戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
時間は午後6時30分。今日は色々考えたい事もあるし、未来と話をしておかないといけないし、あと1ヶ所寄って基地に戻るとしよう。そんな私達からだが向かったのは……。
鈴音「橋?」
十一郎「ああ、パライソタウンから本土へ行くための橋に行こうと思う」
成程ね。テレビでは封鎖されてると言われてたけど、実際どんな風になっているのかをこの目で見ておく価値はある。まぁそんな事よりも……。
梨子「ねぇねぇ坂柳、あたしの半径3メートル以内に近付かないでね」
有栖「そんな事を言うなら私に話し掛けなければいいのでは?それに私は石川さんに構うほど暇ではありませんので」
この2人だよねぇ……。宇宙人の基地破壊に向けてのパーティー編成も検討しないとね。
十一郎「おい2人共、喧嘩は止めろ。これ以上揉めるなら基地に置いていくぞ」
梨子「……はーい」
有栖「私は何もしていませんがね。石川さんが私に絡むのを止めれば万事解決だと思いますよ?」
確かに坂柳さんからは石川さんに絡んでない訳だからね、石川さんと坂柳の間に何があったかは知らないけど、 石川さんの態度は明らかに問題ありだと思う。
鈴音「坂柳さん、石川さんもそうだけど、この状況下において喧嘩をしている場合じゃないよ。矛をおさめて」
有栖「……そうですね。申し訳ありません鈴音さん」
梨子「……ふんっ」
互いに何処か納得してないみたいだけど、とりあえずこの場はなんとかなった。明日行くパーティーも未来達と考えておこう……。
~そして~
十一郎「着いたな」
鈴音「此処が橋だね」
有栖「ニュースで聞いていた通り封鎖されているみたいですね」
鈴音「少なくとも此処から脱出するのは無理かな?」
十一郎「そうだな……。今は無理そうだ」
ならやはり宇宙人を倒すプランが丸そうだね……ん?
鈴音「ねぇ、彼処に誰かいるんだけど……」
十一郎「本当か!?」
鈴音「うん、茶髪をポニーテールにしてて眼鏡をかけてる女の子」
眼鏡も普通の眼鏡じゃなくてグルグル眼鏡だし、多分神条紫杏で間違いないだろう。
十一郎「委員長がいるのか!?だったら声をかけてくるけど、ハタは立ってないよな?」
鈴音「うん、見た限りでは立ってないよ」
十一郎「じゃあ行って来る!」タタタッ
梨子「あっ、あたしも行く!」タタタッ
小波君と石川さんは神条さんの元へと走っていった。そんなに急がなくてもハタ人間は周りにいないのに……。
有栖「全く……。彼等は元気ですね」
鈴音「そうだね。でもこの状況ではその元気こそ必要なのかもしれないね」
有栖「そうですね……」
私が前にいた世界でもそうだったけど、私の側には元気な人間がいた。それに救われている部分もあったからね。
有栖「……鈴音さんは、鈴音さんはこの騒動が終わったらどうするつもりですか?」
鈴音「そうだね……。まだ具体的な事は決まってないけど、未来とまた別の所に行って問題がそこで起こっていたら解決する……そんな感じになると思うよ」
有栖「そうですか……」
鈴音「うん……」
有栖「…………」
なんか空気が重いんじゃよ!早く戻ってきて小波君達!
数分後小波君は委員長こと神条さんを仲間にする事が出来た。そういえば彼女はハタが立っていなくてもハタ人間側の可能性があるような描写をゲームで見たような……。これも未来達と相談しておくかな。
そんな気持ちを抱えて基地へと歩を進めた。
今回はここまでです。
次回、基地に戻り鈴音達は話し合いをする……。