ハイスクールD×D ~太陽のカラスと龍と赤龍帝~   作:ソースケ_研究中

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一言


ふっかつじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!



少しオリジナル要素を含んでいますがよろしく


・・・・・もうちっとこうなぁ豚骨とか無いんか?バリエーションの少なさがこう言うのの欠点やな。by刀舞

あの姫さんの結婚騒動から数日が立っており、今日はバイトも学校は休みでアーシア嬢も同様だ。

今日は朝方に兵藤家にアーシア嬢の荷物を回収してきて現在は昼、何時ものボロアパートで何時もの服装の三人と一機で卓袱台を囲んで昼食を取っている最中だ。そのなかすする様な音が響く

 

 

 

 

「悠さん。このチ○ンラーメンっておいしいですね。」

 

 

 

 

「そいつは良かった。袋のインスタントって結構野菜とか肉とか入れると豪華になるからお手軽で良いだよなコレ、刀舞、お前は猫だろ。舌とか大丈夫なのか?」

 

 

 

 

「・・・・・もうちっとこうなぁ豚骨とか無いんか?バリエーションの少なさがこう言うのの欠点やな。」

 

 

 

 

「いや、お前そう言うキャラだったっけ・・・?」

 

 

 

そう言うの俺も鴉なのに平然と食っている。鴉はそう言うのは余り気にしないのだ。

そしてラーメンの丼を持って吟味している刀舞。豚骨はどうでもいいとして舌の問題は大丈夫そうだ。コイツの好みはこの際どうでもいいとして袋とじ系のラーメンで豚骨とか見た事無いし、多分それって地域限定とかだろ。

アーシア嬢の方な初めて食べる物にニコニコしながら食べている思いのほかこう言う保存の効くタイプなら食ってそうな感じはしたのだが、う~ん?さすがにアーシア嬢が好んでこう言うのを食うイメージが出来ん。

そんな事を考えていると玄関の方からインターホンの音がする。

 

 

 

 

「あ?客か?おいおい今は昼時だろうに、なんだってんだ?」

 

 

 

 

と言いながら立とうとする俺に対面に座ってテレビのニュース番組を見ているダハーカ、イグニスが

 

 

 

 

『ん、我が行こうか?ユウ。』

 

 

 

 

「普通の客だったらどうすんだよ。いきなりお前が出てったらビックリするだろうが。」

 

 

 

 

『それもそうか。』

 

 

 

 

「俺はもう食ってたから皆も普通に食っててくれ。」

 

 

 

「はい、お願いします。」

 

 

 

「・・・・・。」

 

 

とそのまま立ち上がる俺は残りの二人に言う。アーシア嬢は反応したが、刀舞は何かブツブツ言ってて聞こえてない様だ。

まぁいいかと頭をかきながら玄関まで向かい、再びなるインターフォンに生返事をしながら戸を開ける。

 

 

 

 

「はいはぁい、ちょっとまってねぇっと・・・。――――はい、万屋です。アレ?姫さん?」

 

 

 

 

「ようやく出てきたわね。ユウ」

 

 

 

 

上には白いシャツに少し装飾のある赤いカーディガンを羽織って下は膝より上ぐらいの黒のスカートを履いており、彼女にしては地味めな気がするが多分俺のイメージ問題だろう。紅髪を優雅に揺らしながら何時もの自信ありげな表情をしている彼女は姫さんことリアス・グレモリーだ。そしてお家騒動の中心事物の一人で俺の契約者だ。あの後、兵藤家にお世話になっている様なのだが、今日行った時にはいなかった彼女がどうしてここに?

そんな疑問に頭を傾げながら

 

 

 

「こんな昼時にどうしたんだ?姫さん。皆飯食ってる時間だぞ?」

 

 

 

 

「それは悪かったわ。でも今日は貴方達に用事があるの。」

 

 

 

「―――用事?」

 

 

 

「そうよ貴方が望んだ対価の件よ。」

 

 

 

そう言われたから俺が考え込む。

対価?姫さんに対価なんか要求する事があったか?ああ、あの勝負の時な奴か。と思い出しながら姫さんに

 

 

 

 

「ああ、あれかすっかり忘れてた。あの件か。あれは業務外の事だし、その場の雰囲気で言っただけだから無しでも良いぜ。俺は・・・・・・・・・。

それに金が集まればとりあえず広いアパートに―――。」

 

 

 

 

「却下。」

 

 

 

 

「――――はぁ?」

 

 

 

 

「却下よ。」

 

 

 

 

 

「ちょっと待て!最後まで聞けよ!」

 

 

 

 

 

「んん?何よ?」

 

 

 

 

 

「あの場ではノリで言ったのは悪かった。まぁあの事で恩に感じている事は分かるし、だがなぁそれだと姫さんからの見返りの為に頑張った事になるだろ?アレはアンタ達の喜んだ顔が見れただけで満足してんだよ。

それに傭兵とその契約者って立場だけどいろいろどんちゃん騒ぎは楽しいし、俺はお前達の事を仲間だと思っている。だから見返りなんて俺には必要なんてないんだよ。それに仲間同士なのに恩を感じて対価を支払う関係だと悲しいだろ。なぁ?」

 

 

 

 

その意外な答えに呆気に取られた姫さんは

 

 

 

 

「そ、そうかもしれないけど貴方の気持ちは分かるし、仲間と思ってくれている事は嬉しいし、貴方を契約者としての関係では無く仲間だと思っているわ。でもねコレはグレモリーの、いや、悪魔の沽券に関わるわ。貰うだけ貰って貴方が良いからはい、そうですかで引き下がれるわけないの、貴方はイッセーと共に私の願いを叶えてくれたわ。だから私は貴方に対価を払う必要があるわ。それが眷属で無くて雇っている傭兵であろうともよ。

仲間と思っているならなおさら私は貴方の為に何かお礼がしたいの!!」

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・チッ、失敗したか」

 

 

 

 

「――――今何か言った?」

 

 

 

 

「ん~ん、何も」

 

 

 

 

と彼女は真剣な眼差しで此方を見ながら言う彼女に何とか誤魔化そうとしたが明らかに逆効果。姫さんのギブアンドテイク精神は分かったのだが、今さら何処に住めって言うんだ?

