戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
私達は未来の紹介である場所で活動している。
「おい、さっさと運べ!」
「モタモタするな!ボスにバレると殺されるぞ!!」
このようにモブ海賊達が民家を襲っては強盗の如く奪って殺しての繰り返し。一見酷い事をしているけど、これは海賊として生きる人達の使命でもあるよね。こうでもしなきゃ皆が生きていけないし……。
「姐さん!此方は終わりました!!」
「姐さん!次は何処に行きましょうか!?」
このように私を慕ってくれる人も出来てしまったしね。未来の紹介とはいえ、まさか私達が海賊組織に属する事になるとはね……。あと私を姐さんと呼ぶのは止めてほしい。
今回は主人公君達とは敵対する事になるよね?今のところは出会ってないけど対峙した時がちょっと面倒だなぁ……。
???「御疲れ様です。ベルさん」
私達の前に1人の少女が来た。彼女が今呼んだ様に私はこの世界では『大宮鈴音』としてではなく、ドラゴンボールの世界で名乗った『ベル』として過ごしている。
ベル「アリスも御疲れ。ヒガキさんに教わった航海術は覚えられそう?」
アリス「はい。あれくらいなら全て覚えました。ヒガキさんも私の覚えが早いと凄く上機嫌だったのは見ていて面白いですね」
彼女はアリス。私達とパライソタウンから一緒に来てくれた坂柳有栖の事で、この世界はアリスと呼ぶ様になった。その時にアリスが滅茶苦茶嬉しそうな顔をしていたのは今でも鮮明に覚えている。アリスはこの世界で航海術と砲術、そして陸戦になった時に備えて狙撃術を磨いている。
ベル「マスミは今どうしてる?」
マスミこと神室真澄はアリスと同じ様に私達に着いてきてくれた子で、この世界においては剣術をひたすら鍛えている。
アリス「マスミさんは剣術を鍛えています。ただひたすらに、黙々と……」
ベル「彼女は良くも悪くも真面目だからね……」
アリス「パライソタウンで万引きしようとしていた人とは思えませんね。彼女も変わりました」
あっ、その設定ってそっちでも活きてたんだっけ?
アリス「それよりもベルさん、ボスが御呼びでしたよ」
ボスが?何の用事だろうか?
アリス「……それにしても何故私がベルさんとミライさん以外の人に従わなくてはいけないんでしょうか?あんな民度が低い人達に着いていっても何も良い事がありません」
ベル「まぁまぁ……。アリスにとっては窮屈かもしれないけど、もう少ししたら私達も自由に行動出来るようになるし、それまでは辛抱してくれると助かるよ」
アリス「私はまだしも、ベルさんに対してあの横暴な態度は許せません。ベルさんが止めていなければ私は彼等を蜂の巣にしていたところです」
……やっぱり私はアリスが1番変わったと思うよ。
~そして~
???「来たでやんすね」
ベル「ボス、私に何か御用でしょうか?」
???「おまえ達にある仕事をしてもらうでやんす」
ベル「仕事……?」
ボスの言うおまえ達というのは私とアリスとマスミの事。未来……もといミライは別行動で色々と動いているらしい。
???「おまえ達にはウンガルフにある島で穴を掘ってもらうでやんす」
穴掘り?某アイドルみたいに穴掘って埋まってろってか?
???「あの島にはオイラが探しているオーブが埋まっているんでやんす!先にグントラム達を行かせているでやんすから、おまえ達もすぐに行くでやんす!!」
うげっ……!あの狼頭と一緒にいるの嫌なんだけど……。
???「この仕事が上手くいったらおまえ達を独立させるつもりでやんすから頑張るでやんす」
ベル「わかりました。その言葉、忘れないでくださいよ」
ひゃっほう!良い事聞いた!!アリスも言ってたけど、正直私も窮屈だったんだよね。だから独立目指して御仕事頑張ります!!
私達は現在カメダ海賊団で活動しています。早く独立して私達の組織を作りたいです。
今回はここまでです。
次回、穴掘って出会います……?