ハイスクールD×D ~太陽のカラスと龍と赤龍帝~ 作:ソースケ_研究中
では今回もよろしく
やぁやぁ!やっほぉー!!おっひさだねぇ!!誰かと思ったらクソ悪魔のクソ色男君ではあぁりませんか?byフリード
廃屋になったボロイ教会、薄暗い場所で光源は月光のみで見えずらいが、装飾の付いた黒で統一したコートにスーツを着たロン毛の男と司祭の様な法衣を着た丸眼鏡をかけた灰色のもじゃもじゃした髪の頭に白いキャップの様な帽子をかぶっている老人が話し合っていた。
ロン毛の方が
「―――首尾はどうだ?」
「はい、その方は問題ありません。以前、此方で引き取ったはぐれ神父と部下数名からの報告によれば、天閃の聖剣《エクスカリバー・ラピッドリィ》、夢幻の聖剣《エクスカリバー・ナイトメア》、透明の聖剣《エクスカリバー・トランスペアレンシー》の三本の強奪を完了した報告を受けています。」
「そうか、計画も着々と問題無く進んでいるな。後は不確定要素だけか・・・・。」
「――――”不確定要素”ですか?この町の貴方様が脅威になる程の者が居ると?」
「ああ、認めたくはないがな、だがその対処も出来ている。―――噂をすればなんとやらか。」
ロン毛がそう言うと男達に近づく者が二人、カツカツと堅そうな足音が響き、その割れた窓から差し込まれる月光にその姿があらわれてくる。
その者は月光に反射してキラキラしている腰まである青銀の長髪で両方のもみあげ辺りから耳を隠すように肩まで垂らしており、黄金の瞳で優しそうな垂れ目、整った鼻立ちに可愛らしい唇で大人と少女の中間の様な美しさが感じられる顔つきだ。
そして服装は肌を見せない様にしており、所々にフリルの付いて肩はゆったりして肘の上あたりの所で同じ色のベルトで絞り、袖の方は布が余って肩と同じくゆったりして垂らしている様になってフリルの付いて袖口を少し折ってボタンで止めていおり、スカートは足元まで隠しているドレスに細い脚には脚を縛る様に固定しているハイヒールを履いている。
全体的に細身であるが、胸の辺りは自己主張する様に白い布地をこれでもかと引き延ばして大きく前に突き出している。
そんなスタイルの出ているドレスに身を包んでいた背の高い御令嬢の様な女性。
もう一人は肩まであり、先が少し広がった黒よりで群青色の髪で例外で額が出る様に前髪を上げ、両サイドに銀色の菱形のヘヤピンを付けて分けて肩まで垂らした髪の先は紅いのが特徴的な髪をして射殺す様な冷たい髪と同じ色の瞳、通った鼻立ちに堅く閉ざされた唇。クールな雰囲気のある。御令嬢とは対照的で彼女の整ったスタイルの出る露出が少し多い黒に赤のラインに装飾の付いて少し胸元の開いたレオタードの様な服装、首から二の腕に掛けて覆う布、腰には前が開けた両サイドに揺れる短いスカート。綺麗なすらりと伸びる腕や足には、二の腕、太股の中間辺りから覆うオープンフィンガーの手袋とブーツの様なハイヒールを身に付けた令嬢の少し背の低い女性の二人だ。
そして二人は彼らとある程度の距離を取って立ち止まり、青銀髪の御令嬢が物静かに
「お話の途中ですが、失礼しますわ。」
「いえいえ、構いませんよ。そちらの方の収穫はどうですか?」
「ええ、ありましたわ。貴方達の情報通りこの町に居る事はたしかです。」
「そうですか。では、此方との協定は分かっておりますね。女王?」
「分かっておりますわ。”太陽龍王”の方はこちらに任せて貰います。」
「此方では手は出しませんよ。ですがお目付役は付けさせて貰いますが良いですね。」