購入関係で負担てくれてもその後の家賃とかが俺の手に負えなかったら流石に意味ない事は分かっていると思うが、それに家賃面でも世話になる事はなるべく避けたいの俺の心情であるのだが、まったく面倒なことになってきたな。どうする気だ?と思っていたら後ろから

 

 

 

 

「ちょっと玄関先で何をやってんのや?新聞の勧誘やったら断りって、お嬢やないかい。どうしたんや?」

 

 

 

 

「あ、トウマ聞いてよ。ユウったら―――。」

 

 

 

と感じに部屋にそのまま上がり込んで姫さんと刀舞のダブルコンボ、正論と衛生上の問題を突き付けられ、済し崩し的に引っ越しが決まってしまった。

ああ、勘弁してくれ・・・・今さっき、姫さんが用意した荷物が増えた所為で重くなった荷物を運んでダレているんだが、最近姫さんが止まっている最中に用意した服や日用品などが増えて量が偉い事になっているんですが・・・・。

そんな事を考えているといつの間にか最後の防波堤であるアーシア嬢まで姫さんの強引さに折れて承諾してしまっている。

その後

 

 

 

「おい、イグニス。なんでお前何も言わなかったんだ?」

 

 

 

 

『ユウの中に入れば問題ないから家探しする必要は我に無い。』

 

 

 

 

「・・・・・・・ですよねぇー。」

 

 

 

そんな二人だけの話があったそうな。そして姫さんにに連れられて歩いて行く面々、話の途中に姫さんが言うには、最終的な承諾は家主である俺に委ねられているが、本当に俺に最終的な拒否権があるのかよく分からなくなってきた。

楽しそうに話す姫さん、刀舞、アーシア嬢の三人の後ろをフラフラと歩く俺なのだが、

 

 

 

「姫さぁぁ~ん。徒歩だからそんなに遠くに無いのは分かるんだが、回るんだったらせめてタクシーにしない?」

 

 

 

 

「そんな必要はないわ。いろいろ候補はあったけどユウが住んでたアパートは畳だったでしょう?だから此処の近くで畳のある広い家は少ないから絞ってあるのよ。新しく土地を買って立ててあげたいけど流石に貴方もそれは気が引けるでしょう?だから元からある所に住んで貰うわ。」

 

 

 

 

元からある所にって事は空き家になった奴をリフォームしたのか?と考えるところだろうが、こんな近くにそんな物は無いし、ま、まさか、あのイカレ神父殺人事件で空き家になった所か、さ、流石にそれは無いよな俺ならいざ知らず、アーシア嬢とかはあまりいい気分じゃないし、姫さんもそこまでアレな悪魔でも無いだろうし、それは無いよな。たく、何処まで行くんだよ。

あぁ~うぅ~ん、イグニスは寝ているし、少し考えるか、俺は考える事はイグニスについてだ。

あの契約後、イグニスの力が俺にどういう作用をしているかなのだが、禁手化以降少し前髪の色が黒髪が少し山吹色に変わっており、メッシュを入れた様な感じになっているし、皆の方にはイメチェンで通しているが最初の方は大丈夫でも多分この力はこれから中途半端な火力しかない俺には絶対必要になってくる。

にしても力の浸食はこんな身近な所から始まっており、体の感覚は何時も道理だが、力の馴染み具合が半端じゃない、今まで異質な力が流れ込んで来る感覚があったんだが、今ではそんな感覚が無い上、多分、頭がギシギシいっていたのもコレだ。

精神力は強化を一二回して問題は無かったが、途中から頭がガンガンし始めてからまるで魂が、精神が軋む様な音がし始める。最初の所が問題だ。俺の力、つまり妖力を呼び水として強化の際、イグニス自体の力も俺に流れ込んでいる。コレは拒絶反応と言っても良い。

まぁ武器として使う自体が問題なのだが、力を使う程に流れ込んで来るイグニスの力が俺の神に妖怪である俺の体に合わない様だ。ただの龍であるならばそんな事を気にしていなかったのだが、かなり古い龍だと言う事は聞いていたからな、特質した力でも持ち合わせても不思議ではない、俺も最初時は分からなかった理由は平然と使っていた兵藤を見ていたから、と言うのもある。

悪魔に成りたてのアイツはだだの実力不足で許容以上の力が流れ込んで動けなくなったが、俺は元々妖怪なのに同じくらいの許容量しなかったのは元から合っていなかったと考えるのが妥当だ。分かったのは勝負後の時、永琳先生の後から携帯での連絡を貰って俺の中に妙な力の残留があると言ってきたのだから、先生の推測から言うと入ってきた力を活性化した体が余計の異物として拒絶した結果だそうな。

今となってはもう気にする事も無いのだが、自分は太陽龍王になったと、もう逃げられないのだと言う事を突き付けられている様な気がするが俺としてはどうでもいい、ここに来てから此処まで来ていろいろと退屈しない毎日、俺が案外の世界も好きな事が最近分かったし、世界を守る分は問題ないだろう。あくまで自分の目的の途上で絶対必要な事だから、断る理由もない。

まぁ面白可笑しく生きて行きましょうか。と頭をかきながら歩いているとなんだか見覚えのある道を歩いている事に気づく、あ?考え事をしていても姫さんについて行くようには意識を割いていたが、なんだか以前この辺り歩いた事があるんだが、どこだっけここ?

