戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
クラスメイトの救出を終えて私達は基地に戻ってきた……とほぼ同時のタイミングで未来達が帰ってくる。あれ?なんか見覚えのある人がいるんだけど……。
有栖「おや、真澄さんではありませんか」
真澄「坂柳!?あんたも無事だったんだ」
神室真澄……。坂柳さんがいるなら彼女がいてもまぁ不自然じゃないよね。っていうか未来は他作品キャラと縁があるよね。羨ましい。
真澄「あれ、あんた杖は?」
有栖「先天性疾患は見ての通り治りました。此方にいる鈴音さんのおかげです」
あっ、神室さんが私の方を向いた。
鈴音「どうも」
有栖「それと私は今後鈴音さんに着いていきますので」
真澄「あんたが?人の下に付くのが嫌いなあんたが?」
そうだよね。坂柳有栖といえば自分が女王だと言わんばかりのプライドがあって、誰かの下に付くのが嫌いなイメージあるよね。原作読んだ私もそんなイメージだし。
有栖「……そんな事を考えていた時期もありました。ですが鈴音さんになら私の全てを捧げていも良いと今では思っています。真澄さんにもいるでしょう?そんな人が」
真澄「……はぁ。やっぱり坂柳には御見通しって事か。まぁそこまで大袈裟でもないけど」
えっ?何々?なんか展開についていけないんだけど。あと坂柳さんはそんな恥ずかしい台詞を言わないで!
真澄「私は今日響さんに助けてもらった……。だから私は響さんに恩を返したい。響さんが困っていたら助けになりたい」
未来「……別に感謝されるような事はしてないのだけれど」プイッ
あれは照れてるな……。未来も可愛いとこあるじゃん。
未来「下らない事を考えてると殴るわよ?」
やだ!私の考えてる事筒抜け!?
~そして~
この基地も人が集まってきたなぁ。20人はいるんじゃないの?そんな事を考えていると未来が立ち上がる。
未来「さてと」
鈴音「今日も行くの?」
未来「勿論よ。素材は多いに越したことはないもの」
確かに。逆鱗シリーズのアクセサリーはなるべく多い方が敵の攻撃を上手く防ぎやすいからね。
鈴音「そういえば何処に素材を取りに行ってるの?」
未来「そうね……。説明するよりも来てもらった方が早いかもしれないわ」
鈴音「えっ?行ってもいいの?」
未来「ええ。随分変わった仕掛けもあったし、人数によって手に入る物が違ったりするかもしれないわ」
何それめっちゃ気になる。
鈴音「じゃあ行こうか」
有栖「何処にですか?」
……なんか物凄く自然に坂柳さんと神室さんがいるんだけど、何時からいたの?
未来「私が立ち上がる前から2人共いたわよ」
嘘!?全然気付かなかった!
未来「……貴女、此処に来てから相当鈍ってしまっているみたいね。素材収集の序でに鍛えてあげるわ」
鈴音「い、いや、気持ちだけで十分だよ」
未来「遠慮はいらないわ。その弛んだ根性を叩き直してあげる」
わーい畜生!
真澄「あの、私も行ってもいいかな?」
有栖「私も行きます」
2人も来るのん?しかも坂柳さんに至っては疑問系じゃなくて着いていく気満々だし……。
未来「構わないわ。時間が時間だけに危険が伴うわ」
真澄「私は構わない。響さんに恩返しをしたいから、どんなに雑用でも使ってほしい」
……なんか未来と神室さんが師弟の関係っぽくなってる。
有栖「鈴音さんのいるところに私ありです」
坂柳さんなんか私の事好きすぎない?最早ストーカー手前だよ?
未来「ではこの4人で行きましょうか」
鈴音「これ以上人数が増えるのは好ましくないもんね」
なんせ動きが大変な事になりそうだし、最大でも4人の方が良さそう。
時刻は22時30分。私達4人は真夜中の素材収集へと向かいます。
今回はここまでです。
次回、素材収集の途中で鈴音達が見たのは……。