「それは今さっきから私と一緒に居る彼女の事ですか?」
と横目で御令嬢の後ろに控えている彼女に目線を送りすぐにロン毛の方に戻す。
ロン毛は
「その通りです。貴女は仕事はするが少々気まぐれが過ぎると噂があるのでね。貴女の身から出た錆という事で此方もこう言う対処をさせていただきます。」
「分かりましたわ。それはあまんじて受けましょう。では私の要件はこれで、お邪魔しましたわ。御機嫌よう」
と髪を優雅に揺らしながら振り返り、来た道を戻っていく彼女の後を追うよう群青色の髪の女性も付いて行き、その後ろ姿を確認すると老人司祭は
「すみません。少しお伺いしてよろしいでしょうか?」
「―――――なんだ?」
「何故、あのような小娘に下手に出た様なお言葉を?お目付役まで付けてあの娘はそれほど力のある者なのですか?」
「ああ、それだけの力はあるのだよ、あの者にはな・・・・。貴様は聖剣の事ばかりで知らんだろうが、この業界ではかなり腕が立つ事で有名で依頼を注文道理にこなすが、気を付けておけ、奴は依頼者が気に入らない奴ならば容赦無く”噛み殺すぞ”。」
「だが、所詮傭兵ですよ。その上、いつ裏切るか分からない奴を貴方様がそこまで買うのが不思議でたまりませんが・・・・?」
「それは貴様が気にする様なことではない。貴様は好きな聖剣の事だけ考えていればいいだ。”バルパー”」
「――――――も、申し訳ありません。”コカビエル様”」
そんな会話をしている彼らとは違う場所で、月夜の綺麗な晩に夜道を歩く一つの影。
それは背が高く、細身で在りながらガッチリとした体格に少し長めなのに立っているボサボサとした黒髪に襟の立った薄くて少し硬い素材の赤いコートを腰辺りを二本のベルトを交差させて付けて後ろで余ったベルトを遊ばしており、両サイドに二つ、腰の後ろに三つ、大きな四角いバックを付け、下に袖先にに白いラインの入った黒いシャツで下は袴の様な黒いズボンにつま先と靴底を頑丈な鉄で覆った鉄と皮のブーツを履いた。見た目は死んだ魚の様な悪い目付きと疲労の所為で霞んだ翡翠の瞳を持った男がおぼつかない脚で
「――――こっちです。と言っても本当なのか?」
とブツブツ言っていてこんな誰も居ない夜道で危ない人丸出しの彼は別の人から見たら確実に通報物な感じだ。
服装も明らかに一般から見てもいろいろと普通じゃない彼は誰も居ない事を良い事に気にせず言う。
「お前しか”ヤツ等”の居場所がわかんねぇだぞ、コレで空振りだったら確実に出遅れるぞ。
それに食料だって尽きそうなのによぉ。前はアフリカまで行っておまぁ”反応がロストしました”って言うもんだがら焦ったぞ、その時は今回みたいに町が無かったから数日サバイバル状態だったからな。」
そう言いながら雲の切れ間から覗かせる月を見ながら
「わあってるよ。”アレ”が動き出す前に早くどちらかの守護者に力を借りろってことだろ?俺達じゃあ手に余るからな。
――――噂じゃあ変人と気分屋って聞いてるけど勘弁してくれ・・・・・・あ。」
そう言った後に誰も居ない夜に腹の虫が響き渡った。
そして動き出している事態も知らんと言わんばかりに何時も道理にまた日は昇り、今日の始まりだ。
「なにすんじゃぁぁぁぁッぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁワレェェェェェェェェェェェェェッ!!!!!!!!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?!?!?!」
「あらあら、まったく騒がしいですわね。」
