戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
私達は少し休憩してから3階に登ったんだけど……。
十一郎「な、なんじゃこりゃー!?」
恵理「いくらなんでも異常事態過ぎるでしょ!?」
有栖「……外にいるハタ人間やライムは全てこの病院から出て来たという可能性がありますね」
椿「……何時からこの病院はこんな世紀末になったんだ?」
榎本「……これってこの騒動が解決したら仕事として残党狩りを此処でする事になるのかな?」
5人が驚くのも無理はない。3階にはなんと1階、2階とは比べ物にならない数のライムとハタ人間が彷徨いているんだから。
こうなるとハタ人間とライムが交互に、混合で襲ってくるのが1番最悪なパターンとなる。ならば……!
鈴音「ここからは3人ずつに別れようか。白木さん、椿さん、榎本さんはハタ人間達の相手を、私、小波君、坂柳さんはライム達の相手を担当という事で……。決してグループをバラけさせたら駄目だからそれに注意してね」
『了解!』
~そして~
鈴音「坂柳さん、そっちに何体か行ったよ!」
有栖「了解です」バンッ!バンッ!
相変わらず坂柳さんの銃捌きは凄い。この面子で1番ハンドガンの扱いが上手いだろう。
有栖「小波君、そちらに複数体のライムが向かいました」
十一郎「ああ、わかった!」ドンッ!ドンッ!ドンッ!
小波君はヒートキャノンの使い方に慣れてきたのか的確に使いこなしている。
十一郎「大宮さん、ライムが10体行ったぞ!」
なんで私だけ10体も来るの!?
鈴音「もう、しょうがないなぁ……」ドガガガッ!バンッ!バンッ!
私は近くのライムを格闘で、少し遠くのライムをハンドガンで往なしていく。
有栖「惚れ惚れするする戦い方ですね」
十一郎「本当に戦い慣れしてるなぁ……。的確に対処していってるし。何者なんだ?大宮さんって……」
2人からそんな会話が聞こえる。私格闘戦はともかく、銃を使うのはこの世界で初めてだからねぇ……。未来は何度か使った事があるらしいけど……。
あと小波君が訝しげに此方を見てるし……。彼にも私と未来の正体を話した方が良いのかなぁ?
恵理「このっ……!」バシャッ!バシャッ!
ハタ人間側を見てみると白木さんが丁寧にハタ人間を処理していってる。白木さんは格闘系統を得意としているけど、ハンドガン系統も得意のようだ。本当に元の白木さんと真逆だなぁ……。
恵理「榎本さん、そっちに何人か行ったわ!」
榎本「ありがとう、白木さん!はっ!」バシャッ!バシャッ!バシャッ!
榎本さんの得意武器は刀剣だけど、ハンドガン系の使い方も悪くない。器用さも決して低くはないだろう。
榎本「椿さん、御願いします!」
椿「ああ、わかった。よっ……と」バシャッ!バシャッ!バシャッ!バシャッ!
椿さんにはDQT2000を持たせているけど、相変わらず上手く使えてるね。この分だと向こうも問題無さそうで良かったよ。
このハタ人間とライムによるぷよぷよ状態が終わるまで実に5時間かかった。
今回はここまでです。
次回、鈴音達がレベリングしている間に未来はある人物と会話する。