戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

146 / 178
今回もよろしくです。


第45話 日常

インカの遺跡から帰って来て数日が経過した。あれからは特に何もなく、平和な日々を過ごしている。

 

私達は元カメダ海賊団であり、今も海賊として生きているけど、特にこれといった悪行はしていない。端的に言うなら私達は麦わらの海賊団みたいなポジションなのだ。

 

まぁそれはそれとして……。

 

ベル(部屋の見回りは終わったし、武器のメンテも一通り済ませてあるし、最近は海賊の数も減ってきたしなぁ……)

 

私達は海賊……特に悪行が目立つ連中を壊滅させている事を仕事にしているが、今残っている海賊達はRS海賊団みたいな人様(一部を除く)に迷惑をかけない人達ばかりなので、その仕事も最近はやっていない。

 

ベル(新しい武器を造るにもアイデアがないしなぁ……)

 

パワポケ裏サクセスに出てくる武器と防具、アクセサリは一通り『合成』したし、アイデアが出てきたら即時『合成』しているから暇は潰せる。最近ではユキコに白楼剣と楼観剣を『合成』したのが最後だったか……。ちなみにその2つは元ネタ通りの性能を発揮している。

 

ベル(この暇をどう潰そうかなぁ……?船の書庫にある本は全部読んだし、本を買うにも今は船の上だし、なんか今は身体を動かす気分でもないし……)

 

しかも私以外は全員仕事に行ったり、船から出て遊びに行ったり、身体を動かしたり、趣味に勤しんでいたり、メッチーの御守りをしたりしている。私だけハブ!?

 

ベル(はぁ……。とりあえず甲板に出るかな)

 

そうしたら何か良い暇潰しのアイデアが浮かぶかもしれないからね。

 

 

~そして~

 

ベル(風が気持ち良い……。船での行動は殆んど室内だから、外の風がこんなに爽やかとは思わなかったよ。これは絶好の航海日和だ……)

 

外は快晴、波風が涼しく、潮の香りが航海に出ている事を表している。

 

船は風向きや帆がなくても目的地まで自動で進んでいるからトラブルの心配はないし、もしもあったとしてもこの船のスピードなら余裕で逃げ切れるし、追い掛けてきたとしても目的地の島で迎え撃てば問題なし。

 

ベル(こうやってぼんやりと空を眺めるのも悪くないねぇ……。願わくばこんな毎日が続けば良いんだけど……)

 

現実はそんなに甘くない。海賊の数はかなり減ったけど、それでも船乗りや冒険者を脅かす存在はまだまだいるのだ。

 

それにミライの話によれば近日にゲートが開くとの事。何処にゲートが開くのかはまだ未確定らしく、他の幹部格達はゲートが開きそうな場所をミライが指定して調査している。

 

私も行こうとしたんだけど、アリスを始めとする幹部格全員がリーダーはどっしりと構えていてくださいどのように事なので、私はこうしてぼんやりしている。

 

本当にこれで良いのかなぁ……。




今回はここまでです。

次回、日常が突然終わりを告げる……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。