障子を巻き込みながらぶっ飛び、地面に頭からダイビングする上はTシャツに下は緑のジャージの私、霊烏路 悠でありますが、何故このような状況になっているかと言うとなんとか癖を直して貰った部屋で一人で寝ていたら、朝起きた時に人肌の体温が感じて横を見てみてると浴衣一枚の朱乃嬢が居てビックリするが、その後なんとか寸前の所で何か大事な物を死守したが、騒いでいた所に知らないうちに近くで寝ていた猫の状態の刀舞の体を踏んだ所で今の状態だ。
「ったく、朝から騒ぐなぁ!!挙句の果てに踏みおってからに!!あんさんもあんさんや!!一々騒ぐ要因作んなや!!」
「それは申し訳ありませんわ。部屋があるのですから此処で寝るのは止めた方がいいですよ?」
「正論のつもりやろうけどそんな恰好で自分の事を棚に上げて何言うとんねん!それはアンタにも言える事やろうがぁ!!!!と言うか良い具合にウチの大将に侵食されてんなぁ!!」
「全裸の貴女に言われたくはありませんわ。少しは恥じらいを持ってください。」
今日も朝からフリーダム上に良い具合にカオスだなぁおい、と思いながらに地面とキス状態で尻を上げている状態で突っ伏している。
そんな俺達に居間の障子が開けられ、皆は突っ伏した状態の俺を含め皆が出てきた人物に目が行く
「皆さん朝食が出来ましたよ!すぐに着替えて来てくださぁい!!」
「「「あ、はい」」」
そうして皆は着替えた後に居間の方で朝食を取る。俺、朱乃嬢、アーシア嬢は制服、刀舞は何時もの服を着て四角くて長い卓袱台の前にしてテレビを見ながら座っており、ダハーカを使って外に出ているイグニスも相変わらずテレビを見ている。
にしてもアーシア嬢はこの面子をで取りまとめるオカン的な物に成りつつある事に驚きを隠せない、前まではワタワタしていた可愛らしい女の子だったのに俺達が不甲斐無いばっかりになんだかたくましく育っている。この場合”たくましい”と言うのが女の子に合っているのかと言うと、いささか考えさせられるのだが、子供然り兄弟然り師弟然り、父とか兄とか師匠とか目標になる物の背中を見て育つと言うが彼女の場合は成長し過ぎだろう。明らかに不甲斐無い俺を追い抜かんばかりの成長ぶりだ。
まぁコレが余談なのだが、朝食を作ったのは朱乃嬢とアーシア嬢で朱乃嬢は作り終わった辺りから俺を起こしに行くという名目で俺の部屋に来ていたらしい。
そして各自新たに作っていた朱乃嬢とアーシア嬢を横目に晩の残り物を弁当詰めていく、言い忘れていたが時間は登校時間の二時間半前、つまり五時半頃に起される。朱乃嬢は神社の事でそれよりも早く起きるのだが、最近日の昇りも早くなってきて温かさがさらに増してきており、俺達の制服は夏服になっている。
まぁ焦らず学園に登校出来るのだから別にいいのだが、とりあえず何時も道理に乗ってくる猫になった刀舞を頭に乗せて行く途中に俺を追い抜く様に走っていくアーシア嬢が
「ユウさん。先にいきますね。」
「ああ、兵藤か、わかった。姫さんに後れを取るなよ。」
「はい!行ってきます!」
そう元気よく走っていく、中でイグニスが
『ホントに短い間で成長したなぁ。アーシア嬢は・・・・。』
なんというか物静かな天然少女に元気が加わった様な感じだがな。
最近、俺達の様にトレーニングはしないが、走り込みなど色々と運動神経の改善を行っており、俺の作った転送系などのサポート系の術関係を大体習得するなど頑張っている彼女なのだが、回復系の神器《セイクリッドギア》でも十分だと思うのに何が足らんと言うのだろうか?
