戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
未来「3つ目は私と鈴音についてよ」
遂に話す時が来たか……。
恵理「響さんと大宮さんについて……?」
鈴音「私と未来が何者なのかという事だね。ホンフーさんは特に興味あるでしょ?」
ホンフー「そうですねぇ。私に完勝した響さんもそれに近い力を持っている大宮さんにも興味があります。貴女達は普通じゃない……」
ふ、普通じゃないって……。ちょっと傷付くよ……。
鈴音「今から話す事はとても信じられない事。でも事実である事を頭に入れておいてほしい」
私がそう言うと4人は息を呑んだ。
未来「私と鈴音は此処とは違う世界から来たわ」
恵理「此処とは違う世界……?」
有栖「所謂平行世界という事でしょうか……?」
鈴音「その認識でいいよ。……そしてこのパライソタウンや4人の存在は私と未来にとっては一部例外を除いてゲームに出てくるキャラクターになる」
一部例外というのは坂柳さんがゲームではなく小説や漫画やアニメのキャラクターだったり、本来このゲームには出てこないホンフーさんがいたり、白木さんと越後君が私と未来が知ってる2人じゃなかったりする事だけど……。
未来「その一部例外というのが先程指摘した白木さんと越後君が本来とは違う人間だということよ。だから私と鈴音は2人に違和感を感じた……」
恵理「そうなのね……」
越後「成程な……」
白木さんと越後君が納得すると次にホンフーさんが未来に質問する。
ホンフー「では私の事を詳しく知っているのは……」
未来「そうね。貴方も私と鈴音がやっていたゲームの世界の住人ということ。但し本来貴方は此処にはいない筈だった」
これに関してはなんて説明すればいいかわからないから割愛。更にホンフーさんは質問する。
ホンフー「私の事についてはわかりました……。しかし貴女達のその異常な強さについての質問に答えてほしい。貴女は格闘技をやっていたと言っていましたが、それだけで私が遅れを取りませんし、私が感じた異常な強さは手に入らない筈……」
まぁその説明もいるよねぇ……。
未来「私と鈴音が此方に来る前に別の世界で過ごしていたの」
鈴音「その世界は過酷な戦いの世界。生き残る為にはとにかく強くならなくちゃいけなかった……」
勿論ドラゴンボールの世界の事ね。ちなみに薬の調合なんかもそこで覚えました!
未来「その世界もフィクションの世界だから異常な力を使う人物ばかりだったわ。私と鈴音はそこで力を手にしたのよ。まぁ私が格闘技をしていたのは紛れもない事実だし、鈴音も幼少期は血の気が多くて喧嘩ばかりだったもの」
ちょっと未来さん?捏造は止めてくれません?……まぁ御転婆っていうかやんちゃだったのは認めるけど、そんなに喧嘩してないよ!っていうか喧嘩だって全部向こうから仕掛けてきたものばっかりだし!
未来「そしてその世界で生きた後にこの世界に来たの。この世界で起こっている次元の歪みというのがあって、私達の肉体年齢14歳まで遡ってしまったわ」
有栖「では御二人は本来14歳じゃなくて……」
鈴音「本当の年は秘密ね。隠すつもりはないけど、言ったら不味そうだし……」
それからも私と未来は転生についてあれこれ話した。本当なら聞くに堪えない与太話だと思われても仕方がないのに、4人はちゃんと聞いてくれた……。
今回はここまでです。
次回、鈴音と未来の話を聞いた4人は……。