戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第32話 遅めの4日目もトークタイム&武器のメンテナンス

ふぇぇ……。疲れたよぅ。未来がスパルタ過ぎる。……というか私が弛んでしまったのって未来から抑制の呪詛を受けたからじゃん!私悪くないよね!?なのに酷い扱いだよ全く!!

 

時間は……朝の9時か。未来も休んでるし、私も休むとしよう。

 

 

~そして~

 

起きると昼過ぎでした。5時間くらい寝たから元気いっぱいだぜ!

 

有栖「おはようございます、鈴音さん」

 

真澄「おはよう、大宮さん」

 

坂柳さんと神室さんが挨拶してくれた。

 

鈴音「おはよう2人共。未来は?」

 

有栖「未来さんなら今昼食を作っています。この基地にいる全員分」

 

そういえば未来と霧生さん、カレーなら村山君は料理担当だったね。白木さんも最低限は出来るらしいけど、この場は得意な人に任せる方が良いとの事で御手伝い担当だそうだ。ちなみに私と坂柳さん、神室さんも此方側ね。

 

ちなみに今日は霧生さんが出てるから未来と手伝いの白木さんだけである。

 

未来「そろそろ出来るわよ。鈴音も起きたなら此方を手伝いなさい」

 

エプロン姿で未来が出てきた。……エプロンめっちゃ似合う!将来結婚するなら未来みたいな家庭的な人が良いよね。

 

未来「ば、馬鹿な事を思ってないで手伝いなさい!///」

 

有栖「……私も手伝います」ムスッ

 

あれ?なんで顔赤いの?あと私の考えてる事はやっぱり筒抜けなの?でもそんな未来を見るのは新鮮な気がする。そして坂柳さんはなんでそんなに不機嫌なの?

 

真澄「……大宮さんって朴念仁って言われた事ない?」

 

神室さんは神室さんで理不尽だな……。そんな事言われないよ!鈍感系主人公じゃあるまいし!!

 

昼食はとても美味かったです。流石未来だね!

 

 

~そして~

 

食事の後は武器のメンテナンス。昨日の今日で悪くなってるとは思わないけど、手持ち無沙汰だから御手入れしないと落ち着かないの!未来は小波君達の所に行ったし。

 

有栖「真澄さんは私と別れた後はどうしてたんですか?」

 

メンテをしていると坂柳さんが神室さんに未来達に出会う前の話をしていた。うん、坂柳さんの機嫌が治っているようで良かった。

 

真澄「私は家に帰る前にショッピングモールで買い物をしようとしたんだけど、入った瞬間にハタ人間が私にハタが立ってないって指摘してきたんだ」

 

よくある展開だねぇ。

 

真澄「それでモールの何処もかしこもハタ人間だらけでさ……。囲まれた時は側に落ちてあった木刀を使ってその場を凌いだ」

 

有栖「やりますね」

 

神室さんって結構適応力高いよね。初のハタ人間以外の戦闘なのにも関わらず、ライトサーベルを上手く使いこなせてたし。

 

真澄「それでも数が多くて1度モールを出て色んな所を回ったんだけど、ハタ人間って何処にでもいるんだよね。公園にも、橋にも、港にも病院にも……」

 

有栖「とは言えモールに比べたら比較的ハタ人間は少ないと思いますよ」

 

真澄「まぁモールに比べたら少なかったんだけど、安全とまではいかなかったから最後に目を付けた倉庫に逃げ込んだんだ」

 

有栖「それでハタ人間から逃げ込んだのは良いものの、今度はワークボットが現れて木刀で対処しようも数が多くてやられる寸前になり……」

 

真澄「そこで響さん達が助けてくれたんだ。響さん達には命を救われた……。だから私はその恩返しがしたい。それが宇宙人の基地破壊だって言うならそれも協力するつもり」

 

有栖「成程……。真澄さんは経緯は違えど、私と同じ恩返しが目的という訳ですね?」

 

真澄「そうなる……かな?」

 

有栖「では御互いに頑張りましょう」

 

真澄「うん……!」

 

うんうん、2人が仲睦まじくて良い感じだね。武器のメンテも捗ってるし、この会話をBGMにして頑張りますかね!




今回はここまでです。

次回、未来は小波達との合流に向かう……!

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