と以前歩いた事のある道をきょろきょろと見回していると

 

 

 

 

 

「鳥居・・・・・だよな、アレ、ってことは・・・・・神社?」

 

 

 

 

ご存知の通り、はっきり言って神社にある鳥居だ。階段の入り口と神社の境内の入り口とか、まぁ普通にあるもんだが、此処って朱乃嬢と買い物の帰りで送った時に彼女と別れた場所の近くなんだよなぁ、ああ、段々と思い出してきた。

おいおい、まさか、マジかよ。曲がったぞあの三人、鳥居を潜って階段を上がろうとして姫さんが

 

 

 

 

「速く来なさい!!ユウ!!」

 

 

 

 

「マジで面倒なことになってきた・・・・・・へぇ~い。」

 

 

 

 

なんだかこの先の展開が見えてきた様な気がしてきた。そりゃ手に負えない家賃のアパートや土地に家をセットで貰うよりは気が楽だが、人の家に移住ってどうなのよ?姫さんよぉ。なんだか姫さん等に関わり始めてから段々とドツボにはまってきている様な気がしてならない、けど・・・・。

そう思いながら彼女たちの笑顔を後ろから宥めているとなんだか嬉しくなってくるな、彼女等の笑顔は自分の意思を通して正解であった事を証明してくれる。

まぁなぁ、何にしてもアーシア嬢に会ってから俺の運命の歯車が回り始めていたのかもしれない、もしかしたらもっと初めからすでに動き出していたのかも、まだ付き合いも短いのになかなかどうして、ふっ、以前の生活を色あせた物だと思わないが、それ以上に今の生活は濃厚な毎日であると思う。

本当ならすぐに世界を回るつもりだったが、紫さんに学校に行くように勧められ、最初は下済みのつもりで通っていたが、こんな事になるなんて思いもしなかったなぁ、それにここに来たからには戦う事はなるかもとは思っていたがこんなにも早くやり合うとと思わなかった。

堕天使ブッ飛ばして、不死鳥をいびって、ホント、退屈しないね。面倒だが関わった事には後悔はしていない、それよりか、一癖も二癖ある奴らだがこんな気持ちのいい奴らと出会えたのだ。回り道だと思っていたのだが、コレはコレでありと俺は思う。

先に言って行く三人が姫さんの説明を聞きながら神社の入り口の鳥居を潜る。

後ろから聞いた話だと此処は無人の神社で神主が居なくなって此処を姫さんの所が抑えたらしい、更に家がデカイから部屋が余りたい放題らしいのだが、俺としては全くどう言った取引をしたのか聞いてみたいがなっと、ああ、神社に神様が住んでいたとしても神社として機能するわけではない、理由として簡単に言うと此処はそう言う所では無いと言う事だ。

つまりだなぁ、此処は俺を祭る為に神社では無いと言う事、祭るにはその神様の神具や御神体など色々と無くてはならない場があっても意味が無いと言う事だ。外装があって中身があってもそれを表す物、伝える物が無いと意味が無いのだ。

さらに此処が神社である事もあまり周知の所では無いそうなだから参拝客だっていない、だって参拝客って物は神様の住む神社にはとてつもなく大事なことなんだぜ。

信じて崇めて貰えないとそこに居ない様な物で、神様にとっては人の信仰と言うのは力であり、そこに存在する為の糧でもあるからだ。

だから俺が此処に入って例え住んでいたとしても大丈夫だと言う事だ。それにしても此処の神社でけぇなぁ元はなかなか名前のある神社だったんじゃないか?

そんな事を考えながら神社の奥へ入って行く彼女達の後ろを着いて行くと土蔵付きの大きな武家屋敷があり、此処か目的地で間違い無いだろう。そんな事を考えていると姫さんが引き戸の玄関の方にまで行き、

 

 

 

「着いたわよ!!此処が新しい貴方達の家よ!!先住者には話は付けてあるわ。向こうも是非だそうよ!!」

 

 

 

 

「こんな日向の良い縁側がある家に住めるなんてほんましあわせやわぁ」

 

 

 

 

「良かったですね。ユウさんも近々人数が多くなってきたから引っ越しを考えていましたし、願ったりかなったりではありませんか。」

 

 

 

 

「まぁそうなんだが・・・・。」

 

 

 

俺の推測と言うか確信なのだが、刀舞が来てから俺は不動産関係の伝手やパソコンのあるカフェ、バイト中に隠れて住居紹介系雑誌を読みあさってここ辺りには俺が手に負える様な住居が無いのだ。さらに言うと広い部屋のアパートはここ等一帯には全然と無い言っていい程ない、あっても隣町や電車を使って学園付近まで来なければならない為、財政難なウチの家計では俺を含めたアーシア嬢の切符代は馬鹿にならない。だって傭兵と言っているが業務まで手伝っている殆ど万屋といっても良い俺の仕事の自給が、家賃と三人分の一日、三食分にでもなかなかお金が掛かるのだ。貯金に手を付けるわけにはいかないしな、アレは最後の命綱だし、と色々と考えている間に引き戸が内側から開けられ中から

 

 

 

 

 

「あらあら、案外早かったですね。皆さん上がってください。」

 

 

 

 

 

 

顔を出したのは持ち前の我がままボディを巫女服で身を包む朱乃嬢が居た。

そんな驚くアーシア嬢、ワクワクしている刀舞、すでに目が死んでいる俺を連れて姫さんと朱乃嬢は部屋がキッチンと一緒となっている居間に案内され、説明する姫さん俺が今さっき考えていた住居や資金面、土地関係など俺が欲しい物件が無かったが朱乃嬢が丁度開いた部屋があるので一人で住むにもアレと最近思い始めていたので俺達に此処に住まないかと言う申し出を姫さんが食い付いたと言ったことろだろう。

説明が終了して視線が俺に集まっている理由は言わずもがな

 

 

 

 

 

「俺がこの申し出を受けるか、受けないか、か?」

 

 

 

 

 

 

「その通りよ。私が貴方に後で提示された対価に対して良い物件が此処しかなかったよね。学園の近くでの広い部屋のアパートだけど指定内の資金面での該当する所は無し、土地込みで物件の買うのも駄目、魔術関係駄目、条件が厳しすぎて駄目だわ。」

