ハイスクールD×D ~太陽のカラスと龍と赤龍帝~   作:ソースケ_研究中

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とりあえず、出来たのから投稿。
ではよろしく


よろしくね。イッセー君♪byゼノヴィア

銀の光の粒が舞い散る綺麗な月夜、大穴開けた巨体はゆっくりとその高度落としながら光ると膨大な力が全て大量の銀の光になっていくのを上空で口から涎を垂らしているだらしのない顔で気絶?しているコカビエルをお姫様抱っこしているガーリオン・カスタムを纏ったアゼリアがその光景を見ながら

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、・・・・・・・んっ、こ、コレが私の新たな力?」

 

 

 

 

《―――――対黒き獣用浄化系の能力ですわ。今代の太陽龍王が使っていた同じ系統の能力だと思いますわね。多分、貴女の堕天使としての光の力を媒体に昇華したようですわ。対象の力を浄化して光へと還す。バットステータスやマイナスステータス無効化のオマケ付き、まぁ、コレで本体にようやくダメージを与えられる術を得られたと言う事ですわね。》

 

 

 

 

「ダメージを与えられるだけ・・・。攻撃しても傷付けるどころか、力を与えてしまうという悪循環を脱せる手段を得た。・・・と言う事を喜ぶべきなのでしょうか?―――――――――――――――ムッ、」

 

 

 

 

 

そう言いながら、黄金の光のある方へと視線を向けると輝きが強くなって同じ様に黄金の光が、その周辺を光の粒となってが舞い散る中に二人の男女が抱き合う様にしているのが目に入り、不機嫌からか眉間の眉がよってしまう。

 

 

アレ・・・?あの蛇男を殴った途端に自分の光で見えなくなったんだが、ダレてる所為で頭が回らん。あぁタバコ吸いてぇ、一年位吸ってないのと・・・・んん?昨日吸ったか、精神的にナイーブな時とか以外吸わない様にしていたんだが、まだ立ち直れていないのにコレだよ。そういや、病室でのパニックから此処まで俺の口調が安定してねぇ、これって大分堪えてるのかなぁ?みっともねぇからそろそろ元に戻さんとな。にしても今さっきから体に肉感的に柔らかい感じ、何だコレ?そういやイグニスのアストラルシフト前って俺がシーズサンダーで結界を割ろうとしていたよな?そう思いながらあまりの眩しさに目をつぶった目をゆっくり開けると

 

 

 

 

 

「――――――――――へ?何、この状況?」

 

 

 

 

 

そんな間の抜けた声を上げる俺は、巫女服に身を包む朱乃嬢を太陽龍王の鱗盾《ソーラー・シーズシールド》が解除されている俺の腕が彼女を抱きしめている。直に動いていない彼女から離れようするが、服越しにがっしりと掴まれて離れられない。何で今日はこう俺って誰かに拘束される日なの?こんな精神的に悪い状況は速く抜けだしたいのですがぁ!!?とか焦っている俺は再度、彼女の顔に視線を向ける為に顔が埋められていると思しき肩に顔を向けると、俺の肩に顔を埋めている彼女が視線に入る。

そして僅かに肩に湿っぽさを感じながら

 

 

 

 

 

 

 

「――――――ど、どうした?」

 

 

 

 

 

あぁ・・・・・返事が無い。どうしよう。だが、抱きついて一向に離す様子の無い彼女の体は何時も以上に小さく感じ、とても放ってはおけない雰囲気だ。小猫の嬢ちゃんが戦っていた時もあの力が彼女を汚染していたと言う事は俺が来る前にも変な物を見せられたと考えるべきか・・・。何時もは頼りがいがある雰囲気の彼女が此処まで精神的にボロボロになっているのだからよっぽどの事だろう。

そして彼女の素性も色々と今後波乱を呼びそうだな。まぁでも杞憂に終わりそうだけどな。俺が連れてきた奴も近い素性を持っている奴がいるし、あの上から目線が普通なお嬢様の事を考えると明らかに朱乃嬢と同じ人生を歩んでいる様な感じはしないが・・・。

そんなこと思っていると少し鼻声の朱乃嬢が目頭に涙を溜めながら俺に

 

 

 

 

 

「今日は本当にありがとうございます。―――――――――――そして申し訳ありません。」

 

 

 

 

 

「礼は良いとして、何で謝るんだ?」

 

 

 

 

 

「あの世界での事を覚えていらっしゃるんでしょう?なら分かるはず、私は貴方に、イッセー君やアーシアちゃんに隠していました。貴方達を傷付け、この町を破壊しようとした堕天使と同じ者である事を・・・。」

 

 

 

 

そう言いながら少し、腕が緩んで互いに見つめ合う距離まで離れる。まぁ彼女の言いたい事は分かる。少なからず俺もその被害を受け、アーシア、兵藤は前の事件で一度死んだ被害者だ。俺と言ったら妹分をブッ殺された事ぐらいか・・・。だから、同じ元が堕天使である彼女も自身が俺達を騙していたと思っているのだろう。俺の目にも同じ存在に見えてると、だから俺は言う。

 

 

 

 

 

「はぁ・・・・・。で、だからどうした?」

 

 

 

 

 

「――――――――えっ?」

 

 

 

 

 

「俺が、いつどこで堕天使を恨んでいると言った?別に堕天使自体は嫌いじゃねぇよ。あぁは言ったが、俺自体は堕天使をどうとも思っていない。――――――――俺が嫌いなのは、ああやって他人を食い物にして悔い改めない大馬鹿野郎と何も本質が見えていないのにとやかく言う間抜けが大っ嫌いなだけだ。それがどうこう言って朱乃嬢が騙したって事になるんだよ?」

 

 

 

 

その言葉を何時もおちゃらけたり、面倒臭そうにしている時と違って真剣な眼差しで面と向かって言う俺から目を逸らす様に朱乃嬢は

 

 

 

 

 

「わ、私は貴方に嫌われまいと必要以上に親しく近づいていたのかもしれないのよ。あんな事をした後ですもの今日の事だってありますし・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

「そう思っているなら謝って貰って正解だったな。」

 

 

 

 

 

「・・・・・っ!?」

 

 

 

 

その言葉に朱乃嬢は顔が青ざめた様に血の気が引き、目から頬を伝って涙が流れる。そんな状態でも視線を外さずに俺は

 

 

 

 

 

「勘違いするなよ。結局俺達を信じて貰えなかった事の謝罪と取っている。まぁ何時もあんな感じだからしょうがなと言われりゃそうなんだが、俺は今まで接して来たアンタが騙していたなんて思っちゃいねぇし、それは短い間なりにも一緒に住んでんだ。嫌でも分かる。それにアンタの本当に願いを聞いちまったからな。」

 

 

 

 

 

「私の本当の願い・・・・。」

 

 

 

 

 

「――――――― 一緒に居るってぇ最も簡単で最も難しい注文だよ。朱乃嬢の母親になってやることはできねぇが、家族になってやる事は出来る。その願い聞き届けたりってなぁ、俺の神様論ってのは悪魔だろうとなんだろうと見合った者には相応の願いを叶えるって方針なんだよ。旅に出たら正月とかにはちゃんと顔出すから、まぁアーシアも妹分だが、年の近い妹って思いばいけんじゃね?なんにしてもドSでブイブイ言わしているアンタも一様かわいい盛りの頃が会ったんだな・・・・・・・・・・へぇっ!!!」

