンタでも神器《セイクリッドギア》で高めた、聖なる力はこえるよなぁ」

 

 

「貴様、正気か!!そのにいる小僧はいざ知らず、悪魔である貴様はその力が自身の体を激しく痛めつけるのだぞ、それは龍の鎧を着ていたとしても例外じゃない・・・・。だとしたら、貴様まさか、籠手に宿るドラゴンに自分の腕を・・・!!」

 

 

《Ⅲ!!》

 

 

話している最中に埋まった状態から這い出てきながら兵藤達の会話が耳に入る。さっきからカウントダウンが何なのか知らんがコレったなんだかまずい状況でないか?あっ!こっちもマズッ、ハマった。

 

 

 

「ああ、ドラゴンの腕なら悪魔の弱点は関係ないからな!!」

 

 

 

それは奴がそれほどまでに姫さんの事を思っているって事だよな。そう思いながら兵藤の言葉を聞く

 

 

「分かっているんだろうな、そんなことをすれば二度と戻らないだぞ!!」

 

 

 

《Ⅱ!!》

 

 

 

「それがどうした!!たかが腕の一本!部長が戻ってくるなら安い取引だぁ!!」

 

 

 

このカウントまさかアイツが装備している赤龍帝の鎧の装着制限時間か?だとするならそんな悠長に話してる暇がないぞ?!そんなことをしている間にもう突っ込んで行っている兵藤、俺は動けないので声を張り上げる。

 

 

 

「ばっか!!?突っ込むな!!」

 

 

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

 

 

「--!?!」

 

 

 

言うのが既に遅く、兵藤が間合いに入り振りかぶって拳を突き出す瞬間、

 

 

 

《count up!!》

 

 

 

の音声と共に鎧が四散する。その勢いに止まれずこける兵藤、だがまだ。

 

 

 

「絶対にあきらめねぇ・・・・!!」

 

 

 

そんな兵藤の胸ぐらを片手で掴み上げるライザー、射撃武器があるが射線に掴み上げられた兵藤が入っている為、撃つことが出来ないもがきながら抜けだそうとする悠を気にぜず。

 

 

「さて、そろそろ眠ってもらおうか、お前が目覚める頃には式も終わっているだろう。」

 

 

「まだだ、火を消すには、水だよなぁ!」

 

 

まだ持っていたのか!それならもう少し持たせろ!!こんのぉ!!

 

 

 

「赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)!!」

 

 

《Transfer!!》

 

 

 

「ぐぁぁぁぐぎぉぉぉぉぉぉぉがぐぎぃぃぃぃぃぃっぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃっぃぃぃぃぃぃ!!!!!?!?!!?」

 

 

その瞬間、悲鳴と共に破砕音を響かせ、上空に舞い上がる赤い閃光

悲鳴の方はライザー、既に清められた銀製のベアリング弾を食らい、さらに譲渡による強化された聖水が体力と精神を限りなく限界まで削って行く、あの時俺が狙っていたことだ。多大なる負荷による精神的なダメージの蓄積これでもう奴の自身、後一発食らわせれば倒せる。

兵藤は完全に膝に来ているのか立つことが出来ない。俺は今度こそ兵藤の近くに着地し、

 

 

「大丈夫か?」

 

 

 

「ああ、すまねぇ頼む立たせてくれ」

 

 

 

「わかった」

 

 

肩が邪魔なので、俺は腰に手を廻し支え立ち上がらせる。

 

 

 

 

「もういい、レーディングゲームの時は助けてもらったからな今回は俺がけりをつける。」

 

 

 

 

「そうか」

 

 

 

そして俺の手を押しのけ、ライザーに向かってゆっくりとだが前に歩き始める。相当のダメージが蓄積しているのか、いまだ顔を押さえて堪えている。兵藤は十字架に聖水を掛け、強化し構える。ライザーもゆっくりだが顔を押さえながら上半身を上げ自分の置かれている状況に気づく、

 

 

 

「ーー!?!ま、待て!!分かっているのか!!この婚約は悪魔の未来に必要で!!大事なことなんだぞ!!お前らの様な何も知らない様な餓鬼共がどうこうする様な事じゃないんだ!!」

 

 

 

 

「難しい事はわかんねぇよ、でもなお前を殴ることになんてお前がったみたいな面倒な理由なんてねぇよ。部長が泣いていたんだよ!!てめぇ殴ることなんてそれだけで十分だ!!」

 

 

 

少し置いて再び兵藤が口を開き、籠手が光り輝く

 

 

 

「こいつはイッテェぞ・・・・!だって皆の思いと俺の怒り、部長の涙の分も込めた拳だからなぁ!!!!!!」

 

 

 

そう言い駆けだし、渾身の一撃をライザーの抉り込むように鳩尾に叩きつけた。飛びはしなかったもののその場数歩下がると悶え苦しんで膝を着き、蹲る。それを見て転移魔方陣がライザーの前に展開され、会場にいた金髪ツインロールの奴の妹が両手を広げ前に立ちふさがる。彼女の眼前で拳をすん止めしてから

 

 

 

「文句があるなら俺の所に来い、何時でも相手になってやる。」

 

 

 

