戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第36話 店長室の宝

椿さんと榎本?さんに会った後私達はモールに夕御飯用に御弁当を適当に探していた。

 

有栖「おや、榎本さん」

 

榎本「坂柳さん達……。また会ったね」

 

真澄「榎本はあの椿って人と行動してるの?」

 

榎本「そうよ。私学校外ではあの人と一緒にいる事が多いの」

 

なんかとんでもない事を聞いてしまった。椿さんの日常って戦争とかのイメージが多いから、彼女も一緒になってドンパチしてるのかな?

 

あとどうでもいいけど、2人の外見を比べると椿さんと榎本さんの関係が援助な交際をしているみたいに見える。決して口には出さないけど……。

 

有栖「榎本さんはあの椿という人とは援助交……」

 

真澄「ストップ坂柳。それ以上は流石に不味い」

 

どうやら坂柳さんも同じ事を思っていたらしく、口に出そうとしたところを神室さんが制した。ナイス神室さん!

 

榎本「えっ、ええっ!?つ、椿さんと援助交……///」

 

そして何故に彼女は満更でもない顔をしているのだろうか?

 

椿「……何やってるんだ榎本?」

 

榎本「つ、椿さん!?ま、まだ心の準備が……」

 

椿「……?さっきのガキ共もいるじゃねぇか。こんな所で何やってるんだ?」

 

鈴音「此方は食料調達ってとこかな。そっちは何を?」

 

椿「ちょいと店長室に用事があってな。丁度良い。榎本、ガキ共を連れて先に店長室に向かって御宝を回収しておけ。鍵は渡しておく」

 

おっ、店長室イベントか。本来は小波君達が椿さんに出会って店長室の鍵を拾う訳だけど、この場合は私達がその代わりって事だね。そもそも榎本さんは本来いない筈の人だけど……。

 

榎本「椿さんと……。椿さんと……///」

 

椿「……駄目だこりゃ。何が原因か知らんが、トリップしてやがる。おいガキ共、鍵はおまえらに預けておく。榎本が復活したら店長室に向かう様に言ってくれ」

 

鈴音「それはわかったけど、貴方はどうするつもりですか?」

 

椿「……ちょいと用事があるんだよ」スタスタ

 

そう言って椿さんは歩いていった。風来坊なだけあって自由人だね。

 

真澄「榎本?おーい……」

 

肝心の榎本さんは10分程トリップ状態になっていた。

 

 

~そして~

 

榎本「コホン……ッ!先程は大変見苦しい姿を見せてしまいました」

 

榎本さんが復活したので、私の自己紹介や何故坂柳さんが杖をついてないかを軽く済ませておく。その際の坂柳さんがする力説には榎本さんも軽く引いてたけど……。

 

有栖「榎本さんはあの椿という人の事が……」

 

榎本「えっ?な、なんの事かしら~?」

 

坂柳さんが榎本さんと椿との関係を聞いてきたら榎本さんが坂柳さんから目を反らしながら口笛を吹いていた。まぁ私も気になるところだけど、今は店長室に行くのを優先しておこう。

 

鈴音「坂柳さん、とりあえず今は店長室に向かうのが先だよ」

 

榎本「そっ、そうそう!合流する頃には店長室の物品を回収しておけって言われてるから急ぎましょう!」

 

捲し立てる様に榎本さんが言う。っていうかトリップしてても椿さんの話を聞いてたんだね……。

 

有栖「……それもそうですね」

 

榎本「た、助かった……」ホッ

 

有栖「では終わった後に洗いざらい吐いてもらいましょう」

 

榎本「た、助かってなかった……」ガクッ

 

真澄「ドンマイ、榎本……」ポンッ

 

榎本さんは項垂れ、神室さんが榎本さんを宥め、坂柳さんはそんな光景を見てはクスクスと笑っており、私は展開に置いてけぼり……。何このカオス?




今回はここまでです。

次回、店長室での決戦……!
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