 

 

 

俺が真剣な表情から途中、何時ものおちゃらけた感じで脱線し始めると朱乃嬢の表情が一変して表情が見えなく、暗い表情になり、彼女は前に出てゆっくりと両腕を首に回しながら自分の顔に近づけ

 

 

 

 

「まったく、ホント貴方は雰囲気ブチ壊す天才ですわね。でも嬉しいですわ。そう言ってくださるなんて・・・・。―――――――ですがその家族愛から恋愛に変わる事はありますの?」

 

 

 

 

 

今さっきと違って妖艶な雰囲気を纏っているいらっしゃいますが同時に怒ってませんか朱乃嬢?そんな何時もの押しに弱い感じの俺は

 

 

 

 

 

「え、えっとぉ、さぁどうでしょう?俺ってちょいと前に二回程告白モドキをされたりされなかったり、最近じゃ初恋が最高で最悪の結果で終わったんでなんとも言えませんが・・・・?」

 

 

 

 

「それは御愁傷さま?でもモテモテですわね。良いじゃありません?私としてはいろいろ面白い状況ですから・・・。」

 

 

 

 

コノヒトハイッタイナニヲイッテラッシャルノデショウカ?いや悪魔か・・・・。モテモテどころか勘違いな人に未定な感じな人ばかりで恋人関係になった人なんかいないですことよ。つか、すんごく近いんですが?そんな事を思っているとそのまま逃げようとするのを回された両腕を引き寄せられて逃げられない状態であったのと、女王《クイーン》のポテンシャルを考えれば分かる通り、強い力で引き寄せられた為に唇と唇が重なる。

 

 

 

 

 

「―――――――――――――――――――――――っ!??!!?!?」

 

 

 

 

 

 

 

「「「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ?!?!?!?!」」」

 

 

 

 

 

この柔らかくて甘い感じ!!?外野がうっさい!!考えが纏まらない!!大分、離れた場所なのにこんなに耳に響くとかありねぇだろ!!ってぇ言うか、なんでこんな状況になったんだ?俺は朱乃嬢の精神をサルベージしに行って堕天使だって事は姫さんが知ってて悪魔にしたと言う事はこの事から分かるから、色々大丈夫じゃねって説得したのに+αで寂しいんなら朱乃嬢も家族で良いじゃね。って感じで話進めた結果がコレぇ!?!!

そして唇を離されてから両腕を離し、俺が驚愕に後ろに一歩だけ後ずさるように下がると同時に

 

 

 

 

 

 

 

「なぁっにやってんですのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「うぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?!?!?!」

 

 

 

 

 

横合いからドロップキックをかます聞き覚えのあるお嬢様が目に入る。ドロップキックから俺を更に蹴って俺はグラウンドに転がり、アゼリアは宙返りして優雅に地面に立つ。ちょっと待って今、ヒールで蹴られた!?それも金属の感触がするヒールで・・!!!?尖がってたら背中にブッ刺さっておりましたが!!!何してくれてんのですか?このお嬢様はぁっ!!!!ああぁやめてぇ!!転がった俺の背中を蹴らないでぇ!!!ちょっと刀舞テメェも何で蹴ってんだよ!!痛い!!痛いって!?!!何コレ!!某青年が助けた亀でも此処までボコボコにして苛めなかっただろう!!つか痛いつっていだろが!!そう思う俺は蹴られている状態から突然、立ち上がると二人はその場から飛んで離れて

 

 

 

 

 

 

「テメェらイッテェだろうが!!!いい加減にしろ!!優しいお兄さんでもいい加減にブチ切れるぞ!!」

 

 

 

 

 

「誰が優しいお兄ぃや!!百歩譲ってアンタがお兄ぃやったとして年がら年中寝腐ってとるぐうたらのお兄ぃやないか!!」

 

 

 

 

 

「そうですわ!!優柔不断で切迫しないと決断できないへタレでラブコメが似合わないお兄様ですわ!!」

 

 

 

 

 

「テメェら!!そこまで言わなくても良いじゃね!!泣くぞコラァ!!」

 

 

 

 

そんなあまりの痛さと暴言に半泣き状態の俺は三つ目の声をした方が気になって見てみると、向こうでは羨ましいのか悔しそうにしている所を姫さんとアーシア嬢に禁手化が強制定期に解除された兵藤が両頬を引っ張られている。元凶作った朱乃嬢は”あらあら、うふふ”って感じで今さっきの会った時の雰囲気が嘘の様だ。そんな雰囲気の中で一人だけ普通な雰囲気で去ろうと飛ぼうとしている奴に声を掛ける

 

 

 

 

 

《――――――――――――――無視か、白いの・・・。》

 

 

 

 

 

 

 

皆の視線が向く、飛び去ろうとしたいつの間にかコカビエルを担ぎ上げた白龍皇に兵藤の赤龍帝の籠手《ブーステッド・ギア》の何時のなら掛け声で聞き覚えのある声が響く、それに皆驚いているが、俺からしたら狼お嬢様の時も同じ様な事があったのであまり驚く事は無かった。そしてそれに答える様に青白い光翼が発光して別の声が

 

 

 

 

《―――――――――――――生きていたか、赤いの・・・。》

 

 

 

 

 

《折角出会ってもこの状況ではな・・・・。》

 

 

 

 

《いいさ、いずれ戦う運命だ。――――――――こういう事もある。》

 

 

 

 

そして思いだしたように言い合いしていた俺達の方に視線を向けると白龍皇が

 

 

 

 

 

「――――――――――言い忘れていたが、今後協定は少しばかり条件を替えさせて貰うぞ。太陽龍王。」

 

 

 

 

「―――――――へっ?」

 

 

 

《それどう言うつもりだ。》

 

 

 

 

いきなり腕に太陽龍王の鱗盾《ソーラー・シーズシールド》が展開されて、この声は聞きおぼえがるのであまり驚かなかったがこの中で一番の最年長者ではないだろうかイグニスだ。それに答える白龍皇

 

 

 

 

「なに、依然と同じ様にあの黒き獣を倒す。だが、先代からの協定では協力しての戦闘。次からは俺個人だけで戦わせて貰う。ただそれだけの事だ。――――――――ではな、龍を統べる王ともやってみたい所だが、お使いを頼まれているのでな。それにこのまま逃げたはぐれ神父を逃がすわけにはいかない。」

 

 

 

そう言って未確認飛行物体の様にジグザグに光の様に飛んでいく、光の軌跡を見ながら、言うだけ言って行きやがったアイツ・・・。と思っているとなんか落ち込んでいる感じの木場に兵藤とアーシアが近くに行ってフォローの入れている。そう思いながら周りを見ていると疲れきって寝ている小猫の嬢ちゃんとリアをおんぶした刀舞が

 

 

 

 

 

「ラグナとエスの事やけんど・・・・。」

 

 

 

 

 

「ああ、イグニスの方に通信が入っていたのを聞いている。アイツ等は――――――――――今回のトラブルを悪化させた元凶の方に行くと言っていた。」

 

 

 

と刀舞に言いながら俺は月夜の空を見上げる。

 

