戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
3日目。クラスメイト達の救出だけど、まだ救出してないのが大神博之(おおがみひろゆき)、有田修吾(ありたしゅうご)、堤篤宏(つつみあつひろ)、白瀬芙喜子(しらせふきこ)の4人。
あと大人は光山さん、小野さん、ドミオさん、椿さんの4人なんだけど、その内の1人の小野さんがいた筈の倉庫にホンフーさんがいたという話を未来から聞いた。だから他の3人も別の人間に成り代わっている可能性があるし、既に未来の小波君が来ているから1人変わっている可能性もある。
そんな3日目だけど、私と小波君以外の面子は……。
有栖「鈴音さんが行くなら私も行きます。私と鈴音さんは一心同体ですので」
1人目は坂柳さん。足が治ってからの彼女は戦闘能力が高い。彼女にハンドガンを持たせていたが、まるで使い慣れているかのような精度なので彼女にハンドガン最強武器を持たせても良いかなと思うくらいの宇宙人基地襲撃メンバー候補の1人。発言についてはスルーさせて頂く。
恵理「……まだ色々整理出来ていない部分もあるけど、今は救出と敵の撃破優先よね。私で良ければ力を貸すわ」
2人目は白木さん。人格が変わった彼女の戦闘能力は高い。坂柳さんがハンドガンを使う遠距離型なら、白木さんは近距離の格闘型。本来の白木さんは苦手な筈の格闘を最早経験者の如くこなす宇宙人基地襲撃メンバー候補の1人。それに彼女がいると白瀬さんを救出する事が来るしね(白木さんの人格が変わった事で白瀬さんの救出にどう影響するかわからないけど……)。
とりあえずはこの4人で行くことにした。私達の最優先は救出なのでメンバーは最小限で済ませた方がいいので……。
未来達素材収集メインの方は未来と万が一クラスメイトに出会した時兼サポート役の落田君と、前列の格闘アタッカーである青野君、そんな青野君と行動をしていた霧生さん、キャノン系統が得意武器の石田君、大人枠のホンフーさんで行くことになった。
その他のメンバーは留守番と唐沢教授の相手……はもう対爺さん◯の平山君だけでなんとかなりそうなので、もしもこの基地が見つかってしまった時に備えての迎撃メンバーという事で。平山君は2章できっと活躍出来るよ!!私も未来もゲームにおいてはずっとスキル粘ってたし。
鈴音「それで今日は何処に行くの?」
十一郎「とりあえず学校に行こうと思う。もしかしたらクラスメイトがいるかもしれないしな」
有栖「…………」
……?なんか坂柳さんの元気がないような気がする。もしかしなくても昨日の話し合いのせい?それに何か私に言いたげな表情をしているっぽいし、それなら……!
鈴音「小波君、白木さん、悪いけど、先に行ってもらっていいかな?」
十一郎「どうしたんだ?」
鈴音「ちょっと昨日造った武器の性能を確認したくてね。もしも不備があったら困るし」
十一郎「それは構わないけど、坂柳は先に行かなくても大丈夫なのか?」
鈴音「うん、今回『合成』した武器は坂柳さんが得意とする武器だからね。彼女が適任なのさ」
嘘は吐いていない。実際昨日『合成』した武器の中でも私の苦手なライフル系統の試運転もやってもらおうかなと考えていたしね。
恵理「話はわかったわ。行きましょう小波君」スタスタ
十一郎「あ、ああ……。俺達は学校に行ってるから」スタスタ
さて、2人が行ったところで……。
鈴音「坂柳さん、私に何か話があるよね?」
有栖「……やはり御見通しでしたか。鈴音さんには敵いませんね」
まぁ何か考え込んでるっぽかったしなぁ……。私を見ては何か言いたそうにしてたし。
有栖「確認させてください。……鈴音さん、貴女と未来さんはこの騒動が終わったら此処とはまた別の世界に行ってしまうんですよね?」
鈴音「……そうだね。そうなるともう坂柳さん達には会うこともないと思うよ」
有栖「……その時に私も着いて行きたいです。駄目でしょうか?」
……そうきたか。とはいえ全く予想していなかった訳じゃない。
鈴音「……こればかりは私の一存では決められないよ。未来にも聞かないとね」
未来「私は構わないわよ」
鈴音「未来!出発したんじゃなかったの?」
未来「私達の出発はもう少し後ね。此方も準備があるもの」
準備って何をするんだろう……?
未来「話を戻すけれど、次行く世界で仲間を増やせる可能性は限りなく低いから此処で仲間を増やせるのは此方としても助かるわ」
鈴音「……という事なので、騒動が解決したら親御さんと話し合ってね。私達は坂柳さんを歓迎するから」
有栖「はい、ありがとうございます……!」
未来「では私は準備に戻るわ」スタスタ
そう言って未来は部屋に戻っていった。さて、じゃあ次の目的を……。
鈴音「坂柳さんには昨日私が『合成』した武器を試してもらうよ」
有栖「そういえば言っていましたね」
鈴音「丁度外には蝙蝠が飛び交ってるし、早速御願い。まずはこのドラゴイーターから……」
有栖「……名称と見た目の割には軽い銃ですね。私が昨日使っていたハンドガンと同じタイプでしょうか?」
鈴音「その中でも最高の素材を使って造ったからね。出来も最高だったよ」
効力を見てみたら器用さ+15とか、素早さ+10とか連携LV6とか、威力も135とかゲームではありえない性能だし、こんなぶっ壊れ性能の武器や防具やアクセサリーが幾つも出来上がったんだよね……。
有栖「……いきますよ!」バンッ!
蝙蝠に一発命中して蝙蝠は燃え尽きた。この子は本当に拳銃やライフルを使う才能があるな……。
有栖「……使い心地は最高ですね。他にも試す武器はありますか?」
鈴音「うん。じゃあ次は……」
他にも坂柳さんにはキュウビとパニッシャーを使ってもらい、両方ともドラゴイーターと同様に完璧な腕前を見せてくれた。
有栖「これはとても強力ですね。ですがこれだけ強力だと……」
鈴音「うん、他の人がその性能を妬む可能性があるね。現に唐沢教授も私達を警戒してるようにも見える」
有栖「ではこれ等は彼等の前で使わない方が良さそうですね。鈴音さんに御預けします」
鈴音「それがいいかもね」
坂柳さんから3つの武器を預り、彼女には1章において最強武器のレイガンを渡しておいた。白木さんには強化バンテージを渡してるしね。
鈴音「じゃあそろそろ行こうか」
有栖「そうですね。小波君と白木さんを待たせていますし」
鈴音「そうだね」
小波君達も待ちくたびれているだろうし、早いとこ追い付かないとね!
今回はここまでです。
次回、再び港に来た鈴音達は……。