戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第20話 新たな仲間は元奴隷?

今日の仕事はデジーマで月1で開催されている奴隷市場を潰す事と……。

 

ベル(奴隷達の中でも光る素材がいれば是非とも仲間にしたいと思って来た訳だけど……)

 

 

ザワザワ……!

 

 

滅茶苦茶賑わってるなぁ……。

 

アリス「此処が噂の奴隷市場ですか……。見ていて不快な気分になりますし、早速潰してしまいましょう」

 

ベル「気持ちはわかるけど、潰すのは私達の仕事じゃないよ」

 

アリス「……それもそうですね。彼等の活躍に期待するとしましょう」

 

よかった……。なんとか抑えてくれて。正直私も正面から叩き潰したい気持ちに駆られてるんだよ?でもそれをグッと堪えて、これからの為に戦力増強するのが私達の真の目的なんだから。

 

『さぁさぁ始まりました。月に1度の奴隷販売!本日も上玉を取り揃えています!!』

 

司会の人が次よ次よと奴隷の女の子を紹介する。まぁ言うだけあって確かに可愛い女の子か美人の女性ばかりだね。

 

ベル(そんな彼女達も今日限りで自由だよ……)

 

そう思いながら紹介を次々と見ていった。

 

 

~そして~

 

『それでは本日の目玉商品です!2人1組で、今回の中では最高傑作ですよ!!』

 

???1「…………」

 

???2「…………」

 

ベル(っ!へぇ……)

 

見付けた。光る素材の新しい仲間が……!

 

『さぁ彼女達のオークションを開始します。まずは1000万ペラから!』

 

この彼女達のオークションは今までの子達とは違ってかなりの高額からスタートしている。それも今まで買われていった奴隷達よりも……。最高傑作と言うだけあって高値で裁きたいのだろう。

 

それにしてもあの2人は顔が似てるな……。姉妹かな?

 

「1500万ペラ!」

 

「3000万ペラ出すぞ!」

 

「なんの!此方は5000万ペラ出すぞ!」

 

彼女達を買いたいと言う貴族達が挙って高額で買う事を宣言している。彼女達を他に取られるのは悪手だ。だからこれ等を凌駕する金額で彼女達を手に入れなければならない。

 

『5000万ペラで決定でしょうか!?』

 

今のところは5000万ペラが最高。それなら私が出すのは1億?それとも2億?いや、それだと上乗せしてくる可能性は十二分にある。それなら……!

 

ベル「10億ペラ出すよ」

 

私がそう言うと辺りが騒がしくなった。貴族達は驚愕の視線で此方を見ている。

 

『き、決まりました!10億ペラで2人の買い取りは決定です!』

 

どうやら私が出したら額で決まったようだ。ホッとしつつも私はアタッシュケースを奴隷商人に渡す。

 

ベル「はい、確認して」

 

「確かに受け取りました。では2人が付けている首輪の使い方について……」

 

ベル「ああ、それは結構だよ。なんとなくわかるから」

 

「ですが……」

 

ベル「いらないって言ったよね?お金はちゃんと払ったんだからどうしようと私の勝手だよね……?」ゴッ

 

「……っ!」

 

???1「っ!」

 

???2「っ!」

 

私が睨むと奴隷商人と姉妹らしき2人は震え上がった。そんなに怖いかな私?