 

学園の方は終結し始めているが、コカビエルとリアス達が会った山道に戦場は移され、まだ戦いは終わっていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「エス!!ベルヴェルクだぁっ―――――!!」

 

 

 

 

 

「了解―――――。」

 

 

 

 

 

森林の戦場を駆ける赤と青、ラグナとエスはコカビエルと朱乃を取り込んだ黒い力の元凶の元に向かう為に反応を追ってきた場所が此処だ。完全に呑まれているはぐれ神父が数人、それも今までの雑兵と違ってかなりの腕の奴を温存していたと見える。ラグナ達を分散するように取り囲む彼等を邪魔だと言わんばかりにラグナは片手で出刃包丁の様な大剣、魔剣”ブラットサイズ”を横薙ぎに振るって牽制すると下がったのを確認してラグナがエスに声を掛けると同時に白い大口径、長銃身の拳銃、聖銃”ベルヴェルクが飛来し、それを大剣を振って隙だからけのラグナの空いた片手に白い拳銃が握られる。

そしてエスがまだ二丁のウチの残っている一丁のベルヴェルクの重い咆哮を響かせ、他のはぐれ神父を牽制している間で一気にけりを付ける為にその引き金を引く、数発に亘る重い発砲音と眩いマズルフラッシュと共に撃ち出される魔力弾は正確に殺気を放つ魔剣を避けた数名の頭を吹き飛ばす。

 

 

 

 

 

 

「ラグナ。ブラットサイズ――――――――。」

 

 

 

 

 

 

「あいよ!!それぇっ――――――――――!!」

 

 

 

 

 

接近してくる敵に不味いと思ったエスはラグナを呼び、呼ばれたラグナはエスの方に体を反転させ、足を踏み出して横薙ぎに振るって伸びきった腕を横から振るって、間に敵がいる事を気にせずに全力で投げる。横回転して飛び、大剣は回転刃の様にはぐれ神父を上半身と下半身を斬り飛ばしながら、後ろに掲げた手に軽い破裂音をさせて柄が収まる。

そして眼前にまで迫って黒い光の剣を振るって来るはぐれ神父を取った手で、その細腕から振るう事は困難と思われる大剣を軽々と上段から振り下ろして体を真っ二つして、次に近くに居る数人に向け、肘関節の上に銃身を乗せる様にしながら大剣の刃の腹を肩に乗せ、ベルヴェルクを数度、発砲しながら三人固まっている中の一人のはぐれ神父に向かって疾走し、発砲で牽制されている為に思うように動けない所に一瞬で三人の真ん中に陣取って、目の前の奴を肩から外して横薙ぎに振るって斬り捨て、彼女の進行方向から右斜め後ろに銃口を向けて数度、発砲。怯んで姿勢が低くなる所に肩越しに視線を向けて頭を吹き飛ばす。

そしてそんな彼女の無防備な背中に剣を尽きたてようとする所に横から頭が吹き飛ばされる。

 

 

 

 

 

「――――――――流石、我が夫です。」

 

 

 

 

 

 

「戦闘中までそのネタ止めろって言ってんだろ!!」

 

 

 

 

 

 

「良いではありませんか。見せつけてやりましょう。」

 

 

 

 

 

「何度も言ってるだろう!!俺はロリコンじゃねぇ!!」

 

 

 

 

 

そんな無駄口を叩きながら一人、また一人と倒して行く、質が上がっても所詮この二人には関係ない。これぐらいの相手など敵ではないと言わんばかりに刃を振るい、砲火を轟かせる。そして再び、ラグナに大剣、エスに二丁拳銃が握られる。

 

 

 

 

 

 

「オゥラァ――――――――――!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

「・・・・っ―――――――――!!!!!!!」

 

 

 

 

 

最後の数人を纏めて斬り伏せ、撃ち砕いた。倒れて行く最後の人形達に、視線を外して力の感じする方に向かおうとするが、一瞬、背筋の凍りつく様な悪寒と共に彼等に八つの白銀の閃光が飛来する。

 

 

 

 

 

 

「「―――――――――っ!?!」」

 

 

 

 

 

飛んでくる脅威に対してただ待つ二人ではない。エスは二丁の白い長銃を轟かせて撃ち落とし、ラグナは大剣を盾にしたり、振って叩き落とすと、弾き飛んだ同時に金属音を響かせ、地面に突き刺さり反響音を響かせる柄の無い刀身が目に入り、二人にその見覚えのある白い刃を飛ばして来た張本人が暗い森の中から金属の鎧が擦れるような音を響かせて歩いて来る。

そして症状の声であるが無機質な声が

 

 

 

 

 

 

「――――――――対象を認識、照合。本機と同型の万能補助生体兵器素体と・・・。」

 

 

 

 

 

森の闇から軽く擦れるような金属音を響かせて出てくる存在を雲に隠れ居た月が、襲撃者を照らし出す。エスと共通する部分がある同年代の少女。前髪がザンバラとして太くて先端にアンカーの様な刃の様なもので纏めた三つ網、頭頂部に共通してアホ気のある白銀の髪で、白い金属質で両サイドに突起物の付いたの禍々しい紅いモノアイが輝くアイマスクを付けており、可愛らしい鼻と唇、少女特有の童顔だ。

そして服装はというより戦闘装束と言った物か?首から肩まで白を基調とし、水色のラインのある装甲、肩の形状が少々尖っている。さらに腕の先ほど飛ばした刀身を短くした刃が付けられ、足も太股の中間辺りから膝関節部のあるブレード様な鋭利な脚部。二の腕と腰の側面、脚部太股辺りにある突起物等にある翡翠色に発光する鋭角な水晶があり、装甲のある部分以外を覆う同年代としては普通のスタイルだと分かる水色のラバースーツを着こんでいる無表情な少女だったのだが・・・。突然、平坦に喋っていた彼女自身に変化が訪れて纏う雰囲気が変わる。

 

 

 

 

 

 

 

「――――――あぁ、ラグナだぁ~♪久しぶりだねぇ~。相変わらずそんなのと一緒に居るんだね。ニューと一緒になろうよぉ~。そんな無愛想なヤツよりニューと居る方が楽しいよぉ~?」

 

 

 

 

 

 

 

とアイマスクを外しながら無機質な声から少女らしい嬉しそうな声で言う自分の事を”ニュー”と言う少女。アイマスクの下は左を革製のベルトと目の部分を金属質な灰色の枠に紅いフレームの眼帯で隠し、右は蒼とは対照的に禍々しい血の様な紅い瞳をしており、可愛らしい笑みを浮かべながら外したアイマスクが緑黒い光になって四散してしまう。

そしてエスの無表情に少し変化があり、かなり小さな変化だが、少し眉を顰めていかにも不機嫌そうな感じの雰囲気を醸し出す。

 

 

 

 

 

 

「―――――― 来ましたね。ヤンデレ泥棒猫め・・・・!まったく無愛想とは言ってくれますね。私は顔には出ませんがそれ以上の愛情表現を何時もしているのです。」

 

 

 

 

 

 

「あぁ~?そんな事言うんだぁ~。偶々、貴女が蒼の万能補助生体兵器素体としてそこに居るだけで、もしかしたら私がそこに居たかもしれないんだよぉ~。それに愛情表現ならニューの方がすっごいもんね。」

