戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
カイトside
「鬼ノ島が見えてきました!」
カイト「よし……!上陸だ!」
俺達は鬼ノ島へと上陸した。
~そして~
エンゼル「わっ!何これ!?」
レン「島がきっちりと整備されてますね……」
カイト「どういう事だ?前に来た時は荒れ果てていたのに……」
ハーシバル「生き物が全然見当たらないな。街が出来そうな位整備されているな」
確かに……。カメダ海賊団の連中は此処に土地を開拓しようとしていたのか?何の為に?
「あっ、おまえ達はコンキスタ号の……!」
「姐さん達の情報通りだ!」
「待ち伏せて正解だったな!」
なんだと!?俺達が来るのがバレていたのか!?何処から情報が漏れていたんだ……?
カイト「皆行くぞ!」
『おうっ!』
考えても仕方ない。今は迎え撃たないとな。
~そして~
「くそっ……!」ドサッ
「こんな所で……!」ドサッ
「俺達はここまでだというのか……!」ドサッ
したっぱなのに随分強かったな……。まるでグントラムと戦っているみたいだった。
カンドリー「たった3人だけなのに無茶苦茶強かったな……」
ハーシバル「奥にはもっと強い奴等がいるんだよな?」
カイト「多分な……」
カメダ海賊団の残党……。一体何を企んでいるんだ?
カイトsideout
ミライside
「コンキスタ号の奴等がどんどん此方に向かってきます」
ミライ「そう……。残った貴方達も歓迎してあげなさい」
『はっ!!』
私の命令に従いしたっぱ達は進んでいった。
ミライ(彼等はグントラム以上の実力があるけれど、この程度の連中に苦戦しているようでは私達やこの先の……ゲートの向こうの存在には到底勝てないわよ?さて……。今の内に此方の準備も進めておきましょうか)
私はしたっぱ達がコンキスタ号の連中と戦っている間に『仕込み』を進めていく。
~そして~
ミライ(まぁこんなところかしら。これでデジーマの人達が自由に行き来出来る様になるわね。けれど……)
私が試そうとしている事によってこの島が更地になる可能性がかなり高いから、今までやってきた事が全て無駄になってしまうわね。
ミライ(……その辺りはコンキスタ号の連中に任せておこうかしらね)
そう思っているとしたっぱ達を倒してきたコンキスタ号の連中が此方に来た。
カイト「はぁっ……!はぁっ……!」
ミライ「……随分と疲弊しているようね?」
全員疲れきっているじゃない……。この先やっていけるのかしら?
ミライ「それでなんの用かしら?」
まぁ大体予測出来るけれど。
カイト「……カメダ海賊団の残党はあんた以外は全員捕まえたぞ」
ミライ「そう……。本当にそう思っているのなら甘いわね」
カイト「どういう意味だ?」
ミライ「知りたいなら教えてあげましょうか。まずカメダ海賊団は他にも沢山いるわ」
ハーシバル「それって……」
ミライ「貴方達の想像通りよ。私だけじゃなく各国にそれぞれ散り散りになっているわね」
まぁ散り散りになっているのはしたっぱ達だけで、主力戦力はユキコを除いて大体が1つに固まっているわね。稀にユキコが数人連れて仕事に行く位かしら?
ミライ「次にカメダ海賊団に入りたいと言う輩はまだまだ沢山いるわね。だからこれからもどんどん増えていくわ」
レン「そんな……!」
これに関しては私達が次々と人選しているから、入れる人間はその中でも100分の1もいないでしょうね。私達が認める人間じゃないといけないから、一定以上の実力がなかったり、許容範囲外の悪人は不採用にするので更に入れる人数は削れるわね。
ミライ「最後に私は捕まる気なんて更々ないわ。今回も御暇させてもらうわね」
カイト「逃がすかっ!」
ミライ「今回はこれが貴方達の相手をするわ」
私は懐から瓶を取り出して蓋を開けた。すると……。
カイト「な、なんだ!?」
エンゼル「キャプテン!上に何かが集まってるよ!」
魔封波の封印を解くと上に集まるのね。魔人ブウの封印が解除された時と類似しているわ。
そして上空で固まっていた物は段々と形になってやがて元の形に戻った。
カンドリー「ば、化物だ!瓶から化物が出てきた!」
ミライ「以前私が封印した生物よ。確か名前はムゲンダイナ……だったかしらね」
カイト「ムゲンダイナ……!?」
「ガアァァァァッ!」
ミライ「では私は失礼するわ。精々頑張る事ね」
カイト「ま、待てっ!」
「ガアァァァァッ!」
レン「キャプテン!化物が攻撃してきます!!」
カイト「くそっ!!」
キャプテンカイト達はムゲンダイナを相手にするのに必死になっている間に私はこの島を出た。
今回はここまでです。
次回、仲間の日常編……。