戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第30話 ゲートの敵は未知の存在

突如現れたゲートを見てそれぞれが萎縮している。

 

ベル「……皆、何時でも戦える様に準備しておいて」

 

『は、はいっ!』

 

ゲートからはまだ何も出て来てないけど、感じられる気配は相当なものだ。心して戦わないと死んでしまう可能性は高い。

 

ベル(少なくとも前の世界……パライソタウンでは感じる事のなかった強敵の気配……。このまま戦ったらルナに関しては確実にその敵に殺される。ルナのサポートをミクに頼んで、私とナナで前に出て戦うのが妥当か……)

 

ミク「来ますっ!」

 

戦術を考えているとゲートから何かが出現した。それは……。

 

???「メッチー!」

 

ナナ&ルナ「か、可愛いぃ~っ!!」

 

メッチーだった。確か女神転生シリーズで出て来たデビルの一種だったっけか……。

 

ルナ「滅茶苦茶可愛いよこの子!」

 

ナナ「そうだね。あの不気味な空間からこんな可愛い生き物が出るなんて信じられないよ……」

 

2人はメッチーを愛でようと近付く。ちょっ!危ないって!

 

ミク「っ!2人共近付いたら危ないです!」

 

ナナ&ルナ「えっ?」

 

ミクが2人を止めようとするけど、少し遅くメッチーは……。

 

メッチー「メッチー!」ビビビッ!

 

電撃を放った。不味い……!2人を庇おうとしているミクに当たる!そう思った私は……。

 

ベル「リフレクション!」

 

メッチーが放った電撃を上空に弾き、メッチーと対峙する。

 

ミク「ありがとうございます」

 

ベル「気にしなくて良いよ。ナナとルナはもう少し警戒心を持とうか。可愛いのはわかるけど、流石に無警戒が過ぎるからね」

 

ナナ「う、うん……」

 

ルナ「すみません……」

 

メッチー「メッチー……!」

 

私が電撃を弾いたのかメッチーは私から距離を取る。本当に見た目は超絶可愛いのに、なんでこんなに強い力を感じるんだろうね?

 

ベル(どうする……?ゲートがまだ開いている以上新手が来る可能性が高い。今のところはメッチー以外の気配は感じないけど……)

 

悩みつつもメッチーと一定の距離を取っている私達。するとメッチーは敵意を引っ込めて私に擦り寄った。

 

メッチー「メッチ~!」スリスリ

 

ナナ「わぁ……。ベルちゃんにスリスリしてる!可愛い~!」

 

ルナ「良いなぁ~!ベルさん羨ましい~!」

 

ベル「いや、そんなこんな事を言われてもねぇ……」

 

ミク「刷り込み効果でしょうか……?」

 

ベル「だとしたら最初に見たのはナナかルナになるよね?」

 

未だに私にスリスリしているメッチーを撫でながらメッチーが私に懐いている理由について考えてみる。

 

もしかして私が電撃を弾いたから……?それならミライ、ミク、ユキコ辺りもメッチーに懐きそうだけど……。まぁこれは戻ってから検証してみようかな?

 

ミク「でもこれからどうしましょうか?」

 

ベル「とりあえずこの島から出てデジーマに戻ろうか。皆の事も気掛かりだし……」

 

主に海鼠の内臓が耳に入り込んでいるという皆の体調が心配だしね……。

 

ベル(ゲートは閉じているみたいだし、ミライにメッチーの事を連絡しておこう……)

 

メッチー「メッチ~!」スリスリ

 

この出来事が切欠で世界が滅ぶイベントが発生する事になるんだけど、今の私達はまだそれを知らない……。




今回はここまでです。

次回、デジーマで待機している人達は……。
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