戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

113 / 178
今回もよろしくです。


第12話 白くまアイスって偶に食べると美味しいよね

ルナを仲間にした私達は騒ぎにならない内にパラボルトを離れてツンドランドのトカラフ島に来ている。

 

トカラフ島といえばゲームでは主人公達が政府に依頼されて島の調査の為に度々訪れる所謂繰り返しクエストにあたる。

 

ルナ「寒~い!」

 

シルヴィア「ツンドランドの中でもこの島は特に寒いよね」

 

アリス「トカラフ島の寒さはベルさんの防寒対策に造られた服がなかったら凍死する位ですからね」

 

面子はアリス、シルヴィア、そして今回のメインのルナ。この島には彼女の実力を確かめる為に来たようなものだからね。それにしても此処は滅茶苦茶寒い……。

 

「ガァァァァッ!!」

 

シルヴィア「大きいね~!」

 

ルナ「白熊……なんだよね?」

 

アリス「あの白熊こそがトカラフ島名物の凶暴な白熊ですね」

 

凶暴であり、狂暴な白熊というのが個人の感想である。それにしてもマジで大きいな……。しかも周りには餓えた狼数匹が連れとしているし……。

 

ベル「じゃあルナを中心に戦ってね」

 

ルナ「私!?」

 

ベル「アリスとシルヴィア、そして私はそのサポートだね。狼の方は私達で片付けるから、白熊は任せたよ」

 

ルナ「わ、わかった!」

 

さてと……。じゃあまずは狼を倒しますか。とは言っても……。

 

シルヴィア「アリスちゃん、そっち御願い!」

 

アリス「了解しました」

 

 

バンバンッ!

 

 

シルヴィア「おっと。アリスちゃんに手出しはさせないよ!」

 

 

ドゴッ!

 

 

この2人が強すぎて私が戦う前に狼が全滅して出番がないんだよね……。

 

アリス「ベルさんはどっしりと構えていてください」

 

シルヴィア「そうそう!今回の敵は私達3人で充分だよ♪」

 

頼もしいなぁ……。じゃあ私は辺りに敵がいないか確認しつつ、蟻の観察でもしてよっと。

 

 

~そして~

 

蟻が人喰いゴキブリの死骸を運んでいるのをボーッと眺めていたらルナが白熊を倒した音がした。

 

ルナ「はぁ……。はぁ……。や、やっと終わった……」

 

ベル「御疲れ様。良い動きだったよ」

 

アリス「ですがまだまだ拙い動きが目立ちますね」

 

シルヴィア「でも綺麗な戦い方だよね。確かデジーマの道場で剣術を習ってたんだっけ?」

 

ルナ「うん、これでも道場では上から3強の強さだったんだからね!」

 

自慢気にルナは胸を張る。デジーマの道場って確か二階堂真琴(にかいどうまこと)ことマコトが通っていて、先生なんだったっけ?

 

ベル「ルナは船に戻ったらマスミとシロと剣術鍛練だね」

 

ルナ「了解~!」

 

アリス「私も久し振りに射撃訓練でもしましょうか」

 

シルヴィア「じゃあ私は歌の練習しよっと!」

 

ルナが鍛練をするのに対してアリスは射撃の訓練を、シルヴィアは歌の練習をする事に。シルヴィアは歌姫で通っているから、ほぼ毎日船の防音部屋で歌っている。

 

……私は次の進路をユキコとナナと一緒に考えておくかな。




今回はここまでです。

次回、貴族の町再び……?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。