 

 

 

 

 

俺としては、無理難題言ってこの話を無しにする為にいろいろ条件を付け加えていたのに最後に身内の住居は該当外と付け加えるべきだったと思う所だろうが意図的に無理難題と言うとあからさまに対価を貰う気が無いと言う事が言っている様な物だからあえて言わなかったが、まぁ兵藤辺りは俺が居ると嫌がりそうだからと言わなが、アーシア嬢の泊りの際に見たのだが融通で来て数人住むくらいが限界だっただろうし、荷物の多い姫さんが住み始めてなおさらと言っても良いだろう。

う~ん。朱乃嬢は何故このような提案をした?俺達を住まわせる程の理由が分からない。姫さんの結婚騒動時に助けわしたがそんなのでこういう話になるか?わからん・・・・・・・・・・・・・。だが、彼女の申し出は願ったりかなったり出し、条件もクリアしてるし、コレで駄目だって言えば確実に反感を買うのは目に見えている。此処は

 

 

 

 

 

「だがなぁまだ前のアパートの契約が・・・・。」

 

 

 

 

 

「それは私の所でやっておいたわ。」

 

 

 

 

 

そう言う姫さん

 

 

 

 

 

「荷物だって――――。」

 

 

 

 

「ユウの技術なら問題ないでしょ?」

 

 

 

 

 

「部屋に張り巡らした術関係の物が――――。」

 

 

 

 

 

「いい加減にしなさい。答えは?」

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Yesです。」

 

 

 

 

くっそ!!この紅い悪魔め、断る理由が無い俺はとりあえず帰って荷物の転送や術関係の移転の作業に移らなけらばならないので立ち上がる。

 

 

 

 

「はぁ、ほんじゃぁ俺は移住の準備しに行くんで、アーシア嬢。」

 

 

 

 

 

「はい、転移陣の構築をやっておきます。」

 

 

 

 

 

「おう。頼むぞ・・・・・・まったく。」

 

 

 

と頭をかきながらその場を後にする。そして数時間後、俺は術式の処理、荷物の転送を終えて大家さんに確認すると今日辺りに契約の解除が確認されていたらしい。どうやって根回しをしたかはなんとなく分かる気がするが、此処がグレモリー領内である以上そう言った感じのヤツもある気がするんだよなぁ?なんか気が引けんだよなぁ~こう言うのはどうにも苦手なんだよな俺的にセメントコメントと方がいいと言うか、慣れ過ぎていてなんだか駄目になってきている様な?

そんな事を考えながら荷物の整理を終えて半ば物置になっている土蔵の中で許可を貰って私物を片付けていると後ろの開け放たれた引き戸から声が

 

 

 

 

「調子はどうですか?」

 

 

 

 

と聞いてくる朱乃嬢だ。俺はその答えに対し、しゃがんで中の荷物の整理をしながら

 

 

 

 

 

「まぁまぁと言ったところかな、すまないなぁ朱乃嬢、建前で姫さんの対価をこう言う形で受け取りはしたからには暫くは此処で住ませて貰うが良いか?」

 

 

 

 

 

「暫くではなくずっと居ても良いですよ?」

 

 

 

 

 

「あぁー。ああ、うん。あんがとな、朱乃嬢。正直助かったよ。」

 

 

 

 

「いえいえ、良いですよ。一人暮らしと言う物は少し味気ないものですし、貴方達が来てくれたのは嬉しいので言ったまでですよ。

それに貴方には個人的にいろいろと感謝したい事がありますし、いえ、感謝と言う言葉では言い表せないほどあなたにはお世話になりました。」

 

 

 

 

え、何この状況?なんか朱乃嬢の声がすんごく色っぽい様な気がする。その上、気配が近づいている感じも・・・・。

俺は嫌な気配に声が裏返りながら

 

 

 

 

「んん?良いってそんな事、正直レーディングゲームで方を付けようと思ったのに全然ダメダメだったしなヘマってボロボロになるし、本当なら解雇されても文句は言えないんだけどな~。」

 

 

 

 

「リアスはそんな事はしませんよ。それに失敗を帳消しにするどころか余る程の活躍であったではありませんか。」

 

 

 

 

「そうか?手伝いはしたが、最後にやったのは兵藤だぞ?」

 

 

 

最初は俺がやろうかと思ったが、丁度、ヒーロー(兵藤)が居たんでね。そいつに頑張って貰おうと思ったんだ。あの場では契約があるとは言え、俺、部外者なので転生悪魔である兵藤の方がまだ差し支え無いと判断してアイツに最後を譲ったんだがな。今さらどうでもいい事を掘り返す必要があるのか分からんが・・・・。

朱乃嬢は

 

 

 

「そんな事はありません。女王《クイーン》との対決の時は本当に助かりました。その恩と思ってくれて構いません・・・・。

―――――と此処からは私の個人的な事なんですけど、貴方に興味があります。」

 

 

 

 

 

「―――興味?」

 

 

 

 

 

「勘違いをしないでください。この世界で特異性を持ち種族が混在した力という要素を抜いた貴方自身に興味があるのですわ。」

 

 

 

 

 

「それはどう言う――――――わひゃあ!?!」

 

 

 

 

 

と奇声を上げる俺、何故このような声を上げたかと言うと朱乃嬢がしゃがんでいる俺にもたれかかる様に体を押し付けてくる。

俺もそう言うのに耐性が無いとは言わんが、あ、めまっ、せ、背中になんかデカくて柔らかい凶器と理性を溶かす様な甘い女性特有の香りが俺の体をガチガチに固める。姉にも似たような事をされたが、姉である以上そう言った目で見ていないから普通に出来るが朱乃嬢は駄目だろ!!コレは!!そんな状態の俺に朱乃嬢は脇から手を通して俺の胸辺りを両の手十本の指で這うように触りながら見えないから感覚での話なのだが、右側の耳に息が掛かる程の距離に居るのは分かる。そのせいで声が聞き取りやすいって程じゃない嫌な緊張感が襲って冷静になれない俺に朱乃嬢は