 

 

 

 

 

「・・・おめぇら相変わらずだな。」

 

 

 

 

 

なんか戦闘の雰囲気と言うより別物に変わりつつある。会えば何時もなのかラグナを置いて、二人は互いに歩いて近づいて行き、鋭い視線を交錯させながら

 

 

 

 

 

「それは絶対ありませんね。元々ラグナの隣は嫁としての私の居場所です。貴女の愛情表現はそれは凄いでしょう。その刃でラグナと無理心中する事ですからね。攻撃性のある物を愛情表現だと言う物もあるそうですが、貴女のははっきり言って迷惑で害悪です。自殺するのなら勝手に一人でしてください。」

 

 

 

 

 

 

「言っている事は御尤もだけどな。何度も言わせんな!!俺はロリコンじゃねぇ!!」

 

 

 

 

 

 

「違うもん!!一緒になるってのはそう意味じゃないもん!!互いに抱きしめ合って繋がるんだよ!!」

 

 

 

 

 

「なんか卑猥な表現っ!!」

 

 

 

 

両者は互いに重い打撲音を響かせて額をぶつけ合うが、ニューの装備の所為で少しだけエスより高く、さらにオマケに胸もぶつけ合っているのだが、エスの方がニューより大きい為に彼女の慎ましい胸を押しつぶす様に、その背恰好からさらに巨大に見せる綺麗な形した胸を歪ませている。戦力差は圧倒的だ。

 

 

 

 

「少々卑猥な表現をしても結局やっている事は同じです。殺るんですから・・・・。それにもしソッチの話だとしても貴女のその薄胸で彼を満足させるなんて夢のまた夢でしょう。」

 

 

 

 

「はぁ~?胸がおっきぃからって何言っちゃってんの?そんなデカイだけの脂肪の塊でニューに勝てると思っているとか笑っちゃうね~ププッ、体だけしか取り柄の無い女なんかに負けないよ。ニューにはそれを補うどころか圧倒する程のテク、ラグナの無理難題のプレイを受け止める覚悟があるよぉ~。」

 

 

 

 

「私にもそれぐらいの甲斐性はありますよ。」

 

 

 

 

「テメェ等!!勝手に何言っちゃってんの!!俺はノーマルだぁっ!!」

 

 

 

 

ラグナが声を張り上げてツッコミを入れているが、聞いている様子がまったく無い二人は、いまだに額付き合わせて睨みあいをしているのだが、エスを置いて行くわけにもいかずに少し離れた場所で見ていたラグナ。

そして暫くして互いに弾かれるように下がるとニューは地面に突き刺さっていた八つの刃を自分の所に戻すと自分の背後、虚空に浮く刃達を羽を広げる様に展開し、エスは持っていた二丁の白き長銃を構え、

 

 

 

 

 

 

 

「「――――――――――ぶっ潰すっ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――――――――――って聞けよォォォォォぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

 

 

 

 

絶叫の様な声は森に響くだけで、何も意味を成さず。聞いてない彼女達は戦闘を開始する。両腕を広げると虚空から黒い穴を出現させ、黒い剣がまるで砲弾の様に射出されて黒い閃光がエスに飛来する。それを白い長銃を轟かせて、飛んでくる剣を数本だけ落ち落として左側に軽く飛んで、残りの数本をやり過ごすし、着地と同時に着地した脚を強く踏み込んで一気に加速を付ける。そこからトップスピードでジグザグに疾走するエスに向けてニューは続けて虚空から剣を召喚して撃ち出す。それを難なく避ける彼女、避けられた剣は地面に着弾すると爆発して土煙を巻き上げた後に地面を抉って小さなクレーターが出来ている。その中心に黒い剣が刺さっており、直撃しただけでもタダでは済まなそうだ。最小限の発砲でその弾幕を潜り抜け、手の届きそうな位置まで接近したエスは両手にある白い長銃を回転させて、陣を展開させれると白い長銃の代りに出てきたのはべルヴェルクと同じく白く、さらに長い銃であり、銃身下部にスライドする部分が付いていて、銃底の長く、かなりゴツイ散弾銃だ。

そして両腕で持った散弾銃を構えて、銃口をニューに向けると容赦無く引き金を引くと同時に、べルヴェルクよりさらに重い咆哮を響かせて、見えない速度で魔力弾がニューを中心に散らばり辺りを爆発するように白煙が覆う。本当なら魔力弾に肉を食い破られてズタズタになっている所だろうが、

 

 

 

 

 

「―――――――――残念~♪」

 

 

 

 

「――――――――――っ!?」

 

 

 

 

エスは鋭い殺気を感じてその場から直に飛び退くと今まで以上にデカイ剣が自分の足元から突き出る。それが着地と同時に何本もエスを襲うが、難なく避けながら後方に下がる。下から突き出て来る剣が止まると同時に彼女を覆っていた白煙が無くなり、下から突く出したと同じ剣が彼女を守るように存在していた。

そして剣をひっこめるとニューは馬鹿にした様に

 

 

 

 

「―――――ちょっと遅くなったんじゃないの?太って体鈍ったとかね。まぁ、もともと万能補助生体兵器素体にしては重量級だから仕方がないかなぁ~。」

 

 

 

 

 

「―――――っ!? そ、そうかもしれません。最近此処の辺りがきつくなってきた所ですし・・・。本当に無い方は良いですね。戦闘に支障が無いのですから・・・。」

 

 

 

 

と散弾銃の先台をスライドして排莢すると、挑発するように先代から手を外して自分の胸の下で腕を組むと少し持ち上げて大きい事を自己主張する彼女。一瞬だけ、動揺が見えたが、無表情で平坦な声の癖になんだか自信満々な感じがする。ニューはラグナと会えば何時もの事だが、ラグナが居る場合でエスに遭遇すると何時もこんな感じだ。エスも何時もはああやって無表情に平坦な声で喋るが、彼女を前にすると少しだけ動揺を見せたり、人間染みた部分が少しだが見せる時がある。

そして彼女の仕草にカチンと来たニューは一瞬だけその表情が暗くなり、顔が下がると、その赤い瞳に怒りを灯しながらゆっくりとエスに視線を戻して

 

 

 

 

 

 

「邪魔ならさぁ?ニューがその駄肉を削いで上げるよ。ついでに君もズタズタにブッ刺してねぇ~!!」

 

 

 

 

 

「駄肉とは言ってくれますね。私の胸にはラグナへの愛情とラグナの愛情が詰まっているのです。」

 

 

 

 

 

「――――――なおさらその駄肉!!削ぐっ!!!!」

 

 

 

 

 

「――――――やらせません!!」

 

 

 

 

妙な女の戦いを始めてしまったエスとニューに置いていかれているラグナ。余談だがその時、疲れ果てて刀舞に背負われている小猫が少し動いた様な錯覚を覚える刀舞だった。

そして完全に呆れて表情でその戦いを見ている彼に

 

 

 

 

 

 

 

 

「モテモテだねぇ~。ラグナ君は、君の事になるとウチのニューちゃんもあのありさまですよ。」

 

 

 

 

 

 

