戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
病院を出た私達はエリア周辺をぐるっと回って特に宛のない歩き旅みたいにブラブラしている。ゲームだとエリア外の時間経過が超早いけど、今実際はどうなんだろう?体感速度的には特別速いという訳じゃないけど……。
???「あら?貴方達も無事だったのね」
十一郎「白瀬!?」
白瀬芙喜子。私達が救出する最後のクラスメイトで神木さんや白木さんからはフッキーって呼ばれているけど……。
恵理「あら、フッキーじゃない」
フッキー「アンタからそう呼ばれると違和感バリバリで寒気すら覚えるんだけど……」
確かに今の白木さんがフッキー呼びって違和感ヤバいよね。というか表記がフッキーになってるけど、いいのかな……?
十一郎「白瀬、俺達と一緒に行動しないか?白瀬の力が必要なんだ」
フッキー「嫌よ。私は1人で行動するのが好きなの」
恵理「とは言ってもそんな事を言ってられる状況じゃないわ。私は1人でも多い方がいいもの」
まぁそうだよね。私達救出班は1人でも多くの人を救うべく動いてるからね。
恵理「もし私達と一緒にきてくれないなら……!」
フッキー「な、何をするつもり?」
恵理「2学期以降の貴女の成績が悪くなるでしょうねぇ……」
フッキー「アンタ脅してるの!?」
恵理「脅してなんかないわよ。前々からフッキーの協調性のなさに先生方が手を焼いているって聞いた事があるから、それに響いて成績が悪くならない為にもここは協力した方が良いんじゃいかっていう話よ」
フッキー「それを脅しって言うんじゃない!……はぁ。もういいわ。アンタ達に着いていく。アジトは何処?」
そんなやりとりの末に白瀬さんは仲間になった。
~そして~
私の紹介も終わって白瀬さんに武器を渡すんだけど……。
鈴音「はい、これが白瀬さんの武器だよ」
フッキー「ふーん……。見たところ警察署にあった拳銃にそっくりね」
鈴音「使い心地をそこにいる敵で試してみて」
フッキー「敵……って何あれ?戦車?」
試運転の相手はワークポット。堅いから1発では倒せないだろうけど、練習相手としてはもってこいだ。
フッキー「如何にも手強そうだけど……っと!」
パンパンッ!!
十一郎「凄っ!!」
有栖「やりますね」
堤「頼もしいですね」
大神「ふっふっふ、流石は我がライバル!」
恵理「一体何故そこまで拳銃を使いこなせるの?」
フッキー「あー、感覚よ感覚。身体が覚えてたの」
射程は坂柳さんと互角、速度は圧倒的に白瀬さんが上、正確さは坂柳に軍配が上がる……。まぁ坂柳さんの場合はライフルやキャノンも使いこなせるから、ハンドガン系統は白瀬さんに巻かせて坂柳さんには他の武器を渡しておこうかな?
今回はここまでです。
次回、真夜中の素材集め!