 

 

 

 

 

「何百年も生きてそうな貴方にしては生娘の様な声を上げるのですね?――――では、ふぅ。」

 

 

 

 

 

そう言った瞬間、首筋辺りにゾワゾワッとする感覚が

 

 

 

 

 

「ふぁっあば!!!?!!!ちょっやめろ!!何!?何なの!!?今さっきから!!!?」

 

 

 

 

 

声を抑えているつもりだが、いろいろ無理だ。いろいろと無理があるのだ。どんなに長く生きようと鍛える事が出来ない所は、我慢できない所は、弱点は、耐性を持つことはできても他と違い脆いのだ。何処まで行ってもそこだけは他より脆くなるのは必然である。

―――まぁそんな前置きは良いとして初めてやられて耐性の無い俺は我慢できず声を上げる。

そんな反応に何かの琴線に触れたのか朱乃嬢は

 

 

 

 

 

「あらあら、良い声で鳴きますわね。はぁ・・・・もう少しだけ。」

 

 

 

 

 

「やめろ!!やめて!!やめてください!!二人が来たらどうすんだ!!?朱乃嬢!!―――ふぁあ!?!!」

 

 

 

 

もう一度やって声を上げる俺に朱乃嬢は

 

 

 

 

「やめて欲しいのですか?そうですわね・・・・・・・。

――――でしたら”朱乃嬢”と言うのはやめて、二人の時は”朱乃”と呼んでくださいませんか?」

 

 

 

 

 

「いや、そんなんで良いの?あ、でも朱乃嬢で――――ひぃぃあぁ?!?!?!」

 

 

 

 

「ふふ、まだまだ足りない様ですわね。此処から本番と行きましょうか?」

 

 

 

 

「本番って何!!!??ちょっ待って言うから!!言いますから!!朱乃様―――いやぁあ!!」

 

 

 

 

「なかなか魅力的な呼び方ですけど、呼び捨てでお願いします。」

 

 

 

 

お気に召さないだと!?!!もう勘弁してよ!!?

 

 

 

 

「分った!!分かったから!?朱乃!!やめてお願いぃ!!?」

 

 

 

 

「よくできました。――――――ではご褒美をあげますわ。」

 

 

 

そう言った後に右耳の縁辺りに軽く噛まれた様な感覚に襲われ、俺は

 

 

 

 

 

「――――ふひゃあぁ!!!!!?!?!?!?!?!」

 

 

 

 

その時、頭から煙が出ている様な錯覚すら覚えるほど発熱していたに違いない。だが、その反応に気持ちが高ぶってきて歯止めが効かなくなってきている朱乃嬢が次にどうしてやろうかと考えていると後ろから

 

 

 

 

 

 

 

「アンタら、さかっているところ悪いんやけどええ加減にやめぇや、こっちは頑張ってんのにそんなん聞かせられたら腹立ってしょうがないわ。」

 

 

 

 

 

 

 

その聞き覚えのある声にもたれかかっている朱乃嬢は噛むのを止めて姿勢をただし、立ち上がりながら声の方向に目を向けると

 

 

 

 

 

 

「あら、刀舞さんではありませんか?部屋の方の掃除は終わったのですか?」

 

 

 

 

 

 

 

「ああ?終わったに決まってるやろうが、今何時やと思ってんのや?もう買い出しの時間はとうに過ぎてるで」

 

 

 

 

 

 

振り替えれなけど雰囲気的に起こっている事は分かるがこの好機を逃すわけにいかない。これでも最初に似非で自称が付くかもしれないが戦略家な俺はその場をにげる様にそれでいて不自然ない様に平然と出口まで歩みを進めて刀舞の横を声をかけて素通りしようとする

 

 

 

 

 

「ああ、なら俺行ってくるわ。まだ間に合いそうだしな」

 

 

 

 

 

と出てから普通に出て行く俺を二人は目線で追ってから刀舞は助走を付けて飛び、俺の背中に飛び膝蹴りが入る。

 

 

 

 

 

「この状態から平然と素通りすんなや!!無理あり過ぎやろがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

 

 

 

「――――うぼぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」

 

 

 

 

ぶっ飛んで前のめりに倒れ、背骨に直に当たった様な痛みに堪えながら背中をさすりながら立ち上がり、口に入った砂を履きだしながら開いた手で服に着いた土を払いながら

 

 

 

 

「イッテェだろうが!!面倒だから掘り返さない様にしている俺の親切心になんて事しやがる!!」

 

 

 

 

 

「いや、アンタが面倒だからはぐらかそうとしていたって事を地で言ってるやろうがぁぁぁ!!!親切心のしの字もわないわぁぁ!!自分の事棚に上げて何いっとんねん!!!」

 

 

 

 

「まぁなんつうかアレだよ。刀舞。その場のノリっつうか、べ、別にSMプレイが好みじゃないんだからね!!」

 

 

 

 

「ツンデレ!!!?なんでここでツンデレなんや!!!意味が分からんし!!気持ち悪いわ!!!もうええ!!さっさとアーシアと一緒に買い出し行ってきいな!!このドアホォ!!」

 

 

 

 

二発目は飛び蹴りをかまそうとしたが寸前の所でかわして武家屋敷の方に走っていく、その後ろ姿を見ながら刀舞は溜息をつきながら朱乃の方を見るとあまりおもしろくなさそうな顔をしている。

 

 

 

 

「なんや?邪魔した上にウチの大将と親しそうな所を見て気ぃ悪るぅしたんか?」

 

 

 

 

「分かっていて聞くなんて意地が悪いですわ。刀舞さん。」

 

 

 

 

 