その声のする方に目を見開いて振り向き、ニューが出てきたと同じ方向から黒いスーツを着た男が、頭に黒を基調として白の帯あるハットをかぶった細身の男だ。

そして帽子のつばの所為で顔が見えないがその男を見たラグナは持っていた大剣の柄を力強く握りしめて、

 

 

 

 

 

 

「―――――――――やっぱりこの騒ぎはテメェか!!ハザマ!!」

 

 

 

 

 

 

「おう。流石ラグナ君。理解が速くて助かりますね。そうですよぉ。このハザマ・ジョーカーが主犯ですようぉ。」

 

 

 

 

 

 

「だったら俺が言いたい事、分かってんだろうな。」

 

 

 

 

 

「まぁ定番ですしね。」

 

 

 

 

 

 

「――――――――――だったらこれ以上人様に迷惑掛ける前にさっさとおっ死ねぇ!!このクソ野郎ぉ!!」

 

 

 

 

その表情を怒りに歪めて突っ込む。爆発するように土煙を巻き上げながら地面を蹴って”ハザマ”と呼ばれた男に向かって殺気を纏う大剣を振り上げるが、怯える所か普通に軽い雰囲気を出しながら、顔を上げてると適当に切りそろえた少し長めの毒々しい緑髪に糸目であるが整った顔立ちなのだが、風息が毒蛇の様な感じがする男は足元から、小さい三角の頂点に二重の円と中心にある黒い内側が円のある陣が出現して、その陣から何かがスーツの男に巻き付く様に飛び出して、ラグナの振る大剣を火花と擦れるような金属音を響かせて受け止め、

 

 

 

 

 

 

「―――――――っ!?」

 

 

 

 

 

 

「――――――――――まったくせっかちですねぇ。」

 

 

 

 

 

金属質の物体が鞭の様に振り、弾き飛ばされて後方にラグナを押し返し、後に悠長に話すハザマはを待たずに前に出そうになる彼は何かに気付いた様にその場を飛び退くと、今さっき居た場所に何かが突っ込む。それは陣から出ている以上は今さっき彼の大剣を防いだ物と同じだと言う事が分かる。それを引き戻すと彼の周りで浮く様に待機している事でその姿を確認する。それは蛇の頭の様なアンカーの付いた独特な形状をした緑黒い鎖だ。

そしてハザマはやれやれっと言った風にラグナを見ながら

 

 

 

 

 

 

「さすが蛇双(ジャソウ)”ウロボロス”。『無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)』を食い破る事で取り込み、作り出しただけの事はありますね。先代様々ですよ。―――――――それにしてもラグナ君。少しは私の話を聞いてくださっても良いんじゃなりませんかね。」

 

 

 

 

 

 

 

「テメェの考える事なんて分かりきってる!!どうせまた周りを巻き込んで派手に掻き回そうって腹が見え見えなんだよぉっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、間違いではありませんが、―――――――――。」

 

 

 

 

 

そう言いきろうとする前にラグナがハザマに向かって突っ込むが、その先代が戦った時に深手を負わせる事で手に入れた龍神の力を変色させた力を持つ鎖を使わない。だが、ニュー、ハザマに加えてさらに上空から月夜をバックに襲来して来た乱入者がラグナの頭を押さえつけて地面に叩きつける。

 

 

 

 

「―――――――――――――――ぐぁっ!?!!?!!!!」

 

 

 

 

 

「落ち着いて人の話を聞く事も出来ないのか?―――――――――――この狂犬が・・・。」

 

 

 

 

そう言って現れたのは悠とアゼリアの戦っていたアースラだ。彼女の腕は流線形の装甲に覆われており、腕は二本の白い鉤爪の様なものがあり、背中の見た形状の大きな翼だそれは悪魔の様な禍々しい物で背中を中心に二枚が繋がっており、下の翼にさらに大きな翼が繋がって、それぞれに刃物の様な物が付いた翼を付け、ラグナの頭を掴んでいる手と反対の手には刺青が刻まれた長銃と戦斧を合体させたようなバスタックス・ガンを持った悪魔の様な姿した彼女に

 

 

 

 

 

「ああ、アースラさんですか。ありがとうございます。あのままでは話を聞いて貰えないでしょうから少々困っていた所ですよ。―――――――――お仕事の方はどうですか?」

 

 

 

 

「問題ありません。生きの良いのを見つけましたので・・・。」

 

 

 

 

 

「それは良かったです。」

 

 

 

 

気味の悪い笑みでアースラに答えるハザマ。そんな会話をしている中、どうにか押しつけられた状態で視線を押さえつけているアースラに向けるラグナは

 

 

 

 

「――――――――アァースラァッ!テメェッ!!」

 

 

 

 

 

「・・・・黙っていろと言ったはずだが?今日の私は少々機嫌が悪い。このまま首を落としてもいいのだがな。」

 

 

 

 

 

「まったく二人とも血が昇り易くてしょうがありませんね。―――――――手短に済ませますか。ちゃんと聞いていてくださいね。私達はこれから”始めます”以上ですね。後、太陽龍王にお礼を言っておいてください。面白い玩具をありがとうとね。では行きますよ二人とも・・・。」

 

 

 

 

 

「まっ―――――――――!!!?」

 

 

 

 

ラグナが待てと言おうとした直前、抑えられていた力が無くなり、抑えが無くなって視線をハザマが居た方に向けるがそこには既に姿は無く、抑え込んでいたアースラもその姿が消えていた。

そして起き上がろうと膝をついた状態で四つん這いになって居る彼は成す術も無く無力化された事の余りの悔しさに拳を地面に叩きつけると重い地響きを響かせて、地面に皹が入る。そんな姿を後ろで心配そうにしているエスが

 

 

 

 

 

 

「――――――――――――――――――――ラグナ・・・・。」

 

 

 

 

 

 

今さっきまで離れた場所でニューと戦闘していたエスは少しボロボロだが、無傷なようだ。彼はそのまま体を起して膝をついたまま夜空を見上げて、

 

 

 

 

 

 

「・・・・・すまねぇ、エス。先帰っててくれ、俺は頭冷やしてから帰る。」

 

 

 

 

 

 

そんな何時もより小さく感じる彼の背中。彼女は近づいて背中から優しく抱きしめる様に

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・なら私も付き合います。一緒に帰りましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして暫くその状態で居た後、彼等は重い体を引きずるように新たに得た自分達の帰る場所に足を向けるのであった。

 

 

 

昨日はあの後、先に木場の事を許してやってくれみたいな事は言っていたのだが、それでもあの歳で魔力強化での尻叩きをされる彼を遠い目で見ていた俺達。なんでもアレを勝手に動いた兵藤も受けたような事言っていた。それから学園の外で結界を張っていた生徒会連中に挨拶した後に疲労がたまっているので直に退散。おぶっていた刀舞に小猫の嬢ちゃんを任せ、アゼリア嬢は皆への挨拶を日を改めてする為に自宅の方へ帰った様だ。俺も皆と帰ってる最中に居前にばったり鉢合せたラグナ達と帰宅して、適当に風呂に入って直に寝る事にした。

そして翌日、波乱の染みた数日は終わり告げ、朝方は永琳先生の診察と修理を終えたアルトをにとっちゃんのとこに貰いに行って昼から学園に登校、その事を言っていた教職の人に挨拶をしてからお昼ごろから授業を受け、何時も通りに一番先に行って俺は愛しのソファで猫の状態の刀舞を腹に乗っけて惰眠をむさぼっていると続々と皆は来初めて、その中にもラグナ達も居る。

