戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第27話 ヨウの正体

これはまだヨウを仲間にしたばかりの頃の話……。

 

ヨウ「……ちょっと良い?」

 

ベル「どうしたの?」

 

ヨウ「私の事について、話しておこうと思って……」

 

ベル「ヨウの?」

 

私が確認するとヨウはアリス達をチラリと見てから頷いた。もしかして誰かに聞かれると不味い?

 

ベル「……わかった。アリス」

 

アリス「なんでしょうか?」

 

ベル「私はちょっとヨウと話をしてくるから、3人で魔物を倒していって。魔法についてわからない事があったら連絡してね」

 

アリス「……了解しました」

 

何かを察したアリスはマスミとシロを連れて行って、私とヨウの2人切りとなった。

 

ベル「人払いした方が良かったでしょ?」

 

ヨウ「……うん」

 

ヨウ(やっぱり彼女は侮れないな……)

 

ベル「それで話って?」

 

人払いまでしてする話といえば何か秘密があるという事なんだろうか?例えば……。

 

ヨウ「……信じられないかもしれないけど、聞いてほしい。私は、この世界の人間じゃない」

 

実はヨウが異世界出身でした~っていう。って本当に異世界出身なんか~い!……まぁこれに関しては出会った時から多分そうだろうと踏んでいたからね。

 

ベル「……続けて?どうしてこの世界に来たのか」

 

ヨウ「驚かないんだ?」

 

ベル「まぁその話は後で」

 

ヨウ「……私は元々キングダム王国という世界の剣士だった」

 

キングダム王国って確かパワポケ4の裏サクセスの舞台になっていて、その幾年の時間が経過したのが、パワポケ10の裏サクセスの世界で、それ等がパワポケ14の表サクセスのカタストロフが起ききって安定してしまったもしもの世界だとかなんとか……。

 

ヨウ「……元の世界では伝説の勇者に匹敵する最強の剣士とも呼ばれた事もあって王様の護衛を任されていたんだけど、悪魔と戦っている最中に相手の術中に嵌まってしまって気付いたら……」

 

ベル「この世界にいた……と」

 

ヨウ「」コクッ

 

それにしても伝説の勇者に匹敵する最強の剣士かぁ……。あの剣捌きはそういう事だと思うと納得だね。

 

ヨウ「この世界に来たばかりの頃は何がなんだかわからず、迷っていたところにザム団の1人が私を見付けて拠点を与えた……」

 

ベル「そしてザム団の悪行はヨウにとっては看過出来ないものでも追い出されて路頭に迷った時の事を考えると何も言えず、逆らえずって事か……」

 

ヨウ「……ベルは何でもわかるんだね。その通りだよ」

 

ベル「何でもはわからないよ。わかる事だけ」

 

某猫の台詞をかまして私はヨウに話す。

 

ベル「ヨウが異世界から来たというのがわかったのかという理由は私もヨウと同じだから……かな」

 

ヨウ「私と同じ……?じゃあベルは……!」

 

ベル「私だけじゃないよ。アリス、マスミ、シロの3人もそれぞれ別の世界から来たのさ」

 

ヨウ「あの3人も……。道理で他の人達とは雰囲気が違うと思ってた」

 

あっ、やっぱりそういうのってわかる人にはわかるんだね?

 

ベル「じゃあ改めて自己紹介するね。私はベル。元の世界での名前は大宮鈴音だよ。よろしく」

 

ヨウ「……私はヨウ。キングダム王国ではヨウ・シュウゲツという名前だった。此方こそ改めてよろしく」

 

ヨウ・シュウゲツ……。名前を漢字で予測値すると陽秋月かな?なんか格好良い!

 

その後3人と合流した私達は改めてそれぞれの紹介をした。




今回はここまでです。

次回、霊感を求めて……。
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