「・・・うるさいわ。先に言うけど、私等の関係はアンタの思っている様な関係やあらへんで?――――まぁこっちも面白くないのは否定はせんけどな。」

 

 

 

 

 

「そうですか。」

 

 

 

 

そういってから暫く、視線を交わしていると刀舞が先に言う

 

 

 

 

「まぁええわ。アンタがウチの大将にどう言う気持ち持ってるなんて今さらどうでもいいやけどな。

――――でも一つ聞かせてもろうてもいいやろうか?」

 

 

 

 

「何でしょうか?」

 

 

 

 

「あのイッセーのハーレム願望に駄目だしせぇへんかったけど、アンタら悪魔って一夫多妻が普通な感じなん?」

 

 

 

 

「――――さぁどうでしょう?そうである人はそうかもしれませんし、そうでない人にとってはそうじゃないかもしれません。」

 

 

 

 

「なんやの?その”こうであるならばこうで、こうであるならばこうでない”って?それが流行んのは中学生までやで?テキトーに答えんなや!!ったく・・・・こんな所で問答していてもしょうがあらへんしもどろうか。」

 

 

 

 

「ええ、そうですね」

 

 

 

そう言って二人は屋敷の方に足を運んで行く、その途中で朱乃が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・これから楽しくなりそうですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

とそれから晩飯食って風呂に入った後、夜に布団に侵入した朱乃は刀舞と鉢合わせするも等の悠はそこに居なく、蛻の空だった。それは朝分かった事なのだが、彼がいつもの癖で最初は布団で寝ていてトイレに行った後、寝ぼけて押し入れの中に入って寝ていたそうな。

何時も押し入れで寝ている所為か、普通に押し入れで寝ると言う習慣になってしまったのに悠は何とも言えない顔になっていたのは言うまでもない。それから俺は数日たって廃屋を走り回るっている。なんでもやりたい放題やっているはぐれ悪魔が居るので俺達も駆り出されたと言うわけだが、まぁこれが本来の仕事なんだけどねぇ・・・・。

 

 

 

 

「いっしょに行かんでいいすか?朱乃嬢。」

 

 

 

 

「悠君。二人の時は朱乃って呼んでください」

 

 

 

 

「いや、今仕事中ですからね。」

 

 

 

とりあえず太陽龍王の剛角《ソーラー・ステーク》を展開状態で朱乃嬢と待機している。他はアーシア嬢と小猫の嬢ちゃんは他の場所で待機、刀舞達は脚を使って追いまわしている。俺はため息をつきながら歩いていると後ろの方から羽虫の唸るような音が聞こえ、何なの後ろの方を見てみると朱乃嬢の胸のせ、先端を拳より二回りもデカイくて堅そうな甲殻に覆われたハエに似た昆虫が突っついているではないか。

 

 

 

「あらあら、まあまあ―――あっ!どうして私の胸ばかりっつ!?狙うのでしょう?」

 

 

 

なんか感じているのか彼女の頬が少し高揚している。たぶん貴方の胸が大きく目立つからではと言うと多分、駄目になりそうなので無言で俺はその光景に生唾を飲み込みながら見いっている場合ではないと、俺は装甲に覆われた右腕でその虫を捕まえる。

案外簡単に捕まったが何なんだこの虫?

 

 

 

 

「ありがとうございます。」

 

 

 

 

「ああ、別に良いってそれよりこの破廉恥バエ一体何なんだ?」

 

 

 

 

「さぁ?ハエと言うよりカナブンに見えませんか?」

 

 

 

 

「胴体はそんな感じだけど羽根を覆う甲羅みたいのが無いぞ?」

 

 

 

 

「そうですわね。使い魔ですしあまり考えない方がいいですよ。生態系と言うのは奇奇怪怪なものですから。」

 

 

 

 

「まぁそうだな。」

 

 

 

俺はハエモドキを床に放ると泡になって消えてしまい。

そして歩きながら出番なさそうだな。弾を使わない方が良いからまぁいいだが、と思いながら進んで行くと非常階段辺りで姫さん等が取り囲んでいるなんだか不気味そうなはぐれ悪魔なんだがもう終わった感じだ。

どう見てもこの中で俺達が最後みたいだ。

俺は

 

 

 

「お~い、問答は終わったか?」

 

 

 

 

「遅かったわね。ユウ、朱乃」

 

 

 

 

「もう捕まえてしまったのですか?もっと抵抗してくださったら私も楽しめましたのに・・・。」

 

 

 

 

―――?なんだかあの悪魔の目線が姫さんや朱乃嬢、刀舞の胸の方に目が言っているが、それを隠す気もないのか普通に乳とか言っているし、本当、兵藤と言いコイツと言い隠す気がないのか?コイツらはホントに俺のやる気を削ぎに来るなぁ・・・・。

完全に脱力状態の俺の頭に何か軽く当たった様な感覚がと思って来た方向を見ると刀舞が

 

 

 

 

「何ぼぉっとしてんのや?帰るで大将」

 

 

 

 

と言われて顔を上げるともう何もかも済んだ後で姫さん達がどうしたのか言う表情で見ているで俺は

 

 

 

 

「あ、ああ、すまん。」

 

 

 

 

「――――?まぁ良いわ。皆、撤収するわよ。」

 

 

 

 

そう言ってその場を後にした。次の日、朱乃嬢の家から学園へ行って教室でいつも通りに頭に刀舞を乗せ居ているとはたから声が聞こえ、なんでも最近この学園の女子が貧血で倒れているそうだ。それも胸の大きな子ばかりだそうでなんかの流行病ではないのかと言う噂はが流れているらしい。貧血で倒れているのは心配なのだが、共通点が何でこうしょうもないことばっかりなんだろうか?もっとああそうだなって感じの共通点は無いのかと突っ込みたいがそんな気力も無く部活までそのままぼぅっとしていた俺だった。