そして聞き覚えのある声が

 

 

 

 

 

「――――――――――やぁ、赤龍帝。」

 

 

 

 

そう声につぶっている目を片目だけ半分開けると学園の制服に身を包む見覚えのある顔が見える。

そしてその彼女に兵藤が驚く

 

 

 

 

「――――――――――な、なんでお前が此処に・・・!?」

 

 

 

 

 

「―――――――― 来たわね。」

 

 

 

彼女が此処に来る事を知っていたそうな口振りの姫さんに兵藤が聞くとなんでも新しく姫さんの騎士《ナイト》として眷属入りしたゼノヴィア嬢。最初は兵藤達も耳を疑ったが、兵藤とアーシアが彼女を見ると同時に悪魔の翼を見せて本当だと言う事を認識する。包帯を巻いている小猫の嬢ちゃんや木場も少し前に聞かされて驚いていたそうだが・・・。

そして彼女が

 

 

 

 

 

「―――――――――神がいないと知ってしまったんでね。破れかぶれで頼みこんだんだ。」

 

 

 

 

 

 

それを聞いてめんどくさそうに体を起こしながら膝に刀舞を乗っけると俺が

 

 

 

 

「破れかぶれって、お前なぁ、もうちょっとものを考えると言う事をしろよ。」

 

 

 

 

 

「神が居ない以上。私の人生は破たんしたと等しいからな。太陽龍王。――――だが、敵だった悪魔に下ると言うのもどうなのだろうか?幾ら魔王の妹だとは言え、私の判断に間違えは無かったのか?お教えください主よ!!―――――っ?!?!」

 

 

神様が居ないか・・・。あまりアーシア嬢も良い顔をしていないが、多分、言ったのはあのロン毛だろうな。俺としては死んでから今まで何も無かった以上はどうでも良いんだが、刀舞の良い分じゃ、何かシステムらしきもので運営を行っているらしいからアーシアやコイツがお祈りした時に頭痛がすると考えるべきか?悪魔の方も昔みたいに貴族階級が現代にも生きているみたいだし、どこもかしこもおとぎ話に出そうな感じじゃ無くして人間みたいに国家や組織じみていやがるな。

そしてなんか勝手に自滅している目の前の馬鹿が言ったその言葉に少し引っ掛かる事があったので眉を顰めながら

 

 

 

 

「うん?何でお前が俺の事を太陽龍王だって事知ってんだ?」

 

 

 

 

 

「――――――くっ、つっ・・・・?ああ、その事か。それは皆の事を紹介して貰った時の少々。それにしても君があの太陽龍王だとは思わなかったぞ。童話や絵本の存在が実在しているとはな。」

 

 

 

 

「――――――――はぁ?」

 

 

 

 

その事に訳が分からないので妙な声を出しいる俺に姫さんが

 

 

 

 

「―――――――私も少し調べた時に一番最初に行き当たったのがそれなのよね。山吹色をした龍鱗を持つ、人型のドラゴンと白銀の巨大な狼のお話。内容は人々が生み出した汚い感情のから生まれた黒い幾つもの頭を持つ他の伝説でてきそうな巨大な蛇が世界にいろいろな厄災を振りまき、世界の滅亡しようとしていた時に、その滅亡を止めようと蛇を倒そうと立ち上がるのだけれど、どれだけ恐怖に押しつぶされようとなんども立ち上がる彼等をドラゴンと狼が加勢に入って蛇を倒す。みたいな物があったのよ。童話やおとぎ話にしてみれば、悪役として書かれるドラゴンや狼が助ける側に来る様な不思議な内容だったのだけれど・・・・。ワリと昔に書かれた物らしくて教会とかにそれ似た物を置かれていたのを読んだ事があるらしいわよ。」

 

 

 

姫さんの説明で半信半疑でイグニスに聞くが

 

 

 

 

 

『多分、昔にあった戦いを見て居た誰かが作ったのだろうな。』

 

 

 

 

何か声が弾んでいるが、何喜んでんだコイツ・・・。向こうじゃラグナ達が小声で王様居無くね的な事を呟いてるが出演してるよ。悪落ち状態で敵扱いだけど・・・。

そして姫さんが

 

 

 

 

「デュランダル使いが加わったのは頼もしいわ。これで祐斗と共に剣士の両翼が誕生したわね。」

 

 

 

 

「したわねって・・・・。」

 

 

 

 

「今日からこの学年の二年に編入させて貰った―――――――――。」

 

 

 

それで良いのかと言わんばかりに兵藤が声を上げるが、ゼノヴィア嬢が何時もの声色を変えて

 

 

 

 

 

「――――――よろしくね。イッセー君♪」

 

 

 

 

「真顔で可愛い声を出すな!!」

 

 

 

 

「表情を変えずに言われると違和感バリバリだなぁ。――――――つか、お前の性格上似合わん。」

 

 

 

 

「イリナの真似をしたのだが・・・・上手くいかない物だな。」

 

 

 

真似って言っている自体おかしいだろう。もっとなぁ・・・。そんな考え込んでいるゼノヴィア嬢に兵藤がイリナといった時に思い出したように

 

 

 

「そういやイリナは・・・。」

 

 

 

 

「本部に帰ったよ。――――――――――――イリナは私より信仰が深い。神の不在を伝えたら、心の均衡はどうなるか・・・。」

 

 

 

 

「あの様子だと十中八九、正気じゃいられないだろうな・・・・。」

 

 

 

 

実際、俺も失っているから分かるが、キツイってもんじゃねぇ・・・・。あのお嬢ちゃんの場合は支えになってる者が無いと知ったらどうなのるか・・・。あまり先進的に強そうに見えんしな。

そしてゼノヴィア嬢は続ける。自分自身が神の不在を知ってしまい。教会側からしたら彼女は神の不在を唱える異端者になってしまった。そりゃそうだ。わざわざ他の者たちに信じてきたものが既になかったふれ回られたら堪ったものではない。上が考えるの異端のレッテルと共に彼女を追放と言った感じか・・・。組織的には正解でも心情的には―――――――。

そして彼女はアーシアに視線を向けて

 

 

 

「君に謝ろう。アーシア・アルジェント」

 

 

 

「―――――――え?」

 

 

 

「主がいなければ救いも愛も無かったのだからね。すまなかった。君の気の済むのなら―――――――。」

 

 

 

 

そうして頭を下げるゼノヴィア嬢の背後の扉が開け放たれて見覚えのある青銀の長髪を揺らしながら声が

 

 

 

 

「まったく、私が来たといのに出迎え一つも無いなんてあんまりじゃありま――――――えっ?」

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「「・・・・・・・。」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

そう言って扉を開けたのは俺と対を成す月狼女王のアゼリア嬢だ。少し不機嫌気味に乱入して来たのだが、何か状況的に出てくるタイミングを逃してしまったようで皆の白い目が彼女に注がれる。

そしてその目に物怖じするようにオタオタし始めると気丈に振舞う彼女の性格に合わない表情になり、タイミングを完全に外して羞恥に顔を真っ赤だ。

 

