戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
翌日、私達襲撃班は少しでも強くなる為のゲームで言うところのレベリングに向かっている。これについては満場一致で決まった事だ。
十一郎「それで俺達は何処に行くんだ?」
行き先なのだが、敵のレベルが通常よりも高い倉庫には未来達が行くから私達が行くのは公園か病院かモールになるだろう。それならば……!
鈴音「私達は病院に行こうか」
有栖「薬の採取ですか?」
鈴音「それもあるけど、彼処はハタ人間やライムが多くいるからね。それからモールで食料を取りつつも敵を倒していく。今日1日はそれの繰り返しだよ」
恵理「中々ハードスケジュールね……。そういえば大神君は連れてこなかったの?なんだか宇宙人退治に張り切っていたし、彼の剣捌きは中々のものだと思うけど……」
鈴音「う~ん……。彼は光る木刀を造ってあげたら滅茶苦茶嬉しそうに、満足そうにしてたから、そっとしておこうと思ってね」
実は榎本さんの方が剣術に長けていたとは口が割けても言えないよね……。
~そして~
所変わって病院。
有栖「今日もライムが沢山いますね」
榎本「なんでこんなに色とりどりなの……?」
椿「宇宙人ってのも中々ユニークな事してくれるじゃねぇか」
2階に上がると何処もかしこもライムだらけだった。このライム軍団でぷよぷよが出来そうなくらい多かった。
鈴音「ライムは知っている限りで緑、赤、黄、青の4種類いるけど、緑以外のライムはその色に合った耐性を持っているよ」
十一郎「色に合った耐性……?」
有栖「緑以外ですので赤、黄、青のライムはそれぞれ炎、雷、光に耐性がある……という事ですね」
十一郎「成程……」
鈴音「流石坂柳さんだね。理解が早い」
有栖「ありがとうございます」
何故そんなに嬉しそうにしてるんだろうね?
鈴音「坂柳さんが言ったように各色ライムはその色に合った耐性をしているけど、逆にそれ以外は弱点でもあるんだ」
恵理「つまり赤ライムだと雷と光で、黄ライムだと炎と光で、青ライムだと炎と雷で弱点を突けば良いわけね?」
鈴音「その通り。あと緑ライムは他の3色よりも少し属性耐久があるよ」
榎本「どういう事?」
鈴音「属性は大まかに分けて5つ。炎、雷、光……」
十一郎「さっき聞いた3つの属性だよな?他の属性は?」
鈴音「4つ目は無属性」
恵理「それは属性無しとは違うのかしら?」
鈴音「その認識も正しいよ。でもさっきも言ったように緑ライムの場合は誤差程度の耐久差だけど、これが敵によっては無属性じゃないと倒せないというケースもあるからそれを頭に入れておいてね」
実際2章後半は無属性武器も重宝する場面があったからね。
椿「無属性ってのはわかったが、5つ目の属性はなんだ?」
鈴音「5つ目の属性については皆既に知っている筈だよ。これまで何度も使っていたからね」
椿「……成程な。そういう事か」
いまので椿さんは察したみたい。坂柳さんも白木さんも榎本さんも反応は違えど、理解はしている様子。そして小波君が訪ねる。
十一郎「じゃあ5つ目の属性って……」
鈴音「そう、皆がこれまで相手にしてきたハタ人間に使っていた水属性だよ。逆に水属性はハタ人間相手以外だと大したダメージにならないから注意してね」
さて、軽く属性について説明したところで早速レベリング開始!
今回はここまでです。
次回、一方未来達は……。