 

アリス「そこまでにしましょう。此方の目的は既に達成している訳ですし……」

 

ベル「……そうだね。行こうか2人共」

 

???1「はい……」

 

???「は、はい……」

 

とりあえずこの2人を私達が泊まっている宿まで案内して……っと。

 

 

~そして~

 

ベル「私はベルだよ。まずは2人の名前を聞こうかな?」

 

???1「……私はユリと言います。この子は妹の」

 

???2「り、リミです……」

 

ユリとリミか……。フィジカル面だけで見たら姉のユリが戦闘で妹のリミがサポートで考えたいけど、本質はそれだけでもなさそうだし、その辺はゆっくり考えていこう。

 

ベル「ユリとリミだね。今後ともよろしく。じゃあ次は……」

 

私は2人に近付いて2人に付いている首輪を外した。

 

ベル「とりあえずこんなものはいらないね」ポイッ

 

私が首輪を捨てると2人は驚愕の視線で此方を見ている。

 

リミ「あ、あのっ!」

 

ベル「どうしたの?」

 

ユリ「私達は貴女の奴隷として買われたんです。なのに奴隷の首輪を外してどういうつもりなんですか?」

 

ああ、そういう事か。別に私達は奴隷を買ったつもりだはないからね。

 

ベル「私は奴隷なんて別にいらないからね。あと別に敬語じゃなくても良いよ。話しやすい様にして」

 

ユリ「じゃあなんの為に私達を……?」

 

ベル「私達はこれから起こる事に備えて仲間が欲しいんだよ。10億ペラを払ったのは2人の将来性に賭けての投資かな」

 

まぁあの10億ペラはそれだけじゃないけどね。

 

リミ「私達の将来性……?」

 

ベル「2人には戦いのセンスがある。それを見込んで私達に力を貸してほしい」

 

私は頭を下げる。いやマジで10億ペラも払ってるから2人に断られると心が折れるからね。

 

リミ「あ、頭を上げてください!」

 

ユリ「そうですよ!私達を奴隷じゃなくて1人の人間として見てくれる事に感謝しているんです!私とリミが役に立つのなら是非仲間に加えさせてください!」

 

リミ「わ、私もお姉ちゃんと同じ気持ちです!」

 

よかった……。とりあえず一安心だね。

 

ベル「じゃあこれからもよろしくね2人共」

 

ユリ「うん!」

 

リミ「はい!」

 

2人は返事をすると私の方を向いて……。

 

ユリ&リミ「私達を奴隷から解放してくださってありがとうございます!!」

 

礼を言った。なんか照れる……。

 

こうして新しい戦力が加わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜に私は外に出て市場まで来た。。此処でミライと待ち合わせをしている

 

そこは荒れ果てていて、市場の関係者は全員死んでいた。私はこの奴隷市場を潰すのをミライに頼んでいた。

 

昼間にコンキスタ号の人達が奴隷市場で囚われている人達を解放する仕事をしているという情報をユキコから聞いて、その止めをミライがやる事になった。

 

ベル「そっちは上手くいったみたいだね」

 

ミライ「ええ。けれど私はキャプテンカイト達と敵対しているから、私の印象は最悪ね」

 

そういえばミライはダイガザラ島で彼等と戦ったんだっけ?

 

ミライ「新しい戦力はどうかしら?」

 

ベル「実力は見てないからまだわからないけど、潜在能力はかなり高いかな。将来性に期待したいね」

 

ミライ「そう……。それは良かったわ」

 

本当にね。ユリとリミはナナ以来の逸材だよ。

 

ミライ「それとこれも返しておくわ」

 

ベル「ありがとう」

 

ミライが渡したのは昼間に奴隷商人に渡した10億ペラ。これも良かったよ。あのまま渡りっぱなしだったら私達まで路頭に迷うところだったしね。

 

ベル「この調子で御互いに仲間集めを頑張ろう」

 

ミライ「ええ」

 

私とミライは別行動。これはパライソタウンにいた頃からそうしている。

 

今は御互い仲間を集めているけど、私は表向きの仕事でミライは裏方……暗躍の仕事を担当している。これに関してはドラゴンボールの世界でも私が表舞台で頑張ってミライは暗躍だったもんね。

 

闇夜に消えていくミライを見て心配に思いながらも私は応援する。

 

ベル(頑張ってね……!)

 

この想いがミライに届きますように……!




今回はここまでです。

次回、ベル達は宝探しに出かける……?
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