『我には彼女が以前のレーディングゲームで何もできず終わってしまった事が悔やんでいるようにも見えるがな。』
まぁ俺としては彼女の納得いく様にやらすだけだけど、無理はしない様には見ているから大丈夫だと思うが、あまり考え込まない様にして欲しいがな、コレでも兄貴分なんだし、頼ってくれのは嬉しいだけど覚えた技術で無茶だけはしないで欲しい、中途半端に覚えた技術ほど危険な物は無いからな。そう思いながら学園に登校するのだが、教室に入ると最近朱乃嬢と一緒に行き始めたていたら妬みか嫉みか知らんが女子とあの馬鹿三人組の二人が俺の方見ている形相が印象的なのだが、がどうでもいいと一蹴して席に座る。
そんな中俺に近づいてくるのはアーシア嬢が来てから最近良く学園で彼女の事を任せている桐生 藍華だ。
「おはよう。霊烏路。相変わらず猫を頭に乗っけて眠そうね。」
「ああ、おはようさん。桐生。アーシア嬢に相変わらずに変な事を教えてんじゃねぇよ。」
「変な事とは何かな私は正直に言って、君の妹分であるアーシアちゃんにアドバイスしているだけだけど?」
「いや、おめぇのアドバイスは普通に助かるが、いらん事まで教えんなって言ってんだろうがぁ!変な方向に知識が偏っていて扱いが困る事があるんだよぉ!」
「ふぅ~ん?どんな事で困るのかなぁ~?」
「あのなぁ、それがこんな所で言えると思ってんのか?ええ、ゴラァ?」
最近コイツから彼女のオカン化が進んでいるのと並行して兵藤をどう落とすかでも世話になっているらしいが、俺がそう言うのに疎いから話を聞いてやってくれる事には助かっているのだが、内容が問題なのだ。
最近転送術式を使って兵藤の所にちょくちょく行っているらしい、それも夜に適当に話してから戻ってきているらしいのだが、お兄ちゃんまだ早いんと思うんだそうゆうの!!絶対許さんからね!!出来ちゃった結婚は流石に駄目だからぁ!!!と叫びたい所だが眼前の元凶に向けて討論を始める頃には教室に先生が出席を取っていた。
授業が終わってから今回は用事があるので部活の方に行っている最中に朱乃嬢と一緒になってしまい部室に行くとソファに兵藤が座っていた。
「よう、兵藤。先に来てたか」
「御機嫌よう。イッセー君」
「あ、朱乃さん?こんにちは・・・・っておせぇぞ、霊烏路。まぁいいや、頼むわ。」
「ホイホイっと」
俺はポケットから一枚の札を出して左腕に貼ると赤い光る幾何学な模様が腕に浮き出てすぐに何もなかったかのように模様が消えていくのを見て兵藤が
「これで暫くは普通の腕で生活できるんだよな?」
「ああ、お前さんの龍の腕を朱乃嬢やアーシア嬢が意図的に変形させようとしてもコイツの力があるから無理なんだ。だから俺が作った術式はそれ吸い出して無害な物に変換して空気中に四散させてるんだよ。まっ、効力は一ヶ月に一回貼り直さないと効力が効れるんだけどな。」
「私も確認の為に此処に来ましたがやはりどう言う仕組みなのか、その術式技術は凄いですわね。」
と感心する朱乃嬢、何でこんな事をしているかと言うと兵藤の腕だが、以前のライザーに勝つために対価として腕をささげた結果。龍の腕から戻らなくなってしまい彼女たちを悩ませたのだが、俺の考案した龍の気だけを限定して吸引する術式作る事で解決した。
開発に一、二時間ぐらいで制作可能だった。まぁかなり単純な術式であった。基本俺の作った術式は何の力でも対応可能にするためそれ用の規格に合わせた使用にしてある。座標取得用のと流れを探る為の術式を組み合わせて龍の気の術式文を作成して、後はどの術式にも使われている供給用の術式分を書き換えて吸引を出来る様にしてその気を変換する物を書き込めば完成といった感じだ。
なんか世話になった俺に対して借りを作って何か嫌そうな顔をする兵藤に
「変な顔すんじゃねぇよ。俺じゃあ不満だろうが勘弁してくれ。」
「そんなんじゃねぇよ」
「はいはい、そうかい。喜べよ?コレ、アーシア嬢に教えとくから次は彼女に付けて貰いな。」
「あ、おう?」
「これで用事は済んだし、朱乃嬢。今日の予定はコレで終わりか?」
「いいえ、この後はイッセー君の家で依頼の状況報告とかの定例会議があります。」
「そうでしたね。朱乃さん。何で俺ん家かいろいろと聞きたいところですが、多分俺ん家に部長が居るからでしょうけど・・・。」
「まぁそんな感じですから、ああ、悠君。よければ貴方にも来てほしいと行っておりましたわ。」
「え、マジで?」
その後別に用事も無く兵藤家に行き、彼の部屋で皆集まっていた。各自の依頼の件数を確認する中、俺は皆の話している事を聞きながらイグニスの収納空間から出したトランプで猫状態の刀舞と神経衰弱をしている最中だ。
聞こえてくる声は、この業界での先輩方達は十だの八だの好成績で、初めてにしたらアーシア嬢も良い線いったらしいが、兵藤テメェは駄目だを素で言われているこの状況、彼の依頼数が全く持って一件もなかったそうな。・・・あ
「きたねぇぞ、それ俺が一回捲ったやつじゃぁねぇか!」
『何言っとんね。こんなの開けたもん勝ちやろうが、こんなの』
「そう言うお前らは何やってんだ?」
「『神経衰弱』」
「なんだろう。すんごくムカつくんだけど?特に霊烏路!!」
「―――なして?」
そんな事を言っている間に兵藤の母がお菓子、お茶とアルバム持参で乱入してきてうやむやになってしまった。
彼の母に次々と見せられる兵藤の幼少の頃の写真、姫さんとかの女性陣が興奮状態、兵藤限定でショタコンに目覚める日は近いかもしれない、永琳先生経由で取引してそう言うのになれる薬とか作って貰うか?彼女に高く売れそうだな。それと刀舞さんいい加減噛みつくのはお止めになってくださいませんかね?頭から血がだらだら出ているんですが?めっさ痛いんですが?何、貴様俺の悪だくみをさとったとでも言うのか?多分、姫さんならショタでも女でも兵藤ならいけんじゃねって最近思ってるんだよね。だがアーシア嬢をそっちの道に誘い込むのは勘弁してくれよ?
