戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
未来side
倉庫前に着いた私達は早速中に入る。
???「」タタタッ
落田「……?今誰か通りすぎていかなかったでやんすか?」
青野「いや、俺は見てないが……」
石田「ボクも見てないよ~」
夏菜「私も見てないな」
ホンフー「私も見てませんが、人の足音が聞こえたから誰かいることは間違いないでしょう」
入るなりそんな会話が聞こえた。一瞬人影が此方に来たのはわかったけれど、誰かまでは確認していなかった。
未来(もしかしてまた原作外の人間かしら?)
これまで登場した原作外の人間から推測するにまだいるであろう人物は……。
未来(もしもそうだとすれば急いで追い掛ける必要があるわね)
落田「響さん、今誰かいたような気がするんでやんすけど……」
未来「わかったわ。追い掛けましょう」
夏菜「よっしゃ!私の銃が火を吹くぜ!!」
青野「霧生の銃は本当に火を吹くからな……」
ここでそれぞれに渡した武器を整理しておく。青野柴夫には強化バンテージ(光属性)を、霧生夏菜にはハンドブラスター(火属性)を、石田昭三にはサンダーキャノンを、ウ・ホンフーには強化バンテージを、落田君にはハタ人間と対峙した時に備えて水風船とそれ以外の敵に遭遇した時に使う手榴弾を渡しておいた。
……まだ3日目にも関わらず1章を余裕でクリア出来るレベルの武器達ね。
~そして~
???「はぁはぁ……。な、なんなの一体!?ハタを立てた奴に襲われるし、何処もかしこも連中だらけだし、逃げ込んだ倉庫にもいっぱいいるし……」
いたわね。原作外の人物が……。とはいえ彼女がいる以上このキャラクターがいるのは予測出来たけれどね。
???「はぁ!?なんなのあれ!?」
落田「あれはさっきの戦車でやんす!」
青野「倉庫にもいたんだな」
夏菜「おい、彼処で戦車に襲われているぞ!」
ホンフー「沢山いますねぇ。彼処にいる人はこのままだとやられてしまいます」
未来「いくわよ皆。準備はいいかしら?」
『おうっ!』
~そして~
バキッ!
???「ぐっ……!」ドサッ!
???(もう駄目。足が動かない……。誰か……!)
スパッ!
未来「どうやらギリギリだったみたいね」
ワークボットに襲われている人を間一髪で救出する事が出来た。……それにしても鈴音が造った雷神刀の威力は凄いわね。それに物凄く軽いし。
さて、今救出した人物は……これは想定内と言えば想定内ね。
???「…………」
当の本人は目の前の光景に対して唖然としている。まぁ到底受け入れられる事ではないから仕方がないのかしら。まぁそれは一旦置いておきましょう。
夏菜「未来!此方は終わったぞ!」
青野「しかし中々強かったな……」
石田「疲れた~」
ホンフー「あの敵ならグレムリンの力が使えそうですねぇ」
彼方も終わったみたいね。……というかウ・ホンフーが最初からグレムリンの力を使っていれば労力を抑えられたのではないかしら?
???「あ、あの……!」
未来「何かしら?」
???「危ないところを助けてくれてありがとうございました」
倉庫に入っていった人物は神室真澄(かむろますみ)だった。坂柳有栖がいるなら彼女がいる事も別段不思議ではないけれど、何故彼女は1人で行動していたのかしら?
真澄「わ、私は神室真澄っていいます。な、名前を聞いてもいいでしょうか?」
未来「響未来よ。敬語はいらないわ」
真澄「わ、わかった……。改めてありがとう響さん。それで聞いてもいい?」
未来「いいわよ」
真澄「今この町で何が起こっているのかを知りたいんだけど」
未来「わかったわ。……今から話す事は到底信じられない事なのだけれど、聞いて頂戴」
真澄「」コクッ
神室真澄が頷いたので、今起こっている事を大まかに話した。彼女は訝しげに聞いていたが、先程までの光景を見ると信じざるを得ないといった感じだった。
真澄「私も着いていく。救ってもらった恩を返したいから……」
という事で神室真澄が仲間になった。私の行動班には他作品キャラと縁がありすぎでしょう……。
今回はここまでです。
次回、最後のクラスメイトを目撃する……!