なんだか頬を染めいらっしゃいますが、まぁ最後は見せ場上げたから今回だけは冗談抜きで恰好いいと思うぞ。そう思いながら禁手化を解除し元の黒スーツに薄い緑のマフラーに戻る。

兵藤が言うこと言ってから、次の瞬間周りが瓦礫となり四散する。ライザー妹はすぐにライザーを抱えて飛んでって行ってしまった。

飛び方を知らない兵藤は大声を上げて落ちていくが、黒い翼を広げながら見守る。だって・・・。

そう思っていると小猫の嬢ちゃんや朱乃嬢、木場が上がってくる。なんでか兵藤をそのままスルー

 

 

「いいのか?」

 

 

 

「ええ、言いたいことは後でも言えますが今は、・・・。」

 

 

 

「そうだね。内のお姫様の要件方が重要事項だからね。」

 

 

 

「・・・・だそうです。」

 

 

 

「ーーさようで」

 

 

そう言い降りながら兵藤を見ていると姫さんが奴を抱きとめる。なんだかハッピーエンドぽっけどまぁいいか、俺ハッピーエンド好きだし、それをしばらく見ていながら降り立ち、兵藤が貰った物を出して掲げると幻獣とか出てくるグリファンが鎮座していた。

どうにもこれを見るに失敗しだいせめて連れ去る為の逃走手段も用意していたようだ。用意周到なことだな魔王さんはと思っていると兵藤と乗った姫さんが俺に

 

 

「今日は本当にありがとう、そしてごめんなさい、私が思っていた以上に私の事や皆の事を思ってくれていたなんて思いしなかった。」

 

 

「俺も部長と同じ理由だ。俺からもすまねぇ誤解していた。」

 

 

 

「別に良いって、気にすんな、俺がやりたいように動いただけだからな」

 

 

 

「あらあら、謙遜しちゃってまぁ」

 

 

 

「照れてるのかい?悠君」

 

 

 

「・・・似合いませんよ」

 

 

 

「うっせぇよ、まぁいいお詫びなんていらねぇから一様対価として勝ち取った住居の件だけ抑えといてくれ」

 

 

 

「わかったわ」

 

 

そういいて二人はグリフォンの背に乗って飛び立ってしまった。俺達はそれを見送りながら、胸ポケットから出したケースからシガレットチョコを出し加えながら、

 

 

「ほんじゃぁ撤収、帰んぞ」

 

 

「ええ」

 

 

「そうだね」

 

 

「・・・分かりました。」

 

 

 

所変わって、俺たちが変える為に歩きだした頃、月夜の綺麗に見てるテラスに二人の男女が居た。

一人は魔王、サーゼクスの一人は彼の女王《クイーン》グレイフィアだ。

 

 

「無事に事が運んで良かったですね」

 

 

 

「おいおい、そう言う言い方は勘弁してくれ、まるで私が破断を望んでいたような事になってしまうからね」

 

 

 

「ようなではなく、そうでしょう?」

 

 

「コレは手厳しいね。まあ良いじゃないか、今回の事で私の父もフェニックス卿もいろいろ反省してたよ、残念ながらこの縁談は破断が確定したよ。」

 

 

「ですがあの逃走用のグリフォンを使っていたら大変なことになっていましたよ?いろいろと・・・。」

 

 

 

「ーーだな、まぁ今回は、赤い龍(ウェルシュ・ドラゴン)が此方側に来るとは思いもよらなかったな・・・。」

 

 

 

「白い龍(バニシング・ドラゴン)と出会うのも、そう遠い話でもないのかもしれませんね」

 

 

 

「うむ、それともう一人が宿していた。太陽の王、太陽の守護龍神(シャイン・ドラゴン)、ただの伝承だと思っていたが本当に実在するとはね、だが表に出てきたということは・・・。」

 

 

 

「伝承が本当なら、対をなす、月の女王、月の守護神狼(ムーン・ヴォルフ)も表に出てくる可能性が高くなったと言うことですね。」

 

 

 

「あの、かの龍達より古くから現存する。最古の中立者達、一体この先、彼らが関わっていくことでどうなってしまうのだろうね。」

 

 

そう言いながら彼は夜空を見上げていた。

 

 

 

次の日、旧校舎の屋根、青空が広がり、雲一つも無い、蒼穹の青、心地よい風を感じながら俺は寝ころぶ。

腹の上には久しく合うことが出来た。猫が寝ている。いろいろあったこうして何事も無く無事平穏でいられるのは本当にいいことだ。

日光を受け、まどろんでいる俺の平穏な時間は過ぎていく・・・・。

 

 

 

 

「ああ、寝みぃ・・・・・・・・。」

 

 

 




コレが自分が考える精一杯の恋愛模様です。と言いますか、恋愛ですらない様な出来になってす待ったのが悔やまれますが、なんだかそのままくっつけると多分、自分でも納得できなる思い、保留と言うことにしました。
さらに今回はイッセーがメインで頑張ってもらうと思っていたので、こう言った進みになってしまいました。
後、複線と使っている奴の名前とか今後のネタの為の下準備が入ってます。
良ければ感想よろしくお願いします。
誹謗中傷は勘弁
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