戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
ユキコ「主を倒しましたが、少し手間取りましたね……」
シルヴィア「疲れた~!」
アリス「そろそろ帰りますか?」
ベル「そうだね。戦利品も手に入ったし、1度デジーマに戻ろうか」
無事に主を倒す事が出来たので、私達が帰る準備をしようとすると……。
???「あっれ~?モンスターいなくない?」
カイト「可笑しいな。確か此処は様々な怪物が出るって話だったんだけど……」
なんか声が聞こえた。片方はキャプテンカイトだけど、もう片方って……。
アリス(ベルさん、彼方にいるのはもしかして石川さんでは……?)
ああ。アリスは前の世界で彼女と出会っているから、その指摘はあって当然なんだっけ?とりあえず捕捉しておく必要があるかな?
ベル(向こうにいるのはその石川さんで間違いではないけど、この世界は前いた世界とは似て非なるから彼処にいるのは顔がそっくりで同名の完全な別人って事になるね)
アリス(成程……。了解しました)
さて。向こうはまだ此方に気付いてないから、今の内に退散にしようか……。
???「あっ、彼処に人がいる!なんか知ってるかもよ!」
カイト「あっ、おい!」
キャプテンカイトの静止を聞かずにRS海賊団のトップである破壊神リコが此方に来た。
リコ「ねぇねぇ、この島にはモンスターがうじゃうじゃいる筈なのに、それらしいのが1匹もいないんだよね~。何か知ってる?」
ベル「そうなんだ。でも私達も何も知らないんだよね。私達は偶然この島に立ち寄っただけだから」
……結構苦しい言い訳だけど、誤魔化せるだろうか?
リコ「ふーん……。あれ?」
シルヴィア「…………」
リコはシルヴィアの方を訝しげに見ていた。この世界でもシルヴィア・リューネハイムは有名人なのかな?今も変装用の髪型をしてるし……。
ちなみにこの変装技術は本来この世界にはなかった物なんだけど、私が造ってみたらシルヴィアが思いの外食い付いたんだよね。
リコ「どっかで見た事があるような……」
シルヴィア「気のせいじゃないかなぁ?」
リコ「……そうだよね。ゴメンゴメン」
……どうやらシルヴィア・リューネハイム本人だとバレずに済んだみたい。ちゃんと原作を忠実に再現して造っているから普通はバレない筈なんだけど、リコは勘が鋭いところがあるから要注意だね。
カイト「リコ、余り他人に迷惑をかけるなよ」
リコ「え~?」
なんか仲良いよね君達……。もう結婚しちゃいなよ。
カイト「……ってあんたは!」
あっ、キャプテンカイトが私に気付いた。
リコ「何々?カイトの知り合い?」
カイト「彼女達の中で知ってるのは2人だけだ」
ベル「そういえば名乗ってなかったね。私はベル。よろしくね」
まぁこれからよろしくする事が余りない事を切に願う……。特に破壊神の方。
ベル「それで此方にいるのが私の仲間の……」
アリス「アリスです。ベルさんの露払いをしています」
ユキコ「私はユキコといいます。以後御見知り置きを」
……で、最後のシルヴィアの事はなんて言えばいいのかと思っているなかシルヴィアが先に口を開く。
シルヴィア「……私はシグルド。よろしくね♪」
……シルヴィアもといシグルドは偽名考えるの下手だと思うんだよね。案の定ユキコに詰め寄られているし……。
ユキコ(貴女は馬鹿ですか?あんなバレバレの偽名は最早偽っている意味がありませんよ)
シルヴィア(だ、だって咄嗟に出てきたのがそれだったんだもん!)
ユキコ(貴女は戦律の歌姫と一部で呼ばれているのに、捻り出した偽名がよりによってシグルド(戦律)とは……。コンキスタ号のキャプテンはともかく、RS海賊団のトップにはほぼ間違いなくバレています)
シルヴィア(うぅ~!!)
リコ「……まぁいいや。ベル達は面白そうな感じがするし、また会えると良いね!」
止めて。私をロックオンしないで!
リコ「じゃあ私達はそろそろ帰るね。バイバイ!」
そう言ってリコ達は鬼ノ島から出て行った。
カイト「……俺達もそろそろ帰るか。改めてあの時はありがとう。俺達は暫くパラポルトにいるから、そっちさえ良かったら寄ってくれ。礼がしたい」
ベル「……うん。覚えておくね」
まぁ私達は色々忙しいから、寄る暇ないと思うけどね!
今回はここまでです。
次回、新たな仲間と遭遇……?