戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
カイト「な、なんじゃこりゃ~っ!?」
太陽に吠えろかな?そういえば一時期餡パンと牛乳が大ブレイクしたよね。私餡子食べると胸焼けするから食べないけど……。
ベル(なんて馬鹿な事を言ってる場合じゃないねこれは……)
霊感ゴーグル……命名シルフスコープを装着した皆はカイトと同じ様に叫ぶなり、声が出なくなるなりと様々な反応を見せていた。アリスでさえ冷や汗をかいている。
ベル(まぁ無理もないか。カイト以外は全員女性だからね)
レン「」
エンゼル「た、大変!レンちゃんが泡吹いて気絶してるよ!!」
ユキコ「まさかこれ程までとは……。これではまるで……」
アリス「この遺跡そのものが亡霊……!」
恐らくその推測は間違っていないと思う。私達が聞いた話からもう何年も経過しているからね。話題に挙がった数年前から怨霊が増えに増えた結果がこれという訳だ。しかも何が厄介かって……。
ジュン「キャプテン!攻撃が当たらない!!」
カイト「何だって!?」
この通り霊に攻撃が効いていないのだ。その上にこの馬鹿みたいな数だから現状此方が出来るのは亡霊達を刺激しない事だ。下手に刺激すれば霊は冒険者に乗り移り、味方を攻撃する……。こうして数々の冒険者が死んでしまったのが此処の亡霊達のやり方だ。
ベル(はぁ……。こんな事もあろうかと準備しておいて良かったよ)
私鞄から亡霊達に有効な武器を人数分用意した。
ベル「皆、今私が用意したのは霊体にも攻撃出来る武器だよ。剣が4つと銃が4つ。好きに取っていって!」
カイト「ほ、本当か!?」
ベル「効果は実証済みだから大丈夫」
ちなみに私が取り出したのはオニキリと魔弾ルガァである。どっちもパワポケ7の裏サクセスに出てくる武器だね。こういった事態を想定して造ったのが役に立った。
ユキコ「ふむ……。凄く軽いですね。それでいて……」
ズバッ!
ユキコ「よく効いています。威力も抜群だという事ですね」
アリス「流石ベルさんです。この銃は見た目に反してとても軽いです」
バンッ!
アリス「此方も威力は問題ありませんね」
ベル「予備の弾は此方で用意しているから心配ないよ」
アリスとユキコの戦いぶりを見て呆気に取られていた面子もそれぞれ武器を取った。
シルヴィア、ジュン、エンゼルは魔弾ルガァを、カイトはオニキリを使うようだ。そして私はというと……。
ベル「亡霊に乗り移られない様にレンを移動させるから、皆はそのまま攻撃を続けておいて!」
『了解!』
私はというと気絶したレンを安全な場所まで移動させるとはいえこの遺跡は亡霊まみれなので……。
ベル「結界発動!かの者を包み守れ!」
亡霊対策に習得した結果をレンの周りに発動させておいた。
ベル(さて、とりあえずこれで一安心……。でも長くは持たないから……!)
短期決戦であの亡霊達をぶち殺す(徐霊する)!
今回はここまでです。
次回、追い詰められた亡霊達は……。