 

 

 

「だ、大事なお話をしていた様ですわね。―――――――――すみませんでしたわ!!!!」

 

 

 

 

 

 

「―――――――――ええっ!!?ちょっとぉ!!何処行く気だ!!」

 

 

 

 

その場から脱兎の如く走り去ってしまう。俺が声を上げると皆の目線が俺に注がれて、姫さんが

 

 

 

 

「――――――――追いなさい。ユウ。」

 

 

 

 

「―――――――――なして俺っ!!?」

 

 

 

 

「元はと言えば彼女は貴方と一緒に来たのよ。素性も私達の殆どが知らないし、知っているのは貴方だけよ。それはつまり貴方を訪ねてきた事になる。それをフォローも入れずに羞恥で帰してしまうような事になったら、彼女がどれだけメンタルが強くても彼女はか弱い女性よ。今後どんなトラウマを持つか・・・・。」

 

 

 

なんか熱弁してらっしゃいますが、それは暴論ではないでしょうか?明らかに自分達の事を棚に上げて俺に全部なすりつけようとしてませんか?マジで良い性格になったよなアンタ・・・・!!!!恨めしそうに睨んでいる俺に皆が

 

 

 

 

「そうだぜ!!霊烏路!!部長の言うと通りだ!!あのままで良いのかよ!!」

 

 

 

 

「流石に、男としてどうかと僕は思うよ?」

 

 

 

「・・・こんな事でウジウジ悩むなんてどうしようもないですね。悠先輩。」

 

 

 

「私を助けた殿方がこんな意気地無しだなんて思いたく無いものですわね。ましてや――――――。」

 

 

 

「私もアレはどうかと思うぞ・・・。」

 

 

 

「ユウさん!!速く追いかけでください!!まだ間に合います。」

 

 

 

 

「大将。あんたなぁ・・・・。」

 

 

 

「・・・大将。もうちょっと気遣うって言葉を覚えようぜ。」

 

 

 

「そうですね。もうちょっと甲斐性良くならないと・・・。ですので今日は一緒に寝ましょうラグナ。」

 

 

 

 

「てめぇら!!何乗っかんてんだよ!!」

 

 

 

兵藤、木場、小猫の嬢ちゃん、朱乃嬢、ゼノヴィア嬢、アーシア嬢、いつの間にか起きていた刀舞、ラグナ、エスの順に俺に畳みかける様に言ってくる。後エスちゃん。そこから繋げるのは無理がありませんかね?つか、マジで、本当に全員良い性格なったよなぁ!!

そんな俺に

 

 

「霊烏路!!」

 

 

 

「悠!!」

 

 

 

「悠君!!」

 

 

「・・・悠先輩!!」

 

 

 

「悠君!!」

 

 

「太陽龍王!!」

 

 

「ユウさん!!」

 

 

 

「大将!!」

 

 

 

「悠さん!!」

 

 

 

「大将!!」

 

 

 

 

言われ続ける連れに今度は段々と俺の顔が赤くなってきた。

そして最後に

 

 

 

 

「「「「「「「「「ユウ!!(霊烏路!!)(悠君!!)(悠先輩!!)(悠さん!!)(大将!!)(太陽龍王!!)」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

「イジメか!!!!!!!!!!分かったよ!!行きゃあいいんだろ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

最終的に走った俺は小一時間ぐらいアゼリア嬢を説得しながら追いかけっこをする事になった。

そして戻ってくる頃には完全に話を終え、何か始めようと気持ちが一つになっている感じになっており、扉を開けたアゼリア嬢を引っ張って来た俺に姫さんが

 

 

 

 

 

「遅かったわね。ユウ。話は纏まったわよ。」

 

 

 

 

「ぜぇ、ヒュ、はぁ、アンタマジで紅い悪魔だよ。――――――てめぇも一生懸命に逃げんなよ!!俺から逃げるのに神器《セイクリッド・ギア》まで使いやがって!!」

 

 

 

 

「だ、だって・・・・・。何時もならあのような事には・・・。」

 

 

 

免疫なかったんかい!!会社とかじゃこんな感じにならなかったから、何時のと違う雰囲気に押されて逃げちまったって事か・・・。アルトをセットして居なかったらマジで追いつけなかったよ。俺はなんか何時もとのギャップで可愛く見え始める彼女に

 

 

 

 

「ほら、気を取り直せ、自己紹介。」

 

 

 

 

「え、ええ、そうでしたわね。私は今代の月狼女王。コンスタンツェ家、当主アゼリア・コンスタンツェですわ。以後お見知りおきを・・・・。」

 

 

 

そう言って長いスカートの両端を少し持ち上げて、片足を一歩後ろに引いて上品にお辞儀をする。やっぱ良いとこのお嬢さんなんだなコイツ。それを聞いた姫さんは

 

 

 

 

 

「私はリアス・グレモリー。来訪を歓迎するわ。アゼリア。」

 

 

 

 

「ありがとうございますわ。グレモリー殿。」

 

 

 

 

「リアスで良いわ。あまり堅苦しいのは無しにしましょう。」

 

 

 

「分かりましたわ。リアス。では・・・・。」

 

 

 

そうして姫さんとアゼリア嬢が向かい合うように座り、アゼリアの後ろに俺、隣に人化状態の刀舞、壁に凭れて立っているラグナ、隣にエス。姫さんの背後にも後の皆が立っている。先に姫さんが

 

 

 

 

「今回は私達の所に訪ねてきたのは理由があっての事でしょう?」

 

 

 

「そうですわ。私が、コンスタンツェ家の者がどう言ったものかはご存知ですか?」

 

 

 

「表ではトップ企業グループで名が通っているけど、裏では傭兵稼業を営んでいる事で有名ね。」

 

 

 

「ええ、間違っていませんわ。ですが後もう一つが噂の真実を知りたいのではなくて・・・?」

 

 

 

何時もの調子を取り戻した彼女は姫さんに問いかけると眉を顰めながら姫さんが

 

 

 

 

「―――――――――――――企業関係者に堕天使が紛れ込んでいる。」

 

 

 

 

「ええ、そうですわ。正確に紛れ込んでいるのではなくウチの使用人や社員ですわね。私自身も堕天使と人間のハーフですし・・・。」

 

 

 

その言葉にこの場の空気に緊張が走る。俺自体も朱乃嬢の奴を見せられて知ったんだが、あまりこう言った感じの問題は良く思われていない。似た様な感じの朱乃嬢もあまり良い感じじゃねぇしな。

そして彼女は続ける。

 

 

 

 

「何か勘違いしていません?私は宣戦布告に来たわけではありませんわよ?それにコンスタンツェ家に所属している者は中立、どの勢力にもつかない。上から話は聞いていると思うのですけど?」

 

 

 

 

「ええ、そうね。コンスタンツェ家どの勢力にもつかない。それは聞いているわ。だけど、ウチには堕天使に良い思い出を持っている者は一人として居ないの・・・。」

 

 

 

完全に警戒している。おいおい、お嬢様?煽ってどうすんだよ?なんかややこしくなっているぞ。そんなこと思っている俺の事は気にした素振りも見せずに彼女は

 

 

 

