戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

159 / 178
今回もよろしくです。


第11話 1回裏

1回の表は上手く2点取る事が出来た。でもこれからも点が取れるとは限らないから、この2点で逃げ切るつもりで相手を抑えないとね。

 

ベル「ルナ、準備は出来てる?」

 

ルナ「はい!何時でも万全です!相手を完封……いえ、完全試合を目指す勢いで頑張ります!!」

 

ベル「それは頼もしいね」

 

ここでルナの性能を紹介。彼女の持ち球は直球とシュート、そして縦に割れるドロップカーブの3種類。これ等を使い分けてこれまで好成績を残してきたのだ。

 

ベル(それが彼等にどれだけ通用するか……。状況によっては秘密兵器を早い段階で投入せざるを得ないからね。ルナには5イニング3失点以内に抑えてほしいところだ)

 

そう思いながら左打席に立つハーシバルを見た。

 

ベル(ハーシバル……もとい羽柴はダッシュのゲーム内で最強のバッターとも呼ばれている選手……。不用意に投げると持っていかれる可能性が高いから、慎重に……低めのストレートで)スッ

 

ルナ(了解です)コクッ

 

それに彼等の後続は危険な選手ばっかりだし、なるべく少ない人数で切っておきたい。

 

ルナ「」ビシュッ

 

 

ズバンッ!

 

 

『ストライク!』

 

ヴァン「速いな……。ハガネ程とはいかなくても、130の後半は出ている」

 

カイト「コースも良いですし、迂闊に手を出すと凡打になるから注意しないといけませんね」

 

 

ガキッ!

 

 

ヴァン「……言ったそばから手を出したな。案の定セカンド正面だ」

 

カイト「だーっ!何やってるんだハーシバル!?」

 

ハーシバル「すまん……。打てそうだったからつい」

 

フランシス「ですがハーシバルさんを責める訳にもいきません。先発の彼女、凄く良い球を投げますから……」

 

ベル「ワンアウトー!このまま抑えて行くよー!」

 

『おうっ!!』

 

エンゼル「表の攻撃と言い、完全に向こうのペースだね……」

 

カイト「くそっ!このままじゃ……!」

 

 

~そして~

 

1番を抑えたのは良いものの、2番のナツミに四球で出塁されてしまった。

 

ルナ「ぐぬぬ……!私の完全試合が……!」

 

ベル「ちょっと慎重になりすぎたね。私も勝負を急ぎ過ぎた」

 

ルナ「そんな事ありませんよ。ベルさんはこれまでキャッチャーとして凄く頑張ってくれています!私もとても投げやすかったですよ!」

 

ベル「そう言って貰えると有り難いね」

 

実際これまでキャッチャーをやってきたけど、このポジション、超難しいよ!配球のあれこれや、ちょっとした動作、ピッチャーへの掛け声等々……。やる事が多すぎる!

 

ベル(とにかく、落ち着いて対処するとしよう……)

 

その後満塁のピンチを迎えたが、ルナの好投によってなんとか無失点で切り抜けた。

 

ルナ「あ、危なかった……」

 

ベル「ナイスピッチ」

 

2回の攻撃は向こう7番からで、此方は……私からか。勢いをそのまま継続させていきたいね。




今回はここまでです。

次回、3イニング目……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。