だが、こ、コレは金のにお・・・・ヤバい頭がぼうっとしてきた。
そろそろやめてくんね?出血多量で死ぬってば、・・・・・・・・・・・・んん?なんか木場から不穏な感じが、俺の神様感情センサーにビビビット来ているんですが?と視線を向けると一つのアルバムに食い付く様に見ている木場がどういった写真なのか聞いている。
俺は後ろからそれを覗き見る様に見ると幼少の頃の兵藤と同い年ぐらいの男?友達携帯ゲームで遊んでいる写真だった。周りの背景は洋風な物ばかりの中に俺の目に止まる物があった。それは装飾の綺麗と盾と一緒になって飾られている剣だ。その装飾だけなら綺麗なと表現される者だろうが、何かこの写真に映っているこの剣は何か普通では無い雰囲気がする。
その勘を正しいと言うよう木場表情が少し気になった俺なのだが、後ろから聞いてるにはこの剣は聖剣だそうな。
後に俺はバイトに行く為に歩いている俺は
「――――刀舞。」
「了解や。」
「俺はまだ何も言ってないんだがなぁ?刀舞さん?」
「大将の考えてる事やったら大体分かるわ。木場やんの事やろ?」
「お察しの通りで、少しあいつに張り付いててくれないか?」
「お安いご用や。」
そう言って俺の頭から降りる。そしてバイトをしながら考えてると日も暮れて終了時間となって俺は家に帰ろうと着替えていると以前、電話会社に行って買った携帯の方にメール着信が入る。何でもはぐれ悪魔が出たそうなので至急来られたし、といった内容だ。
俺は着換えてすぐに挨拶をした後、走ってその現場に急行して着くと皆突入した後だった。
姫さんが
「遅いわよ!ユウ!!」
「無茶言わんで下さいバイト場所からどんだけ距離あると思っているんですか?一様夜って言っても飛べないんだから」
「無駄口は良いわ!直に行ってちょうだい!!」
「・・・・どうしたんだ?姫さん。」
「少し佑斗の様子がおかしいの、もしかしたら・・・。」
「ああ、そのことか・・・・。それなら大丈夫だ。アイツには刀舞を付けているからヤバくなったら手を出すように言ってるからな。」
「トウマに?はぁ貴方ってそっけない顔している癖に本当に準備が良いのね。」
「まぁな。んじゃ行ってくる。木場には刀舞が付いている事は内密にな」
「大体言ってることの察しはつくけど、わかったわ。頼むわよ。」
「合点了解!!」
俺は太陽龍王の剛角《ソーラー・ステーク》を展開してすぐに工場の様な廃屋の建物の中に突っ込む。俺は中に入ると今まさに心此処に有らずを体現した様な表情をしている木場に話しかける小猫の嬢ちゃんが蜘蛛女に狙われているのが見え、俺はマシンキャノンを尻を向けている蜘蛛女に向けて牽制する為の発砲音で皆の目が此方に行く
「「霊烏路!!(悠先輩)!」」
「ボサッとすんなまだ仕留めてないんだぞ!!」
俺は左腕の手甲の翡翠のモニターが輝きだし細くて長い銃身のライフルが姿を現す。
それはシモノフ・SRTS1941。通称”シモノフ対戦車ライフル”と呼ばれるライフルで勿論市販ではなく、にとりに制作を手伝って貰い細くて長い銃身なのだが通常より強固で棒術しても使用できるようにライフル自体の強度が上がっている。
牽制をした俺を危険だと思ったのかそのまま飛びついてくるの対応して俺は対戦車ライフルを肩当てにしっかり当てて左で支えて右で引き金をそっと指をかけて構えて
「マシンキャノンなら少しお前をズタズタにするのに時間が掛かるがコイツはどうかな?」