「まったく、ウチの者達をダイヤモンド並みに頭の堅い頑固者達と一緒にしないでくださらないかしら・・・。そうですわね。少しお話をしましょうか・・・・。」

 

 

 

彼女が話し始めたのは簡単な身の上話だ。前当主である早くに亡くした彼女の母がまだ生きていた頃のお話で、彼女自身が生まれる前から顔の知らない父親の堕天使が連れて来ていたお付きと部下の数十名と最初から居た使用人たちと折り合いがつかなかったそうだ。理由は至極簡単、

 

 

 

お前等が劣っているのに何故一緒に共同生活をしなければならないのだ。

 

 

 

何であんな、自分の種族が至高だと偉ぶっている奴ら一緒に仕事しなければならないのか。

 

 

 

とかだ。だが、実力者であった父やそれ以上の力を持つ母に逆らえなかった彼等は渋々、言う事を聞いていた。だが、不平不満少しづつ堪って行き、小さいいざこざや、小競り合い、子供の様な苛めや意地悪まで発生する始末。そこで起こったのが苛められていた給仕に一人の使用人が同僚の堕天使に殴りかかったのだ。

そこからは不満の爆発で両者が殺し合いを始めようとして一方的になるだろうと思われたのだが、代々使えてきた此処の使用人達は気を操る事が出来、人外と言う性能差を覆す程の力を見せたのだ。危うく暴動が起こる前に同じく気が使える彼女の母が両者を叩きのめし、鎮圧したのだが、それだけでは収まらないと思った彼女はいっそのこと、ルールありで彼等同士で心行くまで戦わせてはどうか、と思い付いた。彼女の策は殆ど賭けだった賭けだった。父も呆れた様子で母の提案を聞いていたのだが、コレを期に人間も対等に接するに値する者だと言う事を認識して貰いたかったのが彼女の願いだったらしい。第一次堕天使対人間の戦争が勃発。とりあえず焚きつけてプライドあんなら素手でも勝って見せろと父が言って光の力禁止でサーチ&デストロイ。見つけたら即殴り合い。それが一カ月程続き、最後の日に彼等の長である堕天使側の付き人、今の執事長と人間側の使用人の長、今のメイド長の一騎打ち満身創痍の皆の目が注がれるなか世界を揺るがすような轟音を響かせて殴り合いと始める堕天使と人間。どちらも引かない姿を見て、堕天使側は彼等は本当に劣っているのかと思わされ、人間側は彼等は見下すばかりの根性無しでは無いのではないかと思わされたそうな。

そして最後に互いの拳に倒された二人は互いに手を取り合って健闘を称えあう中になったのだ。まぁその後に第二次やら第三次やらおっぱじめるのだが、ここいらで割愛しよう。

まぁそんなこんなでウチの方に居る堕天使は人間も捨てたもんじゃないとか、人間側もただの高慢ちきじゃないと見直したらしい。

 

 

 

 

 

 

「――――――――――まぁそんな感じでウチの邸内には堕天使と人間の夫婦は割と多いですわよ。寿命関係も込みで考えていますし、そう言えばハーフの子も私が生まれた頃には大分、居ましたしね。」

 

 

 

 

 

そのあまりにもぶっ飛んだ話を聞いて、全員が目を丸くしている。何カ月に渡っての壮絶な己の肉体オンリーでの戦争を末に築かれた絆と言うより、そんな馬鹿げたことをやっていた事を得意げに話している彼女。実際嘘では無いのだろう。今の彼女がそれを物語っていると言っても過言ではないし、朱乃嬢も何だがなかなか複雑な目で彼女を見ている。

そしてアゼリア嬢は

 

 

 

 

「場を和ませる為に私の事を話ましたが、少々脱線が過ぎましたわね。今回の事で此処に来たのは私も傭兵として貴方達の輪に加わろうと思ったので此処に来たのですわ。」

 

 

 

 

まぁそれだけでは無いだがな。何でも俺が寝ている最中に紫さんと今回の案件で迷惑を掛けたことで幻想卿側に付くと言う協定を取り付けた様だ。まぁ実際、俺を太陽龍王と認めた以上、此方側に付くつもりだったらしい。

そして姫さんが俺の方を見ているので

 

 

 

 

「俺は別にいいと思うぜ。彼女は裏切る様な事をする奴には見えないしな。」

 

 

 

 

 

「――――――――――う~ん、貴方がそう言うんだったら、信用しましょう。」

 

 

 

 

 

「ありがとうございますわ。いろいろと思う所あると思いますけど、よろしくお願い致しますわ。」

 

 

 

 

 

笑顔で言う彼女にというか、そんな感じで警戒は解かれた様だ。というか、脳筋の長である彼女が裏で何かをひっぱっている様には見えなかったのが理由かもしれない。実際ボコスカ殴ってくるし、つか、一人だけ緊張が解けたと同時に彼女のスッゴク強調されているある一部をアレな目で見ている人が居るんですが、気をつけろよ?そいつ素手が超ヤバいから、とか思っている間に既に姫さんに睨まれてるし・・・。

 

 

 

そんなこんなでお願いを叶える業務の再開なのだが、何故か今日は兵藤と一緒に俺まで来て欲しい。何でもコイツと一緒に居る所を見て、俺も着て欲しい様な事言っていたらしい。アレ?コイツと最近一緒に帰ったっけ?まぁ、良いかと思ってとりあえず一緒に付いて行くとでっかい高級マンションにある部屋に行くと和服の前髪が金髪で後ろが焦げ茶で少し顎ひげのあるハンサムはおっさん。観察すると細身ながら引き締まった体。かなりのやりてか?そんな事を持って居たら兵藤が俺の事紹介しようと

 

 

 

 

 

「――――――あ、でこっちがまぁなんつうか、仕事仲間?の霊烏路って言うんだ。」

 

 

 

 

 

「あ、はい。霊烏路 悠って言います。」

 

 

 

 

 

「おお、そうか。まぁいろいろと話もしたいんだが、玄関でするのもなんだ。さっさと上がってくれ。」

 

 

 

 

なんか軽い雰囲気の感じのおっさんだな。と思いながら大きなテレビにテレビゲームを始めてしまった。今回の目的ってコレか?

周りを見てみると色々なゲーム機が揃っている。俺は兵藤とおっさんの話を聞きながら後ろの方でゲームを見ており、何か聞き覚えのあるキーワードに頭を抱えている兵藤におっさんがゲームで勝つと立ち上がり

 

 

 

 

「あ、あちゃ――――――。」

 

 

 

 

「さぁもうひと勝負しようか悪魔くん。後ろの君でも良いだぞ。――――――――いや、赤龍帝と太陽龍王。」

 

 

 

 

「うん――――――――?」

 

 

 

「―――――――――っ!?」

 

 

 

 

いきなりおっさんの雰囲気が変わると背中から暗黒より暗き六対、十二枚の翼を背から広げ、

 

 

 

 

 

 

 

「俺はアザゼルだ。―――――――――堕天使共の頭をやっている。ふふっ。」

 

 

 

 

 

 

 

軽そうな雰囲気から長の風格を感じさせる笑みを浮かべながら俺達にそう言った。




おいでませアザゼルさん。

ようやく人工?神器開発者の登場。ようやく色々できそうだ。


ネタを積みながらになるので少々遅くなります。
ではまた次回。
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