その間に兵藤の方はアーシア嬢と姫さんのお弁当イベントがあったそうだが、それは別の話である。

そして夜、アレから部室でグレイスフィア嬢からの報告であの気味の悪いはぐれ悪魔はなんでも錬金術でキメラを作る奴であった事が判明し、さらにこの案件はドラゴンの力まで絡んできているらしい、居場所は小猫の嬢ちゃんと木場が見つけ、俺達はそこへ向かっていると、何がデカイ植物の塊の様な物体に中央に核の様なデカイ紫色の宝石、頭に当たる部分にはバラを模した赤い大きな蕾がある。俺達はどう言った感じに被害があるのか皆隠れて茂みの中から見ているが俺は思っていた。

 

・・・・・化け物といやぁ化け物なのだが・・・・・・・・・・・・なんだがテンションが上がらないいんだよなぁ。

 

 

 

 

「今さっきからなんだろ?・・・・・今回の案件すごくしょうもない様な気がする。」

 

 

 

 

「おい!!霊烏路!!ブツブツ何言ってんだ?今さっきから何だよ!フラフラしてないでしゃきっとしろよ!」

 

 

 

 

「イッセー。そう目くじらを立てないの。それにしても大丈夫なの昨日からぼぉっとして」

 

 

 

 

そう聞いてくる姫さんに俺は

 

 

 

 

「ああ、大丈夫だ。今回の案件がなぁ・・・・・。」

 

 

 

 

「今日の案件がどうしたんだい?」

 

 

 

 

木場も気になるのか聞いてきてしまいには皆の目線が俺に集まる

 

 

 

 

「なんか、しょうもない事になる気がするんだよなぁ~。」

 

 

 

「・・・はぁ?」

 

 

 

「しょうもないって、アンタ何言ってんのや?被害者も出ているやで、しょうもないわけないないやないか。」

 

 

 

 

と刀舞がそう言うが、いやそういう問題じゃないんだよ。

だって今現在進行形で蕾から出たドラゴンの頭がにやけているように見えるし、その目線の先にクラスメイトの胸から触手使って精気吸ってるしこんなの見せられたら、なんだかこれってエロいだけで自体が深刻に見えないんだよ!!被害者が出ている以上、それ自体がしょうもないんじゃないんだよ。この破廉恥植物ドラゴンはあの気味の悪い乳はぐれ悪魔作った物だ。つまり、あの分だと精気は致死量まで吸い取るもんじゃない事は読めるんだよ。多分それが目的じゃないからな。

だがな、俺のカンが叫んでいるんだよ。俺の第六感が言ってるんだよ!!絶対最後しょうもない事になるって!!マジで!!ホントに!!マジ帰って良い!!?労働意欲が削がれるんだよ!!

俺は唸りながら転げまわるのを見て

 

 

 

「朱乃、トウマ、アーシア、ユウはどうしたの?様子が可笑しいって言うか尋常じゃないんだけど?」

 

 

 

「いえ、多分、きっと、大丈夫だと思います。」

 

 

 

「ああ~。なんやろうね?最近、夜にちょっかい出してきている奴の所為かもなぁ」

 

 

 

「あらあら、それはどういう意味でしょうか?」

 

 

 

なんか聞き捨てなら無い言葉があったのか、そんな事を聞ける雰囲気じゃないと言うか、朱乃嬢と刀舞の只ならぬ雰囲気に小猫の嬢ちゃん以外は冷や汗をかいている。姫さんは

 

 

 

 

「ま、まぁ良いわアレ害悪である以上、倒すわよ」

 

 

 

 

「はい部長!!」

 

 

 

そう言って飛び出す皆にしょうがないので気合を入れ直して太陽龍王の剛角《ソーラー・ステーク》を展開して姫さんたちを追う。

既に皆は魔力弾や雷撃、斬撃、打撃、引きちぎったりなどで迫ってくるエロ触手を退いている。

俺もマシンキャノンでアーシア嬢に近づかない様に牽制がてらぶっ放すが、触手が減る雰囲気ではないどころか、増えている。向こうの再生能力が此方の攻撃を上回っている様だ。あまりの再生力に攻めかねていると離れているアーシア嬢の足元からさっきから攻撃してる触手が生えてくる。

 

 

 

 

「キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?!!!!」

 

 

 

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁ?!?!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

「しまった!!?アーシア嬢!!―――!?」

 

 

 

 

「部長!!皆!!?」

 

 

 

 

「部長や朱乃さん、刀舞さん、小猫ちゃんまで!!!」

 

 

 

 

「舐めてじゃねぇぞ!!破廉恥植物!!」

 

 

 

俺や兵藤、木場は縛られた皆を見て心配そうな表情になるが、すぐに行動に移した俺は太陽龍王の剛角《ソーラー・ステーク》の手甲の翡翠のモニターが山吹色に光り出すと、左手にヒートダガーを握られ、活性化された俺の身体能力使って一瞬で間合いを詰め、アーシア嬢と小猫の嬢ちゃんの絡みつく触手を焼き切り、着地した際に二人をキャッチして兵藤達の所まで下がった後に下ろし、残りの三人に向かって飛び、斬りかかろうとすると触手が阻んで吹き飛ばされ、兵藤の達の所まで押し戻されるが、駄目押しと言わんばかりにマシンキャノンを向けて撃ちまくるが触手を蛇がトグロを巻く様に何重に重ねられた触手の盾を作り出し、本当ならあんな盾ぐらいバラバラに出来るのだが、バラバラにした所から再生され、これ以上無駄弾を使うにもいかないので硝煙の出ているマシンキャノンの銃身を下げる。

そんな俺に

 

 

 

「・・・すみません。助かりました。」

 

 

 

 

 

「ありがとうございます。ユウさん」

 

 

 

 

 

「そんな事は良い、安心している場合じゃないぞ。」

 

 

 

 

「ちょっうわぁ!!」

 

 

 