俺は飛びかかってくる蜘蛛女の顔に銃口を向けて引き金に軽く力を入れて引き金を引くと廃屋に身を震わせるほどの銃声と言うより砲声と言った方が正しい様な、重い重低音の様な轟音と一瞬視界を覆う閃光を起し、そうして飛び出した14.5mm徹甲弾が目にも止まらぬ速度で蜘蛛女の顔を吹き飛ばし、後ろの壁に当たって瓦礫と黒煙を撒き散らしながら爆発した。それを見ていた兵藤が
「なんつうもん引っ張り出してきてるんだよ!!明らかに小猫ちゃんの”ダムダムスマッシャー”より威力は低いけど十分やべぇぞそれぇ!!」
「・・・・耳に響きました。」
無駄口を叩いてる以上無事なようだが、なんか木場の様子が可笑しいと思ったが明らかにコレは、と思っていると、後ろにまだ同じタイプの蜘蛛女が木場の後ろから迫っているの気づき、兵藤が
「木場!!あぶねぇ!!」
「――――なっ!!?!」
そうして抑えこまれしまった木場に噛みつこうと迫る蜘蛛女、それをさせない為に小猫の嬢ちゃんが投げようと奴の足を押さえているが俺は
「小猫の嬢ちゃん。そのまま押さえていろ!」
「――――分かりました。」
俺はライフルを戻して太陽龍王の剛角《ソーラー・ステーク》の一つの特性である一方方向への驚異的な瞬間加速で一気に間合いに入り、額から出た角を引っ張り上げ、顔面に肘を折り曲げて突き出す様にステークを構える。
「――――――ステーク!いけぇ!!!」
そうして顔に叩きこまれたステークは顔面を突き破り後頭部まで突き抜け、シリンダーが回転して雷管を撃鉄が叩き、炸裂音と共にステークが前に突き出され、その衝撃に頭が吹き飛んだ。そしてビクビクと痙攣したの後に死体を引っぺがして俺が後ろに下がると立ち上がった木場が
「ごめん迷惑をかけて―――。」
そんな言葉を聞く耳を持たんと言わんばかりに俺は木場の胸ぐらを掴み上げてこっちに思いっきり引っ張り、ヤツの額めがけてヘッドバットかます。木場はそれに対応できずにもろに食らって痛みによろめくが俺の知った事ではないと言わんばかりに離れようとする木場を逃がさない様に胸ぐらを掴んだ手甲は堅く握りしめられている。後ろで何か二人が騒いでるが今それどころではないのだ。
そんな俺は
「おい、木場よぉ。今ので目が覚めたか?―――てめぇが何抱え込んでんのか知らねぇし、話さないからには分からんし、そんなお前を理解するつもりもねぇ。だがな、テメェがボサッとして居た所為で一歩間違えば嬢ちゃんや兵藤、テメェの命が無かったんだぞ。」
「――――なんだい悠君?今日の君はなかなか熱いね。いつものへらへらした態度はどうしたんだい?でも流石に今回の事は僕が悪かったよ。」
「悪かっただ?舐めてんのかテメェ?今日はとりあえず話すまでテメェを離さないぞ」
そんな俺に何時もの優しそうな目では無く鋭い眼光で俺に向かってこう言う。
「はぁわかったよ。――――今の君にどんな事を言っても納得しないだろうけど?簡潔に言うと僕は僕の生きている意味を思い出しただけだよ。」
生きる目的?心当たりぐらいはあるあのアルバムにあった聖剣とか言う物を見た時に明らかにコイツの眼の色が変わった。怒りや悲しみなどから来る執着と言ったものだろう感情もこっちで感じている
俺は
「あの聖剣の事か?」
「―――!?流石、伊達に神様やってる訳じゃないんだね。だったらコレを言っても良いかな。聖剣”エクスカリバー”コレを破壊するのが僕の生きる意味さ。」
まさか、聖剣ってのはその有名なエクスカリバーって言う物の事かよ。聖剣辺りで鎌をかけてみたが、正直、コイツが此処まで話すとは思いもしなかった。
そんな事を考えていると後ろから思いっきり引っ張られて考え込んでいたので思わず木場の胸ぐらを掴んでいた手が離れてしまう。
俺の腰を小猫の嬢ちゃんが引っ張っており、兵藤はフラフラしている木場を受け止めた。
