戦いの世界を生き抜いた女主人公は様々な世界で冒険するようです。 作:銅英雄
あれからは特に何事もなく……強いて言えばハタ人間兵隊バージョンとドンパチしたり、宇宙怪物と戯れたり、人喰いゴキブリを退治したり、赤や青や黄や緑のライムをぷよぷよしたり、基地内にウヨウヨいるギャスビゴー星人を駆逐したりしたくらいかな?
そんな訳で現在地下8階まで来ました!
十一郎「何かそこにいるぞ!」
小波「あれは……小型UFOだな。あれから発射されるレーザー攻撃は後列を狙ってくる。少年と坂柳は十分に気を付けてくれ」
うむ、解説の仕事を小波さんがやってくれるから、私の仕事がないね。心置きなく小型UFOを倒させてもらうとしよう。
梨子「敵が攻撃する前にやっつければ良いんだよ!」
ホンフー「そうですね」
真澄「うん、賛成」
この前列組は頼もしいねぇ。私は前列組の援護をしながら後列組への攻撃を守りますかね。おっと、早速坂柳さんに攻撃が……。リフレクション!
バチィッ!
十一郎「凄っ!レーザーを素手で跳ね返した!」
鈴音「グローブしてるから素手って訳じゃないけどね」
グローブで弾いたレーザーは見事小型UFOに命中。手応えありありだね!
有栖「ありがとうございます。鈴音さん」
鈴音「気にしないで。仲間を守るのは当然なんだから」
有栖「///」
何故か顔を赤くしている坂柳は置いといて、この調子で倒していこう。
~そして~
小型UFOを全滅させた。ゲームだと厄介だけど、石川さん達の言うようにやられる前にやってしまえばどうってことはない相手だね。さてと……。
「…………」
十一郎「うわっ!な、なんだコイツは!?」
小波「コイツはパワードスーツか……?それにしてはなんか違和感があるような」
小波さんが言っていたパワードスーツは見た目が白いギャスビゴー星人の事である。しかし……。
「…………」
「…………」
真澄「後ろにも2体いるよ!」
小波さんが言うようにこのパワードスーツ、なんか違和感があるよね。なんだろうか……?
ホンフー「なんにせよやらなければやられるのは此方です」
有栖「そうですね。さっさと倒してしまいましょう」
ホンフーさんと坂柳さんの言葉で皆が臨戦態勢に入った。まぁ倒さないと此方がハタ人間にされる訳だし、やりますか。
~そして~
十一郎「これで止めだ!!」ドンッ!ドンッ!ドンッ!
「…………」ドサッ!
「…………」ドサッ!
「…………」ドサッ!
小波君のヒートキャノンでパワードスーツ3体を倒した。
小波「……それにしても違和感の正体はなんだったんだ?」
有栖「おや……?」
鈴音「坂柳さん、どうしたの?」
有栖「いえ、あのパワードスーツに何やらチャックのようなものが……」
坂柳さんの指摘通りこのパワードスーツはチャックが3体共着いている。何故だろう。このチャックを開けない方が良いような気がするのは……。
ホンフー「……怪しいですね。開けますか?」
小波「……正直開けるのには反対なんだが、宇宙人達の攻略に繋がるなら開けた方が良いんだろうな」
十一郎「なら俺は開けた方が良いと思います」
小波君の意見でパワードスーツのチャックを開ける事になった。
ジジジー……。
チャックを開けると……。
十一郎「えっ……?」
梨子「嘘でしょ……!?」
真澄「これ、本当なの!?」
有栖「……流石にこれは笑えませんね」
小波「おいおい、俺の時はこんなのなかったぞ」
チャックを開けパワードスーツの中に入っていたのはなんと人間だった。
今回はここまでです。
次回、衝撃の真実を目の当たりにした鈴音達。同時刻に未来達は……。