っと奇声を上げる兵藤の視線に皆が目が姫さん達に集まる。その光景はとても・・・・・。

淫靡というか卑猥というか、姫さん達の四肢に絡みついた触手からなんかの分泌液が出て、彼女たちの衣服を溶かされ、裸体を晒している姿が目に入った。

 

 

 

 

 

「・・・・え?何これ?」

 

 

 

 

 

 

「ちょっとなにこれ!?!」

 

 

 

 

 

「なんともいやらしい触手ですわね。――――あっ!?」

 

 

 

 

 

「なんで猫になれへんのや!!この!!やめぇや!!切り刻むで!!この変態植物!!」

 

 

 

 

 

 

「うおぉぉぉぉ!!なんていやらし、じゃなくてなんて恐ろしい攻撃なんだ!!」

 

 

 

 

と唖然となる。が姫さん等が悲鳴を上げ、なんか兵藤が言っている中、あのはぐれが胸に対して乳に対して執着していた事を思い出す。

あの悪魔は姫さんや朱乃嬢、刀舞の大きな胸を見ていた。そして今さっきアーシア嬢達を助ける事は簡単だったが、姫さん等の方に斬りかかろうとした時、ガードが固くなったな。まさか、まさかだけど、コイツ・・・・。

 

 

 

 

「―――コイツ、胸の小さい奴には興味が無い」

 

 

 

 

「はぁ?」

 

 

 

 

「「・・・・・。」」

 

 

 

意味のわからない皆と数名俺の発言に白い目で見ている中、説明する様に姫さん持っていた手紙が光って、姫さんの所にグレイスフィア嬢の投影映像が出て来て、

 

 

 

 

『―――はい、例のキメラは胸の大きな女性から精気を吸う習性があります。』

 

 

 

 

「わかってるわよ。今そうされているんだからぁ!!?!?!―――ふぁあっあ!?!?!!」

 

 

 

 

『更にもう一つ特殊な力を付与されているようでして・・・・。』

 

 

 

 

「―――特殊な力!?」

 

 

 

そのと気になるのか木場が声を上げる。そして彼女は続ける。

 

 

 

 

『このキメラの実を口にするとどんな胸の小さな女性でもたちまち豊かなサイズになるそうです。』

 

 

 

 

「はいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?!?!?!?!?!?!」

 

 

 

 

『はぐれ悪魔曰く”世の女性が巨乳になれば女性の心は豊かになり、男性も夢を持って羽ばたける!!貧乳は罪であり!!残酷だ!!世界を巨乳に!!乳エェェェェェェンドピィィィィィィィィィッッス!!!!”―――っと』

 

 

 

と当事者の映像が一瞬入り、マジでもう帰りたいこんな茶番に付き合わされている事自体が苦痛で堪らんわ

兵藤がなんか涙流して語り出したがこの際どうでもいいし、明らかに当たりの者を殺してしまいそうなほどの怒気を纏った小猫の嬢ちゃんに目を向け俺は

 

 

 

 

「アレをぶっ壊したい?」

 

 

 

 

「・・・・ええ、この世から後かともなく消し去りたいので力を貸してください。」

 

 

 

 

「・・・了解、はぁやっぱりこうなるのか・・・・こんなしょうもない事に力使いたくないが・・・。」

 

 

 

 

 

《reload!!TerrirRabbit!!》

 

 

 

 

 

「小猫の嬢ちゃん!!リア!!―――Xros !!」

 

 

 

 

「――――へぇ!?」

 

 

 

 

 

素っ頓狂な声を上げる兵藤を尻目に俺が掲げた太陽龍王の剛角《ソーラー・ステーク》の手甲のモニターが光って、小猫の嬢ちゃんを緑色の光が包み。

そして光が収まるとガルゴフォームの小猫嬢ちゃんがそこに立っていおり、月夜に照らされ、両腕の鈍く黒光りするガトリングアームの銃身がとても恐怖を煽る。

小猫の嬢ちゃんのふつふつと湧きあがっていく怒りを肌で感じながら彼女の声を聞く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・貧乳は罪、残酷。――――――――ぶっ潰す!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁ小猫様お怒りだぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?!」

 

 

 

 

 

 

そうして向けられたガトリングアームは完全にあの破廉恥植物ドラゴンに照準を合わせ、その銃口から怒りの銃弾を吐き出した。

ガトリングアームから轟音を上げて撃ち出されていく無数の銃弾は確実に再生力を上回る速度でズタズタに植物の肉を砕いて行っているのが目に見えて分かる。それに悲鳴を上げる兵藤、胸の事で落ち込むアーシア嬢、木場は小猫の嬢ちゃんの猛威を見て苦笑している。

俺はと言うと

 

 

 

 

 

 

「何このカオス?早く終わんねぇかなぁ~」

 

 

 

 

 

 

ぶっぱなしいている小猫の嬢ちゃんの横で遠い目をしながらズタズタになっていく植物を見ていた。

なんかズタズタにしている連続した銃声の所為で兵藤が何か言っている分からんし、横の娘の目が怖いし、もう何今日は?ある意味最低最悪の日だよ。知らないうちに姫さん達も脱出してるし、小猫の嬢ちゃんの前に兵藤が

 

 

 

 

「もうやめてくれ!!!小猫ちゃん!!コレは俺達男の夢なんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

 

涙流しがら懇願するが、兵藤よぉ無理だよ。あの巨乳愛好は小猫の嬢ちゃんの触れてはいけない逆鱗に触れたんだ。この植物が生贄になってくれるんだ。喜んで差し出そうじゃないか。というかもうどうで良いだけどな俺としては・・・。

そしてこの嬢ちゃんは

 

 

 

 

「・・・・・庇うのであれば先輩に風穴が開きますよ?」

 

 

 

 

 

 

「―――はい、すみません。」

 

 

 

 

 

コイツの欲望も死神の殺気には勝てんかったか・・・・。その日の夜にこの時期には早い大きな汚い花火が咲いたそうな。

 

 

 




ではまた次回

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