戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
私達はカメダ海賊団から独立する事に成功したので、船を造り、試運転として適当な島までニューホープから少し北にある島まで辿り着いた。
マスミ「しかしまさかこの大航海時代とも言える世界で現代の船が造れるとは……」
ベル「まぁ材料はパライソタウンで調達しているからね」
アリス「ベルさんの技術に感服しますね。ですが私がカメダ海賊団で勉強した航海術等が無駄になってしまいました……」
ベル「そうでもないよ。この船以外にも乗るかもしれないから、これまで学んだ事は全くの無駄って訳でもない」
実は私も航海術の勉強をしっかりとしているし……。
ガサガサガサッ!
等と話していると、私達の前を何かが横切った。
マスミ「な、何今の……?」
ベル「パッと見る感じ蝶々だったね」
アリス「それにしては人並の大きさでしたが……」
うん。この世界の蝶々って無茶苦茶大きいよね。しかも黄色い羽の……って。
アリス「……今のはもしかして以前ヒガキさんが言っていた天国蝶ではないでしょうか?」
だよね。あれは間違いなく天国蝶だった。
マスミ「何……?その天国蝶って」
アリス「私も話半分でしか聞いていませんでしたから、詳しくは知りませんが……。ベルさんは何か知っていますか?」
ベル「天国蝶は貴族達の間では珍味として扱われていて、特定の場所にしか生息しておらず、絶滅危惧種とも言われているらしいよ」
そんな天国蝶が生息している島に偶然いるとはなんとも嬉しい誤算だね!
マスミ「じゃあその天国蝶を捕まえるの……?」
ベル「う~ん……。島を適当に散策して終わりっていうのもなんだし、折角だから捕獲しておこうか」
アリス「了解です」
さて、とりあえず天国蝶が飛んで行った方向まで行ってみますかね。
~そして~
マスミ「ところで天国蝶に特徴とかってあるの?」
ベル「……私も余り詳しく知らないけど、追い詰められると牙を向くって話は前に聞いた事があるかな。あと割と肉食って噂もあるらしいよ」
アリス「蝶なのに牙がある……。それはなんとも面妖ですね」
マスミ「本当だよ……。しかも肉食って……」
ガサガサガサッ!
またもや物音がしたので、その方向を振り替えると……。
マスミ「こ、今度は紫色の蝶々!?」
ベル「あー……。あれは地獄蝶だね」
アリス「見たところ天国蝶の亜種でしょうか……?」
ベル「そう思って構わないよ」
マスミ「……私早くこの島から出たいんだけど」
まぁマスミの気持ちはわかる。だって地獄蝶が滅茶苦茶いるもん。それも人間の大人並の大きさの蝶々が辺りに沢山いるからね……。
早く天国蝶を捕まえて帰ろう……。
~そして~
島の最深部まで来た私達は天国蝶を速攻で追い詰める。
マスミ「……はぁ。やっと追い詰めた」
アリス「マスミさん、本番はこれからですよ」
ベル「そうだね。なんせ……」
バサバサッ!
ベル「天国蝶は牙を向くからね」
マスミ「そうだった……」
アリス「しかも2羽いますね」
マスミ「……こんな化物は寧ろ2匹って数えても問題なさそうだけどね」
ベル「じゃあ早いところ終わらせようか」
私達は武器を構えて天国蝶と戦う。
~そして~
パライソタウンでの様々な死闘の経験のおかげで大して苦戦する事がなく天国蝶を倒した。
マスミ「やっと終わった……」
アリス「では持って帰りましょうか。どの様に調理するのが美味しいんでしょうか?」
ベル「聞いたところによると唐揚げが美味しいらしいね」
等と私達が会話をしていると……。
カイト「しまった!誰かに先を越されたぞ!」
???「そんな……!」
コンキスタ号のキャプテンカイトと愉快な仲間達と出会った。
今回はここまでです。
次回、キャプテンカイトと交渉、そして新たなる仲間と出会う……。