そんな俺に姫さんが
「何をやっているのよ!!貴方達!!!」
その後、姫さんの喧嘩した件でお叱りを貰ったが木場はそんな姫さんの怒気も知らんとばかりに茫然とした表情で聞き流していた。
俺もとりあえず聞いていたが木場の言っていたエクスカリバーについて考え込んでいたが、どうにも情報が少なすぎてなんとも言えないままその場は解散してしまった。その晩雨が降り木場は一人物思いに耽った様な表情で開いていると神父が一人に道端に出て来て銀髪のイカレ笑みを浮かべるを異形の剣を持った神父が出てきた。
「やぁやぁ!やっほぉー!!おっひさだねぇ!!誰かと思ったらクソ悪魔のクソ色男君ではあぁりませんか?」
「フリード・セルゼン!!――――この町に潜伏していたのか。」
「すんばらしい再開劇に!!!私は涙ちょちょきれまくりっすよ!!ふっふっふっふ!!!!!」
木場が陣を展開し、一本の魔剣を作り出しながら
「あいにく今日の僕は機嫌が悪くてね。」
「ふっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!それまた都合が良いねぇ!!!丁度オレッチも神父狩りに飽きていた所でね。」
と不気味な笑い声を上げながら振り回すその剣に木場の目が行き驚愕の表情に変わる。
「―――っ!?!その輝き、オーラ、まさか!!」
「バッチコォォォォォース!!!ナイスタイミィング!!以前のお返しついでに試させてくんねェかなぁ?どっちが強いかぁお前とのクソ魔剣とこの聖剣”エェクッスカァリバァァァァァァ―”とさぁぁぁぁぁぁ!!!!」
と言うゲス顔のフリードに復讐のぶつけ先を見つけて怒りの表情で睨む木場が、そんな事を構わずに上から何か落下してくる音が響き、気づいた時にはもう遅かった。それは彼らの間に割って入る様に爆音を響かせコンクリートを砕いて土煙を撒き散らす。
「ふっはぁ!?!なんじゃこりぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!」
「――――!!!?」
そして彼らの目の前に割って聳え立つ物が土煙が雨に洗われてその全貌を現す。それは綺麗な刃だった反りも殆どない真っ直ぐな巨大な刀が彼らの間に突き刺さっていた。それを見たフリードは
「今から楽しい楽しい八つ裂きタイムに入ろうってぇおもったのによぉ!!!!なんでぇすかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?このバカデッカイ刀はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?!?!?!
「―――――――これは!!」
そんな驚愕声に上げているあまりにも暗がりとあまりにも巨大すぎて彼らには見えないが、だが木場は知っている。
此処からでは上方まで見えないが巨大な刀の柄頭に立つ一人の女性事を・・・・。
そして上の方では
「まったく大将の悪い予感が的中とは・・・・面倒な事になってしもうたなぁ」
そこに立っていたのは露出度の高い服装に羽衣の様な布を巻き付けており、その布に肩に掛ける肩上(わたがみ)の上には障子の板(しょうじのいた)といった鎧武者の肩に付いている防具がぶら下がっていて、首には白いもふもふした襟巻をしていたそうな、赤い眼鏡を掛け、雨に濡れる灰色の長髪を後ろで結ったポニーテールを揺らしながら彼らを刀舞が見下ろしていた。
ではまた次回
フリードってこんな感じだったけ?自身が無い・・・・・。
9/21
ピクシブの境ホラ方を書いていたので次の投稿が遅れそうです。