戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
私はミライの横にいるミライに瓜二つの女の子を見てミライに尋ねる。
ベル「ミライは遂に影分身を習得したの?」
???「?」
ミライに瓜二つの女の子はきょとんとしている。何の事かわかっていないんだろう。
ミライ「何をくだらない事を言っているのかしら?」
当の本人が呆れた目で私を見ている。いやいや、なんで私が呆れられなきゃいけないのさ?
ミライ「影分身位ならやろうと思えば出来るわ」
やろうと思えば出来るんだ……。じゃなくて!
ベル「じゃあそのミライと瓜二つの子は一体……?」
ミライ「……ああ、この子の事ね。彼女に対する仕込みが終わったから、貴女達と合流してもらおうと思って連れて来たのよ」
???「初めまして、ミクと言います。これからよろしく御願いします」
彼女はミクと言うらしい。ミライと瓜二つという事はシンフォギアに出てくる小日向未来(こひなたみく)の事であり、前川でも、初音でもない井口裕香ボイスの可愛い女の子だ。
それにしても本当にミライと瓜二つだなぁ……。服装、顔立ち、髪型、声、スタイル、そして後頭部に付けているリボンまでもが全く同じ。それはまるで間違い探しの如し。
違いといえばミクに比べてミライがツリ目なのと、ミライがクールなのに対してミクはキュート寄りのパッションな感じの性格な位かな?
ミライ「ミクにはユキコ以上に手解きしてあるわ」
ベル「という事は主力戦力として考えても良いのかな?」
ミライ「ええ。実力としては貴女の次になるわね」
私の次って……。それ相当じゃん。戦闘力としてはミライ、私、ユキコ、ナナ、シロ、シルヴィア……って感じの順番なんだけど……。
ミライ「それもユキコよりも数段上になるわ」
ベル「ユキコの時点で人間離れした力を持ってるんだけど……」
ミライ「ミクの場合はあの力が大きな理由でしょうね」
ベル「あの力……?」
な、なんか嫌な予感がするんだけど……。
ミライ「見て貰った方が早いわね。ミク」
ミク「はい。……Rei shen shou jing rei zizzl」
ん……?なんか聞いた事のある歌?呪文?のような……。そう思っているとミクが突然光りだした。これってあれだよね?魔法少女とかである変身シーンだよね?
光りが止むとそこにいたのは……。
ミク「この格好も久し振りだなぁ」
ミライ「普段は使う事も余りないものね」
神獣鏡(シェンショウジン)を纏ったミクでした。この子はなんでシンフォギア使えるの?
ミライ「ミクの潜在能力を解放した結果よ。試しに詠唱して貰ったら神獣鏡を纏ったのよ」
ミク「初めてこの状態になった時は驚きました」
そりゃそうだろうね。私も驚いてるもん。
ミライ「更にミクは『シェム・ハ』の力も使えるわよ」
ベル「それって最早ミライと同じ神様の領域なんじゃ……」
それだと私よりも強いんじゃないの?
ミライ「今のところはまだベルが勝ってるわ。けれど実力に大差はないから、うかうかしていると抜かされるわよ」
ミク「ベルさんを越えられるよう頑張ります」
ドラゴンボールの世界では超サイヤ人ブルーをも越えた私と大差ないって……。もう彼女だけで地球滅ぼせるよ?
ミライ「それよりもミクも連れて此処を離れなさい」
ベル「……色々整理出来てないけど、わかったよ」
気になる事が多過ぎて混乱してるけど、コンキスタ号の人達が来る前に船に乗ろう……。
船に乗った後にミクを紹介するべく皆を呼んだけど、ユキコ以外は皆ミクをミライと勘違いをしていたから説明すると皆は驚いていた。そしてユキコはというと……。
ユキコ「確かにミライさんとミクさんは瓜二つですが、気配が全然違います。それにミライさんはミクさんに比べてツリ目ですし、性格もミライさんがクールタイプなのに対してミクさんはキュート寄りのパッションタイプです」
と言っていた。それに加えて……。
ユキコ「ですがミクさんと初めて会った時にミライさんと全く同じリボンを付けていたのは驚きました。これに関してはミクさんも驚いていました」
とも言っていた。まぁミライが付けているリボンは昔私がミライにあげた物なんだよね。あれは一応小日向未来が付けていたリボンを模している物なんだけど、まさかこんな事になるとは……。そりゃミクも驚く訳だよ。
今回はここまで。
次回、鬼ノ島にて……。